2026年第67回GⅠ宝塚記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2026年宝塚記念の注目馬を分析!

宝塚記念の特徴

GⅠ宝塚記念は第3回阪神開催4日目に行われる芝2200mの馬齢重量戦です。負担重量は3歳牡・騙馬53kg、同牝馬51kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。

出走馬はファン投票で決まり、ファン投票の上位10位以内なら優先的に出走できます。それ以外は通算収得賞金+過去1年の収得賞金+過去2年のGⅠでの収得賞金の総額が高い順に出走ができます。また国際競走に指定され、外国調教馬は最大8頭まで優先出走権が与えられます。

優勝馬には同年米国ブリダーズカップ・チャレンジ、豪州のコックスプレートへの優先出走権が授与されます。2019年にはリスグラシューがこの優先出走権を使い、コックスプレートも優勝しています。

大阪杯、天皇賞春と共に春の古馬三冠レースの最終戦ですが、馬が苦手な高温多湿の雨季開催のため、ファン投票で選出されても馬の体力消耗を嫌う陣営は出走を辞退するケースが多いレース。そのため有馬記念に比べ盛り上がりに欠けます。

ちなみに秋の古馬三冠(天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念)は過去にテイエムオペラオーとゼンノロブロイが達成していますが、春の古馬三冠レースはまだ1頭も達成していません。

↓過去10年の宝塚記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2026年宝塚記念出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ダノンデサイル エピファネイア 牡5 戸崎圭太 社台ファーム
安田翔伍(栗東) Congrats 58kg ダノックス
1 2 ミュージアムマイル リオンディーズ 牡4 D.レーン ノーザンファーム
高柳大輔(栗東) ハーツクライ 58kg サンデーレーシング
2 3 シュガークン ドゥラメンテ 牡5 吉村誠之助 ヤナガワ牧場
清水久嗣(栗東) サクラバクシンオー 58kg 辻子依旦
2 4 ミクニインスパイア アドマイヤマーズ 牡4 丹内祐次 オリエント牧場
林徹(美浦) ティンバーカントリー 58kg ミクニ
3 5 クロワデュノール キタサンブラック 牡4 北村友一 ノーザンファーム
斉藤崇史(栗東) Cape Cross 58kg サンデーレーシング
3 6 ビザンチンドリーム エピファネイア 牡5 西村淳也 ノーザンファーム
坂口智康(栗東) ジャングルポケット 58kg 吉田和美
4 7 ファミリータイム リアルスティール 牡5 幸英明 笠松牧場
石坂公一(栗東) Galileo 58kg 東豊物産
4 8 タガノデュード ヤマカツエース 牡5 高杉吏麒 新冠タガノファーム
宮徹(栗東) ハーツクライ 58kg 八木良司
5 9 コスモキュランダ アルアイン 牡5 横山武史 ビッグレットファーム
加藤士津八(美浦) Southern Image 58kg ビッグレットファーム
5 10 ジューンテイク キズナ 牡5 松山弘平 ヒダカファーム
武英智(栗東) シンボリクリスエス 58kg 吉川潤

6

11 シンエンペラー Siyouni 牡4 坂井瑠星 Ecurie Des Monceaux
矢作芳人(栗東) Galileo 58kg 藤田晋
6
12 マイネルエンペラー ゴールドシップ 牡6 川田将雅 ビッグレッドファーム
清水久詞(栗東) ロージズインメイ 58kg TC・ラフィアン
7 13 シェイクユアハート ハーツクライ 牡6 古川吉洋 社台ファーム
宮徹 (栗東) Sri Pekan 58kg 吉田千津
7 14 スティンガーグラス キズナ 牡5 岩田望来 ノーザンファーム
木村哲也(美浦) Not For Sale 58kg エムズレーシング
7 15 マイユニバース レイデオロ 牡4 横山典弘 ノーザンファーム
武幸四郎(栗東) ネオユニヴァース 58kg 寺田寿男
8 16 メイショウタバル ゴールドシップ 牡5 武豊 三嶋牧場
石橋守(栗東) フレンチデピュティ 58kg 松本好雄
8 17 レガレイラ スワーヴリチャード 牝5 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也(美浦) ハービンジャー 56kg サンデーレーシング
8 18 ミステリーウェイ ジャスタウェイ 騙8 松本大輝 社台ファーム
小林信也(栗東) High Chaparral 58kg 社台レースホース

