2022年第8回GⅢサウジアラビアロイヤルカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年サウジアラビアロイヤルカップの注目馬を分析!

サウジアラビアロイヤルカップの特徴

GⅢサウジアラビアロイヤルカップは第4回東京開催初日に行われる2歳限定芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は牡・騙馬55kg、牝馬54kg。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は3頭まで出走登録が可能です。

2014年に新設された2歳限定芝1600mの重賞競走のいちょうステークスが前身で、翌年にサウジアラビアロイヤルカップとしてG3格付け。いちょうステークスは2013年までオープン特別で、2012・13年は芝1800m、それ以前は芝1600mで行われています。

オープン特別だった時代から2歳G1の朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズを狙う有力馬が出走し、ここをステップにG1や重賞を制覇した馬を多数輩出している出世レースです。

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2022年サウジアラビアロイヤルカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 グラニット ダノンバラード 牡2 嶋田純次 ミルファーム
大和田成 (美浦) フサイチコンコルド 55kg 猿橋義昭
2 2 ブーケファロス ビッグアーサー 牡2 菅原明良 クラウン日高牧場
清水英克 (美浦) ダンディコマンド 55kg 矢野まり子
3 3 ミシェラドラータ キンシャサノキセキ 牡2 大野拓弥 丸村村下ファーム
清水久詞 (栗東) フレンチデピュティ 55kg 福盛訓之
4 4 マイネルケレリウス ルーラーシップ 牡2 石川裕紀人 ビッグレッドファーム
奥村武 (美浦) アグネスタキオン 55kg TC・ラフィアン
5 5 ノッキングポイント モーリス 牡2 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) キングカメハメハ 55kg サンデーレーシング
6 6 レッドソリッド ドレフォン 牡2 三浦皇成 社台ファーム
音無秀孝 (栗東) ローエングリン 55kg 東京ホースレーシング
7 7 ドルチェモア ルーラーシップ 牡2 横山和生 下河辺牧場
須貝尚介 (栗東) ディープインパクト 55kg スリーエイチレーシング
8 8 シルヴァーデューク シルバーステート 牡2 戸崎圭太 沖田博志
西村真幸 (栗東) ロックオブジブラルタル 55kg 田畑利彦
8 9 フロムダスク Bolt d’Oro 牡2 津村明秀 Springhouse Farm
森秀行 (栗東) Giant’s Causeway 55kg 藤田晋

勝ち馬予想に役立つ!サウジアラビアロイヤルカップの注目馬分析

ノッキングポイント

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
チェッキーノ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ハッピーパス サンデーサイレンス
ハッピートレイルズ

ノッキングポイントは6月東京芝1600mを1番人気で優勝勝ち時計1分35秒3、5番手先行で上りはメンバー中最速の33.2秒。2着に0.5秒差を付けて圧勝しています。

ノッキングポイントの父はモーリス。キングカメハメハ産駒の母チェッキーノはフローラS勝ち、オークス2着の3勝馬。母の全兄のコディーノは札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sを優勝し朝日杯フューチュリティーSでも2着。祖母ハッピーパスも京都牝馬S勝ちがある5勝馬。

ノッキングポイントはサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。、母、祖母も重賞勝ちがある良血で、母系は仕上がり早。前走の勝ちっぷりからも現時点では能力上位東京マイルの実績もあることからも、ここは勝ち負け。

シルヴァーデューク

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
ヴァナディース ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
マストビーラヴド サンデーサイレンス
ダイナシュート

シルヴァーデュークはこれまで2戦1勝3着1回。新馬戦、未勝利戦共に芝1800m戦で、新馬戦の小倉は2番人気も、1、2着馬から離され3着2戦目の新潟未勝利戦ではメンバー中最速の34.2秒の末脚で2着に0.4秒差を付けて勝ち上がっています。

シルヴァーデュークの父はディープインパクト系のシルバーステート。ロックオブジブラルタル産駒の母ヴァナディースは芝の1勝馬。血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスがあります。

母の半姉でエンドスィープ産駒のラインクラフトが桜花賞・NHKマイルカップ勝ち、母の半兄でキングカメハメハ産駒のアドマイヤロイヤルがプロキシオンS勝ちしているように、母系は父の影響を受けやすいタイプ。

父がこのレースと相性が良いディープインパクト系で、前走より距離短縮も東京マイルは他の競馬場なら1ハロン長めの距離を走れるだけのスタミナが必要なので問題なし。ただし新潟での脚を見る限り、切れ味より長く良い脚を使うタイプ。切れ味勝負では分が悪いか。連下で。

ドルチェモア

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
アユサン ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
バイザキャット Storm Cat
Buy the Firm

ドルチェモアは8月札幌芝1500m新馬戦を1番人気で優勝。勝ち時計1分32秒2、上りはメンバー中2番目の35秒6、2着に0.5秒差を付けて逃げ切り勝ち。

ドルチェモアの父はルーラーシップディープインパクト産駒の母アユサンは桜花賞馬。母の全妹のマウレアはチューリップ賞・紫苑S2着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着と、母系はやや早熟。

ドチェモアの全兄で1つ上のエンギダルマがスプリングS4着から考えると、血統的に重賞はやや能力不足の可能性。また前走はスピードの違いで押し切ったとしても、今回は1勝馬同士の戦いで、仮に逃げても東京マイルでは目標にされる可能性が大。見送り。

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