2022年第72回G3東京新聞杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年東京新聞杯の注目馬を分析!

東京新聞杯の特徴

G3東京新聞杯は第1回東京開催4日目に行われる4歳以上芝1600mの別定戦です。負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。過去の獲得本賞金により負担重量が加算され、3000万円を超過した馬は2000万円毎に1kg加算されます。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また外国調教馬は過去の重賞勝利実績により負担重量が加算され、2歳重賞を除きG1勝利5kg増、G2勝利3kg増、G3勝利1kg増。

また地方交流競走に指定され、地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2022年東京新聞杯出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 アオイクレアトール キングカメハメハ 牡5 内田博幸」 社台ファーム
古賀慎明 (美浦) アグネスタキオン 56kg 新谷幸義
2 2 ワールドバローズ   ディスクリートキャット 牡4 和田竜二 大島牧場
 石坂公一 (栗東) ディープインパクト 56kg 猪熊広次
2 3 ディアンドル ルーラーシップ  牝6 石川裕紀人 ノーザンファーム
奥村豊 (栗東) スペシャルウィーク 56kg シルクレーシング
3 4 マルターズディオサ キズナ 牝4 松岡正海 天羽禮治
手塚貴久 (美浦) Grand Slam 56kg 藤田在子
3 5 トーラスジェミニ  キングズベスト 牡6 横山武史 川上牧場
長谷川浩 (栗東) マンハッタンカフェ 58kg 小桧山悟 (美浦)
4 6 ファインルージュ キズナ 牝4 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) ボストンハーバー 55kg 六井元一
4 7 ケイデンスコール ロードカナロア  牡6 石橋脩 ノーザンファーム
安田隆行(栗東) ハーツクライ 59kg サンデーレーシング
5 8 ドナアトラエンテ ディープインパクト 牝6 M.デムーロ ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) Bertolini 54 サンデーレーシング
5 9 カラテ トゥザグローリー 牡6 菅原明良 中地康弘
高橋祥泰 (美浦) フレンチデピュティ 57kg 小田切光
6 10 エイシンチラー リアルインパクト 牝4 柴田大和 栄進牧場
田中剛 (美浦) フレンチデピュティ 54kg 栄進堂
6 11 イルーシヴパンサー  ハーツクライ 牡4 田辺裕信 追分ファーム
久保田貴 (美浦) キングカメハメハ 56kg 草間庸文
7 12 ヴェロックス  ジャステウェイ 牡6 三浦皇成 ノーザンファーム
中内田充 (栗東) Monsun 57kg 金子真人H
7 13 ホウオウアマゾン キングカメハメハ 牡4 坂井瑠星 ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) アグネスタキオン 57kg 小笹芳央
8 14 カテドラル ハーツクライ 牡6 戸崎圭太 ノーザンファーム
池添学 (栗東) ロックオブジブラルタル 58kg キャロットファーム
8 15 カレンシュトラウス ルーラーシップ 牡5 津村明秀 高昭牧場
平田修 (栗東) ゼンノロブロイ 56kg 鈴木隆司

勝ち馬予想に役立つ!東京新聞杯の注目馬分析

ファインルージュ

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
パシオンルージュ ボストンハーバー Capote
Harbor Springs
セクシーココナッツ ダンスインザダーク
ココパシオン

ファインルージュはフェアリーステークスと紫苑ステークスの優勝馬。これまで7戦3勝2着2回3着1回。桜花賞では3着、前走秋華賞では優勝馬アカイトリノムスメに0.1秒差2着しています。

ファインルージュの父はキズナ。母パシオンルージュは短距離の3勝馬。母の半弟にホワイトマズル産駒で新潟2歳ステークス勝ちのザラストロがいます。血統内にサンデーサイレンス3×4の濃いクロスとノーザンダンサーの5×5のクロスを持ちます。

母の父が短距離馬のボストンハーバーで、キズナも短距離向きのストームキャットの血を持ち、桜花賞の早い時計にも対応。秋華賞2着もエリザベス女王には向かわなかったように、基本にマイラー前走より距離短縮の今回はプラス。また桜花賞で早い時計勝負も実績あり

