2022年第89回G1ダービー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年ダービーの注目馬を分析!

ダービーの特徴

G1日本ダービーは第2回東京開催第12日目に行われる3歳限定芝2400mの馬齢定量戦です。負担重量は牡馬57kg、牝馬55kg。騙馬の出走は認められません。フルゲートは18頭。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優占種総研が与えられます。

JRA所属馬は①皐月賞5着以内、②トライアルレースの青葉賞2着以内、プリンシパルステークス1着、③上記以外は獲得本賞金順で決められ、それ以外は抽選になります。

また地方所属馬は①②③のいずれかに該当する馬に優先出走権が与えられ、NHKマイルカップか京都新聞杯2着以内、JRA3歳重賞優勝馬は出走登録が可能です。

イギリスのダービーに倣って明治時代に制定された歴史あるレースで、正式名は「東京優駿」。牡馬3歳クラシック路線の2冠目であり、JRAの全レースの中でも最も権威のレースの一つです。

古馬のG1であれば複数回チャンスがありますが、ダービーは生涯1度きり。しかも条件を満たさなければ出走できず、馬主の間では「ダービー馬のオーナーになるのは国に宰相になることより難しい」と例えられます。

生産者もこのダービーに合わせて競走馬を生産しています。日本の競馬界では「皐月賞は最も早い馬、ダービーは最も運がいい馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われ、事実過去には下馬評が高くても伏兵に負ける馬や、ダービーを勝った後勝てなくなった馬も数多くいます。

↓過去10年のダービー入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2022年ダービー出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 アスクワイルドモア キズナ 牡3 岩田望来 社台ファーム
藤原英昭 (栗東) ゼンノロブロイ 56kg 廣崎利洋HD
1 2 セイウンハーデス シルバーステート 牡3 幸英明 鮫川啓一
橋口慎介 (栗東) マンハッタンカフェ 56kg 西山茂行
2 3 アスクビクターモア ディープインパクト 牡3 田辺裕信 社台ファーム
田村康仁 (美浦) Rainbow Quest 57kg 廣崎利洋HD
2 4 マテンロウレオ ハーツクライ 牡3 横山和生 野毛牧場
昆貢 (栗東) ブライアンズタイム 57kg 寺田千代乃
3 5 ピースオブエイト スクリーンヒーロー 牡3 藤岡佑介 ノーザンファーム
奥村豊 (栗東) Oasis Dream 56kg シルクレーシング
3 6 プラダリア ディープインパクト 牡3 池添謙一 オリエント牧場
池添学 (栗東) クロフネ 56kg 名古屋友豊
4 7 オニャンコポン エイシンフラッシュ 牡3 菅原明良 社台ファーム
小島茂之 (美浦) ヴィクトワールピサ 57kg 田原邦男
4 8 ビーアストニッシド アメリカンペイトリオット 牡3 和田竜二 ヴェルサイユファーム
飯田雄三 (栗東) ネオユニヴァース 57kg 村中徹
5 9 ジャスティンパレス ディープインパクト 牡3 M.デムーロ ノーザンファーム
杉山晴紀 (栗東) Royal Anthem 57kg 三木正浩
5 10 マテンロウオリオン ダイワメジャー 牡3 横山典弘 ムラカミファーム
昆貢 (栗東) キングカメハメハ 57kg 寺田千代乃
6 11 ジャスティンロック リオンディーズ 牡3 松山弘平 酒井牧場
吉岡辰弥 (栗東) アッミラーレ 57kg 三木正浩
6 12 ダノンベルーガ ハーツクライ 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Tizway 57kg ダノックス
7 13 ドウデュース ハーツクライ 牡3 武豊 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Vindication 57kg キーファーズ
7 14 デシエルト ドレフォン 牡3 岩田康誠 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) キングカメハメハ 57kg ラ・メール
7 15 ジオグリフ ドレフォン 牡3 福永祐一 ノーザンファーム
岩戸孝樹 (美浦) キングカメハメハ 57kg サンデーレーシング
8 16 キラーアビリティ ディープインパクト 牡3 横山武史 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) Congaree 57kg キャロットファーム
8 17 ロードレゼル ディープインパクト 牡3 D.レーン ケイアイファーム
中内田充 (栗東) キングカメハメハ 56kg ロードホースクラブ
8 18 イクイノックス キタサンブラック 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) キングヘイロー 57kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!ダービーの注目馬分析

ジオグリフ

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
アロマティコ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ナスカ サンデーサイレンス
アンデスレディー

ジオグリフは皐月賞の優勝馬。これまで5戦3勝2着1回2歳時に札幌ステーク勝ちがあり、共同通信杯でも2着しています。

ジオクリフの父は米国短距離GⅠ3勝のドレフォン。キングカメハメハ産駒の母アロマティコは重賞勝ちこそ無いものの、秋華賞とエリザベス女王杯で3着し全6勝。近親に地方重賞3勝のアンデスクィーンがいます。

