2024年府中牝馬ステークスの注目馬を分析!
府中牝馬ステークスの特徴
GⅡ府中牝馬ステークスは第4回東京開催3日目に行われる3歳以上牝馬限定芝1800mの別定戦です。負担重量は3歳53kg、4歳以上55kg。
過去の重賞勝利実績で負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。
2kg増・・・過去1年以内のGⅠ勝利馬2kg。
1kg増・・・1年以上前のGⅠ勝利馬、及び1年以内のGⅡ勝利馬。
国際競争に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。
府中牝馬ステークスはエリザベス女王杯のステップレースに指定され、JRA所属馬は1着馬に同レースの優先出走権が与えられます。地方所属馬はエリザベス女王杯出走候補馬3頭まで府中牝馬ステークスに優先的に出走でき、2着以内に同レースへの優先出走権が与えられます。
エリザベス女王杯、およびマイルチャンピオンシップへの叩き台のレースとして定着し、牝馬限定の別定戦なので実力馬には他のレースに負担が軽く、GⅠ級の馬が多数出走します。
↓過去10年の府中牝馬ステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓
2023年府中牝馬ステークス出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | ハーパー | ハーツクライ | 牝4 | 武豊 | ノーザンファーム |
| 友道康夫 (栗東) | Jump Start | 55kg | エムズレーシング | |||
| 2 | 2 | アスコルティアーモ | キタサンブラック | 牝4 | 津村明秀 | ノーザンファーム |
| 林徹(美浦) | Danehill Dancer | 55kg | サンデーレーシング | |||
| 2 | 3 | ラリュエル | ディープインパクト | 牝5 | 北村友一 | 社台ファーム |
| 矢作芳人 (栗東) | キングカメハメハ | 55kg | 社台レースホース | |||
| 3 | 4 | モリアーナ | エピファネイア | 牝4 | 岩田康誠 | ノーザンファーム |
| 武藤善則 (美浦) | ダイワメジャー | 55kg | 高橋文男 | |||
| 3 | 5 | ブレイディヴェーグ | ロードカナロア | 牝4 | C.ルメール | ノーザンファーム |
| 宮田敬介(美浦) | ディープインパクト | 57kg | サンデーレーシング | |||
| 4 | 6 | マスクトディーヴァ | ルーラーシップ | 牝4 | 川田将雅 | 社台ファーム |
| 辻野泰之(栗東) | ディープインパクト | 56kg | 社台レースホース | |||
| 4 | 7 | フィアスプライド | ディープインパクト | 牝6 | M.デムーロ | ダーレー・ジャパン・F |
| 国枝栄 (美浦) | Kingmambo | 55kg | ゴドルフィン | |||
| 5 | 8 | コスタボニータ | イスラボニータ | 牝5 | 松山弘平 | 社台ファーム |
| 杉山佳明 (栗東) | Kendor | 55kg | 谷掛龍夫 | |||
| 5 | 9 | フィールシンパシー | ベーカバド | 牝5 | 横山琉人 | 岡田スタッド |
| 小島茂之 (美浦) | ダンスインザダーク | 55kg | 岡田牧雄 | |||
| 6 | 10 | シンティレーション | ロードカナロア | 牝5 | 戸崎圭太 | ノーザンファーム |
| 池上昌和 (美浦) | アグネスタキオン | 55kg | シルクレーシング | |||
| 6 | 11 | セントカメリア | ドゥラメンテ | 牝5 | 鮫島克駿 | ノーザンファーム |
| 高野友和 (栗東) | エリシオ | 55kg | シルクレーシング | |||
| 7 | 12 | コンクシェル | キズナ | 牝4 | 岩田康誠 | ノースヒルズ |
| 清水久詞 (栗東) | Galileo | 55kg | 前田晋二 | |||
| 7 | 13 | モズゴールドバレル | Optimizer | 牝5 | A.シュタルケ | Timothy Lesley Thompson |
| 藤岡健一 (栗東) | ロックオブジブラルタル | 55kg | キャピタル・システム | |||
| 8 | 14 | ライラック | オルフェーヴル | 牝5 | 横山武史 | 杵臼牧場 |
| 相沢郁 (美浦) | キングカメハメハ | 55kg | 芹澤精一 | |||
| 8 | 15 | ルージュリナージュ | スピルバーグ | 牝5 | 横山和生 | 信岡牧場 |
| 宗像義忠 (美浦) | ルーラーシップ | 55kg | 東京ホースレーシング |
勝ち馬予想に役立つ!府中牝馬ステークスの注目馬分析
マスクトディーヴァ
| ルーラーシップ | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| エアグルーヴ | トニービン | |
| ダイナカール | ||
| マスクオフ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| ビハインドザマスク | ホワイトマズル | |
| ヴアインゴールド |
マスクトディーヴァは昨年のローズS、今年の阪神牝馬SとGⅡ2勝馬。これまで8戦4勝2着1回3着1回。昨年の秋華賞でリバティアイランドに0.1秒差2着と肉薄。前走ヴィクトリアマイルでは1番人気で優勝馬から0.2秒差3着と能力はGⅠ級。
マスクトディーヴァの父はルーラーシップ。ディープインパクト産駒のマスクオフは芝マイルの1勝馬。祖母ビハインドザマスクは短距離重賞3勝を含む10勝馬。近親にダート重賞2勝のサンライズソニア。マスクトディーヴァは血統卯内にミスタープロスペクターの4×4の濃いクロスを持ちます。
8戦7戦でメンバー中上り3番手以内と末脚は堅実。祖祖母と母の父の末脚を引き継いだ格好。マイル戦で結果を出していますが、ローズS、秋華賞で1800~2000mで結果を出しているため、距離適性は父からで、ゴール前直線の長い府中1800mは適鞍。
