2024年第60回GⅢ中日新聞杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年中日新聞杯の注目馬を分析!

中日新聞杯の特徴

GⅢ中日新聞杯は第4回中京開催3日目に行われる3歳以上芝2000mのハンデキャップ戦です。中日新聞杯は国際競走る指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬2頭まで出走登録が可能です。

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2024年中日新聞杯出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ベリーヴィーナス キズナ 牝5 藤懸貴志 浦河日成牧場
鈴木孝志(栗東) New Approach 53kg ライオンホースレース
1 2 マテンロウレオ ハーツクライ 牡5 横山典弘 野毛牧場
昆貢 (栗東) ブライアンズタイム 58.5kg 寺田千代乃
2 3 キングズパレス キングカメハメハ 牡5 松岡正海 社台ファーム
戸田博文 (美浦) Dubawi 57.5kg 社台レースホース
2 4 アスクワイルドモア キズナ 牡4 西塚洸二 社台ファーム
藤原英昭 (栗東) ゼンノロブロイ 54kg 廣崎利洋HD
3 5 トーセンリョウ ディープインパクト 牡5 団野大成 社台ファーム
加藤征弘(美浦) Hawk Wing 55kg 島川隆哉
3 6 エリカヴァレリア オルフェーヴル 牝6 池添謙一 社台ファーム
久保田貴士 (美浦) Kalatos 53kg 三木正浩
4 7 タマモブラックタイ デクラレーションオブウォー 牡4 角田大和 タマモ
角田晃一 (栗東) ブラックタイド 55kg 対馬正
4 8 デシエルト ドレフォン 牡5 岩田康誠 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) キングカメハメハ 57kg ラ・メール
5 9 コスモキュランダ アルアイン 牡3 横山武史 ビッグレットファーム
加藤士津八(美浦) Southern Image 58kg ビッグレットファーム
5 10 ロードデルレイ ロードカナロア 牡4 西村淳也 ケイアイファーム
中内田充正(栗東) ハーツクライ 57.5kg ロードホースクラブ
6 11 マコトヴェリーキー オルフェーヴル 牡3 丹内祐次 辻牧場
上村 洋行 (栗東) ストーミングホーム 55kg ディアマント
6 12 エヒト ルーラーシップ 牡6 浜中俊 白井牧場
森秀行 (栗東) ディープインパクト 59kg 平井裕
7 13 フライライクバード スクリーンヒーロー 騙7 小崎綾也 白老ファーム
友道康夫 (栗東) シンボリクリスエス 57kg 窪田芳郎
7 14 ドクタードリトル デクラレーションオブウォー 牡4 松山弘平 社台ファーム
今野貞一 (栗東) キングカメハメハ 58kg 谷掛龍夫
7 15 ジェイパームス ジャスタウェイ 牡4 鮫島克駿 ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Congaree 56kg エムズレーシング
8 16 クルゼイロドスル ファインニードル 牡4 H.ドイル ダーレー・ジャパン・F
高橋義忠 (栗東) アルカセット 57kg ゴドルフィン
8 17 マコトヴェリーキー オルフェーヴル 牡3 岩田望来 辻牧場
上村 洋行 (栗東) ストーミングホーム 55kg ディアマント
8 18 アドマイヤハレー モーリス 牡6 田辺裕信 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 55kg 近藤旬子

勝ち馬予想に役立つ!中日新聞杯の注目馬分析

シラケンド

デクラレーションオブウォー War Front Danzig
Starry Dreamer
Tempo West Rahy
Tempo
フェアブルーム ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ビューフェアー Fast Gold
Misty Moon

シラケンドはこれまで9戦4勝2着1回3着1回。3歳時に紫苑Sで9番人気ながら3着に入るも秋華賞は回避今年の1月小倉1勝クラスから復帰し5戦連続1番人気。7月福島芝2000m1勝クラス、10月新潟芝2000mを連勝して参戦。

シランケドの父はノーザンダンサー系で欧州中距離GⅠ2勝のデクラレーションオブウォー。ディープインパクト産駒の母フェアブルームは地方で4勝。祖母はアルゼンチンでGⅠ3勝馬。

馬券を外したのは新馬戦のみ。2勝クラスから4戦連続単勝1倍台の圧倒的な1番人気で、3戦連続で芝2000mの走破時計が2分を切っています。また復帰後は5戦中4戦でメンバー中あがり最速。前走の新潟で左周り芝2000mは克服済み。

中日新聞杯では牝馬が苦戦傾向も、シランケドの主戦場は芝2000mで、既に紫苑SでGⅢクラスの能力を実証。また3勝クラスを勝ち上がったばかりでハンデが54kg。前走より2kg減で、スピード能力が十分生かせます。勝ち負け。

ロードデルレイ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
デルフィーノ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
レディアーティスト フレンチデピュティ
レディーバラード

ロードデルレイはこれまで7戦5勝2着1回新馬戦から3連勝で臨んだ昨年の神戸新聞杯では4番人気で優勝馬から0.1秒差の4着その後3勝クラス・Lクラスを連勝して休養。復帰初戦の鳴尾記念前に跛行が発生し回避。前走11月京都芝2000mLクラスでは2着

