2020年第57回G2弥生賞の予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2020年弥生賞の注目馬を分析!

弥生賞の特徴

中山第2回開催2週目に行われる芝2000mの3歳限定馬齢定量戦。クラシック第一弾の皐月賞へ向けてのトライアルレースで、本番と同じ距離・同じコースで行われるため皐月賞有力馬が多数集まるレースです。同レースの3着までに皐月賞への優先出走権が付与されます。

実際に今年からこのレースの冠名にもなったクラシック三冠馬のディープインパクトをはじめ、古くはミスターシービー、シンボリルドルフの両三冠馬も弥生賞を優勝しています。また他の優勝馬の多くが後にG1を手にしています。

ただし、1600mだったG3京成杯が2000mに改正され、さらに2014年から年末に同じ舞台で行われるホープフルテークが設定されたため、皐月賞本番前に同じ舞台を試せる重要性が薄れています。実際に2010年のヴィクトワールピサを最後に、勝馬から皐月賞馬は出ていません。

弥生賞のレース&コースの攻略法

皐月賞と同じ中山芝2000m。小回りの中山2000mはカーブがきついコーナーを4つ回らなければならないためある程度器用さが求められます。またゴール直前に急な上り坂が待ち構えているので、この時期の3歳馬にはタフなコースです。

開幕から近いため芝自体の痛みはほとんど無く、基本的に逃げ・先行馬が有利です。ただし、本番の皐月賞に向け賞金が足りている有力馬は余力を残していたいため互に牽制し合い全体的に時計は遅め。レースの勝ち時計は2:01:00~2:03:00前後で、上がり勝負になりやすい傾向。

一方で最近の皐月賞の価値時計は2:00:00を切っていることが多く、ここで目一杯に仕上げてレース平均時計であれば、本番の皐月賞で厳しいと言わざるを得ません。

2020年弥生賞の出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サトノフラッグ ディープインパクト 牡3 武豊 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) Not For Sale 56kg サトミホースカンパニー
2 2 エンデュミオン ヴィクトワールピサ 牡3 田中勝春 谷川牧場
清水久詞 (栗東) ブライアンズタイム 56kg ターフ・スポート
3 3 パンサラッサ ロードカナロア 牡3 坂井瑠星 木村秀則
矢作芳人 (栗東) モンジュー 56kg 広尾レース(株)
4 4 オーロアドーネ エピファネイア 牡3 三浦皇成 上山牧場
戸田博文 (美浦) アグネスタキオン 56kg DMMドリームクラブ
5 5 ブラックホール ゴールドシップ 牡3 石川裕紀人 杵臼牧場
相沢郁 (美浦) キングカメハメハ 56kg 芹澤精一
6 6 ウインカーネリアン スクリーンヒーロー 牡3 F.ミナリク コスモヴューファーム
鹿戸雄一 (美浦) マイネルラヴ 56kg ウィン
6 7 メイショウボサツ エピファネイア 牡3 横山典弘 田中スタッド
西浦勝一 (栗東) マイネルラヴ 56kg 松本好雄
7 8 ワーケア ハーツクライ 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
手塚貴久 (美浦) Oratorio 56kg 手塚貴久 (美浦)
7 9 アラタ キングカメハメハ 牡3 大野拓弥 社台ファーム
和田勇介 (美浦) ハーツクライ 56kg 村田能光
8 10 オーソリティ オルフェーヴル 牡3 L.ヒューイットソン ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) シンボリクリスエス 56kg シルクレーシング
8 11 ディヴィナシオン ヴィクトワールピサ 牡3 内田博幸 高山牧場
森秀行 (栗東) ストリートセンス 56kg 一村哲也

 

勝ち馬予想に役立つ!弥生賞の注目馬分析

ワーケア

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス
チェリーコレクト Oratorio デインヒル
Mahrah
Holy Moon エルナンド
Centinela

 

新馬・1勝クラスと東京1800mで上がり33秒台の末脚が評価され、年末同じ舞台で行われる2歳で2番人気に押され0.5秒差の3着。ノーザンファーム生産馬で、鞍上が続けてルメールなのも期待の高さを伺わせます。

父がハーツクライなので距離は問題ありません。しかし大飛びの産駒が多く、ゴール前直線の短い中山では割引。距離も長い方が良く、本番はダービーでは。3着までに入らないと皐月賞出走が叶わないので、ここは勝負。あとはルメールがこの舞台でどう乗るかが勝負の分かれ目。

サトノフラッグ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
バラダセール Not For Sale Parade Marshal
Love for Sale
La Balada Confidential Talk
La Baraca

 

前走中山2000mを弥生賞の標準的なレース時計で勝ってここに駒を進めています。2勝馬なので3着以内に入らないと皐月賞出走権利はなく、ノーザンファーム生産馬で鞍上に武豊を迎えての参戦なので勝負は必至。武もディープの名を冠した第1回目のこのレースを勝ちたいのでは?

父は軽い芝が得意で早い時計決着でも対応するディープインパクト。母系にナリタブライアンやビワハヤヒデで知られるダマスカスの血が入っているので底力もありまます。上がり時計が平凡なのでワーケアより下に見られますが、馬場適性ならサトノフラッグを上位に見ます。

オーソリティ

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート
ロザリンド シンボリクエスエス Kris S.
Tee Kay
シーザリオ スペシャルウィーク
Kirov Premiere

 

前走は同じ舞台のG1ホープフルステークスに出走し4番人気で5着。勝馬のコントレイルから0.8秒、ワーケアからも0.3秒離されています。ノーザンファーム生産馬鞍上も外国人騎手を起用での参戦。

父は初年度からラッキーライラックと皐月賞馬エポカドーロを輩出したオルフェーブル。母の父はシンボリクエスエス、母の母は日米オークスを制したシーザリオをいう良血。パワーのあるオルフェーブルとシンボリクエスエスが入っているので中山の坂は苦にしません。

オルフェーブル産駒なので馬場適性はあります。しかし血統面から距離はもっと欲しいところ。新馬・1勝クラス連勝は基礎能力の差で、今の段階では忙しい中山の2000mでは距離不足か。成長力はあるので、本格化は秋から馬と判断します。

ブラックホール

ゴールドシップ ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
ポイントフラッグ メジロマックイーン
パストラリズム
ヴィーヴァブーケ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ブルーリッジリバー フジキセキ
スカーレットブルー

 

札幌2歳ステークスの優勝馬で、前走はG1ホープフルステークスに出走し5番人気で9着。1着馬とは1.9秒も離されています。札幌2歳ステークスから4か月も間隔があいていたため様々な理由が考えられますが、調整不足でも離されすぎ。

父は同じ札幌2歳ステークスで2着し、皐月賞の他に菊花賞、有馬記念、宝塚記念連覇、天皇賞春とG1を6勝のゴールドシップ。ゴールドシップは父がステイゴールド、母がメジロマックイーンとオルフェーブルと同じ配合です。両馬とも「力はあるが気性難」まで共通しています。

母の父はパワー型のキングカメハメハ、母系にダイワメジャー、ダイワスカーレット、ヴァーミリアンなどの活躍馬を出したスカーレットインクが入り底力がある血統背景。ただし洋芝の札幌で良績が集中しパワー型とも考えられ、軽い芝の中山だとスピード勝負で疑問符が付きます。

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