2026年宝塚記念の注目馬を分析!
宝塚記念の特徴
GⅠ宝塚記念は第3回阪神開催4日目に行われる芝2200mの馬齢重量戦です。負担重量は3歳牡・騙馬53kg、同牝馬51kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。
出走馬はファン投票で決まり、ファン投票の上位10位以内なら優先的に出走できます。それ以外は通算収得賞金+過去1年の収得賞金+過去2年のGⅠでの収得賞金の総額が高い順に出走ができます。また国際競走に指定され、外国調教馬は最大8頭まで優先出走権が与えられます。
優勝馬には同年米国ブリダーズカップ・チャレンジ、豪州のコックスプレートへの優先出走権が授与されます。2019年にはリスグラシューがこの優先出走権を使い、コックスプレートも優勝しています。
大阪杯、天皇賞春と共に春の古馬三冠レースの最終戦ですが、馬が苦手な高温多湿の雨季開催のため、ファン投票で選出されても馬の体力消耗を嫌う陣営は出走を辞退するケースが多いレース。そのため有馬記念に比べ盛り上がりに欠けます。
ちなみに秋の古馬三冠(天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念)は過去にテイエムオペラオーとゼンノロブロイが達成していますが、春の古馬三冠レースはまだ1頭も達成していません。
2026年宝塚記念出走登録馬一覧表
| 出走馬 | 父 | 馬齢 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 |
| クロワデュノール | キタサンブラック | 牡4 | ノーザンファーム |
| 斉藤崇史(栗東) | Cape Cross | 58kg | サンデーレーシング |
| コスモキュランダ | アルアイン | 牡5 | ビッグレットファーム |
| 加藤士津八(美浦) | Southern Image | 58kg | ビッグレットファーム |
| シェイクユアハート | ハーツクライ | 牡6 | 社台ファーム |
| 宮徹 (栗東) | Sri Pekan | 58kg | 吉田千津 |
| シュガークン | ドゥラメンテ | 牡5 | ヤナガワ牧場 |
| 清水久嗣(栗東) | サクラバクシンオー | 58kg | 辻子依旦 |
| ジューンテイク | キズナ | 牡5 | ヒダカファーム |
| 武英智(栗東) | シンボリクリスエス | 58kg | 吉川潤 |
| シンエンペラー | Siyouni | 牡4 | Ecurie Des Monceaux |
| 矢作芳人(栗東) | Galileo | 58kg | 藤田晋 |
| スティンガーグラス | キズナ | 牡5 | ノーザンファーム |
| 木村哲也(美浦) | Not For Sale | 58kg | エムズレーシング |
| タガノデュード | ヤマカツエース | 牡5 | 新冠タガノファーム |
| 宮徹(栗東) | ハーツクライ | 58kg | 八木良司 |
| ダノンデサイル | エピファネイア | 牡5 | 社台ファーム |
| 安田翔伍(栗東) | Congrats | 58kg | ダノックス |
| ビザンチンドリーム | エピファネイア | 牡5 | ノーザンファーム |
| 坂口智康(栗東) | ジャングルポケット | 58kg | 吉田和美 |
| ファミリータイム | リアルスティール | 牡5 | 笠松牧場 |
| 石坂公一(栗東) | Galileo | 58kg | 東豊物産 |
| マイネルエンペラー | ゴールドシップ | 牡6 | ビッグレッドファーム |
| 清水久詞(栗東) | ロージズインメイ | 58kg | TC・ラフィアン |
| マイユニバース | レイデオロ | 牡4 | ノーザンファーム |
| 武幸四郎(栗東) | ネオユニヴァース | 58kg | 寺田寿男 |
| ミクニインスパイア | アドマイヤマーズ | 牡4 | オリエント牧場 |
| 林徹(美浦) | ティンバーカントリー | 58kg | ミクニ |
| ミステリーウェイ | ジャスタウェイ | 騙8 | 社台ファーム |
| 小林信也(栗東) | High Chaparral | 58kg | 社台レースホース |
| ミュージアムマイル | リオンディーズ | 牡4 | ノーザンファーム |
| 高柳大輔(栗東) | ハーツクライ | 58kg | サンデーレーシング |