ロードデルレイの父はロードカナロア。ハーツクライ産駒の母デルフィーノは芝中距離の4勝馬。ロードデルレイの全兄は地方で3勝、遠縁に重賞2勝、計5勝のダノンバラードがいます。

母は中距離馬も勝ち星は芝2000mまで。ロードカナロア産駒らしくスピードがあり、今年1月の東京芝2000mLクラスで1分57秒2の持ち時計があります。

復帰初戦の前走京都芝2000mLクラスで人気薄の逃げ馬に上手くレースを運ばれ、0.6秒差を付けられるものの、同期で重賞2着4回とトップナイフには0.5秒差、前走小倉記念3着のディープモンスターには0.6秒差を付けています。

今回のハンデは57.5kgで、前走のLクラスハンデ戦と同じ。叩き2戦目で上昇が見込めます。ただし前走0.6秒差を付けられたデシエルトは1kg増の58kgでの出走。計算上は0.4秒差までしか縮まらず、上昇を見込んでも逆転は難しい印象。抑えまで。

コスモキュランダ

アルアイン ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ドバイマジェスティ Essence of Dubai
Great Majesty
サザンスピード Southern Image Sadler’s Wells
Urban Sea
Golden Eagle Zabeel
Rising Eagle

コスモキュランダ今年の弥生賞馬で、皐月賞の2着馬。これまで11戦2勝2着4回。秋はセントライト記念で1番人気2着後、菊花賞で3番人気に推され14着惨敗。優勝馬アーバンシックに4.3秒差を付けられています。

コスモキュランダの父はディープインパクト産駒で皐月賞と大阪杯を制したアルアイン。豪州産の母サザンスピードは豪州芝2400mGⅠコーフィールドC他重賞3勝を含む海外7勝。コスモキュランダは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

芝2000~2200mは8戦して2勝2着4回で掲示板を外したのは1回だけという中距離馬。父がマイラー寄りのアルアインなので、前走菊花賞惨敗は距離適性が無かったということ。今回は適距離に戻ります。

ただしGⅡ勝ち、GⅠ2着の実績があるためハンデは58kgで、前走に比べ1kg増。3歳馬には厳しい斤量も馬体重が500kgもあり克服は可能得意な距離に戻れば勝ち負け。

デシエルト

 

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
アドマイヤセプター キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ

デシエルトはこれまで13戦5勝3着1回。重賞勝ちは無く新馬戦からLクラスまで3連勝クラシック春2冠は共に2桁着順その後ダート変更初戦でLクラス勝ちも、次第に頭打ち前走再び芝に路線変更。11月京都芝2000mLクラスを1分58秒6の好時計で逃げ切っています。

デシエルトの父は米ダートGⅠ2勝のドレフォン。キングカメハメハ産駒の母アドマイヤセプターは重賞2着もある短距離の5勝馬。祖母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯連覇、重賞計5勝の名牝。またデシエルトの半姉は短距離重賞2着3回の2勝馬。また母の全弟は現種牡馬のドゥラメンテ

基本的に逃げてこその馬。前走ダートから路線変更で8番人気に甘んじたものの、2着のロードデルレイに0.6秒差を付け圧勝。また勝ち時計1分58秒6も優秀で、ハンデ戦で2~4着馬に0.5~1.5kgのアドバンテージがあったとしても、計算上は逆転されません。

ただしLクラス3勝なので、今回のハンデは58kgと重賞勝利馬並み。馬体重が530kgの巨漢馬ですが、斤量58kgは過去4戦して馬券に絡んだことはありませんさらに今回はメンバーが強力。差し有利な中京でマークされると息が持たない可能性が大。見送り。

キングスパレス

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
ドバウィハイツ Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Rosie’s Posy Suave Dancer
My Branch

キングスパレスはこれまで21戦4勝2着10回3着3回今年の3月に中山芝2000mで3勝クラスを卒業後、新潟大賞典で3番人気2着、七夕賞で1番人気2着、新潟記念で1番人気3着と馬券。前走天皇賞秋では11番人気で12着と惨敗しています。

キングスパレスの父はキングカメハメハ英国産のドバウィハイツは米芝中距離GⅠ2勝を含む海外5勝馬。キングスパレスの全姉にフィリーズレビュー優勝、ターコイズS2着のリバティハイツがいます。キングスパレスは血統内にミスタープロスペクターの3×5の濃いクロスを持ちます。

18中掲示板を外したのは新馬戦とセントライト記念、前走天皇賞秋のみ。前走12着惨敗とはいえ走破時計は1分58秒と早く、着差も0.7秒差。あがりも33秒6をマーク。天皇賞秋のレーティングが112で、コスモキュランダのセントライト記念のレーティングと同じ。

今回は前走と同じ芝左回りの2000mで、前走に比べればメンバーは手薄。さらに斤量は前走に比べ0.5kg減。コスモキュランダがセントライト記念より斤量1kg増に比べると明らかに有利勝ち負け。

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