2020年第27回G3函館スプリントステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2020年函館スプリントステークスの注目馬を分析!

 

高松宮記念で3着のダイアトニック、同5着だったシヴァージが参戦する今年の函館スプリントステークス。出走登録馬の中から注目馬をピックアップし、勝ち負けできるか分析します。

函館スプリントステークスの特徴

G3函館スプリントステークスは第1回函館開催4日目に行われる芝1200mの別定戦です。3歳牡馬52kg、牝馬50kg。4歳以上牡馬56kg、牝馬54kg。獲得本賞金が3000万円を超える馬は2000万円超毎に負担重量が1kg加算されます。

国際競争に指定され外国調教馬は8頭まで優先的に出走可能。また地方所属馬は2頭まで出走できます。

サマースプリントシリーズの第1段で、1着馬は10点、2着5点、3着馬4点、4着馬3点、5着馬2点、6着以下は1点を獲得できます。

最終的に秋初戦のG1スプリンターズステークスを目指す短距離馬が出走し、地方開催ながらハイレベルなメンバーが揃います。

過去10年の函館スプリントステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら

 

2020年函館スプリントステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 スリーケープマンボ スズカマンボ 騙5 竹之下智明 信岡牧場
武英智 (栗東) オペラハウス 56kg 永井商事
1 2 マリアズハート シャンハイボビー 牝4 大野拓弥 Sally J. Andersen
菊沢隆徳 (美浦) Maria’s Mon 54kg ノルマンディーTR
2 3 エイティーンガール ヨハネスブルグ 牝4 坂井瑠星 庄野牧場
飯田祐史 (栗東) アグネスタキオン 54kg 中山泰志
2 4 スイープセレリタス ハーツクライ 牝4 丸山元気 ノーザンファーム
藤沢和雄 (美浦) エンドスウィープ 54kg シルクレーシング
3 5 ティーハーフ ストーミングホーム 牡10 国分優作 ダーレー・ジャパン・F
西浦勝一 (栗東) Green Desert 57kg ゴドルフィン
3 6 ダイアトニック ロードカナロア 牡5 武豊 酒井牧場
安田隆行(栗東) サンデーサイレンス 58kg シルクレーシング
4 7 ライトオンキュー Shamardal 牡5 古川吉洋 ダーレー・ジャパン・F
昆貢 (栗東) Raven’s Pass 56kg ゴドルフィン
4 8 シヴァージ First Samurai 牡5 藤岡佑介 Hinkle Farms
野中賢二 (栗東) Indian Charlie 56kg ナカヤマホールディングス
5 9 フィアーノロマーノ Fastnet Rock 牡6 藤岡康太 Kia Ora Stud
高野友和(栗東) Lion Heart 57kg 吉田和美
5 10 ジョーマンデリン ジョーカプチーノ 牝4 岩田康誠 山際牧場
清水久詞 (栗東) キングヘイロー 54kg 上田けい子
6 11 アリンナ マツリダゴッホ 牝6 丹内祐次 庄野牧場
上原博之 (美浦) グラスワンダー 54kg ノルマンディーTR
6 12 グランドボヌール エンパイアメーカー 牡6 城戸義政 片岡博
鈴木孝志 (栗東) フジキセキ 56kg 田畑利彦
7 13 リュウノユキナ ヴァーミリアン 牡5 横山和生 藤川ファーム
小野次郎 (美浦) クロフネ 56kg 蓑島竜一
7 14 ミキノドラマー ショウナンカンプ 牡7 勝浦正樹 浦河育成牧場
南田美知 (美浦) スペシャルウィーク 56kg 谷口久和
8 15 メイショウショウブ ダイワメジャー 牝4 池添謙一 三嶋牧場
池添兼雄 (栗東) キングカメハメハ 54kg 松本好雄
8 16 ダイメイフジ アグネスデジタル 牡6 菱田裕二 宮本昇
森田直行 (栗東) ダンスインザダーク 56kg 横井哲

 