勝ち馬予想に役立つ!宝塚記念の注目馬分析

クロワディノール

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
ライジングクロス Cape Cross Green Desert
Park Appeal
Woodrising Nomination
Bodham

クロワディノールは24年ホープフルS、25年ダービー、26年大阪杯、天皇賞春を制したGⅠ4勝馬。これまで10戦7勝2着1回。前走天皇賞春は単勝1.8倍の1番人気。前走天皇賞春はゴール前早め抜け出し。猛追する2、3着馬をギリギリ振り切ってゴール。

クロワデュノールの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。英国産の母ライジングクロスは英芝長距離GⅡ勝ちがあり、英・愛オークス2着の実績のある5勝馬。クロワデュノールの半姉のアースライズがフラワーC2着、愛知杯・マーメーイドS3着の3勝馬。

能力、実績とも最右翼。大阪杯がGⅠ昇格後、初の春の古馬三冠レースに王手。距離不安があった天皇賞春を制しているので、今回の距離短縮は血統的にも明らかにプラス。また天皇賞春からの出走馬は過去10年で馬券になる確率は30%のハイアベレージ

今回は天皇賞春から中5週。ビッグレース2戦からの3戦目ですが、秋の古馬3冠に比べればローテション的に余裕がります。の時期は雨で馬場が渋るケース多いですが、芝が重い仏国GⅡの重馬場でも勝っているので多少の雨なら問題なしか。勝ち負け。

メイショウタバル

ゴールドシップ ステイゴールド サンデーサイレンス 
ゴールデンサッシュ 
ポイントフラッグ メジロマックイーン 
パストラリズム 
メイショウツバクロ フレンチデピュティ  Deputy Minister 
Mitterand 
ダンシングハピネス ダンスインザダーク
メイショウサチカゼ

メイショウタバルは昨年の宝塚記念の優勝馬。これまで14戦5勝2着1回。重賞は他に24年毎日杯、神戸新聞杯勝ち。前走大阪杯では3番人気で予定通り逃げ。絶妙なペースでレースを進め逃げ込みを図るも、最後は1番人気のクロワディノールに交わされ2着惜敗。

メイショウタバルの父はゴールドシップ。フレンチデピュティ産駒のメイショウツバクロは中央1勝・地方1勝。母の半兄でグラスワンダー産駒のメイショウカンパクが京都大賞典勝ち他全6勝す。またメイショウタバルはサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。

気性面に難ありでレースは基本逃げ渋った馬場は滅法強く、重賞3勝は全て稍重以上。昨年の宝塚記念も稍重で脚を取られる他馬を他所に2着のベラジオオペラに0.5秒差も付けています。

一方で、前走大阪杯は良馬場のスピード対決が嫌われ3番人気走破時計は1分57秒7の高速決着に対応昨年の天皇賞秋でも6着とはいえ1分58秒8で走っているので、問題なのは自分のペースで走れるかだけ。

今回は連覇がかかり、前走惜敗したクロワディノールとの再戦。相手が天皇賞春を使い若干疲れが残っている可能性があるのに対し、メイショウタバルはまだ1戦で昨年より楽なローテション。この1戦で凱旋門賞挑戦が掛かっているので本気度が違います。雨なら勝ち負け。

ダノンデサイル

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
トップデサイル Congrats A.P. Indy
Praise
Sequoia Queen Forestry
Barefoot Dyana

ダノンデサイルは24年ダービー、25年ドバイシーマクラシック勝ちがあるGⅠ2勝馬。これまで13戦5勝3着4回。重賞は他に24年京成杯、25年AJCC勝ち。昨年はジャパンC、有馬記念連続3着。今年は大阪杯で2番人気の3着と、GⅠ3戦連続3着

