2024年第62回GⅢ京都金杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年京都金杯の注目馬を分析!                        

京都金杯の特徴

GⅢ京都金杯は第1回京都開催初日に行われる芝1600mハンデキャップ戦です。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭馬で優先出走権が与えられます。また地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2024年京都金杯出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 メイショウシンタケ ワールドエース 牡6 浜中俊 辻牧場
千田輝彦 (栗東) アドマイヤコジーン 57kg 松本好雄
1 2 コレペティトール ジャスタウェイ 牡4 岩田康誠 社台ファーム
中竹和也 (栗東) コロナドズクエスト 54kg 加藤誠
2 3 ルプリュフォール ロードカナロア 騙8 秋山慎一郎 社台ファーム
松永幹夫 (栗東) サンデーサイレンス 57kg 名古屋友豊
2 4 トゥードジボン イスラボニータ 牡5 藤岡佑介 社台ファーム
四位洋文 (栗東) Yesbyjimminy 55kg 青山洋一
3 5 ダノンタッチダウン ロードカナロア 牡4 北村友一 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) Dansili 57kg ダノックス
3 6 シャイニーロック ベルシャザール 牡8 酒井学 川向高橋育成牧場
佐々木 晶三(栗東) Rock of Gibraltar 57kg 小林 昌志
4 7 タイムトゥヘヴン ロードカナロア 牡6 幸英明 オリオンファーム
戸田博文 (美浦) アドマイヤベガ 57kg DMMドリームクラブ
4 8 サヴァ アイルハヴアナザー 牡6 松若風馬 大北牧場
上村洋行 (栗東) ブライアンズタイム 56kg 藤田孟司
5 9 セルバーグ エピファネイア 牡5 松山弘平 前谷武志
鈴木孝志 (栗東) キンシャサノキセキ 57kg 桑畑夏美
5 10 アンドヴァラナウト キングカメハメハ 牝6 武豊 ノーザンファーム
池添学 (栗東) ディープインパクト 55.5kg サンデーレーシング
6 11 セッション シルバーステート 牡4 坂井瑠星 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) Dubawi 55kg 林正道
6 12 ビューティフルデイ ディープインパクト 牝6 西村淳也 タイヘイ牧場
国枝栄(美浦) Kingmambo 55kg タイヘイ牧場
7 13 マテンロウオリオン ダイワメジャー 牡5 太宰啓介 ムラカミファーム
昆貢 (栗東) キングカメハメハ 58kg 寺田千代乃
7 14 アルナシーム モーリス 牡5 鮫島克駿 ノーザンファーム
橋口慎介 (栗東) ディープインパクト 57kg ライオンレースホース
7 15 ドーブネ ディープインパクト 牡5 吉田隼人 社台ファーム
武幸四郎 (栗東) Footstepsinthesand 58.5kg 藤田晋
8 16 ドルチェモア ルーラーシップ 牡4 団野大成 下河辺牧場
須貝尚介 (栗東) ディープインパクト 56kg スリーエイチレーシング
8 17 フリームファクシ ルーラーシップ 牡4 川田将雅 ノーザンファーム
須貝尚介 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 金子真人H
8 18 アヴェラーレ  ドゥラメンテ 牝6 A.ルメートル ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) Harlan’s Holiday 56kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!京都金杯の注目馬分析

ダノンティンパニー

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
ランニングパール Marju ラストタイクーン
Flame of Tara
ジョコンダII Rossini
La Joconde

ダノンティンパニーはこれまで7戦6勝2着1回セレクトセールで1億6千万円の高馬ですが、デビューは園田で3連勝。その後JRAに移籍し、4戦3勝2着1回。前走阪神芝1400m3勝クラスを1人気で危なげなく勝ち上がっています。

ダノンティンパニーの父はディープインパクトアイルランド産の母ライトニングパールは英短距離GⅠ勝ちがある3勝馬。母の全弟は宝塚記念と香港ヴァーズ勝ちのサトノクラウンという良血。

6勝中4戦は1400m戦。ただしマイル戦も2戦1勝2着1回で、持ち時計も1分32秒6と時計勝負にも十分対応できます。またディープインパクト産駒らしく末脚も確かで、33秒台で上がれます。

今回のハンデはOP勝ちすらないも関わらず56.5kg前走より0.5kg軽いものの、他の馬から見ればやや見込まれた印象。ただし2走前に58kgを背負って圧勝しているため、56.5kgならやはり勝ち負け。

ドーブネ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
プレミアステップス Footstepsinthesand Giant’s Causeway
Glatisant
Primissima Second Set
Princess Taufan

