2020年第62回G2スワンステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

マイルG1を3勝しているアドマイヤマーズ、2018年のマイルチャンピオンシップ馬ステルヴィオと2頭のG1馬が出走登録している2020年のスワンステークス。スワンステークスに出走登録している馬の中から注目馬をピックアップし、馬券になるか分析します。

 

2020年スワンステークスの注目馬を分析!

スワンステークスの特徴

G2スワンステークスは第4回京都開催8日目に行われる3歳以上芝1400mの別定戦です。負担重量は3歳牡・騙馬55kg、同牝馬53kg(10月開催の場合は各1kg減)。4歳以上牡・騙馬56kg、牝馬54kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算され、1年内のG1勝利婆2kg増、同G2及び牝馬限定G1勝利馬・1年以上前のG1勝利馬1kg増。

国際競走に指定され、海外調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。

またマイルチャンピオンシップのステップレースに指定され、JRA所属馬は1着馬に同レースへの優先出走権が与えられます。地方所属馬は同レース出走候補馬3頭までにスワンステークスへの優先出走権が与えられ、2着以内に入れば同レースへの優先出走権が与えられます。

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2020年スワンステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サウンドキアラ ディープインパクト 牝5 松山弘平 社台ファーム
安達昭夫 (栗東) アグネスデジタル 54kg 増田雄一
1 2 アドマイヤマーズ ダイワメジャー 牡4 川田将雅 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Medicean 58kg 近藤旬子
2 3 ロケット ディープスカイ 牝5 酒井学 ダーレー・ジャパン・F
石橋守 (栗東) Maria’s Mon 54kg ゴドルフィン
2 4 カツジ ディープインパクト 牡5 岩田康誠 岡田スタッド
池添兼雄 (栗東) ホワイトマズル 56kg カナヤマH
3 5 メイショウオーパス メイショウボーラー 牡5 幸英明 高昭牧場
飯田祐史 (栗東) マンハッタンカフェ 56kg 松本好雄
3 6 シヴァージ First Samurai 牡5 藤岡佑介 Hinkle Farms
野中賢二 (栗東) Indian Charlie 56kg ナカヤマH
4 7 ベステンダンク タイキシャトル 牡8 北村友一 服部牧場
安達昭夫 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 市川義美H
4 8 レインボーフラッグ ジャングルポケット 牡7 和田竜二 社台ファーム
小崎憲 (栗東) ダンスインザダーク 56kg グリーンファーム
5 9 カテドラル ハーツクライ 牡4 福永祐一 ノーザンファーム
池添学 (栗東) ロックオブジブラルタル 56kg キャロットファーム
5 10 ボンセルヴィーソ ダイワメジャー  牡6 木幡巧也 白井牧場
池添学(栗東) サクラローレル 56kg 名古屋友豊(株)
6 11 タイムトリップ ロードアルティマ 牡6 柴山雄一 鵜木唯義
菊川正達 (美浦) ホークアタック 56kg 中村祐子
6 12 プロディガルサン   ディープインパクト 牡7 国分優作 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) Storm Cat 56kg 金子真人H
7 13 キングハート オレハマッテルゼ 牡7 小崎綾也 奥山博
星野忍 (美浦) マイネルラヴ 56kg 増田陽一
7 14 アルーシャ ディープインパクト 牝5 武豊 ノーザンファーム
藤沢和雄 (美浦) Tapit 55kg サンデーレーシング
8 15 スマートオーディン ダノンシャンティ 牡7 藤井勘一郎 スカイビーチステーブル
池江泰寿 (栗東) Alzao 56kg 大川徹
8 16 ステルヴィオ ロードカナロア 牡5 池添謙一 ノーザンファーム
木村哲也(美浦) ファルブラヴ 57kg サンデーレーシング

勝ち馬予想に役立つ!スワンステークスの注目馬分析

アドマイヤマーズ

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ ノーザンテースト
スカーレットインク
ヴィアメディチ Medicean Machiavellian 
Mystic Goddess 
Via Milano シングスピール 
Salvinaxia 

アドマイヤマーズはこれまで10戦6勝2着1回で、朝日フューチュリティーステークス、NHKマイルカップ、香港マイルとG1を3勝しています。これまで勝ち鞍は全てマイル戦という典型的なマイラーです。

アドマイヤマーズの父はダイワメジャー母ヴィアメディチはアイルランド産駒で仏国G3の勝ち馬。祖母ヴィラノマーノも仏国マイルG3を勝っているように、血統上もマイラー

ダイワメジャー産駒はほぼ3歳までで成長のピークを迎えてしまいますが、それ以降長く能力を維持するのでG1で勝ち負けする力は残っています。前走の安田記念では期待や実績に反し6着でしたが、時計は1分32秒3と早く、2着馬からは0.3秒しか離されていません。

今回は初の1400m戦に加え、負担重量も58kgと他馬より2kg重いハンデを背負います。昨年休み明け初戦の富士ステークスを1番人気ながら9着に敗れており、ポン掛けはあまり得意ではないようです。

