2026年オークスの注目馬を分析!
オークスの特徴
GⅠオークスは第2回東京開催10日目に行われる3歳牝馬限定芝2400mの馬齢定量戦です。正式名は優駿牝馬。牝馬クラシック3冠レースの一つであり、牡馬のダービー(日本優駿)と並び最も権威あるレースで優勝馬は「樫の女王」と称えられます。負担重量は55kg。
オークスの出走条件は①花賞5着以内②フローラS2着以内③スイートピーS1着馬に優先出走権が与えられ、それ以外は獲得本賞金の高い順位に出走が可能。残りは抽選。
また国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は上記出走条件の①~③に該当する馬が出走可能です。
なおオークスの1~3着馬にはその年の秋に仏国牝馬限定芝2400mGⅠヴェルメイユ賞への優先出走権が与えられます。
牡馬クラッシクの皐月賞が2000m、ダービーが2400mで距離延長が400mに対し、桜花賞が1600m、オークスは2400mと距離が一気に800mも延長します。多くが桜花賞からの参戦ですが、距離適性では他の路線組も台頭しやすく馬券の検討が難しいレースです。
| 出走馬 | 父 | 馬齢 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 |
| アメティスタ | キタサンブラック | 牝3 | ケイアイファーム |
| 牧浦充徳(栗東) | キングカメハメハ | 55kg | ロードホースクラブ |
| アランカール | エピファネイア | 牝3 | ノーザンファーム |
| 斉藤崇史(栗東) | ディープインパクト | 55kg | キャロットファーム |
| アンジュドジョワ | キタサンブラック | 牝3 | 白老ファーム |
| 福永祐一(栗東) | Dark Angel | 55kg | 社台レースホース |
| ウィズクィーン | コントレイル | 牝3 | 社台ファーム |
| 上村洋行(栗東) | ロードカナロア | 55kg | エムズレーシング |
| エンジョイドアスク | エピファネイア | 牝3 | 社台ファーム |
| 堀宜行(美浦) | キングカメハメハ | 55kg | 廣崎利洋HD |
| エンネ | キズナ | 牝3 | 谷川牧場 |
| 吉岡辰弥(栗東) | Medaglia d’Oro | 55kg | 谷川牧場 |
| ジュウリョクピエロ | オルフェーヴル | 牝3 | 飛野牧場 |
| 寺島良(栗東) | ゼンノロブロイ | 55kg | 近藤健介 |
| スウィートハピネス | リアルインパクト | 牝3 | 平山牧場 |
| 北出成人(栗東) | ワークフォース | 55kg | ノースヒルズ |
| スタニングレディ | ベンバトル | 牝3 | ビッグレッドファーム |
| 高木登(美浦) | ディープインパクト | 55kg | TCラフィアン |
| スターアニス | ドレフォン | 牝3 | ノーザンファーム |
| 高野友和(栗東) | ダイワメジャー | 55kg | 吉田勝己 |
| スマートプリエール | エピファネイア | 牝3 | ノーザンファーム |
| 大久保龍志(栗東) | ディープインパクト | 55kg | 大川徹 |
| ソルパッサーレ | キズナ | 牝3 | タイヘイ牧場 |
| 四位洋文(栗東) | Footstepsinthesand | 55kg | TNレーシング |
| トリニティ | サートゥルナーリア | 牝3 | 社台ファーム |
| 安田翔伍(栗東) | ハーツクライ | 55kg | 原禮子 |
| ドリームコア | キズナ | 牝3 | ノーザンファーム |
| 萩原清(美浦) | ハービンジャー | 55kg | 吉田勝己 |
| バースデイフライト | コントレイル | 牝3 | 千代田牧場 |
| 新谷功一(栗東) | War Front | 55kg | 飯田良枝 |
| ミツカネベネラ | モーリス | 牝3 | 細川牧場 |
| 鈴木伸尋(美浦) | ダイワメジャー | 55kg | 小山田満 |
| ラフターラインズ | アルアイン | 牝3 | ノーザンファーム |
| 小笠倫弘(美浦) | キングカメハメハ | 55kg | サンデーレーシング |
| リアライズルミナス | シルバーステート | 牝3 | 大柳ファーム |
| 橋口慎介(栗東) | ルーラーシップ | 55kg | 今福洋介 |
| レイクラシック | キタサンブラック | 牝3 | レイクヴィラファーム |
