【2020年度版】京都大賞典入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る京都大賞典の入賞馬

京都大賞典の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2019 1 4 ドレッドノータス 騙6 56kg 2.23.5 ハービンジャー サンデーサイレンス
2 7 タンビュライト 牡5 57kg 2.23.7 ルーラーシップ サンデーサイレンス
3 3 シルヴァンシャー 牡4 56kg 2.23.5 ディープインパクト ジェイドハンター
2018 1 2 サトノダイヤモンンド 牡5 57kg 2.25.4 ディープインパクト Orpen
2 4 レッドジェノヴァ 牝4 54kg 2.25.5 シンボリクリスエス ホワイトマズル
3 5 アルバート 牡7 57kg 2.25.8 アドマイヤドン ダンスインザダーク
2017 1 3 スマートレイアー 牝7 54kg 2.23.0 ディープインパクト ホワイトマズル
2 5 トーセンバジル 牡5 56kg 2.23.1 ハービンジャー フジキセキ
3 2 シュヴァルグラン 牡5 57kg 2.23.1 ハーツクライ Machiavellian
2016 1 1 キタサンブラク 牡4 58kg 2.25.5 ブラックタイド サクラバクシンオー
2 3 アドマイヤデウス 牡5 56kg 2.25.5 アドマイヤドン サンデーサイレンス
3 8 ラブリーデイ 牡6 58kg 2.25.6 キングカメハメハ ダンスインザダーク
2015 1 1 ラブリーデイ 牡5 58kg 2.23.6 キングカメハメハ ダンスインザダーク
2 8 サウンズオブアース 牡4 56kg 2.23.8 ネオユニヴァース Dixieland Band
3 7 カレンミロティック 騙7 56kg 2.23.9 ハーツクライ A.P. Indy
2014 1 6 ラストインパクト 牡4 56kg 2.24.2 ディープインパクト ティンバーカントリー
2 7 タマモベストプレイ 牡4 56kg 2.24.2 フジキセキ ノーザンテースト
3 2 トーセンラー 牡6 58kg 2.24.5 ディープインパクト Lycius
2013 1 2 ヒットザターゲット 牡5 56kg 2.22.9 キングカメハメハ タマモクロス
2 1 アンコイルド 牡4 56kg 2.22.9 Giant’s Causeway Alzao
3 7 トーセンラー 牡5 57kg 2.23.2 ディープインパクト Lycius
2012 1 8 メイショウカンパク 牡5 56kg 2.23.4 グラスワンダー ダンスインザダーク
2 6 オウケンブルースリ 牡7 57kg 2.23.4 ジャングルポケット Silver Deputy
3 4 ギュスターヴクライ 牡4 57kg 2.23.5 ハーツクライ Fabulous Dancer
2011 1 7 ローズキングダム 牡4 59kg 2.24.1 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 8 ビートフラッグ 牡4 57kg 2.24.3 ミスキャスト ブライアンズタイム
3 4 オウケンブルースリ 牡6 58kg 2.24.3 ジャングルポケット Silver Deputy
2010 1 2 メイショウベルーガ 牝5 56kg 2.25.0 フレンチデピュティ Sadler’s Wells
2 7 オウケンブルースリ 牡5 58kg 2.25.1 ジャングルポケット Silver Deputy
3 6 プリヴィナージュ 牝5 55kg 2.25.6 フレンチデピュティ サンデーサイレンス

京都大賞典入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2019 1 11 ドレッドノータス OP 10 5
2 6 タンビュライト 大阪杯 11 9
3 5 シルヴァンシャー 1600万下 1 1
2018 1 2 サトノダイヤモンンド 宝塚記念 1 6
2 4 レッドジェノヴァ 1600万下 1 1
3 3 アルバート 宝塚記念 15 13
2017 1 4 スマートレイアー 鳴尾記念 1 2
2 6 トーセンバジル 新潟記念 2 7
3 1 シュヴァルグラン 宝塚記念 6 8
2016 1 1 キタサンブラク 宝塚記念 2 3
2 6 アドマイヤデウス 天皇賞春 11 9
3 2 ラブリーデイ 宝塚記念 4 4
2015 1 1 ラブリーデイ 宝塚記念 6 1
2 2 サウンズオブアース 天皇賞春 4 9
3 5 カレンミロティック 宝塚記念 5 13
2014 1 3 ラストインパクト 新潟記念 3 3
2 6 タマモベストプレイ OP 1 1
3 1 トーセンラー 安田記念 8 14
2013 1 11 ヒットザターゲット 宝塚記念 9 11
2 7 アンコイルド 札幌記念 14 3
3 2 トーセンラー 宝塚記念 4 5
2012 1 5 メイショウカンパク オールカマー 10 6
2 7 オウケンブルースリ 阪神大賞典 7 8
3 2 ギュスターヴクライ 天皇賞春 4 5
2011 1 1 ローズキングダム 宝塚記念 5 4
2 4 ビートフラッグ 宝塚記念 12 11
3 3 オウケンブルースリ 天皇賞春 12 1
2010 1 2 メイショウベルーガ 新潟記念 2 4
2 1 オウケンブルースリ ジャパンカップ 2 2
3 4 プリヴィナージュ 朝日チャレンジC 3 2

