昨年のチャンピオンズカップ1、2着馬のクリソベリルとゴールドドリーム、期待の新生カフェファラオ他、ダートG1馬が8頭も登録している2020年のチャンピオンズカップ。チャンピオンズカップ登録馬の中から注目馬をピックアップし、馬券になるか分析します。
2020年チャンピオンズカップの注目馬を分析!
チャンピオンズカップの特徴
G1チャンピオンズカップは第3回中京開催2日目に行われる3歳以上ダート1800mの馬齢定量戦です。負担重量は3歳牡・騙馬56kg、同牝馬54kg(12月1日以前に開催される場合は各1kg減)、4歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。
国際競走に指定され外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬はJRA選定馬のみ出走可能です。
JRA所属馬の場合、レーティング上位5頭及びみやこステークスと武蔵野ステークスの優勝馬に湯煎出走権が与えられます。それ以外は通算獲得賞金+過去1年の獲得賞金+過去2年のG1レースにおける獲得賞金の総額が高い順に出走権が与えられます。
チャンピオンズカップではレースの賞金以外に、本年度のJRA認定の海外ダートG1及び国内Jpn1優勝馬が3着までに入ると別途報奨金が授与されます。
2013年まで阪神ダート1800mで行われていましたが、2014年より現在と同じ中京ダート1800mで開催されています。
過去10年のチャンピオンズカップ入賞馬のデータを見たい方はこちら
2020年チャンピオンズカップ出走登録馬一覧表
枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
1 | 1 | タイムフライヤー | ハーツクライ | 牡5 | 藤岡佑介 | 白老ファーム |
松田国英 (栗東) | ブライアンズタイム | 57kg | サンデーレーシング | |||
1 | 2 | ゴールドドリーム | ゴールドアリュール | 牡7 | 和田竜二 | ノーザンファーム |
平田修 (栗東) | フレンチデピュティ | 57kg | 吉田勝己 | |||
2 | 3 | メイショウワザシ | アイルハヴアナザー | 牡5 | 高倉稜 | 富田牧場 |
南井克巳 (栗東) | マンハッタンカフェ | 57kg | 松本好雄 | |||
2 | 4 | エアアルマス | マジェスティックウォリアー | 牡5 | 松山弘平 | S.Y & T. Y |
池添学 (栗東) | エンパイアメーカー | 57kg | ラッキーフィールド | |||
3 | 5 | クリンチャー | ディープスカイ | 牡6 | 三浦皇成 | 平山牧場 |
宮本博 (栗東) | ブライアンズタイム | 57kg | 前田幸治 | |||
3 | 6 | エアスピネル | キンングカメハメハ | 牡7 | 福永祐一 | 社台ファーム |
笹田和秀 (栗東) | サンデーレーシング | 57kg | ラッキーフィールド | |||
4 | 7 | カフェファラオ | American Pharoah | 牡3 | C.ルメール | Paul P. Pompa |
堀宣行 (美浦) | More Than Ready | 56kg | 西川光一 | |||
4 | 8 | サンライズノヴァ | ゴールドアリュール | 牡6 | 松若風馬 | ヤナガワ牧場 |
音無秀孝(栗東) | サンダーガルチ | 57kg | 松岡隆雄 | |||
5 | 9 | アルクトス | アドマイヤオーラ | 牡5 | 田辺裕信 | 須崎牧場 |
栗田徹(美浦) | シンボリクエスエス | 57kg | ||||
5 | 10 | アナザートゥルース | アイルハヴアナザー | 騙6 | M.デムーロ | 岡田スタッド |
高木登 (美浦) | フジキセキ | 57kg | ノルマンディーTR | |||
6 | 11 | チュウワウィザード | キングカメハメハ | 牡5 | 戸崎圭太 | ノーザンファーム |
大久保龍 (栗東) | デュランダル | 57kg | 中西忍 | |||