前走の皐月賞では5番人気。第4コーナーで3番手に付けた2番人気ダノンベルーガ、3番人気のイクノイックスと同じ位置で上がって行き、最後は2着イクノイックスに1馬身差を付けて完勝と強い競馬をしています。

ただしレース後の騎手「次走は距離が問われる」とコメントしているように、血統的にも体格的にもマイラー2400mでは皐月賞のようなパフォーマンスができない可能性が大。今回は見送り。

イクノイックス

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
シャトーブランシュ キングヘイロー ダンシングブレーヴ
グッバイヘイロー
ブランシェリー トニービン
メゾンブランシュ

イクノイックスは皐月賞の2着馬。これまで3戦2勝2着1回2連勝で東京スポーツ杯2歳ステークスを制し皐月賞をぶっつけ本番という異例のローテーションでも、ゴール前で先頭に立つという離れ業を演じているように非常に高い能力を持っています。

イクイノックスの父は中長距離G1を7勝したキタサンブラック。キングヘイロー産駒の母シャトーブラッシュはマーメイドステークス勝ちがある4勝馬。イクイノクスの半兄でキングカメハメハ産駒のヴァイスメテオールがラジオNIKKEI賞を優勝ています。

血統内にリファールと5×5×4、ヘイローの4×4の濃いクロスを持つ中距離配合。母系にスタミナを補うトニービンが入っているものの適距離は1800~2200m辺りで、一応ダービーは守備範囲。

今回は叩き2戦目。東京スポーツ杯の勝ち時計は今年の共同通信杯よりも1.3秒も早く、さらに上りはメンバー中がり最速の32.9秒。前走からマイナス要素はありません。レースもうまく、今回は勝ち負け。

ドウデュース

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
ダストアンドダイヤモンズ Vindication Seattle Slew
Strawberry Reason
Majestically Gone West
Darling Dame

ドウデュースは朝日杯フューチュリティステークスの優勝馬。これまで5戦3勝2着1回3着1回皐月賞では1番人気に推され、最後方付近からメンバー中上り最速の33.8秒を繰り出すも、抜け出したジオグリフ、イクノイックスに届かず0.3秒差3着に敗れています。

ドウデュースの父はハーツクライ母ダストアンドダイヤモンズは海外重賞2勝を含む6勝馬。血統内に大種牡馬リファールの濃いクロスを持ちます。

5戦全てでメンバー中上り2番手以内と末脚は安定。負けても着差は0.3秒差以内。皐月賞上位5頭は逃げ、先行に対し、ドウデュースだけが後方から。優勝馬ジオグリフの上りが34.3秒、イクノイックスガ34.6秒なので、もう少し仕掛けが早ければ差し切れています。

父ハーツクライからも、ゆったり走れる東京コースはプラス。勝ち負け。

ダノンベルーガ

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
コーステッド Tizway Tiznow
Bethany
Malibu Pier Malibu Moon
Blue Moon

ダノンベルーガは共同通信杯の優勝馬で、これまで3戦2勝皐月賞では2番人気に推されましたが、優勝馬から0.3秒差4着に敗れています。

ダノンベルーガの父はハーツクライ。米国産の母コーステッドは2勝馬も、ブリダーズカップジュベナイルフィリーズターフで2着の実績馬。5代先までクロスが無いアウトブリード。

前走皐月賞では1枠1番。終始馬場の悪い内側を走らされ、最後の直線で逃げて5着に入ったアスクビクターモアを内側から交わすものの、馬場の良い外から来たジオグリフ、イクノイックスに突き放され万事休す。枠順で運が無かったと言えます。

新馬戦、共同通信杯では共に33秒台を叩き出しており、末脚勝負であればイクノイックス、ドウデュースに引けを取りません。また東京コースは2戦2勝ダービーは共同通信杯と関連が深いことからも勝ち負け。

キラーアビリティ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
キラーグレイシス Congaree アラジ
Mari’s Sheba
Heatherdoesntbluff Old Trieste
Michigan Bluff

キラーアビリティはホープフルステークス優勝馬。これまで5戦2勝2着2回。ホープフルステークスから直行で臨んだ皐月賞では4番人気に推されたものの、スタート直後にゲート内で立ち上がり気味になり出遅れ。終始内に包まれ直線伸び倦み13着に惨敗しています。

キラーアビリティの父はディープインパクト母キラーグレースは米ダートGⅠ馬。母の父コンガリーは米ダートGⅠ5勝。

父はダービーと相性が良いディープインパクト。東京は初も、2歳時に芝2000m戦を2勝し距離延長は問題ありません。ただし優勝したホープフルステークスでもゲート難のそぶりをみせており、能力うんぬんより気性が問題。また過去10年で皐月賞2桁着順からの巻き返しは有りません抑えまで。

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