またマスクトディーヴァGⅡ勝ちがあるため、他馬より1kg重い56kgを背負いますが、府中牝馬S、ヴィクトリアマイルで経験済み。同じく人気が予想される昨年のエリザベス女王馬ブレイディヴェーグより1kg軽く、同馬はローズSで0.2秒差を付けて勝っています。条件的にも勝ち負け。
ブレイディヴェーグ
| ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| レディブラッサム | Storm Cat | |
| サラトガデュー | ||
| インナーアージ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| ミュージカルウェイ | Gold Away | |
| Mulika |
ブレイディヴェーグは昨年のエリザベス女王杯の優勝馬。重賞は他に昨年のローズS2着があり、5戦全て1番人気で3勝2着2回。中4戦でメンバー中最速の脚を使っています
ブレイディヴェーグの父はロードカナロア。ディープインパクト産駒の母インナーアージは芝中距離の4勝馬。母の全妹はオークス・秋華賞2冠のミッキークイーン。祖母ミュージカルウェイは海外で重賞3勝を含む8勝馬。
昨年ローズSで秋華賞の出走権を確保も、ローテーションと相手関係を考慮しエリザベス王杯に回っており、さらにGⅡ2着しかないブレイディヴェーグが1番人気に推されたように昨年の同レースは例年に比べメンバーが手薄。
また父がロードカナロアなので前走より400mも距離短縮はプラスも、ローズSで土を付けられたマスクトディーヴァも出走し、負担重量はブレイディヴェーグが1kg上。これまで54kgしか背負ったことが無く、一気に3kgも負担重量が増えます。さらにエリザベス女王杯以来の出走で、目標は同レース連覇。
ここは叩き台の公算が大。抑えまで。
フィアスプライド
| ディープインパクト | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| リアルスティール | Alzao | |
| Monevassia | ||
| ストロベリーフェア | Kingmambo | Mr. Prospector |
| Miesque | ||
| ストームソング | Summer Squall | |
| Hum Along |
フィアスプライドは昨年のターコイズSの優勝馬。これまで19戦5勝2着2回3着2回。2走前にヴィクトリアマイルで優勝馬テンハッピーローズから0.2秒差2着と好走。前走安田記念では13番人気の低評価ながら、優勝馬から0.5秒差7着と健闘しています。
フィアスプライドの父はディープインパクト。キングマンボ産駒の母ストロベリーフェアは海外で未勝利。ファストプライドの半姉でタニノギムレット産駒のミッドサマーフェアがフローラS勝ち、全姉のソフトフルートが秋華賞で3着。
母の半兄のオーダーオブセントジョージはGⅠ愛国セントレンジャー2勝他、全11勝、祖母ストームソングはBCジュヴェナイルフィリーズ他GⅠ2勝と一族は底力有。フィアスプライドはミスタープロスペクターの3×5の濃いクロスがあります。・
1600~1800m中心に使われ1800m戦は2勝着1回も、OP入り後に馬券になっているのは全て1600m戦。昨年の府中牝馬Sにも出走し、11番人気で優勝馬ディヴィーナから0.1秒差4着も、スローペースで上りの勝負で距離が持っただけ。本質的に距離が長く、平均ペースの時は息切れの可能性が大。。見送り。
コスタボニータ
| イスラボニータ | フジキセキ | サンデーサイレンス |
| ミルレーサー | ||
| イスラコジーン | Cozzene | |
| Rising Eagle | ||
| レディイン | Rising Eagle | Kenmare |
| Belle Mecene | ||
| Super Vite | Septieme Ciel | |
| Erin On Your Toes |
コスタボニータは今年の福島牝馬Sに優勝馬。これまで19戦5勝2着4回3着3回。重賞に限れば8戦1勝2着1回3着3回で掲示板を外したのは1度だけ。前走牡馬混合重賞初だった小倉記念でも2着しています
コスタボニータの父は皐月賞馬のイスラボニータ。フランス産の母レディインは海外で3勝。コスタボニータの半姉でゼンノロブロイ産駒のイチオクノホシが阪神牝馬SとクイーンCで2着。そのため血統的に母の影響力が大。
前走中京開催の小倉記念は牝馬ながら56kgを背負い、優勝馬とは0.1秒差の2着。優勝馬は牡馬で57kgなので、別定戦なら優勝していた計算。また中京2000m戦で1分56秒5という好時計。また父がマイラーのイスラボニータなので距離短縮はプラスです。
ただし、2か月ごとローテーションも今年は既に5戦を消化。夏場に2戦使い、疲労の蓄積が心配。上がり目は少なく抑えまで。
ハーバー
| ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | ||
| アイリッシュダンス | トニービン | |
| ビューパーダンス | ||
| セレスタ | Jump Start | A.P. Indy |
| Steady Cat | ||
| Serata | Carson City | |
| Maliziosa |
ハーバーは昨年のクイーンCの優勝馬。これまで10戦2勝2着2回3着2回。クイーンC勝ち後は全てGⅠ戦で、桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯3着、有馬記念9着。今年は大阪杯、ヴィクトリアマイル出走も、共に2桁着で惨敗。
ハーパーの父はハーツクライ。アルゼンチン産の母セレスタは同国の2歳牝馬チャンピオンでGⅠ1勝を含む重賞4勝で全6勝。ハーパーの半姉でドゥラメンテ産駒のヴァレーデラルナがJCBレディクラシックを制しています。
父は晩成型も、母系はやや早熟傾向。半姉ヴァレーデラルナも4歳春で燃え尽きています。またハーツクライ作らしく長くいい脚を使うタイプでゴール前直線の長い府中は合っているものの、府中牝馬Sは瞬発力勝負の傾向が強く、切れ味の無いハーバーには不利。見送り。





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