6 | 12 | モズアスコット | Frankel | 牡6 | 横山武史 | Summer Wind Farm |
矢作芳人(栗東) | India | 57kg | キャピタル・システム | |||
7 | 13 | インティ | ケイホーム | 牡6 | 武豊 | 山下恭茂 |
野中賢二 (栗東) | Northern Afleet | 57kg | 武田茂男 | |||
7 | 14 | ヨシオ | ヨハネスブルグ | 牡7 | 亀田温心 | 日高育成牧場 |
森秀行 (栗東) | ケイムホーム | 57kg | 岩見裕輔 | |||
8 | 15 | クリソベリル | ゴールドアリュール | 牡4 | 川田将雅 | ノーザンファーム |
音無秀孝 (栗東) | エルコンドルパサー | 57kg | キャロットファーム | |||
8 | 16 | サトノティターン | シンボリクエスエス | 牡7 | 藤岡康太 | ノーザンファーム |
堀宣行 (美浦) | Deputy Minister | 57kg | 里見治紀 |
勝ち馬予想に役立つ!チャンピオンズカップの注目馬分析
クリソベリル
ゴールドアリュール | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | ||
ニキーヤ | Nureyev | |
Reluctant Guest | ||
クリソプレーズ | エルコンドルパサー | Kingmambo |
サドラーズギャル | ||
キャサリーンパー | Riverman | |
Regal Exception |
クリソベリルは昨年のチャンピオンズカップの優勝馬で、3歳にてJRA最優秀ダートホースに輝いています。今年も帝王賞、JBCクラシックと地方のG1を2勝し、これまで9戦8勝。唯一の敗戦がサウジアラビアで行われたサウジカップだけで、日本のダートと違うので度外視していいでしょう。
クリソベリルの父はゴールドアリュール。母クリソプレーズは3勝馬も、全弟はジャパンカップダートを勝ったアロンダイト。
またクリソベリルの全兄にG1ジャパンダートダートダービー他、ダート重賞5勝のクリソライト、半姉にエリザベス女王杯・宝塚記念を勝ったマリアライト、神戸新聞杯勝ちのリファラルがいるなど活力ある母系。
父ゴールドアリュールはダートのマイラーを出しますが、父エルコンドルパサーからさらにパワーとスタミナをうまく受け継いでおり、さらにヌレイエフの3×5の濃いクロスを持っているためスピードも兼ね備えています。
4歳秋を迎え馬体は完成に近づいてきていると考えられ、ダートの強豪が集う帝王賞、JCBクラシックも2着にそれぞれ0.4秒、0.5秒差を付け危なげなく勝利しています。2走とも前に付け上がり最速をマークしているように、直線で前が詰まるといったリスクもありません。
1800m以上の距離であれば国内に敵はいない状態。体調さえ万全であれば連を外すことはないでしょう。
カフェファラオ
American Pharoah | Pioneerof the Nile | エンパイアメーカー |
Star of Goshen | ||
Littleprincessemma | Yankee Gentleman | |
Exclusive Rosette | ||
Mary’s Follies | More Than Ready | サザンヘイロー |
Woodman’s Girl | ||
Catch the Queen | Miswaki | |
Wave to the Queen |
カフェファラオはこれまで5戦4勝。ユニコーンステークスを2着に0.8秒差を付け圧勝し、3歳馬にして古馬のダート重賞シリウスステークスを優勝しています。
カフェファラオの父は米国クラシック三冠でブリダーズカップ・クラシックも制したアメリカンファラオ。母メアリーズフォリーズは米国産で重賞2勝を含む4勝馬で、産駒は全てダート重賞を優勝しています。
前走ダート1900mを優勝したように父アメリカンファラオの血を強く受け継いでいると考えられます。ただし、1番人気で臨んだジャパンダートダービーでキックバックを受けてレース中に嫌気を出し大敗したように、気性面で問題を抱えています。
