2022年第38回G3フェアリーステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年フェアリーステークスの注目馬を分析!

フェアリーステークスの特徴

G3フェアリーステークスは第1回中山開催4日目に行われる3歳牝馬限定芝1600mの馬齢別定戦です。負担重量は54kg、日本馬は獲得本賞金1800万円以上だと負担重量が1kg加算されます。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。なお、重賞を勝利した外国調教馬は負担重量が1kg加算されます。

地方交流競走にも指定され、地方馬は認定馬のみ3頭まで出走登録が可能です。

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2022年フェアリーステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 エバーシャドネー ルーラーシップ 牝3 藤岡佑介 ノーザンファーム
藤岡健一 (栗東) ハーツクライ 54kg 宇田豊
1 2 ビジュノワール キタサンブラック 牝3 大野拓弥 ノーザンファーム
中舘英二 (美浦) ホワイトマズル 54kg 吉田勝己
2 3 スターズオンアース ドゥラメンテ 牝3 石橋脩 社台ファーム
高柳瑞樹 (美浦) Smart Strike 54kg 社台レースホース
2 4 ニシノラブウインク エピファネイア 牝3 三浦皇成 村上欽哉
小手川準 (美浦) アグネスタキオン 54kg 西山茂行
3 5 スクルトゥーラ ロードカナロア 牝3 横山武史 ノーザンファーム
鹿戸雄一 (美浦) ハービンジャー 54kg サンデーレーシング
3 6 スピードグラマー Into Mischief 牝3 木幡育也 Machmer Hall
藤沢和雄 (美浦) Petionville 54kg 長谷川祐司
4 7 ブルトンクール エピファネイア 牝3 菅原明良 社台ファーム
新開幸一 (美浦) グラスワンダー 54kg 会田浩史
4 8 ライラック オルフェーヴル 牝3 M.デムーロ 杵臼牧場
相沢郁 (美浦) キングカメハメハ 54kg 芹澤精一
5 9 エリカヴィータ キングカメハメハ 牝3 C.ルメール ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) フジキセキ 54kg 三木正浩
5 10 スプリットザシー ディープインパクト 牝3 丸山元気 社台ファーム
西村真幸 (栗東) Bellamy Road 54kg 吉田照哉
6 11 ウラカワノキセキ ヘニーヒューズ 牝3 津村明秀 浦河日成牧場
田島俊明 (美浦) ジキセキ 54kg ライオンレースホース
6 12 ユキヤナギ パドトロワ 牝3 勝浦正樹 山岡ファーム
的場均 (美浦) ダンスインザダーク 54kg 山口敦広
7 13 ヴァンルーラー ルーラーシップ 牝3 戸崎圭太 ノーザンファーム
吉岡辰弥 (栗東) Forest Camp 54kg サイプレスH
7 14 ポケットシンデレラ エピファネイア 牝3 菱田裕二 田畑利彦
青木孝文 (美浦) ジャングルポケット 54kg 坂東牧場
8 15 テーオーシャルマン ラブリーデイ 牝3 横山和生 ヤナガワ牧場
奥村豊 (栗東) ステイゴールド 54kg 小笹公也
8 16 フィールシンパシー ベーカバド 牝3 坂井瑠星 岡田スタッド
小島茂之 (美浦) ダンスインザダーク 54kg 岡田牧雄

勝ち馬予想に役立つ!フェアリーステークスの注目馬分析

エリカヴィータ

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
マルシアーノ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
ケルトシャーン Pleasant Colony 
Featherhill 

エリカヴィータは前走東京芝1600m新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計1分36秒4は遅いものの、8番手からメンバー中上り最速34.秒で、2着に0.2秒差を付けています。

エリカヴィータの父はキングカメハメハ。フジキセキ産駒のマルシアーノはダートマイル戦を3勝。母の全兄に高松宮記念2勝他、短距離全12勝のキンシャサノキセキがいます。また一族には海外G1馬が多数並ぶ良血です。

キンシャサノキセキとキングカメハメハが持つキングマンボの血の相性は良く、これまで2頭の重賞勝ち馬を送り出しています。血統的には1勝クラスの馬ではなく、これから上を狙える器。ただし母の父フジキセキと見た場合は芝ではG2まで連下で。