ただし重賞2勝し、GⅠ2着と明け4歳時にしては重い55kgでの出走。秋華賞ではこなしているので問題はないでしょう。勝ち負け。

カラテ

トゥザグローリー キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
トゥザヴィクトリー サンデーサイレンス
フェアリードール
レディーノパンチ フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
レイサッシュ パラダイスクリーク
ゴールデンサッシュ

カラテは昨年の東京新聞杯の優勝馬。これまで27戦6勝2着1回関屋記念でも2着し、4ヵ月の休養明けの前走中山リステッドクラス芝1600mを1人気で優勝叩き2戦目で本番を迎えます。

カラテの父はキングカメハメハ産駒で中長距離重賞5勝のトゥザグローリー。フレンチデピュティ産駒の母レディーノパンチは未出走馬。母系からステイゴールド、ドリームパスポート、ショウナンパンドラなど活躍馬を多数輩出。

競走成績からも父トゥザグローリーより母の父フレンチデピュティが強く出ているタイプ。馬格も530kgもあり、前走稍重の中58kgを背負ってメンバー中あがり最速で優勝しています。今回は前走より1kg軽くなるのはプラス

ただし7歳馬は過去10年で2着が最高。2頭しか馬券に絡んでいません。勝ち切るまでは難しく、抑えまで。

ホウオウアマゾン

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
ヒカルアマランサス アグネステキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
スターミー A.P. Indy
Caerlina

ホウオウアマゾンは昨年のアーリントンカップの優勝馬。これまで10戦3勝2着3回3着1回GⅡ3戦して2着2回3着1回と馬券に絡んでおり、昨年のマイルチャンピオンシップで優勝馬グランアレグリアから0.4秒差5着と健闘しています。

ホウオウアマゾンの父はキングカメハメハアグネスタキオン産駒の母ヒカルアラマンサスは京都牝馬ステークス勝ちでヴィクトリアマイルでも2着の実績。母の半弟に金鯱賞勝ちで宝塚記念、天皇賞春で2着しているカレンミロティック。距離適性馬は母から。

速い脚はないものの、2歳コースレコードだったデイリー杯2歳ステークでタイム差無し2着、前走阪神カップでも1分20秒6の走破時計で2着と、時計勝負は得意今回は前走よりプラス1kgも、馬格が500kg以上あり克服可能。G1馬他有力馬が揃った前走よりメンバーは手薄勝ち負け。

プリンスリターン

ストロングリターン シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
コートアウト  Smart Strike 
アザール
プリンセスプライド マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
エンゼルプリンセス ロイヤルスキー
エンゼルスキー

プリンスリターンはこれまで16戦5勝重賞勝ちはありませんが、3歳時にシンザン記念2着、アーリントンカップ3着。その後長らく勝てませんでしたが、昨年夏からオープン、リステッドクラスを3連勝しています。

プリンスリターンの父ストロングダーリンは安田記念をレコード勝ちで、2015年デビュー組が初産駒ですが、未だ重賞勝ち馬無し。またプリンセスプライドは地方の3勝馬。母系からもいままでこれといった活躍馬は出ていません。

オープン・リステッドクラスを3連勝も、重賞常連が少ない手薄なメンバー今回はメンバーが一気に強化されます。さらに前走より斤量がプラス1kg。不利な条件が多く、今回は見送り。

イルーシヴパンサー

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
イルーシヴキャット キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レッドキャット Storm Cat
Lady Sharp

イルーシヴパンサーはこれまで8戦4勝2着2回重賞勝ちはありませんが、昨年のスプリングステークスで4着皐月賞では10着と惨敗。その後休養を挟みながら、1勝~3勝クラスまでを1番人気で3連勝、全てメンバー中上がり最速です。

イルーシヴパンサーの父はハーツクライ。キングカメハメハ産駒の母イルーシヴキャットは短距離の2勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

1勝クラスの東京マイルを1分32秒で早い時計を経験し、さらに東京は4戦3勝2着1回と得意まだ古馬一級線との対戦が無いのは不安も、G3クラスなら勢いで突破可能か。連下で。

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