2026年AJCCの注目馬を分析!
AJCCの特徴
GⅡアメリカジョッキークラブカップ(以下、AJCC)は第1回中山開催8日目に行われる4歳以上芝2200mで行われている別定戦です。負担重量は4歳牡・騙馬55kg、同牝馬53kg、5歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。過去の重賞勝利で、負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。
2kg増・・・1年以内の牝馬GⅠを除くGⅠ優勝馬
1kg増・・・1年以上の牝馬限定GⅠを除くGⅠ優勝馬、1年以内の牝馬限定GⅠ馬及び牝馬限定を除くGⅡ優勝馬(2歳限定を除く)。
国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。
2026年AJCC出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | チャックネイト | ハーツクライ | 騙8 | R.キング | 社台ファーム |
| 堀宜行(美浦) | Dynaformer | 57kg | 金子真人H | |||
| 1 | 2 | ホウオウノーサイド | キングカメハメハ | 牡7 | 杉原誠人 | 岡田スタッド |
| 奥村武(美浦) | ヘクタープロテクター | 57kg | 小笹芳央 | |||
| 2 | 3 | マイネルエンペラー | ゴールドシップ | 牡6 | 戸崎圭太 | ビッグレッドファーム |
| 清水久詞(栗東) | ロージズインメイ | 58kg | TC・ラフィアン | |||
| 2 | 4 | ジョバンニ | エピファネイア | 牡4 | 松山弘平 | タイヘイ牧場 |
| 杉山晴紀(栗東) | Footstepsinthesand | 56kg | KRジャパン | |||
| 3 | 5 | マテンロウレオ | ハーツクライ | 牡6 | 横山典弘 | 野毛牧場 |
| 昆貢 (栗東) | ブライアンズタイム | 57kg | 寺田千代乃 | |||
| 3 | 6 | サンストックトン | ワールドエース | 牡6 | 松岡正海 | 加藤ステーブル |
| 鹿戸雄一 (美浦) | キングカメハメハ | 57kg | 加藤ステーブル | |||
| 4 | 7 | マイネルメモリー | ゴールドシップ | 牡6 | 佐々木大輔 | ビッグレッドファーム |
| 宮徹 (栗東) | スターオブコジーン | 55kg | TC・ラフィアン | |||
| 4 | 8 | アウスヴァール | ノヴェリスト | 騙8 | 古川吉洋 | 宝寄山拓樹 |
| 昆貢(栗東) | スペシャルウィーク | 57kg | ノルマンディーTR | |||
| 5 | 9 | ショウヘイ | サートゥルナーリア | 牡4 | 川田将雅 | ノーザンファーム |
| 友道康夫(栗東) | オルフェーヴル | 57kg | 石川達絵 | |||
| 5 | 10 | ノースブリッジ | モーリス | 牡7 | 岩田康誠 | 村田牧場 |
| 奥村武 (美浦) | アメージングムーン | 57kg | 井山登 | |||
| 6 | 11 | ニシノレヴナント | ネロ | 騙6 | 野中悠太郎 | タツヤファーム |
| 上原博之 (美浦) | コンデュイット | 57kg | 西山茂行 | |||
| 6 | 12 | ディマイザキッド | ディーマジェスティ | 牡5 | 岩田望来 | 服部牧場 |
| 清水英克(美浦) | ファスリエフ | 57kg | 嶋田賢 | |||
| 7 | 13 | アルビージャ | モーリス | 牡6 | 津村明秀 | ノーザンファーム |
| 手塚貴久(美浦) | キングカメハメハ | 57kg | サンデーレーシング | |||