ダノンデサイルの父はエピファネイア米国産の母トップデサイルは米GⅠ2着2回の2勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。母系は米国のスピード血統も、ダービー優勝からも血の影響力は父エピファネイアから。

前走大阪杯ではクロワディノールと同じ位置の競馬。4角での仕掛けが遅れクロワディノールと同じ脚を使っていますが、クロワディノールから0.3秒差、メイショウタバルからも0.2秒差負け。

スライド走法の馬なので前走より距離延長は問題無しも、小回りは苦手宝塚記念は内回りを使うため、同じレースをすれば同じ結果に。また新馬戦以外良馬場しか経験しておらず、主になった場合は脚を取られる可能性が大。良馬場なら連下稍重以上に馬場悪化なら見送り。

ミュージアムマイル

リオンディーズ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール
ミュージアムヒル ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ロレットチャペル フレンチデピュティ
サンタフェトレイル

ミュージアムマイルは昨年の皐月賞、有馬記念の優勝馬。これまで10戦5勝2着2回3着1回。重賞は他に朝日杯FS2着、セントライト記念優勝、天皇賞秋2着。前走有馬記念は11番手後方待機から、最後はメンバー中最速の脚で抜け出したコスモキュランダをゴール前で差し切り勝ち

ミュージアムスマイルの父は朝日杯フューチュリティS馬のリオンディーズ、ハーツクライ産駒の母ミュージアムヒルは芝マイルの3勝馬。祖母の半兄に重賞2勝のキンスグトレイル。また母系からシンコウラブリー他重賞勝ち馬多数。

ミュージアムマイルは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

あがりは全戦でメンバー中3番手以内と堅実阪神は初ですが、初勝利を除き4勝全てでゴール前直線が短い小回りコース中山で、阪神内回りを使う宝塚記念は適鞍。

ただし、春は予定していたドバイが戦争で、香港がレース前の検査で中止に。中間も調教を積んでいるので馬体の緩みはないと思われますが、弥生賞4着から皐月賞勝ち、弱いメンバーのセントライト記念から天皇賞秋2着の成績を見る限り叩き良化型。さすがに間隔開き過ぎか。

また稍重だった弥生賞では手ごたえの割に伸びず。やはり良馬場でこそ馬。雨が降って馬場が渋った場合はかなり割引。良馬場なら抑え、雨なら見送り。

レガレイラ

スワーヴリチャード ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ピラミマ Unbridled’s Song
キャリアコレクション
ロカ ハービンジャー Dansili
Penang Pearl
ランズエッジ ダンスインザダーク
ウインドインハーヘア

レガレイラは23年ホープフルS、24年有馬記念、25年エリザベス女王杯と3年連続GⅠ勝ち。。これまで12戦5勝3着1回。重賞は他に25年オールカマー勝ち。連覇を狙った前走有馬記念では1番人気。ほぼ最後方待機からメンバー中最速の脚を使うも届かず4着敗退。

レイガラの父は大阪杯とジャパンカップを制したスワーヴリチャード。ハービンジャー産駒の母ロカは芝マイルの1勝馬。祖祖母はディープインパクトの母のウインドインハーヘアで、血統内にサンデーサイレンスの3×4のクロスを持ちます。

また母の半妹から同期の桜花賞馬のステレンボッシュ、母の全妹から菊花賞馬のアーバンシックが出ています。

12戦中10戦でメンバー中最速の脚を使っているようにしまいは強力。ただし、出足が鈍くしまいの加速まで若干鈍い傾向があり操作性がやや難。また跳び綺麗なスライド走法の馬なので良馬場が条件。脚を取られる馬場では連に絡んでいません。

また昨年も有馬記念からぶっつけで11着今年も昨年の有馬記念の激戦後に後に疲れが出たため。リフレッシュしたとしても、さすがに牡馬一級線とぶっつけで互角に渡り合えるかはかなり疑問。見送り。

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