【2020年度版】ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの入賞馬

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

※2013年以前、同コースで行われていたオープン「京都2歳ステークス」を含む。

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2019 1 8 マイラプソディ 牡2 55kg 2.01.5 ハーツクライ マイラプソディ
2 6 ミヤマザクラ 牝2 54kg 2.01.8 ディープインパクト Mr. Greeley
3 4 ロールオブサンダー 牡2 55kg 2.02.3 エピファネイア アドマイヤコジーン
2018 1 1 クラージュゲリエ 牡2 55kg 2.01.5 キングカメハメハ タニノギムレット
2 6 プレイキングドーン 牡2 55kg 2.01.6 ヴィクトワールピサ ホワイトマズル
3 2 ワールドプレミア 牡2 55kg 2.02.2 ディープインパクト Acatenango
2017 1 6 グレイル 牡2 55kg 2.01.6 ハーツクライ ロックオブジブラルタル
2 2 タイムフライヤー 牡2 55kg 2.01.6 ハーツクライ ブライアンズタイム
3 1 ケイティクレバー 牡2 55kg 2.02.0 ハービンジャー ディープインパクト
2016 1 3 カデナ 牡2 55kg 2.02.6 ディープインパクト フレンチデピュティ
2 8 ヴァナヘイム 牡2 55kg 2.02.8 キングカメハメハ ディープインパクト
3 8 ベストアプローチ 牡2 55kg 2.03.0 New Approach Efisio
2015 1 4 ドレッドノータス 牡2 55kg 2.01.3 ハービンジャー サンデーサイレンス
2 1 リスペクトアース 牡2 55kg 2.01.3 マンハッタンカフェ Street Cry
3 3 アドマイヤエイカン 牡2 55kg 2.01.5 ハーツクライ フレンチデピュティ
2014 1 6 ベルラップ 牡2 55kg 2.04.8 稍重 ハーツクライ シンボリクリスエス
2 3 ダノンメジャー 牡2 55kg 2.04.8 ダイワメジャー Azamour
3 5 シュヴァルグラン 牡2 55kg 2.04.9 ハーツクライ Machiavellian
2013 1 8 トーセンスターダム 牡2 55kg 2.00.8 ディープインパクト エンドスウィープ
2 6 アグネスドリーム 牡2 55kg 2.00.8 マンハッタンカフェ ケイホーム
3 7 サトノロブロイ 牡2 55kg 2.01.0 ゼンノロブロイ Distorted Humor
2012 1 1 エピファネイア 牡2 55kg 2.03.0 シンボリクリスエス スペシャルウィーク
2 4 ダンツアトラス 牡2 55kg 2.03.3 パゴ フレンチデピュティ
3 3 テイエムダイパワー 牡2 55kg 2.03.3 アドマイヤジャパン グラスワンダー
2011 1 4 トリップ 牡2 55kg 2.01.5 クロフネ サンデーサイレンス
2 2 エーシングングン 牡2 55kg 2.01.6 ジャングルポケット サンデーサイレンス
3 7 マナウス 牡2 55kg 2.01.6 ダイワメジャー Sadler’s Wells
2010 1 5 マーベラスカイザー 牡2 55kg 2.01.6 マーベラスサンデー Woodman
2 3 プレイキングドーン 牡2 55kg 2.01.6 ロックオブジブラルタル サンデーサイレンス
3 6 ダノンバラード 牡2 55kg 2.01.7 ディープインパクト Unbridled

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2019 1 1 マイラプソディ OP(中10週) 1 1
2 2 ミヤマザクラ 未勝利(中12週) 2 1
3 3 ロールオブサンダー 1勝クラス(中6週) 6 1
2018 1 1 クラージュゲリエ 札幌2歳S 1 3
2 4 プレイキングドーン OP(中4週)  
3 2 ワールドプレミア 新馬(中4週) 1 1
2017 1 2 グレイル 新馬(中4週) 1 1
2 1 タイムフライヤー OP(中4週) 1 1
3 5 ケイティクレバー 500万下(中2週) 12 2
2016 1 3 カデナ 500万下(中3週) 3 2
2 1 ヴァナヘイム OP(中4週) 1 2
3 6 ベストアプローチ 新馬(中4週) 3 1
2015 1 3 ドレッドノータス 新馬(中4週) 1 1
2 5 リスペクトアース 新馬(中5週) 3 1
3 1 アドマイヤエイカン 札幌2歳S 2 1
2014 1 6 ベルラップ 500万下(中2週) 5 1
2 2 ダノンメジャー OP(中10週) 1 1
3 5 シュヴァルグラン 未勝利(中8週) 1 1
2013 1 1 トーセンスターダム 新馬(中5週) 1 1
2 5 アグネスドリーム OP(中4週) 2 9
3 4 サトノロブロイ 未勝利(中3週) 9 1
2012 1 1 エピファネイア 新馬(中5週) 1 1
2 8 ダンツアトラス デイリー杯2歳S 5 10
3 7 テイエムダイパワー 新馬(中4週) 5 1
2011 1 1 トリップ 新馬(中3週) 1 1
2 9 エーシングングン 新馬中(3週) 2 1
3 7 マナウス 未勝利(中2週) 1 1
2010 1 8 マーベラスカイザー OP(中4週) 8 7
2 5 プレイキングドーン 未勝利(中2週) 5 2
3 1 ダノンバラード 新馬(中4週) 1 1