| メイショウタバル | ゴールドシップ | 牡5 | 三嶋牧場 |
| 石橋守(栗東) | フレンチデピュティ | 58kg | 松本好雄 |
| レガレイラ | スワーヴリチャード | 牝5 | ノーザンファーム |
| 木村哲也(美浦) | ハービンジャー | 56kg | サンデーレーシング |
勝ち馬予想に役立つ!宝塚記念の注目馬分析
クロワディノール
| キタサンブラック | ブラックタイド | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| シュガーハート | サクラバクシンオー | |
| オトメゴコロ | ||
| ライジングクロス | Cape Cross | Green Desert |
| Park Appeal | ||
| Woodrising | Nomination | |
| Bodham |
クロワディノールは24年ホープフルS、25年ダービー、26年大阪杯、天皇賞春を制したGⅠ4勝馬。これまで10戦7勝2着1回。前走天皇賞春は単勝1.8倍の1番人気。前走天皇賞春はゴール前早め抜け出し。猛追する2、3着馬をギリギリ振り切ってゴール。
クロワデュノールの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。英国産の母ライジングクロスは英芝長距離GⅡ勝ちがあり、英・愛オークス2着の実績のある5勝馬。クロワデュノールの半姉のアースライズがフラワーC2着、愛知杯・マーメーイドS3着の3勝馬。
能力、実績とも最右翼。大阪杯がGⅠ昇格後、初の春の古馬三冠レースに王手。距離不安があった天皇賞春を制しているので、今回の距離短縮は血統的にも明らかにプラス。また天皇賞春からの出走馬は過去10年で馬券になる確率は30%のハイアベレージ。
今回は天皇賞春から中5週。ビッグレース2戦からの3戦目ですが、秋の古馬3冠に比べればローテション的に余裕がります。この時期は雨で馬場が渋るケース多いですが、芝が重い仏国GⅡの重馬場でも勝っているので多少の雨なら問題なしか。勝ち負け。
メイショウタバル
| ゴールドシップ | ステイゴールド | サンデーサイレンス |
| ゴールデンサッシュ | ||
| ポイントフラッグ | メジロマックイーン | |
| パストラリズム | ||
| メイショウツバクロ | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
| Mitterand | ||
| ダンシングハピネス | ダンスインザダーク | |
| メイショウサチカゼ |
メイショウタバルは昨年の宝塚記念の優勝馬。これまで14戦5勝2着1回。重賞は他に24年毎日杯、神戸新聞杯勝ち。前走大阪杯では3番人気で予定通り逃げ。絶妙なペースでレースを進め逃げ込みを図るも、最後は1番人気のクロワディノールに交わされ2着惜敗。
メイショウタバルの父はゴールドシップ。フレンチデピュティ産駒のメイショウツバクロは中央1勝・地方1勝。母の半兄でグラスワンダー産駒のメイショウカンパクが京都大賞典勝ち他全6勝す。またメイショウタバルはサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。
気性面に難ありでレースは基本逃げ。渋った馬場は滅法強く、重賞3勝は全て稍重以上。昨年の宝塚記念も稍重で脚を取られる他馬を他所に2着のベラジオオペラに0.5秒差も付けています。
一方で、前走大阪杯は良馬場のスピード対決が嫌われ3番人気も走破時計は1分57秒7の高速決着に対応。昨年の天皇賞秋でも6着とはいえ1分58秒8で走っているので、問題なのは自分のペースで走れるかだけ。
今回は連覇がかかり、前走惜敗したクロワディノールとの再戦。相手が天皇賞春を使い若干疲れが残っている可能性があるのに対し、メイショウタバルはまだ1戦で昨年より楽なローテション。この1戦で凱旋門賞挑戦が掛かっているので本気度が違います。雨なら勝ち負け。
ダノンデサイル
| エピファネイア | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| トップデサイル | Congrats | A.P. Indy |
| Praise | ||
| Sequoia Queen | Forestry | |
| Barefoot Dyana |