スクルトゥーラ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
カービングパス ハービンジャー Dansili
Penang Pearl
ハッピーパス サンデーサイレンス
ハッピートレイルズ

スクルトゥーラは前走東京芝1400m新馬戦を1番人気で優勝稍重で勝ち時計1分22秒7上りはメンバー中最速の34.3秒2着に0.2秒差を付けて快勝しています。

スクルトゥーラの父はロードカナロア。ハービンジャー産駒のカービングパスは芝短距離の3勝馬。祖母は京都牝馬ステークス馬のハッピーパスで、母の全兄に札幌2歳S・東京スポーツ杯2歳S勝ちのコディーノ、全姉にフローラS勝ちでオークス2着のチェッキーノがいます。

父が短距離馬のロードカナロアに代わっていますが、この時期は母系の影響を受けやすいのでマイルまでなら対応可能。兄妹が春のクラシック路線で善戦していることからも、血統的にここは勝ち負け。

ライラック

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート 
ヴィーヴァブーケ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
ブルーリッジリバー フジキセキ
スカーレットブルー

ライラックは2戦1勝東京芝1800mの新馬戦を1番人気で勝ち上がりラジオNIKEI杯京都2歳Sで4番人気に推されましたが、優勝馬から1.2秒離され惨敗しています。

ライラックの父はオルフェーヴル。キングカメハメハ産駒の母ヴィーヴァブーケは1勝馬。ライラクの半兄でゴールドシップ産駒のブラックホールが札幌2歳Sを優勝しています。

ゴールドシップと血統背景が似ているオルフェーヴルに代わっていますが、オルフェーヴル自体がやや晩成型。また兄は札幌2歳S勝ち以降重賞路線を歩みますが、以後は馬券に絡まず引退。さらにブラックホール以外近親に活躍馬はおらず、前走見せ場なく大敗からもこの時期の重賞は厳しいか見送り。

ビジュノワール

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
クーデグレイス ホワイトマズル ダンシングブレーヴ
Fair of the Furze
グレイスルーマー トニービン
ディスクジョッキー

ビジュノワールは前走中山芝1600mの新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計1分35秒4、終始好位置で競馬をすすめ第4コーナーでは先頭、2着に0.3秒差を付けています。

ビジュノワールの父は中長距離G1を8勝したキタサンブラック。ホワイトマズル産駒の母クーデグレイスは中距離の4勝馬で秋華賞でも4着の成績。近親に中距離G1を2勝したラブリーデイ、中京新聞杯勝ちのポッケリーニがいます。

前走でトリッキーな中山1600mを経験しているのは大きなアドバンテージ。また父、母の父ともスタミナ豊富な血統なので、切れる脚は無くても先行できれば押し切るだけの能力はあります。連下で。

スターズオンアース

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
サザンスターズ Smart Strike Mr. Prospector
Classy’n Smart
スタセリタ Monsun
Soignee

スターズオンアースはこれまで3戦1勝2着1回3着1回2戦目で東京芝1800mの未勝利戦を1番人気で勝ち上がり、前走1勝クラスの赤松賞でも1番人気。しかし逃げたパーソナルハイを捕らえられず、優勝したナミュールに差し切られ0.5秒差3着に沈んでいます

スターズオンアースの父は皐月賞・ダービー2冠のドゥラメンテ。英国産の母サザンスターズは海外の1勝馬。祖母は米国エクリプス最優秀牝馬でG1を6勝したスタセリアで、母の半妹にフランケル産駒で阪神ジュベナイルフィリーズ・オークスを制したソウルスターリングがいます。

血統内にミスタープロスペクターの4×3の濃いクロスを持っており、スピードが勝った配合です。

前走で優勝のナミュールは牝馬ながら次走朝日フューチュリティステークスで4着に入っており、対戦相手が悪かったと言えなくもありませんただし2着だったパーソナルハイは阪神ジュベナイルフィリーズで16着に敗退。これを捕らえられない当たり能力は見劣りします。抑えまで。

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