2025年第75回GⅠ安田記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年安田記念の注目馬を分析!

安田記念の特徴

GⅠ安田記念は第3回東京開催2日目に行われる芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は3歳牡馬54kg、同牝馬52kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。国際競走に指定され外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は出走資格のある馬のみ登録できます。

JRA所属馬は当年のマイラーズカップ及び京王杯スプリングカップ優勝馬、及び登録された馬の内レーティング上位5位までに優先出走権が与えられます。

それ以外の馬は通算獲得本賞金+過去1年間の獲得賞金+過去2年間のGⅠ・JpnⅠの獲得賞金の総和の高い順に出走が可能です。

なお、安田記念の優勝馬には同年の米国ブリダーズカップ・マイルの終戦出走権、1~3着馬には仏国ジャックルマロワ賞への優先出走権が付与されます。

秋のマイルチャンピオンシップと共に春のマイル王を決めるレースとして定着しています。マイルは短距離馬も中距離馬も出走が可能なので非常に層が厚く、豪華なメンバーが揃う一戦です。

↓過去10年の安田記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年安田記念出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 シックスペンス キズナ 牡5 C.ルメール ノーザンファーム
国枝栄(美浦) Twirling Candy 56kg キャロットファーム
1 2 ダディーズビビッド キズナ 牡7 池添謙一 上水牧場
千田輝彦 (栗東) フレンチデピュティ 57kg 田島大史
2 3 マッドクール Dark Angel 牡6 坂井瑠星 Moyglare Stud Farm Ltd
池添学 (栗東) Indian Ridge 58kg サンデーレーシング
2 4 ウインマーベル アイルハヴアナザー 牡6 松山弘平 コスモヴューファーム
深山雅史 (美浦) フジキセキ 58kg ウイン
3 5 レッドモンレーヴ ロードカナロア 牡6 M.ディー ノーザンファーム
蛯名正義 (美浦) ディープインパクト 58kg 東京ホースレーシング
3 6 グラティアス ハーツクライ 牡7 横山和生 ノーザンファーム
加藤征弘 (美浦) Lizard Island 58kg スリーエイチレーシング
4 7 ガイアフォース キタサンブラック 牡5 吉村誠之助 追分ファーム
杉山晴紀 (栗東) クロフネ 58kg KRジャパン
4 8 エコロヴァルツ ブラックタイド 牡4 M.デムーロ 下河辺牧場
牧浦充徳(栗東) キングカメハメハ 58kg 原村正紀
5 9 シャンパンカラー ドゥラメンテ 牡5 内田博幸 社台ファーム
田中剛 (美浦) Reckless Abandon 58kg 青山洋一
5 10 ジャンタルマンタル Palace Malice 牡4 川田将雅 社台ファーム
高野和友(栗東) Wilburn 57kg 社台レースホース
6 11 サクラトゥジュール ネオユニヴァース 騙8 D.レーン 谷岡牧場
堀宣行 (美浦) シンボリクリスエス 58kg さくらコマース
6 12 ロングラン ヴィクトワールピサ 騙7 岩田康誠 社台ファーム
和田勇介 (美浦) Kendargent 58kg 梅澤明
7 13 ソウルラッシュ ルーラーシップ 牡7 浜中俊 下河辺牧場
池江泰寿 (栗東) マンハッタンカフェ 58kg 石川達絵
7 14 ウォーターリヒト ドレフォン 牡4 菅原明良 伏木田牧場
河内洋(栗東) ヴィクトワールピサ 58kg 山岡正人
7 15 ホウオウリアリティ モーリス 牡7 丹内祐次 岡田スタツド
高木登(美浦) フジキセキ 58kg 小笹芳央
8 16 トロヴァトーレ レイデオロ 牡4 横山武史 ノーザンファーム
鹿戸雄一(美浦) エンパイアメーカー 58kg サンデーレーシング
8 17 ジュンブロッサム ワールドエース 牡6 武豊 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) クロフネ 58kg 河合純二
8 18 ブレイディヴェーグ ロードカナロア 牝7 戸崎圭太 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 56kg サンデーレーシング

勝ち馬予想に役立つ!安田記念の注目馬分析

ソウルラッシュ

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
エターナルブーケ マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
キャットアリ Storm Cat
Careless Kitten

ソウルラッシュは昨年のマイルチャンピオンシップでGⅠ初制覇。これまで25戦9勝2着4回3着3回マイルチャンピオンシップ後に香港マイルで2着。今年は中山記念で距離を試し3着後、ドバイターフで香港の英雄ロマンティックウォーリアを破りGⅠ2勝目。

ソウルフラッシュの父はルーラーシップ。マンハッタンカフェ産駒のエターナルブーケは芝中距離の未勝利馬。母の半兄でディープインパクト産駒のヒラボクディープが青葉賞を優勝。

出走メンバー中実績No1。前走で昨年の安田記念馬で世界獲得賞金No1のロマンティックウォーリアをハナ差で撃破。3着馬は1と1/4馬身引き離し、7歳でも能力の衰え無し。