京都大賞典と馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 3勝2着1回3着2回、連対率4割、複勝率6割

2番人気 2勝2着1回3着3回、連対率3割、複勝率6割

3番人気 1勝2着0回3着2回、連対率1割、複勝率3割

1、2番人気の連対率はイマイチも、複勝率は6割あるので馬券には組み込んでおきたいところ。一方で3番人気の連対率は1割、複勝率3割と信用できません。

2桁人気は過去10年で2回絡んでおり、共に11番人気が優勝。馬連の紐も6、7番人気と荒れる時は荒れます。

ただし馬券は基本的に堅く、この2年を除き3連複まで7番人気以内で収まっています。狙いは6番人気で2着のみ4回。かなりの確率で馬券に絡みます。

前走と馬券

過去のG1実績馬が天皇賞秋やジャパンカップのたたき台として使用するため、前走春のG1からの出走がほとんど。

宝塚記念  5勝2着1回3着5回

安田記念  0勝2着0回3着1回

天皇賞春  0勝2着2回3着2回

大阪杯   0勝2着1回3着0回

中3か月程度のローテーションになり、距離も近い宝塚記念からが最多。そのうち半分が宝塚記念で5番人気以内か、掲示板に載っている馬。それ以外の宝塚記念組は父、あるいは母の父ステイヤーの種牡馬です。

それ以外では新潟記念組が目立ち3頭が馬券に絡んでいますが、前走の着順に関わらず前走の人気は3番人気以内です。

血統と馬券

中長距離のレースですが、開幕週で時計が早いためディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒の活躍が目立ちます。

ディープインパクト 3勝2着0回3着3回 

キングカメハメハ  3勝2着0回3着1回

また優勝はありませんがハーツクライ産駒が3着3回、ジャングルポケット産駒が2着2回3着1回。基本的に長くいい脚を使える産駒を多く出す種牡馬の活躍が目立ちます。

一方でスタミナ豊富でもピッチ走法で走る産駒が多いステイゴールド産駒が1頭も絡んでいないため、早い芝に対応できる産駒が活躍することを示唆しています。

性齢と馬券

3歳   0勝2着0回3着0回、占有率0%

4歳   3勝2着5回3着2回、占有率33.4%

5歳   5勝2着4回3着3回、占有率40.0%

6歳   1勝2着0回3着3回、占有率13.3%

7歳以上 1勝2着1回3着2回、占有率13.3%

馬券の3/4を4~5歳馬で占め、中心は5歳馬。6~7歳馬で馬券に絡んでいる馬のほとんどが過去長距離重賞で実績のあった馬です。

なお3歳は馬券になっていませんが、過去にシルクジャスティスとセイウンスカイが優勝しており、春のクラッシックで優勝するだけの実力があれば馬券になります。

牡・騙馬 8勝2着9回3着9回

牝馬   2勝2着1回3着1回

2400m自体が牝馬にとってタフな距離になるためあまり馬券になりません。馬券になった牝馬は全て4番人気以内。人気薄の牝馬は無視して良いでしょう。

京都大賞典のレース及びコースの攻略法

京都大賞典はコーナーを4つ回る京都芝外回り2400mAコースを使用。スタートはスタンド正面、2400m専用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまで597mと非常に長く、ポジション争いはスムーズ。テンから早くなることはありません。

第2コーナーを回りバックストレッチ中間にはいるまでほぼ平坦。長距離レースに分類されるため、ここまで淡々とレースが進ます。バックストレッチ中央から第3コーナー手前まで高さ4mの上り坂を上り、第3コーナーに入ると一転して急で長い下り坂になります。

そのためここから一気にペースが上がり、先行馬はロングスパートに入ります。第4コーナーを回るとゴールまで403mと距離はありますが、平坦で尚且つ開幕週の芝なので時計が早く前は止まりません。基本的に逃げ、先行馬有利。

ただし有力馬が多いため逃げ馬は目標にされやすく、過去10年で2着が1回あるのみ。馬券になった60%の馬が最終コーナーで5番手以内。逆に10番以降だった馬は3頭しか絡んでいないので脚質は重要です。

ホームストレッチ、バックストレッチ共長いため、スタミナロスが少ない大跳びの馬がロングスパートを決めやすく、能力をフルに発揮できるコースです。

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