2021年ニュージーランドトロフィーの注目馬を分析!
ニュージーランドトロフィーの特徴
G2ニュージーランドトロフィーは第3回中山開催5日目に行われる3歳限定芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。
地方所属馬はNHKマイルカップ出走候補馬のみ3頭まで出走が可能で、JRA2歳G1及び3歳重賞勝利馬にも出走資格が与えられます。
ニュージーランドトロフィーはNHKマイルカップのトライアルレースに指定され、3着までに入った馬に同レースへの優先出走権が与えられます。
↓過去10年のニュージーランドトロフィー入賞馬のデータを見たい方はこちら↓
2021年ニュージーランドトロフィー出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | トーセンウォーリア | ドゥラメンテ | 牡3 | 武藤雅 | 社台ファーム |
| 池上昌和 (美浦) | フレンチデピュティ | 56kg | 島川隆哉 | |||
| 1 | 2 | シティレインボー | エピファネイア | 牡3 | 横山典弘 | 深見富朗 |
| 池添兼雄 (栗東) | フジキセキ | 56kg | 三嶋牧場 | |||
| 2 | 3 | アヴェラーレ | ドゥラメンテ | 牝3 | C.ルメール | ノーザンファーム |
| 木村哲也 (美浦) | Harlan’s Holiday | 54kg | シルクレーシング | |||
| 2 | 4 | ワザモノ | マツリダゴッホ | 牡3 | 薫弘人 | 岡田スタッド |
| 尾関知人 (美浦) | ショウナンカンプ | 56kg | ノルマンディーTR | |||
| 3 | 5 | ヴィジュネル | マクフィ | 牡3 | 内田博幸 | 白老ファーム |
| 渡辺薫彦 (栗東) | サンデーサイレンス | 56kg | キャロットファーム | |||
| 3 | 6 | バスラットレオン | キズナ | 牡3 | 藤岡佑介 | 三嶋牧場 |
| 矢作芳人 (栗東) | New Approach | 56kg | 広尾レース | |||
| 4 | 7 | サトノブラーヴ | オルフェーヴル | 牡3 | 石橋脩 | ノーザンファーム |
| 堀宣行 (美浦) | クロフネ | 56kg | サトミホースカンパニー | |||
| 4 | 8 | ワーズワース | リオンディーズ | 牡3 | 北村宏司 | 谷岡牧場 |
| 清水久詞 (栗東) | ディラントーマス | 56kg | カナヤマH | |||
| 5 | 9 | ドゥラモンド | ドゥラメンテ | 牡3 | 横山武史 | ノーザンファーム |
| 手塚貴久 (美浦) | Include | 56kg | シルクレーシング | |||
| 5 | 10 | ゴールドチャリス | トゥザワールド | 牝3 | 田中勝春 | ノーザンファーム |
| 武幸四郎 (栗東) | Rainbow Quest | 54kg | フィールドレーシング | |||
| 6 | 11 | ゲンパチミーティア | ロードカナロア | 牡3 | 木幡巧也 | 上村清志 |
| 矢作芳人 (栗東) | シンボリクリスエス | 56kg | 平野武志 | |||
| 6 | 12 | ロンギングバース | ラブリーデイ | 牡3 | 横山和生 | 細川農場 |
| 竹内正洋 (美浦) | ネオユニヴァース | 56kg | 坂本浩一 | |||
| 7 | 13 | ブルーシンフォニー | スクリーンヒーロー | 牡3 | 丸山元気 | ゴドルフィン |
| 伊藤圭三 (美浦) | コマンズ | 56kg | ダーレー・ジャパン・F | |||
| 7 | 14 | スパークル | エピファネイア | 牝3 | 岩田望来 | ノーザンファーム |
| 中内田充 (栗東) | ネオユニヴァース | 54kg | R.アンダーソン | |||
| 8 | 15 | タイムトゥヘヴン | ロードカナロア | 牡3 | M.デムーロ | オリオンファーム |
| 戸田博文 (美浦) | アドマイヤベガ | 56kg | DMMドリームクラブ | |||
| 8 | 16 | シュバルツカイザー | Dark Angel | 牡3 | 石川裕紀人 | Ross Moorhead |
| 大竹正博 (美浦) | Nashwan | 56kg | ゴドルフィン |
勝ち馬予想に役立つ!ニュージーランドトロフィーの注目馬分析
バスラットレオン
| キズナ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| キャットクイル | Storm Cat | |