勝ち馬予想に役立つ!函館スプリントステークスの注目馬分析

ダイアトニック

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
トゥハーモニー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアレジェーロ アレミロード
アルパインスウィフト

ダイアトニックは京都芝1400mG2スワンステークスの優勝馬。新馬戦以来1400~1600mを中心に走っていましたが、前走の高松宮記念で初めての1200mの上、レース中に進路妨害を受けたにも関わらずタイム差無し3着(4着も降着で繰り上がり)。1200mでも一級線の力があることを証明しました。

ダイアトニックの父はロードカナロア。母トゥハーモニーは未勝利馬ですが、産駒に京王杯スプリングステークスで2着したレオプライム、地方で短距離からマイルで8勝を挙げたビジュアルサポートを輩出しています。

父のロードカナロア産駒の距離適性は母系に依存することが多く、ダイアソニックもそのタイプ。父から豊かなスピードを受け継いでおり、さらに血統内にストームバードの4×4のクロスを持ちスピード能力が向上する血統構成です。

前走の高松宮記念は重、重賞勝利を飾ったスワンステークスも稍重と、時計のかかる芝は走ります。函館競馬場の芝は洋芝で時計が掛かり最後の直線が短いコース。前に行ける脚力もあるので優勝候補の一角と見て良いでしょう。

 

ライトオンキュー

Shamardal Giant’s Causeway Storm Cat
Mariah’s Storm
Helsinki Machiavellian
Helen Street
グレイトタイミング Raven’s Pass Elusive Quality
Ascutney
Rumors Are Flying Kris S.
Missed the Wedding

ライトオンキューは昨年のG3京阪杯の優勝馬。これまで13戦して5勝2着1回3着1回、掲示板を外したのは2回だけという安定性を誇ります。今回半年ぶりの実戦ですが、前走も3か月開けて勝利しているのでポン駆けするタイプです。

ライトオンキューの父シャマルダルはストームバード系の種牡馬で、現役時代は芝1400~2100mのG1を4勝。種牡馬としても海外で芝のステークスウィナーを数多く輩出しています。

ライトオンキューの母グレイトタイミングは米国産で海外2勝。母系を遡ってもこれといった活躍馬はいません。ただし本馬の場合、血統内にロベルトの5×4、ブラッシンググルームの5×4、ミスタープロスペクターの4×5のクロスを持ち、全体の底力を押し上げています。

昨年もサマースプリントシリーズに参戦しており、函館スプリントからの始動から考えてもポイントを狙いに来ているのは明白。あとは当日の気配次第で。良ければ3着以内に入る可能性は十分あります。

 

フィアーノロマーノ

Fastnet Rock デインヒル Danzig
Razyana
Piccadilly Circus ロイヤルアカデミーII
Gatana
Heart Ashley Lion Heart Tale of the Cat
Satin Sunrise
Pretty ‘n Smart Beau Genius
Charge d’Affaires

フィアーノロマーノは昨年のダービー卿チャレンジトロフィーの優勝馬。他に芝1400mの阪神カップと阪急杯で2着しているように重賞路線で勝ち負けできる実力馬です。

フィアーノロマーノの父ファストネットロックはオーストラリア最優秀3歳馬、最優秀スプリンターに選出されている名馬。デインヒル系の種牡馬としてオーストラリア以外の欧州でもステークスウィナーを輩出しています。

フィアーノロマーノの母ハートアシュリーは米国馬で、海外で重賞2勝を含む6勝。近親に米国ダートG1ゴールドカップアットサンタアニタステークスを優勝したクピードーがおり、母系の質は悪くありません。

だだし、今回は初の1200m戦。1400mの重賞で2着2回とっても勝利しているわけではなく、逆に1800mでも勝利しているようにどちらかといえば短めのマイラータイプ。距離短縮は必ずしもプラスではありません。実績は高くても、馬券はせいぜい3着までとみるのが妥当です。

 