シリウスステークス勝利もメンバーはオープンからG3クラスの馬ばかり。また8枠からスタートと終始キックバックを受けない外々を回れたのも幸いしています。今回メンバーが一気に強化されるので実力が発揮できるかは疑問。
ポテンシャルは高いのでレースをうまく運べれば連がらみする可能性はありますが、昨年のクリソベリルほどの力はまだないと思われます。気性が若く大敗することも十分考えられるため抑えまで。
チュウワウィザード
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | ||
マンファス | ラストタイクーン | |
Pilot Bird | ||
チュウワブロッサム | デュランダル | サンデーサイレンス |
サワヤカプリンセス | ||
オータムブリーズ | ティンバーカントリー | |
セプテンバーソング |
チュウワウィザードは本年度の地方G1川崎記念の優勝馬で、昨年もG1JCBクラシックを勝っています。これまで17戦9勝2着3回3着4回、唯一馬券を外したのは昨年のチャンピオンズカップだけで4着。それでも優勝馬とは0.3秒差でしかありません。
チュウワウィザードの父はキングカメハメハ。母チョウワブロッサムはダート馬で4勝。母の近親に2018年JRAサイユウシュウダートホース・NRAグランプリダートグレード競走特別賞に輝いたルヴァンスレーヴがいます。
母の父が短距離馬のデュランダルですが、母がダート中距離を走っていたように影響力があるのは母系にあるティンバーカントリーの血。ティンバーカントリー産駒にはダートG1を6勝したアドマイヤドンがいます。
ダートの長距離で非常に安定した成績を残しており、本来の適距離は2000m以上。1800mはやや距離が足りない印象。JRAでは1800mのダートのグレードレースが少ないため地方を転戦している感じです。
秋は帝王賞、JCBクラシックを2戦して共にクリソベリルの3着。着差も0.6秒、0.9秒と勝負付は終わっています。ただし他の馬と比べると安定性と実力で頭一つ抜けています。馬券率の高さからも押さえておきたい1頭です。
サンライズノヴァ
ゴールドアリュール | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | ||
ニキーヤ | Nureyev | |
Reluctant Guest | ||
ブライトサファイア | サンダーガルチ | Gulch |
Line of Thunder | ||
リアルサファイア | リアルシャダイ | |
ワールドサファイア |
サンライズノヴァは昨年のG1盛岡マイルチャンピオンシップの優勝馬で、これまで30戦10勝2着5回3着3回、馬券率60%。ユニコーンステークス、2018、2020年武蔵野ステークス、プロキシオンステークスと重賞5勝しています。
サンライズノヴァの父はゴールドアリュール。母ブライトサファイアは地方の短距離路線で4勝。母の半弟にフェブラリーステークス勝ちのサンライズバッカスがおり、コース適性や距離適性は母系から。母の父もサンダーガルチなので良績もダート1400~1600mに集中しています。
ダート1800m以上は7戦1勝着2回3着1回。1勝も1勝クラスでのものなので、やはり距離に限界があります。武蔵野ステークスからチャンピオンズカップは予定通りも、良くて3着までの評価です。
インティ
ケイホーム | Gone West | Mr. Prospector |
Secrettame | ||
Nice Assay | Clever Trick | |
インフルヴユー | ||
キティ | Northern Afleet | アフリート |
Nuryette | ||
フォレストキティ | Forestry | |
Haleakala |
インティは昨年のフェアリーステークスの優勝馬で、昨年のチャンピオンズカップでも優勝馬クリソベリルに0.3秒差の3着。これまで15戦7勝2着1回3着2回、馬券率66.7%。ただし重賞勝利は未勝利から6連勝で臨んだフェブラリーステークスの1勝のみ。