ドーブネはこれまで14戦6勝2着2回3着1回市場取引5億円超えの高馬ですが、重賞は4戦し、昨年の中山金杯3着が最高ここ2戦で芝1600mLクラスを2連勝。京都金杯に駒を進めています。

ドーブネの父はディープインパクト。アイルランド産の母プレミアステップスは海外で3勝。近親にこれといった活躍馬はいません。血統内に大種牡馬アルザオの3×4の濃いクロス、また父ディープインパクトと相性が良いストームキャットの血を持っています。

3歳春以降は1800~2000mを中心に使われていましたが勝ち切れず、距離を短縮した1600m戦で2連勝なので、今まで距離が長かったのが敗因。

好走しているのはいずれも逃げが決まった時持ち時計も1分33秒3で、早い時計が出やすい京都マイルでは若干心許ない印象。また今回はLクラス連勝が評価されトップハンデの58.5kg、前走より1.5kgも重くなり、最後の粘り込みに影響が出る可能性が大。抑えまで。

トゥードジボン

イスラボニータ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
イスラコジーン Cozzene
Isla Mujeres
コッパ Yesbyjimminy Yes It’s True
Sisters Creek
Diplomatic Angel Valid Appeal
Royal Angelique

トゥードジボンはこれまで12戦4勝2着2回3着1回朝日杯フューチュリティSとアーリントンCに挑戦していますがいずれも掲示板に載れず。その後は2勝クラス脱出に手間取るものの、昨年秋に軌道に乗り京都芝マイル戦2連勝。

トゥードジボンの父は皐月賞馬のイスラボニータ。米国産の母コッパは米ダート短距離GⅢ勝ちがある3勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

12戦中10戦が芝マイル戦。持ち時計は1分32秒で、ここ2戦は逃げ切り勝ち。前走も1分33秒2、上りも33秒6でまとめています。今回は同型馬のドーブネが相手も、相手はトップハンデの58.5kgに対し、トゥードジボンは55kg。持ち時計も上回っているので、条件的にはこちらが上か。

ただし父の産駒はGⅢで2勝しか挙げておらず、底力は疑問。連下で。

ダノンタッチダウン

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
エピックラヴ Dansili デインヒル
Hasili 
Leopard Hunt Diesis
Alcando

ダノンタッチダウンはこれまで6戦1勝2着2回2歳時にデイリー杯2歳S、朝日杯フューチュリティSで2着し、NHKマイルカップでも4着。休み明けだった前走富士Sでは7番人気で11着、優勝馬から1.4秒差も付けられ惨敗しています。

ダノンタッチダウンの父はロードカナロア。母エピクラヴはアイルランド産で仏国芝1800mGⅢの勝ち馬で、芝2000mGⅠでも2着。ダノンタッチダウンの半兄でジャスタウェイ産駒のダノンザキッドはホープフルSの優勝馬。

前走富士Sでは休み明けで掛かってしまい初の逃げでゴール前失速。本来末脚勝負の馬なので、結果は度外視。3歳春も皐月賞惨敗からNHKマイルカップで巻き返しているので、精神的なダメージは無いと思われます。

今回は叩き2戦目で、メンバーも前走に比べれば手薄。今回のハンデは56kgで前走より1kg増も、馬体重が540kg以上ある大型馬で、NHKマイルカップで57kgを背負い4着しているので斤量負けは考えられません。血統的にも勝ち負け。

メイショウシンタケ

ワールドエース ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マンデラ Acatenango
Mandellicht
アドマイヤビアン アドマイヤコジーン Cozzene
アドマイヤマカディ
アドマイヤララピス Be My Guest
Elevate

メイショウシンタケはこれまで21戦5勝2着1回昨年のサマーマイルシリーズ全戦参戦し、米子Sで1着、GⅢ3戦は8着、5着、4着の成績も、上りは全戦でメンバー中3番手以内秋は全休し、京都金杯からの始動です。

メイショウシンタケの父はディープインパクト産駒のワールドエース。アドマイヤコジーン産駒の母アドマイヤビアンは芝中距離の1勝馬。

母の半兄でフォーティナイナー産駒のアドマイヤホープが全日本2歳優駿勝ち、アドマイユアベガ産駒のアドマイヤフジが日経新春杯、中山金杯連覇。母の半妹でアドマイヤマックス産駒のアドマイヤコスモスも福島記念勝ちと一族に重賞馬多数。

また母系は古馬になって長く活躍する馬が多いのも特徴。メイショウシンタケも本格化は4歳春。ここ7戦はメンバー中3番目の脚で上がっており、関屋記念、京成杯オータムハンデキャップではメンバー中上り最速、32秒8、33秒2の末脚を繰り出しています。

今回のハンデは背負い慣れた57kg。前が止まる展開なら上位入賞も可能。抑えで。

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