ただし、前走で1800m戦を試して成功したように、年齢的にマイルは忙しくなっている可能性も。また過去10年で7歳馬が安田記念を制したことはなく、過去全開催でもトロットサンダー、ブラックホーク、ブリティッシュラックの3頭のみ。

さらに昨年安田記念3着で、現在はさらに自力強化も、東京マイルは5戦して勝ち星無し、と相性が良くありません。連下で。

ジャンタルマンタル

Palace Malice Curlin Smart Strike
Sherriff’s Deputy
パレスルーマー Royal Anthem
Whisperifyoudare
インディアマントゥアナ Wilburn Bernardini 
Moonlight Sonata
Speed Wagon Tomorrows Cat
Rajica

ジャンタルマンタルは2023年朝日杯フューチュリティーS、昨年のNHKマイルのGⅠ2勝馬。これまで7戦4勝2着1回3着1回。重賞は他にデイリー杯2歳S勝ちがあり、共同通信杯2着、皐月賞3着の実績。

ジャンタルマンタルの父は米中距離ダートGⅠ2勝のパレスマリス。米国産の母インディアマントゥアナは米GⅢ勝ちを含む6勝馬。父の半弟は天皇賞春を制したジャスティンパレス。

NHKマイルカップからぶっつけで臨んだ前走香港マイルでは2人気、最後の直線で他馬にぶつけられ戦意喪失の13着敗退。同レースはソウルラッシュが2着なので、3歳馬のジャンタルマンタルは世界のトップと戦うにはまだ能力不足を露呈。

今回も約6か月振りのぶっつけ本番。昨年レコード決着の皐月賞で0.1秒差、NHKマイルCの勝ち時計1分32秒4は過去10年で4番目タイと時計勝負にも対応。ただし安田記念の平均の勝ち時計はNHKマイルカップの時計より1秒早く、この1年の成長でどれだけ時計を詰められるかが課題。

また父はミスタープロスペクター系で、安田記念では過去10年で4頭しか馬券になっていません。不利な条件が多く、抑えまで。

マックドール

Dark Angel Acclamation Royal Applause
Princess Athena
Midnight Angel Machiavellian
Night At Sea
Mad About You Indian Ridge Ahonoora
Hillbrow
Irresistible Jewel デインヒル
In Anticipation

マックドールは昨年の高松宮記念の優勝馬。これまで16戦6勝2着2回3着3回。重賞は他に23年シルクロードS3着、スプリンターズS2着、昨年の阪神C2着。連覇を狙った前走高松宮記念では4番人気で6着。優勝馬から0.8秒も離されています。

マッドクールの父はノーザンダンサー系で英2歳短距離GⅠ1勝のダークエンジェル。愛国産の母マッドアバウトユーは芝短距離GⅢ勝ちがある3勝馬。母の半弟に英GⅠセントレンジャー他9勝を挙げたロイヤルダイヤモンド、祖母も重賞勝ちしています。

父の産駒の殆どが短距離馬。血統内にアホヌーラの4×3の濃いクロスがあり、アホヌーラ産駒は日本でシンコウフォレストが高松宮記念を優勝のように、血統的にも短距離馬。1,2番手でレースをしてスピードで押し切るタイプで、マイル戦は新馬戦以来で、結果は3着。

ただし1400m戦は3戦1勝2着1回3着1回と馬券を外しておらず、阪神Cでは優勝馬ナムラクレアとは0.1秒差と接戦と距離をこなす可能性はあるものの、層が厚いマイルGⅠではさすがに厳しい印象。見送り。

ブレイディヴェーグ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
インナーアージ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ミュージカルウェイ Gold Away
Mulika

ブレイディヴェーグは2023年のエリザベス女王杯の優勝馬。これまで9戦4勝2着2回。重賞は他に23年のローズS2着、昨年の府中牝馬S優勝前走ドバイターフでは3番人気も、7着に敗れています

ブレイディヴェーグの父はロードカナロア。ディープインパクト産駒の母インナーアージは芝中距離の4勝馬。母の全妹はオークス・秋華賞2冠のミッキークイーン。祖母ミュージカルウェイは海外で重賞3勝を含む8勝馬。

ブレイディヴェーグ自身エリザベス女王杯勝ちも、父がロードカナロア、母の父がディープインパクトなら、血統的に距離が持つマイラー。叔母のミッキークイーンもオークス後に阪神牝馬Sを制しています。

今年は東京新聞杯で1番人気も、実質トップハンデの56kgを背負い0.2秒差4着、優勝馬で本レースにも登録のウォーターリヒトが57kgなので、馬齢同斤量なら逆転可能。また東京は4戦3勝と得意

ただし、昨年のソウルラッシュが有鬚下マイルチャンピオンシップでは1番人気も4着、同ドバイターフもソウフラッシュが勝ち2戦2敗と格付け終了。また父系は安田記念と相性が悪いミスタープロスペクター系で、父ロードカナロア産駒はアーモンドアイでさえ2着が最高抑えまで。

シックスペンス

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
フィンレイズラッキーチャーム Twirling Candy Candy Ride
House of Danzing
Day of Victory Victory Gallop
Gather the Day