インティの父はミスタープロスペクター系でゴーンウエストを父に持つケイホーム。母キティはダート1800mを中心に4勝で、距離適性は母系から。近親からはこれといった活躍馬は出ておらず、血統内にあるミスタープロスペクターの3×4の濃いクロスが本馬の能力を押し上げている格好。
フェブラリーステークスまで逃げて7連勝。逃げないレースをして3着した東海ステークスで新境地を見せたかと思われましたが、次走のフェブラリーステークでは4番手で競馬して大敗しています。やはり格上と戦うには逃げないと能力を発揮できないか。
前走8カ月ぶりの盛岡マイルチャンピオンシップで優勝馬に2.1秒差9着と大敗していますが、叩き良化型と考えられるので本番はチャンピオンズカップ。結果は無視して良いでしょう。
ただフェブラリーステークス優勝後精彩を欠き、父ケイホームも底力がある種牡馬とは言えません。逃げれば今回は各馬の目標にされるため、前線はしても馬券的には難しいか。今回は見送り。
ゴールドドリーム
ゴールドアリュール | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | ||
ニキーヤ | Nureyev | |
Reluctant Guest | ||
モンヴェール | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
Mitterand | ||
スペシャルジェイド | Cox’s Ridge | |
Statistic |
ゴールドドリームは2017年のチャンピオンズカップの優勝馬で、昨年のチャンピオンズカップでも優勝馬クリソベリルに首差2着。これまで26戦9勝2着7回3着3回、馬券率73.1%。フェブラリーステークス、帝王賞などダートG1を5勝しています。
ゴールドドリームの父はゴールドアリュール。母モンヴェールはダートのマイラーで4勝、関東オークスで3着しています。近親に活躍馬はおらず、母の父が芝・ダートを問わずマイラーを多く出すフレンチデピュティなので、ゴールドアリュールの距離適性も母系から。
ゴールドドリームの場合、ノーザンダンサーの4×5、スペシャルの4×5、ターントゥの5×5、ニジンスキーの5×5と、日本で成功している多彩な種牡馬のクロスを多く持っているため、全体能力が引き上げられた格好です。
元々昨年の東京大賞典で引退、種牡馬が既定路線でしたが、サウジカップに招待されたため現役を続行。本年度は平安ステークスで3着、休み明けで3年連続して馬券に絡んでいた盛岡マイルチャンピオンシップでは6着と、さすがに年齢的にも前年の能力を発揮するのは酷か。
ただし、典型的なサウスポーで左回りは得意。叩き2戦目で上昇の余地もあります。前走の大敗で人気が落ち、馬の調教も良いようなら抑えでも馬券は厚め。
クリンチャー
ディープスカイ | アグネスタキオン | サンデーサイレンス |
アグネスフローラ | ||
アビ | Chief’s Crown | |
Carmelized | ||
ザフェイツ | ブライアンズタイム | Roberto |
Kelley’s Day | ||
ミスシャグラ | Danzig | |
Dusty Dollar |
クリンチャーはこれまで25戦4勝。3歳時に菊花賞2着、明け4歳で京都記念を制し、天皇賞春でも3着しましたが、それ以降芝重賞路線で掲示板に載らずダート路線に変更。
ダートに限れば7戦1勝2着4回3着1回、馬券率85.7%。全て掲示板を確保し、負けても0.4秒以内。前走みやこステークスでようやくダート重賞制覇を遂げています。
クリンチャーの父はNHKマイルカップとダービーの変則2冠馬のディープスカイ。その父アグネスタキオンと同じく、ダート適性の高い産駒を送り出します。母デフェイツは1勝馬。母の父が芝・ダート共に万能系種牡馬のブライアンズタイムなので、距離適性は母の父から。
既に年内7戦を消化し、前走優勝を飾るなど非常にタフ。しかもダートに転向以来7戦中5戦でメンバー中上がり最速。前走のみやこステークスでも上り最速と、末脚の強さは父ディープスカイを彷彿させます。
今回は左回りを克服できるかがカギ。左回りは新馬戦とダービー、新潟記念で経験していますが、12着、13着12着と大敗しています。ダートに変われば・・・もありますが、不安があるため抑えまで。
モズアスコット