エイティーンガール

ヨハネスブルグ ヘネシー Storm Cat
Island Kitty
Myth オジジアン
Yarn
センターグラタンス アグネスタキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
センターライジング ヘクタープロテクター
ダイシンオレンジ

エイティーンガールはこれまで13戦4勝。そのうち12戦が芝1200mで、勝ち星もすべて1200mです。2走前にG2シルクロードステークスで2着しており、前走の芝1200mオープン鞍馬ステークスでは1番人気で0.1秒差3着と、G3なら勝ち負けできる実力があります。

エイティーンガールの父ヨハネスブルグは米国産の種牡馬でブリダーズカップジュヴェナイルを含めG1を4勝。そのうち3勝は芝1200mです。母センターグラタンスは1勝馬。祖母センターライジングはサンスポ4歳牝馬特別を勝利していますが、近親にこれといった活躍馬はいません。

エイティーンガールは血統内にミスタープロスペクターとノーザンダンサーのクロスをもっておりスピード能力はあっても底力が欠ける印象。短距離の差し馬で13戦中8戦が上がり3番手以内と末脚安定していますが、直線の短い函館コースでは不発の可能性大。こんかいはケンするのが妥当でしょう。

 

シヴァージ

First Samurai Giant’s Causeway Storm Cat
Mariah’s Storm
Freddie Frisson Dixieland Band
Frisson
Indian Bay Indian Charlie In Excess
Soviet Sojourn
Buy the Barrel E Dubai
Affordable Price

シヴァージは前走G1高松宮記念で0.3秒差5着と好走。新馬戦から3勝クラスを勝ち上がるまで13戦すべてダートを走り、馬券にならなかったのは1度だけという安定度を誇ります。

オープンクラスで芝に転向し、前々走の北九州単距離ステークスでは時計がかかる重馬場で最速の上りを繰り出し優勝。重だった高松宮記念でも上がり最速です。

シヴァージの父は米国産のストームバード系の種牡馬で、現役時代はダートの1400mと1800mのG1を2勝。母インディアンベイは米国産で未出走。その母は重賞1勝を含む7勝馬。ただし、近親にこれといった活躍馬はいません。

シヴァージの場合、父ファーストラムライの血が強く出ている印象で、重の芝でも最速の上りを繰り出せるようにパワータイプの短距離馬。函館の重い洋芝も苦にしないと判断できます。

ここ3戦は後方一気ですが、ダートでは前々で競馬をしても早い上りを繰り出しています。高松宮記念で結果を出しているので人気になりますが、基本的に今回勝ち負けする馬と判断します。

マリアズハート

シャンハイボビー Harlan’s Holiday Harlan
Christmas in Aiken
Steelin’ Orientate
Steel Band
Maria’s Dance Maria’s Mon Wavering Monarch
Carlotta Maria
Ransom Dance Red Ransom
Dance Teacher

マリアズハートはここまで7戦すべて芝1200mで4勝。3歳春に新馬、500万下を連勝し、これまでゆったりしたローテションで勝ち進んでいることから陣営の期待の高さが伺えます。

前走はリミテッドクラスを1番人気で、大外が不利な中山1200mを最後方から追い込みタイム差無しハナ差2着なので勝ちに等しい内容。もちろん上がり最速です。

マリアズハートの父シャンハイボビーはストームバード系の種牡馬で、現役時代はブリダーズカップジュヴェナイルをはじめ中距離ダートG1を2勝。母マリアズダンスは米国産の3勝馬ですが、半妹の産駒から米ダートG1ダンタニアアダービーを制したロードスターが出ています。

父、母の父から考えてもやや長めのマイラータイプの血統構成です。しかし、シャンハイボビーの父ハーランズホリデーの産駒は日本では短距離~マイルで走るので、マリアズハートはこちらの影響が強いと判断できます。

短距離の差し馬ですが、同じく直線が短い中山の1200mで3勝を挙げているように一瞬の切れ味を発揮するタイプ。同じく平坦で直線が短い福島でも3着しています。函館スプリントステークスは牝馬と相性が良いため、人気薄でも狙いたい1頭です。

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