2024年第17回GⅢカペラステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年カペラステークスの注目馬を分析!

カペラステークスの特徴

GⅢカペラステークスは第5回中山開催4日目に行われる3歳以上ダート1200mの別定戦です。負担重量は3歳牡・騙馬56kg、同牝馬54kg、4歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。過去の重賞成績により負担重量が加算され

1年以内のGⅠ勝利馬3kg増

1年以内の牝馬GⅠ及びGⅡ勝利馬、1年以上前のGⅠ勝利馬2kg増

1年以内のGⅢ勝利馬、及び1年以上前のGⅡと牝馬限定GⅠ勝利馬1kg増

国際競走に指定され外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走に指定され4頭まで登録可能です。

↓過去10年のカペラステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2024年カペラステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ナムラフランク ミッキーアイル 牡5 菱田裕二 ナカノファーム
鈴木孝志(栗東) クロフネ 57kg 名村睦弘
1 2 インユアパレス パリスマリス 牡3 横山武史 Winchester Farm
須貝尚介(栗東) ディープインパクト 56kg 小林英一H
2 3 リベイクフルシティ マジェスティックウォリアー 牡4 和田譲治 槇本牧場
宗形竹見(大井) バトルプラン 57kg 藤本栄史
2 4 ジレトール ロードカナロア 牡4 大野拓弥 グランド牧場
松永幹夫 (栗東) スズカマンボ 57kg キャロットファーム
3 5 エスカル American Pharoah 牡3 横山和生 Bonne Chance F LLC 
森秀行(栗東) Harlan’s Holiday 56kg 前田幸治
3 6 ガビーズシスター アポロキングダム 牝3 吉田隼人 へいはた牧場
中野栄治(美浦) スペシャルウィーク 54kg 長島和彦
4 7 クインズメリッサ パイロ 牝6 藤懸貴志 新冠橋本牧場
宮本博(栗東) Afleet Alex 55kg ケイアイスタリオン
4 8 インビンシブルパパ Shalaa 牡3 三浦皇成 Arrowfield G Pty Ltd
伊藤大士(美浦) Canford Cliffs 55kg 迫田三果子 
5 9 クロジシジョー フリオーソ 牡5 浜中俊 増尾牧場
岡田稲男 (栗東) スペシャルウィーク 57kg 河内孝夫
5 10 エティエンヌ ジョーカプチーノ 騙5 津村明秀 岡田スタッド
吉田直弘(栗東) メイショウサムソン 57kg 岡田牧雄
6 11 チカッパ  リアルスティール 牡3 横山典弘 サンデーヒルズ
中竹和也(栗東) Into Mischief  58kg 岡浩二
6 12 チェイスザドリーム ロードカナロア 牝5 吉田豊 グランド牧場
矢作芳人(栗東) アドマイヤムーン 55kg ヒダカ・ブリーダーズ・U
7 13 スズカコテキタイ ディスクリートキャット 牡4 岩田康誠 グランド牧場
奥村武(美浦) サウスヴィグラス 57kg 永井 啓弍
7 14 サンライズアムール モーリス 牡5 斎藤新 下川辺牧場
小林真也(栗東) タイキシャトル 57kg ライフハウス
8 15 テイエムトッキュウ ロードカナロア 牡6 田辺裕信 高昭牧場
木原一良 (栗東) サクラバクシンオー 58kg 竹園正繼
8 16 イスラアネーロ イスラボニータ 牡5 川又賢治 岡田スタッド
吉村圭司(栗東) シニスターミニスター 57kg 堂守貴志

勝ち馬予想に役立つ!カペラステークスの注目馬分析

テイエムトッキュウ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
アグネスナチュラル サクラバクシンオー サクラユタカオー
サクラハゴロモ
アグネスアテーナー サンデーサイレンス
アグネスオーロラ

テイエムトッキュウは昨年のカペラステークスの優勝馬。これまで18戦6勝2着2回3着1回。今年は大井GⅢ東京スプリント競走で3着前走佐賀GⅢサマーチャンピオンで2番人気8着に敗れています。

テイエムトッキュウの父はロードカナロア。サクラバクシンオー産駒のアグネスナチュラルは芝短距離の4勝馬。祖祖母の姉は桜花賞馬のアグネスフローラ。遠縁にダービー馬のアグネスフライト、皐月賞馬のアグネスタキオンがいます。

父、母共に短距離馬で芝・ダート兼用。馬券になっているのは1200m戦で、前走は1400m戦で息が持たなかった可能性が大。中山ダートは4戦3勝2着1回で連を外しておらず、Lクラス勝ちもあるのは高評価。3勝クラスで斤量58kgで勝っており、前走より0.5kg減で出走できるのは有利。勝ち負け。

チカッパ

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴィズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
ユニキャラ Into Mischief Harlan’s Holiday
Leslie’s Lady
Joke Phone Trick
Tour