ダノンデサイルは24年ダービー、25年ドバイシーマクラシック勝ちがあるGⅠ2勝馬。これまで13戦5勝3着4回。重賞は他に24年京成杯、25年AJCC勝ち。昨年はジャパンC、有馬記念連続3着。今年は大阪杯で2番人気の3着と、GⅠ3戦連続3着。
ダノンデサイルの父はエピファネイア。米国産の母トップデサイルは米GⅠ2着2回の2勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。母系は米国のスピード血統も、ダービー優勝からも血の影響力は父エピファネイアから。
前走大阪杯ではクロワディノールと同じ位置の競馬。4角での仕掛けが遅れ、クロワディノールと同じ脚を使っていますが、クロワディノールから0.3秒差、メイショウタバルからも0.2秒差負け。
スライド走法の馬なので前走より距離延長は問題無しも、小回りは苦手。宝塚記念は内回りを使うため、同じレースをすれば同じ結果に。また新馬戦以外良馬場しか経験しておらず、主になった場合は脚を取られる可能性が大。良馬場なら連下、稍重以上に馬場悪化なら見送り。
ミュージアムマイル
| リオンディーズ | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| ミュージアムヒル | ハーツクライ | サンデーサイレンス |
| アイリッシュダンス | ||
| ロレットチャペル | フレンチデピュティ | |
| サンタフェトレイル |
ミュージアムマイルは昨年の皐月賞、有馬記念の優勝馬。これまで10戦5勝2着2回3着1回。重賞は他に朝日杯FS2着、セントライト記念優勝、天皇賞秋2着。前走有馬記念は11番手後方待機から、最後はメンバー中最速の脚で抜け出したコスモキュランダをゴール前で差し切り勝ち。
ミュージアムスマイルの父は朝日杯フューチュリティS馬のリオンディーズ、ハーツクライ産駒の母ミュージアムヒルは芝マイルの3勝馬。祖母の半兄に重賞2勝のキンスグトレイル。また母系からシンコウラブリー他重賞勝ち馬多数。
ミュージアムマイルは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。
あがりは全戦でメンバー中3番手以内と堅実。阪神は初ですが、初勝利を除き4勝全てでゴール前直線が短い小回りコースの中山で、阪神内回りを使う宝塚記念は適鞍。
ただし、春は予定していたドバイが戦争で、香港がレース前の検査で中止に。中間も調教を積んでいるので馬体の緩みはないと思われますが、弥生賞4着から皐月賞勝ち、弱いメンバーのセントライト記念から天皇賞秋2着の成績を見る限り叩き良化型。さすがに間隔開き過ぎか。
また稍重だった弥生賞では手ごたえの割に伸びず。やはり良馬場でこそ馬。雨が降って馬場が渋った場合はかなり割引。良馬場なら抑え、雨なら見送り。
レガレイラ
| スワーヴリチャード | ハーツクライ | サンデーサイレンス |
| アイリッシュダンス | ||
| ピラミマ | Unbridled’s Song | |
| キャリアコレクション | ||
| ロカ | ハービンジャー | Dansili |
| Penang Pearl | ||
| ランズエッジ | ダンスインザダーク | |
| ウインドインハーヘア |
レガレイラは23年ホープフルS、24年有馬記念、25年エリザベス女王杯と3年連続GⅠ勝ち。。これまで12戦5勝3着1回。重賞は他に25年オールカマー勝ち。連覇を狙った前走有馬記念では1番人気。ほぼ最後方待機からメンバー中最速の脚を使うも届かず4着敗退。
レイガラの父は大阪杯とジャパンカップを制したスワーヴリチャード。ハービンジャー産駒の母ロカは芝マイルの1勝馬。祖祖母はディープインパクトの母のウインドインハーヘアで、血統内にサンデーサイレンスの3×4のクロスを持ちます。
また母の半妹から同期の桜花賞馬のステレンボッシュ、母の全妹から菊花賞馬のアーバンシックが出ています。
12戦中10戦でメンバー中最速の脚を使っているようにしまいは強力。ただし、出足が鈍く、しまいの加速まで若干鈍い傾向があり操作性がやや難。また跳び綺麗なスライド走法の馬なので良馬場が条件。脚を取られる馬場では連に絡んでいません。
また昨年も有馬記念からぶっつけで11着。今年も昨年の有馬記念の激戦後に後に疲れが出たため。リフレッシュしたとしても、さすがに牡馬一級線とぶっつけで互角に渡り合えるかはかなり疑問。見送り。



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