2025年第47回GⅢ新潟大賞典予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年新潟大賞典の注目馬を分析!

新潟大賞典の特徴

GⅢ新潟大賞典は第1回新潟開催第5日目に行われる4歳以上芝2000mのハンデキャップ戦です。国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2025新潟大賞典出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 カネフラ グランデッツァ 牡5 藤岡佑介 社台ファーム
高橋康之(栗東) キングカメハメハ 54kg 社台レースホース
1 2 パラレルヴィジョン キズナ 牡6 吉田隼人 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) マクフィ 58kg キャロットファーム
2 3 ディマイザキッド ディーマジェスティ 牡4 岩田望来 服部牧場
清水英克(美浦) ファスリエフ 56kg 嶋田賢
2 4 ショウナンアデイブ ディープインパクト 牡6 丸山元気 ノーザンファーム
高野友和(栗東 Mineshaft 56kg 国本哲秀
3 5 ハピ キズナ 牡6 菱田裕二 ノースヒルズ
大久保龍 (栗東) キングカメハメハ 57kg 寺田寿男
3 6 マイネルメモリー ゴールドシップ 牡5 丹内祐次 ビッグレッドファーム
宮徹 (栗東) スターオブコジーン 55kg TC・ラフィアン
4 7 オールナット サトノダイヤモンド 牡4 北村友一 シルクレーシング
高野友和(栗東) フレンチデピュティ 56kg 白老ファーム
4 8 シリウスコルト マクフィ 牡4 古川吉洋 千代田牧場
宗像義忠(美浦) ゼンノロブロイ 57kg 飯田正剛
5 9 エピファニー エピファネイア 牡6 荻野極 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 58.5kg シルクレーシング
5 10 マテンロウオリオン ダイワメジャー 牡6 横山典弘 ムラカミファーム
昆貢 (栗東) キングカメハメハ 56kg 寺田千代乃
6 11 サイルーン ディープインパクト 騙6 佐々木大輔 社台ファーム
堀宜行(美浦) キングカメハメハ 57kg 金子真人H
6 12 レガーロデルシエロ ロードカナロア 牡4 戸崎圭太 ノーザンファーム
栗田徹(美浦) マンハッタンカフェ 56kg サンデーレーシング
7 13 グランドカリナン リアルインパクト 牡5 大野拓弥 浦河日成牧場
田島俊明(美浦) マンハッタンカフェ 55kg 田畑利彦
7 14 サブマリーナ スワーヴリチャード 牡4 武豊 飛渡牧場
庄野靖志(栗東) Bernardini 56kg NICKS
8 15 ボーンディスウェイ ハーツクライ 牡6 石橋脩 社台ファーム
牧光二 (美浦) プラティニ 57kg 平田修
8 16 フライライクバード スクリーンヒーロー 騙7 小崎稜也 白老ファーム
友道康夫 (栗東) シンボリクリスエス 57kg 窪田芳郎

勝ち馬予想に役立つ!新潟大賞典の注目馬分析

サブマリーナ

スワーヴリチャード ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ピラミマ Unbridled’s Song
キャリアコレクション
ヒシサブリナ Bernardini A.P. Indy
Cara Rafaela
ヒシカツバラード Saint Ballado
Twice the Vice

サブマリーナはこれまで6戦4勝3着1回。3歳春に1勝クラスを勝ち上がり、秋初戦の神戸新聞杯に登録後、右後肢フレグモーネで出走取消。その後は条件クラスを3戦2勝。前走3月阪神芝1800m3勝クラスを2番人気で勝ち上がっています。

サブマリーナの父は大阪杯・JC勝ちのスワーヴリチャード。米国産の母ヒシサブリナは地方の短距離路線で8勝。祖祖母は米でGⅠ5勝、全12勝を挙げたトゥワイスザヴォイス。サブマリーナは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

馬券を外したのは1度だけで、それでも4着。芝1800~2200mで勝ち星があり、出走機会全てで上りはメンバー中3番手以内としまいま堅実。前走も58kgを背負い、上りはメンバー中2番目の33秒5をマークし、新潟大賞典向きの切れ味もあります。

さらにまだ3勝クラスを勝ち上がったばかりで、今回のハンデは56kgと前走に比べ2kgも減と有利。ただし、左回りは初。またレースは全て関西圏で、新潟への長距離輸送も初当日馬体重の大幅な落ち込みが無く、調子が良さそうなら勝ち負け。

シリウスコルト

マクフィ Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Dhelaal Green Desert
Irish Valley
オールドフレイム ゼンノロブロイ サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
オーラオブザムーン Tiznow
レディジョアン

シリウスコルトはこれまで12戦3勝2着2回3着1回2歳時にOP勝ちがあり、重賞は弥生賞3着、ラジオNIKKEI賞2着。その後菊花賞へ向かわず、小倉記念・福島記念で惨敗3月の阪神芝1600mで2着し、前走4月福島芝2000mLクラスで1年半ぶりの勝ち星