| 7 | 14 | ドゥラドーレス | ドゥラメンテ | 牡7 | C.ルメール | ノーザンファーム |
| 宮田敬介(美浦) | ハービンジャー | 57kg | 吉田勝己 | |||
| 8 | 15 | ファウストラーゼン | モズアスコット | 牡4 | 横山武史 | 友田牧場 |
| 西村真幸(栗東) | スペシャルウイーク | 57kg | 宮崎俊也 | |||
| 8 | 16 | エヒト | ルーラーシップ | 牡8 | 菅原明良 | 白井牧場 |
| 森秀行 (栗東) | ディープインパクト | 57kg | 平井裕 |
勝ち馬予想に役立つ!AJCCの注目馬分析
ショウヘイ
| サートゥルナーリア | ロードカナロア | キングカメハメハ |
| ランニングヒロイン | ||
| シーザリオ | カーネギー | |
| メジロモントレー | ||
| オーロトラジェ | オルフェーヴル | ステイゴールド |
| オリエンタルアート | ||
| ミュージカルウェイ | Gold Away | |
| Mulika |
ショウヘイは昨年の京都新聞杯の優勝馬で、ダービーでは3着。これまで7戦2勝2着2回3着1回。昨秋は神戸新聞杯を1番人気で2着し、3番人気だった菊花賞で14着、優勝馬から1.6秒差の大敗を喫しています。
ショウヘイの父はロードカナロア産駒でホープフルS・皐月賞勝ちのサートゥルナーリア。オルフェーヴル産駒の母オーロトラジェは未勝利馬。フランス産の祖母は海外で重賞3勝の8勝馬。母の半姉はオークスと秋華賞勝ちのミッキークイーン。
また一族にエリザベス女王杯勝ちのブレイディヴェーグ、愛知杯勝ちのミッキーゴージャス、小倉大賞典勝ちのエピファニーがいます。ミッキークイーンこそオークス勝ちも、母系は3歳夏を過ぎてから力を付けているタイプが大半。
父がスタミナ豊富なオルフェーヴルでも、父がロードカナロア産駒のサートゥルナーリアでは前走の菊花賞は長すぎ。やはり適距離は好成績を残す2000~2400mと思われます。そのためAJCCの2200mは適距離。また先行脚質でゴール前直線が短い中山も合っています。
ただし、好成績は平坦な京都に集中。中山2200mは名物の急坂を2度上るため実走距離よりスタミナが必要。母の父がスタミナとパワーを兼ね備えているので対応できると思われますが、GⅡ勝ちで他馬より1kg重い斤量なので、最後に伸びあぐねる可能性が。抑えで。
ドゥラドーレス
| ドゥラメンテ | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| アドマイヤグルーヴ | サンデーサイレンス | |
| エアグルーヴ | ||
| ロカ | ハービンジャー | Dansili |
| Penang Pearl | ||
| ランズエッジ | ダンスインザダーク | |
| ウインドインハーヘア |
ドゥラドーレスはこれまで12戦5勝2着3回3着2回。重賞勝ちはありませんが、昨年は2月小倉でOP勝ちを納め、エプソムC、七夕賞、オールカマーで連続2着。今回はオールカマー以来の出走。
ドゥラドーレスの父は牡馬クラシック2冠のドゥラメンテ。ハービンジャー産駒の母ロカはマイルの1勝馬。祖祖母はディープインパクトの母のウインドインハーヘアで、血統内にサンデーサイレンスの3×4の奇跡の血量を持ちます。
既に7歳も、度重なる屈腱炎で数を使っていません。昨秋復帰後は6戦中4戦であがりがメンバー中最速と末脚は強力。また前走は早め仕掛けで抜け出したものの、有馬記念馬のレガレイラの末脚に屈した形。3着馬は0.3秒差を付けているようにGⅡで十分通じるレベル。
今回は約4ヵ月の休養。コース適性は前走で実証済み。再発の恐れがあり、年齢的にも後が無いため、ここは本気で仕上げてくると思われます。勝ち負け。
ファウストラーゼン
| モズアスコット | Frankel | Galileo |
| ランニングヒロイン | ||
| India | ヘネシー | |