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。2013年以前、同コースで行われていたオープン「京都2歳ステークス」を含む。

人気と馬券

1番人気 5勝2着2回3着2回、連対率7割、複勝率9割

2番人気 1勝2着2回3着1回、連対率3割、複勝率4割

3番人気 2勝2着0回3着1回、連対率2割、複勝率2割

1番人気が5勝、連対率7割、複勝率9割と、馬連としてかなり信用できる数字。一方で2、3番人気は馬券的に振るいません。もともと出走頭数が少ないレースですが過去10年で2桁人気が馬券に絡んだことはありません。馬券はかなり堅め。

馬連は5~9番人気が馬券に絡みやすいので、1番人気を中心に1桁人気の馬をピックアップしていくのが賢明です。

前走と馬券

新馬       5勝2着2回3着4回

未勝利      0勝2着2回3着3回

1勝クラス・OP  4勝2着5回3着2回

2歳重賞     1勝2着1回3着1回

距離適性と素質がモノをいうレレースで、新馬戦からの挑戦が5勝と最多。また2歳重賞はマイル戦が多いため、血統背景からこのレースを目標にしてオープン・1勝クラスをステップに挑戦してくる馬の成績が良いことが分かります。

オープンでは萩ステークスで人気になっているか、勝ち負けしているかいずれかが該当していれば買い。

血統と馬券

ハーツクライ     3勝2着1回3着2回 占有率20.0%

ディープインパクト  2勝2着1回3着1回 占有率13.3%

長距離適性の高い父ハーツクライ産駒が強く、ディープインパクト産駒の成績を大きく上回っています。一方、同じサンデーサイレンス系でステイヤーを多く出すステイゴールド産駒が一頭も入っていないのとは対照的。

基本的に父サンデーサイレンス系種牡馬が強く全体の2/3を占め、そのほとんどが3歳時にクラッシックで活躍した馬。その次がノーザンダンサー系で16.7%。ノーザンダンサー系は全て母の父サンデーサイレンス系です。

一方スピードとパワーに秀でたミスタープロスペクター系は弱く、父キングカメハメハ産駒が2頭入ったのみ。血統的にスタミナと芝に対する軽さが必要です。

性齢と馬券

過去10年で牝馬が馬券に絡んだのは2着が1回あるだけ。2000mはこの時期の2歳馬にとって長距離に該当するので、切れ味が武器となる牝馬には不利です。よほどの実力やケット背景が良くない限り無視して良いでしょう。

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスのレース及びコースの攻略法

2020年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスはコーナーを4つ回る阪神芝内回り2000mBコースを使用。スタートはスタンド正面、ゴール手前の坂下から。スタートから最初のコーナーまで330mと短いものの、直後に高低差1.9mの急坂を上るのでテンが早くなりません。

坂を上り終わると第3コーナーまでほぼ平坦。阪神内回りは1周1689mと小回りなので、あまりスピードが出せません。レースは淡々と進みます。第3コーナーに入ると長い下り坂で、ここで先行馬のスピードが上がりレースが動きます。

阪神内回りの第4コーナーは直角に近いので、ここでスピードを上げ過ぎると遠心力で外に振られコースロスが生じます。最後の直線は356mと短く、ラスト1ハロンの所に高さ1.9mの急な上り坂が待ち受けます。

基本的に逃げ、先行馬が有利なコース。実際に馬券になった30頭中、第4コーナーを回った時点で5番手以内に付けている馬が全体の70%を占めています。

2020年ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの注目馬分析はこちら

 

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