シリウスコルトの父はミスタープロスペクター系で欧州芝マイルGⅠ2勝のマクフィ。ゼンノロブロイ産駒のオーラオブザムーンは未出走馬。祖母の半姉のレディジョアンが米ダート中距離GⅠ勝ちを含む6勝、シャックルフォードが米ダートマイル~中距離GⅠ4勝を含む6勝を挙げています。

重賞で2着、OP・Lクラス2勝しているにも関わらず、今回のハンデ57kgで前走と同じは有利。ただし、良績はゴール前直線の短い右回りに集中。2歳時に新潟2歳Sでは12番人気で5着も、優勝馬からは0.8秒差。中京開催の小倉記念でも優勝馬から0.8秒離されているように、左回りは苦手か見送り。

エピファニー

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ルールブリタニア ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ミュージカルウェイ Gold Away
Mulika

エピファニーは昨年の小倉大賞典の優勝馬。これまで18戦6勝2着2回3着2回OP勝ちもあり、昨年の中京記念でも2着連覇を狙った前走小倉大賞典ではトップハンデの58.5kgを背負い2番人気5着

エピファニーの父はエピファネイア。ディープインパクト産駒の母ルールブリタニアは芝中距離の1勝馬。母の全姉はオークス・秋華賞を制したミッキークインで、祖母も海外Ⅲ3勝を含む8勝馬。

前走5着で優勝馬とは0.3秒差も、相手は57kg。計算上タイム差無しで、6歳とはいえ力の衰えはありません。また新潟芝1800mOPで惨敗経験も、左回りの東京は5戦2勝2着1回3着2回と得意

芝2000mは1勝していますが、他の5勝は1800m新潟芝2000mは若干長いか。またGⅢとOPで1勝しているため、今回はトップハンデの58.5kg前走と同じ。そのため前走より距離延長で息切れする可能性が高いと思われます。見送り。

レガーロデルシエロ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
デアレガーロ マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
スーヴェニアギフト Souvenir Copy
Alleged Gift

レガーロデルシエロはこれまで9戦4勝2着3回3着1回。馬券を外しているは昨年4番人気で8着だったきさらぎ賞だけ。前走4月中山芝2000m3勝クラスで58kgを背負い1番人気で優勝。勝ち時計1分59秒6、2着に0.1秒差を付けています。

レガーロデルシエロの父はロードカナロアマンハッタンカフェ産駒の母デアレガーロは京都牝馬S勝ちのある6勝馬。祖母は米でGⅢ勝ち、母の半兄はアーリントンSで3着し、JRA6勝、地方で6勝。近親にアイビーSD連覇のオールアットワンス、クイーンC勝ちプレサージュリフトがいます。

レガーロデルシエロは血統内にミスタープロスペクターの4×3の濃いクロスを持ちます。

きさらぎ賞以外、あがりはメンバー中3番手以内をキープ前走は5ヵ月の休養明けで馬体重+14kg、距離延長の初距離でもクラスを卒業したように、まだ底を見せていません

今回は叩き2戦め。また3勝クラスを勝ち上がったばかりで、今回のハンデは56kg。前走に比べ-2kgはかなり有利新潟は初も、左回りは4戦1勝2着2回3着1回と得意。父が高速決着に強いロードカナロアなので、例年早い時計で決まる新潟大賞典で好勝負必至か。勝ち負け。

ディマイザキッド

ディーマジェスティ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
エルメスティアラ ブライアンズタイム
シンコウエルメス
ミスミーチャン ファスリエフ Nureyev
Mr. Prospector
レディセラヴィ アグネスタキオン
レディセラフィム

ディマイザキッドはこれまで10戦4勝2着3回3着1回重賞は過去に共同通信杯に出走8番人気4着と好走。夏の休養を挟み1勝クラスから4戦3勝。前走東京芝2000m3勝クラスを1分58秒6の好時計勝ちを収めています

ディマイザキッドの父はディープインパクト産駒のダービー馬ディーマジェスティ。ファスリエフ産駒の母ミスミーチャンはダート短距離の3勝馬。祖祖母の系統は米GⅠをはじめステークスウィナーを多数輩出。

ディマイザキッドは血統内にブライアンズタイム及びサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。

2000~2200mを中心に使い、10戦中9勝でメンバー中上り2番手以内と末脚は堅実。前走も33秒8で後方から差し切っています新潟は初ですが、東京は4戦1勝2着1回と左回りは苦にしません。

ただし、同年代で同じ3勝クラスからの参戦馬が前走で58kgを背負っていたのに対し、ディマイザキッドは同じ56kg前走好時計厳しいレースをしていない分、重賞を勝ち切るにはやや経験不足か。抑えまで。

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