| Misty Hour | ||
| ペイシャフェリス | スペシャルウイーク | サンデーサイレンス |
| キャンペンガール | ||
| プレザノケイプ | Cape Cross | |
| Felicity |
ファウストラーゼンは昨年の弥生賞の優勝馬。これまで6戦2勝3着1回。2歳時に17番人気だったホープフルSで3着。本番の皐月賞は8人気で15着、ダービーでは18の殿負け。今回はダービー以来の出走。
ファウストラーゼンの父は芝・ダートマイルGⅠ2勝のモズアスコット。スペシャルウイーク産駒の母ペイシャフェリスは芝マイルの3勝馬。母の半妹でハーツクライ産駒のペイシャフェリタがキーランドC3着で全6勝を挙げている者の、一族に目立った活躍馬無し。
父はマイラー、母系は短めのマイラーにも関わらず、芝2000mで好成績は父系にあるフランケルと母の父のスペシャルウイークの影響か。中山2000mの重賞で好走も、馬券に絡んだ時の時計は共に2分1秒台と遅め。そのため息が持ったと思われます。
今回は実走距離よりスタミナが必要な中山2200m。またダービー以来の出走で古馬とは初対戦。しかも馬齢重量より1kgプラスとマイナス要素が多め。GⅡ馬と雖も、今回は見送り。
ジョバンニ
| エピファネイア | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| ベアフットレディ | Footstepsinthesand | Giant’s Causeway |
| Glatisant | ||
| Lady Angharad | テンビー | |
| Lavezzola |
ジョバンニはこれまで9戦2勝2着3回3着1回。重賞勝ちはありませんが、2歳時にラジオNILLEI杯京都2歳S、ホープフルSで2着し、皐月賞トライアルの若葉Sを優勝。皐月賞では4着、ダービーで8着。秋は神戸新聞杯で3着も、菊花賞では8着と惨敗。
ジョバンニの父はエピファネイア。愛国産の母ベアレットレディは芝2000mGⅡ勝ち他重賞2勝を含む5勝馬。ジョバンニの一つ上の半姉のセキトバイースト府中牝馬S勝ち。
本レースに登録のショウヘイとは3度目の対戦で、1勝2敗。菊花賞で先着しています。ただし菊花賞で先行したショウヘイに対し、ジョバンニは後方待機。前崩れの展開になったため順位が逆転した格好。
父は菊花賞馬ですが母系はマイラー。好成績は芝2000mに集中していることからも、実走距離よりスタミナが必要な中山2200mは若干長い印象。現4歳世代では実力上位も、今回は見送り。
マイネルエンペラー
| ゴールドシップ | ステイゴールド | サンデーサイレンス |
| ゴールデンサッシュ | ||
| ポイントフラッグ | メジロマックイーン | |
| パストラリズム | ||
| マイネテレジア | ロージズインメイ | Devil His Due |
| Tell a Secret | ||
| マイネヌーヴェル | ブライアンズタイム | |
| マイネプリテンダー |
マイネルエンペラーは昨年の日経賞の優勝馬。これまで22戦5勝2着5回3着2回。重賞は他に昨年の日経新春杯で3着、天皇賞春では5着と掲示板。その後休養。前走有馬記念で復帰し、11番人気で9着の成績。
マイネルエンペラーの父はゴールドシップ。ロージズインメイ産駒の母マイネテレジアは芝中距離の1勝馬。祖母はフラワーC勝ちの3勝馬。マイネルエンペラーの半兄でステイゴールド産駒のマイネルファロンが新潟記念勝ち、全姉のユーバーレーベンはオークス馬。
父は天皇賞春も制し、阪神大賞典3連覇とスタミナ豊富も、母系は中距離血統。全姉がオークス馬で、マイネルエンペラー自身も中山外回りの日経賞勝ちがあり、同じ外回りの2200mは適鞍。今回は叩き2戦目で58kgの斤量も背負い慣れ、好走条件が揃っています。勝ち負け。






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