【2022年度版】オークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るオークスの入賞馬

オークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 5 ユーバーレーベン 牝3 55kg 2.24.5 ゴールドシップ ロージズインメイ
2 4 アカイトリノムスメ 牝3 55kg 2.24.6 ディープインパクト キングカメハメハ
3 4 ハギノビリナ 牝3 55kg 2.24.6 キズナ アドマイヤムーン
2020 1 2 デアリングタクト 牝3 55kg 2.24.4 エピファネイア キングカメハメハ
2 8 ウインマリリン 牝3 55kg 2.24.5 スクリーンヒーロー Fusaichi Pegasus
3 4 ウインマイティー 牝3 55kg 2.24.6 ゴールドシップ カコイーシーズ
2019 1 7 ラヴズオンリーユー 牝3 55kg 2.22.8 ディープインパクト Storm Cat
2 5 カレンブーケドール 牝3 55kg 2.22.8 ディープインパクト Scat Daddy
3 1 クロノジェネシス 牝3 55kg 2.23.2 パゴ クロフネ
2018 1 7 アーモンドアイ 牝3 55kg 2.23.8 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 1 リリーノーブル 牝3 55kg 2.24.1 ルーラーシップ クロフネ
3 1 ラッキーライラック 牝3 55kg 2.24.4 オルフェーヴル Flower Alley
2017 1 1 ソウルスターリング 牝3 55kg 2.24.1 Frankel Monsun
2 1 モズカッチャン 牝3 55kg 2.24.4 ハービンジャー キングカメハメハ
3 8 アドマイヤミヤビ 牝3 55kg 2.24.8 ハーツクライ クロフネ
2016 1 2 シンハライト 牝3 55kg 2.25..0 ディープインパクト シングスピール
2 7 チェッキーノ 牝3 55kg 2.25.0 キングカメハメハ サンデーサイレンス
3 7 ビッシュ 牝3 55kg 2.25.1 ディープインパクト Monsun
2015 1 5 ミッキークイーン 牝3 55kg 2.25.0 ディープインパクト Monsun
2 7 ルージュバック 牝3 55kg 2.25.1 マンハッタンカフェ Awesome Again
3 8 クルミナル 牝3 55kg 2.25.2 ディープインパクト Candy Stripes
2014 1 5 ヌーヴォレコルト 牝3 55kg 2.25.8 ハーツクライ スピニングワールド
2 5 ハープスター 牝3 55kg 2.25.8 ディープインパクト ファルブラヴ
3 3 バウンスシャッセ 牝3 55kg 2.25.9 ゼンノロブロイ Halling
2013 1 2 メイショウマンボ 牝3 55kg 2.25.2 スズカマンボ グラスワンダー
2 7 エバーブロッサム 牝3 55kg 2.25.4 ディープインパクト デインヒル
3 3 デニムアンドルビー 牝3 55kg 2.25.7 ディープインパクト キングカメハメハ
2012 1 7 ジェンティルドンナ 牝3 55kg 2.23.6 ディープインパクト Bertolini
2 5 ヴェルシーナ 牝3 55kg 2.24.4 ディープインパクト Machiavellian
3 2 アイスフォーリス 牝3 55kg 2.24.5 ステイゴールド クロフネ

オークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2021 1 3 ユーバーレーベン フローラS 2 3
2 2 アカイトリノムスメ 桜花賞 4 4
3 16 ハギノビリナ 1勝クラス 3 1
2020 1 2 デアリングタクト 桜花賞 2 1
2 7 ウインマリリン フローラS 4 1
3 13 ウインマイティー 忘れな草賞(L) 3 1
2019 1 1 ラヴズオンリーユー 忘れな草賞(L) 1 1
2 12 カレンブーケドール スイ-トピーS(L) 2 1
3 2 クロノジェネシス 桜花賞 3 3
2018 1 1 アーモンドアイ 桜花賞 2 1
2 4 リリーノーブル 桜花賞 3 3
3 2 ラッキーライラック 桜花賞 1 2
2017 1 1 ソウルスターリング 桜花賞 1 3
2 6 モズカッチャン フローラS 12 1
3 2 アドマイヤミヤビ 桜花賞 2 12
2016 1 1 シンハライト 桜花賞 2 2
2 2 チェッキーノ フローラS 3 1
3 5 ビッシュ フローラS 1 5
2015 1 3 ミッキークイーン 忘れな草賞(OP) 1 1
2 1 ルージュバック 桜花賞 1 9
3 6 クルミナル 桜花賞 7 2
2014 1 2 ヌーヴォレコルト 桜花賞 5 3
2 1 ハープスター 桜花賞 1 1
3 3 バウンスシャッセ 皐月賞 12 11
2013 1 9 メイショウマンボ 桜花賞 4 10
2 5 エバーブロッサム フローラS 2 2
3 1 デニムアンドルビー フローラS 1 1
2012 1 3 ジェンティルドンナ 桜花賞 2 1
2 2 ヴェルシーナ 桜花賞 4 2
3 9 アイスフォーリス フローラS 2 2

