2025年第92回GⅠダービー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年ダービーの注目馬を分析!

ダービーの特徴

GⅠ日本ダービーは第2回東京開催第12日目に行われる3歳限定芝2400mの馬齢定量戦です。負担重量は牡馬57kg、牝馬55kg。騙馬の出走は認められません。フルゲートは18頭。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優占種総研が与えられます。

JRA所属馬は①皐月賞5着以内、②トライアルレースの青葉賞2着以内、プリンシパルS1着、③上記以外は獲得本賞金順で決められ、それ以外は抽選になります。

また地方所属馬は①②③のいずれかに該当する馬に優先出走権が与えられ、NHKマイルカップか京都新聞杯2着以内、JRA3歳重賞優勝馬は出走登録が可能です。

イギリスのダービーに倣って明治時代に制定された歴史あるレースで、正式名は「東京優駿」。牡馬3歳クラシック路線の2冠目であり、JRAの全レースの中でも最も権威のレースの一つです。

古馬のGⅠなら複数回チャンスがありますが、ダービーは生涯1度きり。しかも条件を満たさなければ出走できず、馬主の間では「ダービー馬のオーナーになるのは国に宰相になることより難しい」と例えられます。

生産者もこのダービーに合わせて競走馬を生産しています。日本の競馬界では「皐月賞は最も早い馬、ダービーは最も運がいい馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われ、事実過去には下馬評が高くても伏兵に負ける馬や、ダービーを勝った後勝てなくなった馬も数多くいます。

↓過去10年のダービー入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年ダービー出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 リラエンブレム キズナ 牡3 浜中俊 ノーザンファーム
武幸四郎(栗東) Galileo 57kg GリビエールR
1 2 ショウヘイ サートゥルナーリア 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
友道康夫(栗東) オルフェーヴル 57kg 石川達絵
2 3 エリキング キズナ 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
中内田充正(栗東) High Chaparral 57kg 藤田晋
2 4 ドラゴンブースト スクリーンヒーロー 牡3 丹内祐次 ゼットステーブル
藤野健太(栗東) エンパイアメーカー 57kg 水谷美穂
3 5 レディネス スワーヴリチャード 牡3 横山典弘 フジワラファーム
昆貢(栗東) Shamardal 57kg 安原浩司
3 6 ファンダム サートゥルナーリア 牡3 北村宏司 白老ファーム
辻哲英(美浦) ジャスタウェイ 57kg キャロットファーム
4 7 ミュージアムマイル リオンディーズ 牡3 D.レーン ノーザンファーム
高柳大輔(栗東) ハーツクライ 57kg サンデーレーシング
4 8 エムズ ドゥラメンテ 牡3 戸崎圭太 ノーザンファーム
池江泰寿(栗東) Not For Sale 57kg エムズレーシング
5 9 ジョバンニ エピファネイア 牡3 松山弘平 タイヘイ牧場
杉山晴紀(栗東) Footstepsinthesand 57kg KRジャパン
5 10 トッピボーン リアルスティール 牡3 岩田望来 フジワラファーム
笹田和秀(栗東) ハービンジャー 57kg 松島一晃
6 11 ニシノエージェント イスラボニータ 牡3 津村明秀 カミイスタット
千葉直人(美浦) ノヴェリスト 57kg 西山茂行
6 12 カラマティアノス レイデオロ 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
奥村武(美浦) ハーツクライ 57kg サンデーレーシング
7 13 クロワデュノール キタサンブラック 牡3 北村友一 ノーザンファーム
斉藤崇史(栗東) Cape Cross 57kg サンデーレーシング
7 14 ホウオウアートマン ドゥラメンテ 牡3 田辺裕信 ノーザンファーム
矢作芳人(栗東) ストリートセンス 57kg 小笹芳央
7 15 ファウストラーゼン モズアスコット 牡3 M.デムーロ 友田牧場
西村真幸(栗東) スペシャルウイーク 57kg 宮崎俊也
8 16 ファイアンクランツ ドゥラメンテ 牡3 佐々木大輔 ノーザンファーム
堀宜行(美浦) ハーツクライ 57kg サンデーレーシング
8 17 マスカレードボール ドゥラメンテ 牡3 坂井瑠星 社台ファーム
手塚貴久(美浦) ディープインパクト 57kg 社台レースホース
8 18 サトノシャイニング キズナ 牡3 武豊 下川辺牧場
杉山晴紀(栗東) Star Dabbler 57kg 里見治

勝ち馬予想に役立つ!ダービーの注目馬分析

ミュージアムマイル

リオンディーズ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール
ミュージアムヒル ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ロレットチャペル フレンチデピュティ
サンタフェトレイル

ミュージアムマイルは皐月賞の優勝馬朝日杯フューチュリティSで2着し、これまで6戦3勝2着1回3着1回。弥生賞1番人気4着後に臨んだ皐月賞は3番人気圧倒的な1番人気で2着のクロワデュノールに0.3秒差を付けレースレコードを樹立しています。