| Pacific Princess | ||
| バスラットアマル | New Approach | Galileo |
| Park Express | ||
| ザミリア | Cape Cross | |
| Angelic Sounds |
バスラットレオンはこれまで6戦2勝3着2回。3着はいずれも重賞で、札幌2歳ステークスとシンザン記念、朝日フューチュリティーステークスでも4着しています。前走1勝クラスで新人騎手を背に危なげなく勝ち上がっています。
バスラットレオンの父はキズナ。母バスラットアマルは英国産の未勝利馬も、母の半姉シリアスアティテュードは英国芝短距離G1を優勝。同馬からオールカマー他重賞3勝のスティッフェリオが出ています。
朝日フューチュリティーステークスの走破時計1分32秒8は一昨年の同レース優勝馬サリオス早く、過去9年の優勝馬の勝ち時計よりも早い時計。また父キズナはパワーがあるので中山の急坂も問題ありません。また先行脚質も中山向き。普通に走れば今回も勝ち負け。
アヴェラーレ
| ドゥラメンテ | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| アドマイヤグルーヴ | サンデーサイレンス | |
| エアグルーヴ | ||
| アルビアーノ | Harlan’s Holiday | Harlan |
| Christmas in Aiken | ||
| Antics | Unbridled | |
| Aurora |
アヴェラーレは東京芝1400mの新馬戦、1勝クラスを1番人気で連勝。上がりもメンバー中最速で33秒台でまとめています。
アヴェラーレの父は皐月賞とダービーを勝ったドゥラメンテ。母アルビアーノはスワンステークスとフラワーカップを勝ち、NHKマイルでも2着。母の半妹に米国3歳牝馬チャンピオンのコヴフェイフェイがいる良血。
血統内にヘイローとミスタープロスペクターの4×5のクロスを持ち、また母系にストームキャットやダンジグの血があることからもスピードが勝ったタイプ。父が爆発力がるドゥラメンテなので距離延長は問題ないでしょう。重賞は初ですが、血統から考えても勝ち負け。
ククナ
| キングカメハメハ | Kingmambo | Mr. Prospector |
| Miesque | ||
| マンファス | ラストタイクーン | |
| Pilot Bird | ||
| クルミナル | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| クルソラ | Candy Stripes | |
| Calorica |
ククナはこれまで5戦1勝2着1回3着2回。2歳時にアルテミスステークスでソダシに2着し、シンザン記念、クイーンカップで1番人気に押されるものの4着、3着と連絡みできず。ただし前走のクイーンカップは優勝馬と0.1秒差なので悲観する内容ではありません。
ククナの父はキングカメハメハ。ディープインパクト産駒の母クリミナルは桜花賞2着、オークス3着。祖母クルソラはアルゼンチン産駒でG1を2勝しています。
5戦して4戦でメンバー中上がり3番手以内でしまいは堅実も、ここ3戦は直線が長い中京と東京コース。直線が短い中山で対応できるかがカギ。ニュージーランドトロフィーでキングカメハメハ産駒は過去10年で1勝したのみ。能力は高いものの今回は連下で。
サトノブラーヴ
| オルフェーヴル | ステイゴールド | サンデーサイレンス |
| ゴールデンサッシュ | ||
| オリエンタルアート | メジロマックイーン | |
| エレクトロアート | ||
| シェルズレイ | クロフネ | フレンチデピュティ |
| ブルーアヴェニュー | ||
| オイスターチケット | ウイニングチケット | |
| ナムラビアリス |
サトノブラーヴは1戦1勝。前走芝1400mの未勝利戦を1分21秒8の好時計で、しまい33.5秒で優勝しています。
サトノブラーヴの父はオルフェーヴル。母シェズレイは重賞2着2回。サトノブラーヴの半兄にディープインクト産駒のシャイングレイはG2ホープフルステークスとCBC賞勝ち、半姉に6連勝無敗で大阪杯を制したレイパパレがいます。
サトノブラーヴは父がオルフェーヴルに変わったものの、やはり距離は伸びてよいタイプ。母の父がクロフネなので2000mまでは十分こなせます。父と母の父はパワーもあるので中山の急坂も問題ありません。兄弟が重賞を制覇していることからも、実力を発揮できれば馬券内。






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