チカッパは門別GⅢ北海道スプリントカップ、大井GⅡ東京盃競走の重賞2勝馬。これまで13戦5勝2着6回。重賞は他に兵庫チャンピオンシップと前走JBCスプリントで優勝馬タガノビューティとタイム差無し2着。

チカッパの父はディープインパクト産駒でドバイターフ勝ちのリアルスティール。米国産の母ユニキャラはダート短距離の1勝馬。母の半兄は米ダートGⅠ馬で、母系から他に米GⅠ馬が2頭出ている良血。チカッパは血統内にストームキャットの3×5の濃いクロスを持ちます。

父リアルスティールはケンタッキーダービー3着馬のフォーエバーヤングを出しており、ディープインパクト産駒の割にダート馬も出す種牡馬。中山ダート1200m戦は1戦1勝で、JRAではOP勝ちもあり、3歳馬ながら古馬に混じってGⅡ勝ち、前走GⅠ着は立派。

ストームキャットの血が濃いので、基本的にスピードとパワーを生かす競馬が得意と思われ、3歳で斤量58kgを背負いますが、前走に比べればメンバーが手薄なカペラステークスなら好勝負必至。勝ち負け。

インビンシブルパパ

Shalaa Invincible Spirit Green Desert
Rafha
Ghurra War Chant
Futuh
Shwaimsa Canford Cliff Tagula
Mrs Marsh
Sharp Point ロイヤルアカデミーⅡ
Nice Point

インビンシブルパパはこれまで6戦4勝2着1回3着1回重賞歴はありませんが、新馬戦を除けば全て1番人気。中山ダート1200m戦は4戦3勝2着1回。前走京都ダート1400m3勝クラスを勝ち上がっています。

インビンシブルパパの父はノーザンダンサー系で欧州短距離GⅠ2勝のシャラー。愛国産の母シュワイムサは海外で1勝。母の半姉からJRA春秋スプリントGⅠ勝ち他短距離重賞5勝、計10勝を挙げたファインニードルが出ています。

インビンシブルパパは血統内にシャーペンアップの5×5×4、クリスエス・ダイイシスの4×4、ダンジグの4×4の濃いクロスを持つ近親配合。

血統的にもスピード馬。前走は馬体重を20kgも増やし536kgの馬体での勝利。早い時計は無ないものの、この時期の中山は空気が乾燥して時計が掛かり、パワーが必要。時計が掛かる馬場で逃げ切り勝ちしているので、カペラステークスの条件は合っています。良馬場なら連下で。

インユアパレス

パレスマレス Curlin Smart Strike
Sherriff’s Deputy
パレスルーマー Royal Anthem
Whisperifyoudare
クイーンズターフ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
フラッテローザ ブライアンズタイム
ファーザ

インユアパレスはこれまで9戦4勝2着1回3着1回新馬戦から3戦は芝で未勝利。ダート短距離戦に矛先を変えてからは6戦4勝2着1回。ここまで5戦連続1番人気で、2、3勝クラスを連勝しての出走です。

インユアパレスの父はミスタープロスペクター系で米ダートGⅠベルモントS馬のパレスマレス。ディープインパクト産駒の母クイーンズターフはダート短距離の2勝馬。祖母の全兄はNRA3年連続最優秀馬に輝いたフリオーソ。インユアパレスは血統内にミスタープロスペクターの4×4の濃いクロス。。

ダートに変更してから6戦中5戦で上りはメンバー中最速前走京都ダート1200m3勝クラスでは2着に0.5秒差を付けています。ただし今回の中山は初。またゴール前直線が平坦の京都で3勝を挙げており、急坂がある中山で対応できるかは疑問見送り。

ガビーズシスター

アポロキングダム Lemon Drop Kid Kingmambo
Charming Lassie
Bella Gatto Storm Cat
Winter Sparkle
アンジュデトワール スペシャルウイーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
エンゼルカロ スターオブコジーン
ヤマフノーザリー

ガビーズシスターはこれまで7戦4勝2着1回春にクイーンCへ参戦も13着敗退。また夏の函館芝1200m戦でも10着。ただしダート短距離戦は5戦して4勝2着1回。前走9月中山ダート1200m3勝クラスを1番人気で1分9秒7の好時計勝ち

ガビーズシスターの父はミスタープロスペクター系のアポロキングダム。スペシャルウイーク産駒の母アンジュデトワールは地方で1勝。祖母は函館3歳S馬。一族は地方で活躍する馬が多く、これといった活躍馬はいません。

父の重賞勝ちは無いものの、その父は日本のダートマイル路線で圧倒的な強さを見せるレモンポップを輩出したレモンドロップキッド。母系もダート血統なので基本的にダート向き。中山ダート1200m戦は4戦3勝2着1回とパーフェクト。

ただし前走の上位陣は次走で3勝クラスを勝ち上がっておらず、メンバーが弱い中での勝利。また過去10年のカペラステークスで牝馬が馬券に絡んだのは重賞勝ちがある1頭のみ。ガビーズシスターには荷が重い印象。見送り。

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