2020年第71回G3CBC賞予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

G1高松宮記念を1着入線も進路妨害で4位降着となったタガノガウディーが出走登録しているCBC賞。昨年の優勝馬レッドアンシェルやシルクロードステークス優勝のアウィルアウェイなど、出走登録馬の中か注目馬をピックアップし勝ち負けできるか分析します。

2020年CBC賞の注目馬を分析!

CBC賞の特徴

G3CBC賞はサマースプリントシリーズ第2戦目に指定されている芝1200mのハンデキャップ競争です。本来は中京競馬場開催のレースですが、今年は京都競馬場改修工事に伴い中京競馬場と阪神競馬場の開催が入れ替わったため、阪神競馬場芝1200mのコースで施行されます。

ちなみに2011年にも阪神競馬場で行われています。

過去10年のCBC賞入賞馬のデータを見たい方はこちら

2020年CBC賞出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ナインテイルズ  ローエングリン 牡9 中井裕二 山田牧場
長谷川浩 (栗東) メジロライアン 53kg 岡田牧雄
1 2 レッドアンシェル マンハッタンカフェ 牡6 福永祐一 ノーザンファーム
庄野靖志 (栗東) Storm Cat 57kg 東京ホースレーシング
2 3 ラブカンプー ショウナンカンプ 牝5 斎藤新 奥山博
森田直行 (栗東) マイネルラヴ 51kg 増田陽一
2 4 クランドロワ ダイワメジャー 牡6 和田竜二 坂口智康
鈴木孝志 (栗東) ローティーナイナー 55kg 田畑利彦
3 5 エイシンデネブ ロードカナロア 牝5 幸英明 北星村田牧場
坂口智康 (栗東) High Chaparral 53kg 栄進堂
3 6 アンヴァル ロードカナロア 牝5 岩田望来 白老ファーム
藤岡健一(栗東) フレンチデピュティ 54kg 社台レースホース
4 7 クリノガウディー スクリーンヒーロー 牡4 横山典弘 三輪牧場
藤沢則雄(栗東) ディアボロ 58kg 栗本博晴
4 8 ロケット ディープスカイ 牝5 酒井学 ダーレー・ジャパン・F
石橋守 (栗東) Maria’s Mon 52kg ゴドルフィン
5 9 タイセイアベニール ベーカバド 牡5 松山弘平 松本信行
西村真幸 (栗東) ブライアンズタイム 56kg 田中成奉
5 10 ショウナンアンセム ジャンブルポケット 牡7 鮫島克駿 森永牧場
田中剛 (美浦) クロフネ 56kg 湘南
6 11 アウィルアウェイ   ジャスタウェイ 牝4 川田将雅 ノーザンファーム
高野友和(栗東) キングカメハメハ 55kg 吉田勝己
6 12 ダイシンバルカン サクラバクシンオー 牡8 国分優作 新冠タガノファーム
田中剛 (美浦) マイネルラヴ 52kg 大八木信行
7 13 ミッキースピリット ディープインパクト 牡4 松若風馬 ノーザンファーム
音無秀孝 (栗東) Invincible Spirit 54kg 野田みづき
7 14 ディメンシオン ディープインパクト 牝6 松田大作 木村秀則
藤原英昭 (栗東) モンジュー 53kg 広尾レース
8 15 ノーワン ハーツクライ 牝4 浜中俊 飛野牧場
笹田和秀 (栗東) Caerleon 53kg 藤田好紀
8 16 ジョイフル キングズベスト 牡6 川又賢治 ダーレー・ジャパン・F
吉村圭司 (栗東) Street Cry 56kg ゴドルフィン

 

勝ち馬予想に役立つ!重賞の注目馬分析

クリノガウディー

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk
Ameriflora
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
クリノビリオネア ディアブロ Devil’s Bag
Avilion
オプトライアン メジロライアン
テンザンミズホ

クリノガウディーは前走の高松宮記念で1着入線進路妨害で4位に降着。

実質的に負かしたモズスーパーフレアは昨年のスプリンターズステークス2着馬。また1着にハナ差2着だったグランアレグリアは次走の安田記念でアーモンドアイに2馬身差で快勝しているので、戦った相手も強かったと言えます。今回トップハンデ58kgは致し方ないと所と言えるでしょう。

クリノガウディーの父はモーリスと2頭のG1を輩出しているスクリーンヒーロー。自身もジャパンカップを勝っているように、基本的に産駒は中距離向き。

母クリノビリオネアはダートの条件馬で3勝止まり。父が早熟系のダート短距離馬を出すディアブロなので、クリノガウディーの距離適性は母系からと見るのが妥当です。

クリノガウディーの近親に活躍馬はいません。しかし血統内にヘイローの4×4のクロスとヘイルトゥリーズンの5×5×5のクロスを持つため、これが本馬の爆発力につながっている格好。ただし成績が安定していないように、気性難も伝えてしまいます。

またノーザンダンサーをノーザンテーストのクロスも持っているので成長力とタフさを兼ね備えています。

高松宮記念のほかに朝日杯フューチュリティステークスでも2着しており底力があるのは確か。ただし成績が安定しておらず、いつ走るかわからない馬です。高松宮記念でも勝ち馬の外を併走したにも関わらず内にモタレるという悪癖を見せています。

重馬場で時計のかかる高松宮記念でも33.8秒の上りを繰り出しているので、今の阪神の時計の掛かる芝やトップハンデの58kgは問題ありません。ただし朝日フューチュリティステークスを除き、過去の重賞入着は全て左回り。今回は1番人気が予想されますが連軸は難しく、単勝か紐扱いが妥当。