Frankel | Galileo | Sadler’s Wells |
Urban Sea | ||
Kind | デインヒル | |
Rainbow Lake | ||
India | ヘネシー | Storm Cat |
Island Kitty | ||
Misty Hour | Miswaki | |
Our Tina Marie |
モズアスコットは本年度のフェブラリーステークスの優勝馬。2018年の安田記念も優勝しているように芝・ダート兼用。2走前のダートマイルG1盛岡マイルチャンピオンシップでも2着しています。
モズアスコットの父は14戦14勝の欧州最強馬と謳われたフランケル。母インディアは米国産で米国ダートG2をはじめ6勝。近親も海外G1馬が多数いる母系です。母の父が芝・ダート共に短距離馬を多く出すヘネシーなので、モズアスコットの基礎能力はヘネシーから。
後ろから行く馬なので直線の長い中京コースを魅力ですが、過去の成績を見ても成績から距離に限界があり、芝・ダート共にベストパフォーマンスは1400~1600mに限られます。1800mが得意なダートの強豪が集う今回は見送り。
エアアルマス
マジェスティックウォリアー | A.P. Indy | Seattle Slew |
Weekend Surprise | ||
Dream Supreme | Seeking the Gold | |
Spinning Round | ||
Nokaze | エンパイアメーカー | Unbridled |
Toussaud | ||
Macarena Macarena | Gone West | |
Angelic Song |
エアアルマスは本年度のG2東海ステークスの優勝馬。これまで17戦7勝ですが、ダートに限れば6戦4勝、馬券率66.7%。
エアアルマスの父は大種牡馬エーピーインディ産駒で米国2歳G1勝ちのマジェスティックウォリアー。日本ではベストウォーリアが南部杯を連勝し、ダート適性の高い産駒を送り出しています。エアアルマスの母ノカゼは米国産の2勝馬。母系からは目立った活躍馬は出ていません。
母の父エンパイアメーカーは北米でG1勝ち馬を多数輩出。血統内にミスタープロスペクターの4×5×4と、セクレタリアトの4×5×5の濃いクロスを持っており、米国色が強い配合。コースもダートのマイル近辺が適鞍と考えられます。
東海ステークス後骨折し、休み明け初戦のみやこステークでは3番人気に押されましたが、優勝馬クリンチャーに1.3秒離され4着。ただしプラス14kgと、明らかに太目残りです。
東海ステークスではハンデ2kg差があったとはいえG1馬のインティを破っており、ポテンシャルが高い馬。叩き2戦目がチャンピオンシップと標準を合わせています。480kg台に絞れ、調教が良いようなら今回は買い。
アルクトス
アドマイヤオーラ | アグネスタキオン | サンデーサイレンス |
アグネスフローラ | ||
ビワハイジ | Caerleon | |
アグサン | ||
ホシニイノリヲ | シンボリクリスエス | Kris S. |
Tee Kay | ||
コンキスタドレス | Seeking the Gold | |
Bless You |
アルクトスは前走盛岡マイルチャンピオンシップで念願の初G1制覇。昨年も同レースで2着しています。これまで17戦8勝2着2回、馬券率58.8%。昨年はG3プロキシオンステークスを制しています。
アルクトスの父は父アグネスタキオン、母ビワハイジの良血アドマイヤオーラ。アドマイヤオーラは芝馬ですが、アグネスタキオンの血を引いているように産駒はほとんどダート馬です。母ホシニイノリヲはダート1800mを1勝したのみ。
アルクトスも典型的なサウスポーで、ダートの左回りに限れば13戦7勝2着2回、馬券率69.2%まで跳ね上がります。良績は1400~1600mに集中していますが、条件戦で福島1700mを勝っており父シンボリクエスエスからもプラス200mは問題ないはず。
ヘイローの4×4、ヘイルトゥリーズンの5×5×5のクロスを持っているため一発を狙える配合。調子が良く人気が無いようなら穴馬として買い。
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