ミュージアムスマイルの父は朝日杯フューチュリティS馬のリオンディーズ。ハーツクライ産駒の母ミュージアムヒルは芝マイルの3勝馬。祖母の半兄に重賞2勝のキンスグトレイル。また母系からシンコウラブリー他重賞勝ち馬多数。

ミュージアムマイルは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。血統的にも2400mはやや長め。

前走は逃げたピコチャンブラックと、途中で鼻を奪ったファストラーゼンによりハイペースの流れ。先行馬で残ったのは2着のクロワデュノールだけで、上位陣は後方待機馬。

ミュージアムマイルは8番手に付けるも向こう正面で斜行してきたニシノエージェントの影響を受け10番手に下がるものの、最後はメンバー中3番目の脚で抜け出したクロワデュノールを差し切っているように、勝負根性を見せています。

過去10年で皐月賞の優勝馬がダービーで馬券委なること7回。ただし優勝は2回だけ。前走3番人気で皐月賞優勝したダービー馬はドゥラメンテの前例がありますが、確率的には連下か。抑えまで。

クロワデュノール

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
ライジングクロス Cape Cross Green Desert
Park Appeal
Woodrising Nomination
Bodham

クロワデュノールはホープフルSの優勝馬で、皐月賞の2着馬東京スポーツ杯2歳S勝ちもあり、これまで4戦3勝2着1回。ぶっつけで臨んだ皐月賞は単勝1.5倍の圧倒的な1番人気も、ゴールまで抜け出したところをミュージアムマイルに交わされ2着敗退。

クロワデュノールの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。英国産の母ライジングクロスは英芝長距離GⅡ勝ちがあり、英・愛オークス2着の実績のある5勝馬。クロワデュノールの半姉のアースライズがフラワーC2着、愛知杯・マーメーイドS3着の3勝馬。血統的にも2400mは適鞍。

前走は先行4番手追走も、向こう正面で外から被せて来たアロヒアリイに進路を狭められ一旦下がる不利。しかもレースレコードとなる早い流れでゴール前では抜け出しており、先行馬で残ったのはクロワデュノールのみ。

最後は後方から来たミュージアムマイルに合わせるも、脚色が鈍って交わされましたが、3着のマスカレードボールは首差抑えています。

過去10年で皐月賞2着馬が馬券になること5回。中優勝は2回と皐月賞優勝馬と成績は遜色ありません。今回はまぐれが少なくコールが広い東京で、東京は2戦2勝圧倒的なパフォーマンスを見せた東京スポーツ杯2歳S、ホープフルSのレースが出来れば勝ち負け。

マスカレードポール

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
マスクオフ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ビハインドザマスク ホワイトマズル
ヴアインゴールド

マスカレードボールは共同通信杯の勝馬で、皐月賞3着馬。これまで5戦3勝3着1回。皐月賞では4番人気。レースは後方待機で、早い流れが向いたため、最後はメンバー中2番目33秒9の脚を使い3着に食い込んでいます。

マスカレードボールの父は皐月賞・ダービーを制したドゥラメンテ。ディープインパクト産駒の母マスクオフは芝短距離の1勝馬。マスカレードボールの1上の半姉でルーラーシップ産駒のマスクトディーヴァはローズS、阪神牝馬S勝ちで秋華賞2着、ヴィクトリアマイル3着。

また祖母ビハインドザマスクは短距離重量3勝を含む10勝馬。一族にダートGⅢ2勝のサンライズソニアがいます。マスカレードボールは血統内にサンデーサイレンスの3×3、ミスタープロスペクターの4×4の濃いクロスを持ちます。

母系は短めのマイラーで強力な末脚が武器。父ドゥラメンテはマイル~中長距離馬まで出しており、脚質は母から、距離適性は父から。母系に東京に強いダンシングブレーヴの血も入っています。

また左回りは3戦3勝に対し、4番人気だったホープフルSで11着と右回りだと一枚割引。今回は得意の左回りで、ダービーは共同通信杯勝ち馬と好相性苦手な右回りの前走皐月賞でクロワデュノールと首差なら展開次第でいい勝負。勝ち負け。

ジョバンニ

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ベアフットレディ Footstepsinthesand Giant’s Causeway
Glatisant
Lady Angharad テンビー
Lavezzola

ジョバンニは皐月賞の4着馬でラジオNIKKEI杯2歳SホープフルSの2着馬若葉Sを優勝し。これまで6戦2勝2着3回皐月賞では向こう正面で不利を受け優勝馬から0.4秒差も、2、3着馬とは0.1秒差まで巻き返しています。

ジョバンニの父はエピファネイア愛国産の母ベアレットレディは芝2000mGⅡ勝ち他重賞2勝を含む5勝馬ジョバンニの一つ上の半姉のセキトバイーストがチューリップ賞2着、ローズSで3着。血統的には2000m近辺が適鞍。