アウィルアウェイ

ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
シビル Wild Again
シャロン
ウィルパワー キングカメハメハ Kingmanbo
マンファス
トキオリアリティー Meadowlake
What a Reality

アウィルアウェイはG3シルクロードステークスの勝ち馬。2歳時にG2京王杯2歳ステークスでタイム差無し2着、3歳時に青いステークス3着と重賞実績が光ります。前走高松宮記念では11番人気で1秒差11着と、さすがG1では荷が重たかった印象です。

アウィルアウェイの父はジャスタウェイ。産駒は基本的に晩成型で3歳秋ごろから力をつける産駒が多い種牡馬。

母ウィルパワーはステイゴールドを父に持つ2019年度JRA最優秀短距離馬インディチャンプを輩出。また近親には安田記念馬リアルインパクトやクイーンエリザベス2世カップ馬ネオリアリズムがいます。

祖母のトキオリアリティーは影響力の強い母系で、産駒は基本的に短距離~マイルで活躍します。アウィルアウェイの距離適性も母系からです。

今までに勝ち星はすべて芝1200m。しかし、良馬場であっても早い時計決着で勝ったことは1度もありません。逆に時計の遅いレースで1着を拾っているので、今回の時計がかかる阪神コースは適鞍。斤量も優勝したシルクロードステークスと同じです。

稍重までなら走りますが、重、不良は苦手としているので、当日の馬場には注意が必要。稍重までなら馬券に入れるべき馬です。

 

レッドアンシェル

マンハッタンカフェ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
サトルチェンジ Law Society
Santa Luciana
スタイルリスティック Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Magnificient Style Silver Hawk
Mia Karina

レッドアンシェルは昨年のCBC賞の勝ち馬。ここまで17戦して1番人気が10回、馬券は11回も絡んでいながら勝ち味に遅い馬といえます。休み明けの前々走シルクロードステークスと前走京王杯スプリングカップでは2桁着順と期待を裏切っています。

レッドアンシェルの父は菊花賞、有馬記念、天皇賞春と長距離G1を3勝したマンハッタンカフェ。ただしマンハッタンカフェは距離万能型の種牡馬で、短距離から長距離までコンスタントに走る馬を送り出します。

母スタイルリスティックは米国で芝のリミテッドクラスを2勝した4勝馬。母の父にストームバードが入っているのでスピード能力はこの馬から。

マンハッタンカフェ産駒は叩き良化型が多く、実際にレッドアンシェルも休養前に条件戦を勝ち上がってくるまで相当数レースを使っています。今回は叩き3戦目で、叩き初戦シルクロードステークス5.2秒差、叩き2戦目0.8秒差と時計を詰めています。

昨年のCBC賞は不良で優勝しています。阪神の坂もアーリントンカップ2着、オープンのリゲルステークス優勝と苦にしません。重賞勝ちがありながら、ハンデ57kgと可もなく不可もない斤量。当日調子さえ良ければ連軸にできる馬です。

ミッキースピリット

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
フリーティングスピリット Invincible Spirit Green Desert
Rafha
Millennium Tale Distant Relative
The Bean Sidhe

ミッキースピリットはここまで17戦4勝。1200mからマイルまで使われていましたが、今回1勝クラスから芝1200mを3連勝してCBC賞に駒を進めています。ただし勝ち時計は総じて遅く、3勝クラスでも京都芝1200mを1.09.2とかなり遅めで優勝。時計が掛かる馬場が得意なのが分かります。

ミッキースピリットの父は軽く早い馬場が得意なディープインパクト。ただしディープインパクト産駒の短距離馬は他の距離に比べ多くありません。

母フリーティングスピリットは英国芝1200mG1ジュライカップの優勝馬。他にも重量勝ち4つ、G1で2着5回という優秀な成績を収めた短距離馬です。ミッキースピリットの距離適性は母系からと判断できます。

今回はアーリントンカップ10着以来の重賞挑戦。昨年の勝ち馬レッドアンシェルも同じ3勝クラスに相当する1600万下からの挑戦でしたが、過去に重賞で入着経験が4度もありました。54kgと得意な馬場が見込まれますが、今回は良くて3着までの評価です。

タイセイアベニール

ベーカバド Cape Cross Green Desert
Park Appeal
Behkara Kris
Behera
ハロードリーム ブライアンズタイム Roberto
Kelley’s Day
ハローランサイズ ダンスインザダーク
スカーレットローズ

タイセイアベニールはここまで芝1200mを中心に使われ、22戦5勝2着8回と連対率約6割。前走オープンクラスの京都芝1200mを1.07.7、あがり32.6秒の末脚で勝っているのでオープンクラスなら実力上位。

タイセイアベニールの父ベーカバドはフランス芝2400mG1パリ大賞の優勝馬。母の父がブライアンズタイムなので基本的に中距離馬に見えます。しかし父ベーカバドの父系を遡ると、日本でも多くの「走る」スプリンターを輩出したグリーンデザートにたどり着きます。

また母系も重賞馬を多く輩出した「スカーレット一族」にたどり着くため、血統自体は決して悪くありません。母の父にブライアンズタイムが入っているのでパワーと勝負根性を兼ね備えており、時計は早くても遅くても対応します。

ハンデも56kgと前走と変わりません。末脚の安定感は抜群なので、馬券に入れておきたい1頭です。

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