実績から人気が必須も、あくまでも目標はマイルチャンピオンシップで今回は叩き台。成績を見ても叩き良化型なので、今回は抑えまで。

サウンドキアラ

ディープインパクト ディープインパクト Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
サウンドバリアー アグネスデジタル  Crafty Prospector 
Chancey Squaw 
スリーピングインシアトル  Seattle Slew 
Lady’s Secret 

サウンドキアラはこれまで18戦7勝2着4回3着4回と、馬券率83%の高アベレージ。今年に入り京都金杯、京都牝馬ステークス、阪神牝馬ステークスと重賞3連勝を飾り、前走ヴィクトリアマイルではアーモンドアイに2着、走破時計も1分31秒3と好時計をマークしています。

サウンドキアラの父はディープインパクト。母サウンドバリアーはフィリーズレビューの勝ち馬も、それ以降勝ち鞍はなく早熟だった馬。母の父アグネスデジタルは芝・ダートを問わずマイルから200mのG1を6勝した名馬なので、距離適性や成長力は母の父からか。

先行してしまい早い時計で上がれるのが持ち味で、重賞3連勝した時もメンバー中上がり3番手以内。ヴィクトリアマイルでも3番手に付けしまい33.8秒で上がっています。

京都1400mは新馬戦と京都牝馬ステークスで2戦2勝。強敵相手のG1で2着していながらハンデ54kgと前走より軽いのは有利です。5カ月休養明けでも勝ち星を挙げているのでポン駆けも利くタイプ。捨てる要素が少なく、脚質的にも勝ち負け。

ステルヴィアオ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ラルケット ファルブラヴ Fairy King
Gift of the Night 
アズサユミ サンデーサイレンス
ファーストクラス 

ステルヴィオはこれまで15戦4勝2着4回3着1回2018年のマイルチャンピオンシップ、スプリングステークスの勝ち馬で、他にも朝日フューチュリティーステークス、毎日王冠2着、皐月賞4着など本来はやや長めのマイラー。

ステルヴィオの父はロードカナロア。母ラルケットは4勝の条件馬。ファルブラヴやサンデーサイレンスなど中距離系に種牡馬で構成されていますが、実際に成績が良かったのは1600~1800mで、ステルヴィオの距離適性は母系から。

昨年の大阪杯より成績が低迷したのは喘鳴症の兆候が出ていたため。前走京王杯スプリングカップで久々の2着を確保していますが、稍重だったように湿気があって呼吸が楽だったからと考えられます。

身体的に不安を抱えていることから、1戦1戦が勝負。基礎能力は高いので、調教さえ良ければ勝ち負けできる実力があります。しかし空気が乾燥しているようなら途中で息が上がる可能性があり、当日の天候には注意が必要です。

カテドラル

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
アビラ ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
Animatrice Alleged
Alexandrie

カテドラルはこれまで12戦3勝重賞勝ちはありませんが、G3アーリントンカップで2着、NHKマイルカップで3着、マイルチャンピオンシップでは13番人気で6着とそれなりに結果を出しています。マイルチャンピオンシップではメンバー中上がり最速をマークしています。

マイルチャンピオンシップ以降成績が低迷していましたが、素質に馬体の成長が伴い前走新潟リミテッドクラス芝1400mで久々に勝ち星を挙げています。

カテドラルの父はハーツクライ。基本的に中距離以上で上質馬を輩出し、短距離は苦手。母アビラは英国産で未勝利も、兄弟は欧州のステークスウィナーが並ぶ良血。母の父が欧州で芝1400~1800mのG1を7連勝したロックオブジブラルタルなので、同馬の血が濃く出ていると判断できます。

ハマるとG1でも好走できる末脚を持っていますが、重賞未勝利が意味するように成績が安定しません。今回G2ながらメンバーが強力なので前走のような成績を収められるかは疑問。距離はもう少し合った方が良いので、今回は見送りが賢明か。

シヴァージ

First Samurai Giant’s Causeway Storm Cat 
Mariah’s Storm 
Freddie Frisson Dixieland Band 
Frisson 
Indian Bay Indian Charlie In Excess 
Soviet Sojourn 
Buy the Barrel E Dubai 
Affordable Price 

シヴァージはこれまで19戦5勝重賞勝ちはありませんが、今年の高松宮記念で0..3秒差5着しています。新馬戦からダートの短距離を走っていましたが、昨年末より芝に転向。淀短距離ステークスから前走セントウルステークスまでG1を挟み5戦連続上がり最速。

シヴァージの父ファーストサムライは米国産のストームバード系の種牡馬で、現役時代はダートの1400mと1800mのG1を2勝。母インディアンベイは米国産で未出走。その母は重賞1勝を含む7勝馬。ただし近親に活躍馬はおらず、シヴァージは父影響が強いと判断できます。

基本的に仕舞い一辺倒の馬で、1600mまでなら芝・ダート、良・不良を問わず鋭い末脚を発揮します。しかし、勝ち負けできるかは展開次第。先行争がもつれペースが乱れたり、馬場が悪化したりするようなら3着以内に突っ込んでくる可能性は十分あります。

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