| 新谷功一(栗東) | ホワイトマズル | 55kg | 長谷川守正 |
| ロザーンジュ | フィエールマン | 牝3 | 上水牧場 |
| 寺島良(栗東) | オルフェーヴル | 55kg | ヒダカ・ブリダーズ・U |
勝ち馬予想に役立つ!オークスの注目馬分析
スターアニス
| ドレフォン | Gio Ponti | Tale of the Cat |
| Chipeta Springs | ||
| Eltimaas | Ghostzapper | |
| Najecam | ||
| エピセアローム | ダイワメジャー | サンデーサイレンス |
| スカーレットブーケ | ||
| ラタフィア | Cozzene | |
| Sakura Fabulous |
スターアニスは阪神JF、前走桜花賞を制したGⅠ2勝馬。これまで5戦3勝2着1回で、重賞は他に中京2歳Sで2着。前走は阪神JFからの直行で1番人気。レースは中段に控え、最後はメンバー中最速の33秒7の脚で2着に0.4秒差を付け完勝。
スターアニスの父は米ダート短距離GⅠ2勝のドレフォン。ダイワメジャー産駒の母エピセアロームは短距離重賞2勝の4勝馬。血統的に短めのマイラー。
体つきも筋肉質でマイラーのそれ。マイル戦では高い能力を発揮し、まだ距離適性が判然としない3歳春と言っても、一気の800m距離では筋肉疲労でレース中に脚が上がる可能性が大。見送り。
ドリームコア
| キズナ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| キャットクイル | Storm Cat | |
| Pacific Princess | ||
| ノームコア | ハービンジャー | Dansili |
| Penang Pearl | ||
| クロノロジスト | クロフネ | |
| インディスユニゾン |
ドリームコアはクイーンCの優勝馬。これまで5戦3勝3着1回。前走桜花賞では2番人気。中段で控える競馬も最後は伸びず。優勝馬から0.8秒差9着に沈んでいます。
ドリームコアの父はキズナ。ハービンジャー産駒の母ノームコアはヴィクトリアマイル、香港CとGⅠ2勝、重賞計5勝の活躍馬。母の半妹は春秋グランプリ制覇しGⅠ4勝のクロノジェネシスとい良血。ドリームコアはサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスがあります。
3勝は全て左回りの東京。右回りの中山では3着に負けており、前走も手ごたえの割に伸びないのは右回りが苦手か。レース後の鞍上の「左回りで距離はあった方が良い」コメントからも、桜花賞より条件が好転します。
母のノームコアは2000mのGⅠを制しており、父がキズナなら2400mも対応可能。桜花賞で2番人気に支持される能力なので、条件が変われば見直しが必要。
ただし桜花賞からオークスに出走した馬で、過去10年で前走3着以下の馬がオークスで優勝したケースは無し。一方、桜花賞上位人気で9着以下に沈んだ馬が2、3着に絡んだケースは5例と比較的多め。抑えで。
ラフターラインズ
| アルアイン | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| ドバイマジェスティ | Essence of Dubai | |
| Great Majesty | ||
| バンゴール | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| ローザブランカ | クロフネ | |
| ローズバド |
ラフターラインズは前走フローラSで重賞初制覇。これまで5戦2勝2着1回3着2回。重賞は他にきさらぎSでタイム差無し3着。桜花賞はパスしてオークス出走を賭けたフローラSでは1番人気。中段に控え、最後はメンバー中最速の脚で2着馬を振り切っています。
ラフターラインズの父はディープインパクト産駒で皐月賞・大阪杯勝ちのアルアイン。キングカメハメハ産駒の母バンゴールは芝中距離で5勝。母の全妹は秋華賞・エリザベス女王杯勝ちのスタニングローズ。ラフターラインズはサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。
あがりは5戦全てでメンバー中最速。しかもここ3戦32秒台の脚を使っています。春はまだ2戦しか使っておらず、オークスに絞ったローテーションも好感。また、きさらぎ賞でクラシックを目指す強い牡馬と対戦しているのもプラス。
昨年はフローラSからカムニャックがオークスを制しているので、同じような強い系競馬をしているラフターラインズは十分期待が持てます。勝ち負け。