シックスペンスはスプリングS、毎日王冠、中山記念とGⅡを3勝。これまで7戦5勝前走大阪杯では1番人気も、ハイペース追走で最後は失速。同じ位置にいたベラジオオペラがそのまま押し切り優勝馬。0.4秒差を付けられ7着に敗れています。

シックスペンスの父はキズナ米国産の母フィンレイズラッキーチャームは米ダート短距離GⅠ勝ち他重賞5勝、全11勝を挙げた活躍馬。母にとってシックスペンスは初仔。また母系から米国のステークスウィナーが多数出ています。

母系は短めのマイラーで、前走で距離の壁が露呈。マイルは新馬、1勝クラスで2連勝。東京は毎日王冠優勝で問題ありません。また父がディープインパクト系のキズナで、同産駒はソングラインが安田記念連覇と好相性。さらに2走前の中山記念の勝ち時計は過去10年で最速。

500kgの馬格があり、斤量は前走と変わらず58kg。今回が3回目で斤量慣れも見込め、適距離で本領発揮か。勝ち負け。

エコロヴァルツ

ブラックタイド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
プティプランセス キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
クリアーパス A.P. Indy
Masake

エコロヴァルツはこれまで11戦3勝2着2回3着1回重賞勝ちは無いもののOP・Lクラスを2勝朝日杯フューチュリティーSで2着に入り、セントライト記念で3着2走前の中山記念でシックスペンスとハナ差2着前走大阪杯で4着に入り、シックスペンスに先着

エコロヴァルツの父はディープインパクトの全兄ブラックタイド。キングカメハメハ産駒の母プティプランセスは芝中距離の3勝馬。近親に短距離GⅢ2勝のヴェントヴォーチェがいます。

中山記念では3着馬のソウルラッシュに0.2秒差を付けあわや優勝の所をシックスペンスの強襲に遭い2着。ただしソウルラッシュは2kg、シックスペンスは1kg斤量が重く、同斤量なら1馬身以上の差を付けられていた計算。

また血統的にも1800~2000mが適鞍で、古馬となった現在では1600mはやや忙しい印象。さらに東京は共同通信杯とダービーで使っていますが、共に優勝馬とは0.7秒差負け。左回りは苦手の可能性があります。見送り。

トロヴァトーレ

レイデオロ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ダドラーダ シンボリクリスエス
レディブロンド
ライツェント スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ソニンク Machiavellian
Sonic Lady

トロヴァトーレは前走ダービー卿チャレンジトロフィーで重賞初制覇。これまで10戦6勝2着2回新馬・OPと中山芝2000m連勝後、弥生賞・青葉賞でクラシックの権利取れず。その後はマイル路線に転向し6戦連続1番人気で、全連対。L・GⅢ連勝で安田記念へ。

トロヴァトーレの父はホープフルS、ダービー、天皇賞秋を制したレイデオロ。エンパイアメーカー産駒の母シャルマントは未勝利馬。母の半姉は秋華賞とナッソーS勝ちのディアドラ、シャルマントの半兄でルーラーシップ産駒のフリームファクシがきさらぎ賞勝ち。

また母系からダービー馬のロジユニヴァース、ダート重賞4勝のランフォルセ、同6勝のノーザンリバーなど活躍馬多数。

芝マイルは5戦4勝2着1回で全連対。左回のマイルも全連対なのでコースの心配も無し。またマイル転向後は6戦連続あがりがメンバー中3番手以内と末脚も安定。

ただし、今回は前走より0.5kg重い58kgで初斤量。さらにGⅠ級との相手も初持ち時計は1分32秒3で、1分31秒台も珍しくない安田家記念では時計の裏付けが不十分厳しい競馬を経験していない分、層の厚いマイル路線でGⅢから一気にGⅠは厳しい印象。見送り。

ジュンブロッサム

ワールドエース ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マンデラ Acatenango
Mandellicht
エンブレスティアラ クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー 
ゴールドティアラ Seeking the Gold
Bright Tiara

ジュンブロッサムは昨年の富士Sの優勝馬。これまで22戦5勝2着7回3着1回。重賞は他に昨年の関屋記念3着、前走マイラーズCでは1番人気で2着。優勝馬とは0.1秒差

ジュンブロッサムの父はディープインパクト産駒でマイル重賞2勝のワールドエース。クロフネ産駒の母エンプレスティアラはダートで未勝利。

祖母ゴールドティアラはJpnⅠ盛岡マイルチャンピオンシップ他ダート重賞5勝。また母の全妹は富士S勝ちでGⅠ2着3回のステファノス、半妹はエリザベス女王杯勝ちのモズカッチャンを輩出し、一族は走ります。

昨年のマイルチャンピオンシップでは5番人気で10着。続く東京新聞杯でも10着と精彩を欠くも、前走マイラーズCで復調走破時計は1分31秒8で、過去10年では4番目に早い時計。優勝馬とは1kgの斤量差があり、同斤量なら優勝していた計算。

ただし、前走スマイラーズC組の安田記念の成績は過去10年で1勝3着5回。3着付けが正解か。抑えで。

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