クルワデュノールとは2戦2敗で格付け済。また同じ位置にいたミュージアムマイルには0.4秒差を付けられ、ジョバンニより後ろにいたマスカレードボールには0.4秒も早い上がりで交わされ、上位3頭と比べると能力が1枚足りない印象。見送り。

サトノシャイニング

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
スウィーティーガール Star Dabbler Saint Ballado 
Meadow Silk 
Santiaga Deputy Commander
Santiago Blue

サトノシャイニングはきさらぎ賞の優勝馬。これまで4戦2勝2着1回東京スポーツ杯2歳Sでクロワデュノールと0.1秒差が評価され、皐月賞では2番人気。しかしレース序盤に不利を受け後方からの競馬となり、優勝馬から0.4秒差の5着に敗れています。

サトノシャイニングの父はキズナ。アルゼンチン産の母スウィーティーガールは同国GⅠ勝ちを含む海外4勝馬。サトノシャイニングは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

本来は先行脚質も、皐月賞では序盤に不利を受け後方からの競馬。また小回りの中山2000mは外枠不利、それでも5着までに押し上げているのは力のある証拠。また父がキズナなので広々とした東京は合っています。

ただし母系はマイラー。父がキズナなので2000mまでは持つと思われますが、2400mで先行すると距離が持たない可能性が大。また皐月賞5着馬がダービーで馬券になったのは1勝3着2回とやや少なめ。優勝馬はGⅡホープフルS勝ちのレイデオロなので、データ的に不利。見送り。

ファンダム

サートゥルナーリア ロードカナロア キングカメハメハ
ランニングヒロイン
シーザリオ カーネギー
メジロモントレー
ファナティック ジャスタウェイ ハーツクライ
シビル
グレイトフィーヴァー Kaldoun
My Great Hope

ファンダムは毎日杯の優勝馬で3戦3勝前走毎日杯では2番人気も、上りはメンバー中最速32秒5という驚異の末脚で、2着に0.2秒差、1分45秒9の好時計勝ちを収めています。

ファンダムの父はホープフルS・皐月賞勝ちのサートゥルナーリア。ジャスタウェイ産駒の母ファナティックは芝中距離の1勝馬。母系は重賞2、3着馬が多数おり、平均値は高いものの底力が今一歩の印象。ファンダムはサンデーサイレンスの4×4の濃いクロスを持ちます。

マイル戦新馬、Lクラスでは先行押し切りも、前走毎日杯では少頭数で控える競馬と脚質変更。それでも32秒5という異次元の末脚を繰り出しているので脚質に幅があります。

毎日杯からダービー制覇は過去にキズナとシャフリヤールがおり、どちらもサンデーサイレンス系で距離に融通が利くタイプ。

ファンダムの父はミスタープロスペクター系の中でも時計勝負に強いロードカナロア系。マイルで1分32秒8の時計があり、前走も早い時計での決着だと、あくまでマイラーとしての能力で、距離が伸びると通じない可能性が大見送り。

ショウヘイ

ショウヘイ    
サートゥルナーリア ロードカナロア キングカメハメハ
ランニングヒロイン
シーザリオ カーネギー
メジロモントレー
オーロトラジェ オルフェーヴル ステイゴールド
オリエンタルアート
ミュージカルウェイ Gold Away
Mulika

ショウヘイは京都新聞杯の優勝馬。これまで4戦2勝2着1回。2走前のきさらぎ賞では優勝馬サトノシャイニングから1秒離され4着。そのため京都新聞杯では5番人気も、先行2番手で2着に0.4秒差を付け圧勝しています。

ショウヘイの父はロードカナロア産駒でホープフルS・皐月賞勝ちのサートゥルナーリア。オルフェーヴル産駒の母オーロトラジェは未勝利馬。フランス産の祖母は海外で重賞3勝の8勝馬。母の半姉はオークスと秋華賞勝ちのミッキークイーン。

また一族にエリザベス女王杯勝ちのブレイディヴェーグ、愛知杯勝ちのミッキーゴージャス、小倉大賞典勝ちのエピファニーがいます。ミッキークイーンはオークス勝ちも、母系は3歳夏を過ぎてから力を付けているタイプが大半。

前走は稍重で勝ちタイムは2分14秒7と遅いものの、上りはメンバー中最速の33秒8距離を伸ばして力を発揮しており、父サートゥルナーリアより母の父オルフェーヴルの影響が強いか。きさらぎ賞から中3ヵ月で、今回は叩き2戦目で上昇が見込めます

ただし、過去10年で京都新聞杯の組が馬券に絡んだのは2回だけで1勝2着1回共にディープインパクト産駒。ミスタープロスペクター系は過去10年で3頭しか馬券にならず、全てキングカメハメハ産駒です。データ的には厳しく見送り。

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