オークスと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 5勝2着2回3着1回、連対率7割、複勝率8割

2番人気 1勝2着3回3着3回、連対率4割、複勝率7割

3番人気 3勝2着0回3着1回、連対率3割、複勝率4割

1番人気は連対率7割、複勝率8割と牝馬限定G1の中では1番人気が圧倒的に信頼できるレース。2番人気は連対率こそ4割も、複勝率は7割なので馬券は押さえる必要があります。一方3番人気も3勝を挙げていますが。連対率2割、複勝率3割なので馬券はあまりあてにできません。

ただし、1~3番人気で9勝を挙げていることからも、基本的に人気上位馬が連軸。

2桁人気が馬券に絡んだ年は過去10年で3回あり、2着1回3着2回近3年で2桁人気が馬券に絡んでいるものの基本的に馬券は堅め。過去10年で馬連が1~3番人気で収まった年は5回。1~3着まで1、2人気が共に馬券を外した年は無いため極端な穴狙いは禁物です。

前走と馬券

桜花賞      7勝2着5回3着4回、占有率50.0% 

フローラS   1勝2着4回3着3回、占有率26.7%

スイトピーS  0勝2着1回3着0回、占有率3.3% 

忘れな草賞    2勝2着0回3着1回、占有率10.0% 

その他    0勝2着0回3着2回、占有率6.7%

優先出走権が指定されている桜花賞、フローラステークス、スイートピーステークス、及びび忘れな草賞の4レースでほぼ決まっていますその他は皐月賞に出走したバウンスシャッセ、昨年の1勝クラスからのハギノピリナなのでイレギュラー。

その世代の一流馬が出走している桜花賞組が7勝、全体で50.0%と馬券の半数を占めます。桜花賞で馬券になった16頭中13頭は前走で馬券になった馬。残り3頭は桜花賞での人気は2、4番人気上位人気でペースが合わず惨敗なら見直し必要。

つまり、桜花賞で人気薄の激走で4、5着に入って優先出走権を得た馬は切っても良いということ。

一方トライアルでありながら過去10年でフローラステークス組の優勝は1回、2着4回3着3回と基本連下フラステークス組で馬券になった8頭の前走の成績は1着4回2着2頭3着2頭着外1頭。着外の馬は前走1番人気。やはり素質が無ければ馬券になりません。

同じトライアルでもスイートピーステークス組は過去10年で2着1回不調。出走馬のレベルも低く、ここで優先出走権を得ても当代一流馬が揃うオークスでは相手にならない模様。

注目はトライアルではないものの2勝を挙げている忘れな草賞。オークスで優勝した忘れな草賞組は前走でも1、2番人気で勝ち上がってきているので、該当すれば単穴候補。

血統と馬券

サンデーサイレンス系    22頭

ミスタープロスペクター系 3頭

ノーザンダンサー系    2頭

ロベルト系        2頭

その他          1頭

過去30年で馬券になった30頭注22頭、全体の2/3が父にサンデーサイレンス系種牡馬を持っています。その内半数以上、13頭がディープインパクト系。それ以外はステイゴールド系4頭サンデーサイレンス系ではほとんどの種牡馬が現役時代2400m戦以上で実績を上げています。

他はミスタープロスペクター系であれば全てキングカメハメハの血を持ち、ノーザンダンサー系では長距離適性の高いサドラーズウェルズの血を持っています。ロベルト系も父が2400m戦で強い競馬をしていた馬なので、やはりクラッシックディスタンスに実績のない種牡馬ではほぼ出番無し。

オークスのレース及びコースの攻略法

オークスはコーナーを4つ回る東京芝2400mBコースを使用。スタートはスタンド正面、ゴール手前の直線上り坂の中腹あたりから。スタートから最初のコーナーまで331mと若干短めもポジション争いはスムーズ。走破距離が長いためスタートからペースが上がることはありません。

東京コース全体の高低差は2.5m。前半は多少のアップダウンはあるものの下り坂。またホームストレッチは449mと長くスライド走法の馬はスピードを出したままスタミナを温存できます。2400mは牝馬からすれば長距離なのでペースは上がらず淡々とレースが流れます。

最終コーナーを回ると最後の直線は501m。ゴール前400m手前に高低差2mの坂が待ち受けます。坂を上っても直線が300m残っているので勝負はここから。

基本的に差し、追い込み有利で、過去馬券になった30頭中18頭、全体の60%は第4コーナーを回った時点で6番低下。最後は牝馬特有の瞬発力勝負。基本的に勝馬は33~34秒前半の上りなので、過去の上り時計は注意が必要。

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