スマートプリエール
| エピファネイア | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| スマートレイアー | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| スノースタイル | ホワイトマズル | |
| シャルムダンサー |
スマートプリエールはフラワーCの優勝馬。これまで7戦2勝3着3回。重賞は他に札幌2歳S3着、チューリップ賞6着。前走フラワーCでは勝ち切れない成績から6番人気。中段に控え、前半スローに落として逃げ切りを図る人気薄を早めに動いてゴールまでしっか差しています。
スマートプリエールの父はエピファネイア。ディープインパクト産駒の母スマートレイアーは阪神牝馬S2勝を含み重賞4勝、秋華賞2着で全9勝。スマートプリエールは血統内にリファールの4×4×5の濃いクロスを持ちます。
1600~1800m中心に使い、2勝は共に1800m戦。母はマイル~2400mまで幅広く活躍し、基本的に末脚に賭ける馬で本馬もそのタイプか。そのため距離延長自体は問題ないものの、切れるタイプではないので究極の上り勝負になった場合は競り負けする可能性が大。抑えまで。
ジュウリョクピエロ
| オルフェーヴル | ステイゴールド | サンデーサイレンス |
| ゴールデンサッシュ | ||
| オリエンタルアート | メジロマックイーン | |
| エレクトロアート | ||
| ハッピーヴァリュー | ゼンノロブロイ | サンデーサイレンス |
| ローミンレイチェル | ||
| ネームカリュー | Honour and Glory | |
| マジソンカウンティ |
ジュウリョクピエロはこれまで5戦3勝。新馬戦から3戦連続でダート1800m戦を使用し、新馬戦は1番人気で1着も、続く2戦は連続7着と結果が出ず。2走前に芝に転向。1月京都2000m1勝クラス、前走Lクラスの忘れな草賞を共に7番人気で連勝。
ジュウリョクピエロの父はオルフェーヴル。ゼンノロブロイ産駒の母ハッピーヴァリューは未勝利馬。祖母ネームカリューはJp1帝王賞勝ちがあり全10勝を挙げた活躍馬。ジュウリョクピエロは血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスを持ちます。
父、母の父共に芝2400m戦向きの血統。芝に変わった2戦連続でメンバー中上り最速の脚を使い、前走阪神芝2000mの勝ち時計1分59秒1も優秀。前走は最後方からまくって2着に0.4秒差を付ける完勝劇。
ただし、前走は未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬ばかりで1勝クラスを勝った馬はおらず、弱いメンバー相手での勝利。今回は牝馬限定戦とはいえ重賞を勝っている馬も多数出走。一気にメンバーが強くなります。
また2歳9月の新馬戦からレースをするごとに馬体重を減らし、前走では新馬戦から-18kgも減少。成長面では疑問符が付きます。見送り。
アランカール
| エピファネイア | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| シンハライト | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| シンハリーズ | Singspiel | |
| Baize |
アランカールはこれまで5戦2勝3着1回。阪神JFとチューリップ賞で1番人気も5着、3着と振るわず。前走桜花賞では4番に人気も相変わらずスタートが決まらず後方2番手から。最後はメンバー中2番目の脚を使うも、優勝馬から0.6秒差5着。辛うじてオークス出走権獲得。
アランカールの父はエピファネイア。ディープインパク産駒の母シンハライトはオークス馬で桜花賞でも2着。祖母は米国GⅠデルマオークスの優勝馬。アランカールは血統内にサンデーサイレンスの4×3、ヘイローの5×4×5の濃いクロスを持ちます。
桜花賞出走のため新馬戦以降芝1600m戦ばかり使っていますが、血統的にはオークス向き。800m距離延長で出遅れ癖も多少カバーできるか。また2戦連続で33秒台の末脚を使っているので、ゴール前直線が長い東京もプラス。
ただし馬体重が430kg台と小柄で、東京への輸送も初。当日馬体重を維持しているかがカギ。また過去10年中桜花賞組で前走3着以内に入っていない出走馬の優勝はありません。連下で。



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