2021年第53回G3ダービー卿チャレンジトロフィー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年ダービー卿チャレンジトロフィーの注目馬を分析!

ダービー卿チャレンジトロフィーの特徴

G3ダービー卿チャレンジトロフィーは第3回中山開催3日目に行われる4歳以上芝1600mのハンデキャップ戦です。出走条件は過去1年以内に1回以上出走歴がある馬に限定。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は認定馬のみ2頭まで出走登録が認められます。

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2021年ダービー卿チャレンジトロフィー出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 スマイルカナ ディープインパクト 牝4 柴田大和 木田牧場
高橋祥泰 (美浦) Distorted Humor 55kg 岡田繁幸
1 2 ボンセルヴィーソ ダイワメジャー  牡7 木幡巧也 白井牧場
池添学(栗東) サクラローレル 55kg 名古屋友豊(株)
2 3 ソーグリッタリング ステイゴールド 牡7 川田将雅 社台ファーム
池江泰寿 (栗東) シンボリクリスエス 57kg 社台レースホース
2 4 ルフトシュトローム キンシャサノキセキ 牡4 C.ルメール ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) キングカメハメハ 56kg サンデーレーシング
3 5 ブラックムーン  アドマイヤムーン 牡9 吉田豊 タバタファーム
西浦勝一 (栗東) ジェネラス 55kg HimRockRacing.H
3 6 レイエンダ キングカメハメハ 牡6 丸山元気 ノーザンファーム
菊沢隆徳 (美浦) シンボリクリスエス 57kg キャロットファーム
4 7 ベステンダンク タイキシャトル 牡9 北村宏司 服部牧場
安達昭夫 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 市川義美H
4 8 ショウナンライズ ダイワメジャー 牡8 大野拓弥 下河辺牧場
上原博之 (美浦) Rahy 54kg 国本哲秀
5 9 テルツェット   ディープインパクト 牝4 M.デムーロ ノーザンファーム
和田正一 (美浦) Danehill Dancer 53kg シルクレーシング
5 10 マイスタイル ハーツクライ 牡7 横山和生 猪野毛牧場
昆貢(栗東) フォーティナイナー 57kg 寺田千代乃
6 11 カテドラル ハーツクライ 牡5 田辺裕信 ノーザンファーム
池添学 (栗東) ロックオブジブラルタル 56kg キャロットファーム
6 12 メイショウチタン ロードカナロア 牡4 津村明秀 松田牧場
本田優 (栗東) マイネルラブ 54kg 松本好雄
7 13 トーラスジェミニ  キングズベスト 牡5 原優介 川上牧場
長谷川浩 (栗東) マンハッタンカフェ 57kg 小桧山悟 (美浦)
7 14 アトミックフォース ワークフォース 牡5 武藤雅 ノーザンファーム
武藤善則 (美浦) フジキセキ 55kg 吉田千津
8 15 エメラルファイト クロフネ 牡5 丹内祐次 金成吉田牧場
相沢郁 (美浦) スペシャルウィーク 55kg 高橋勉
8 16 ウインカーネリアン スクリーンヒーロー 牡4 三浦皇成 コスモヴューファーム
鹿戸雄一 (美浦) マイネルラヴ 55kg ウイン

勝ち馬予想に役立つ!ダービー卿チャレンジトロフィーの注目馬分析

スマイルカナ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
エーシンクールディ Distorted Humor フォーティナイナー 
Danzig’s Beauty 
キャタリナ Storm Cat 
Carolina Saga 

スマイルカナは昨年のフェアリーステークス、ターコイズステークスと中山牝馬限定マイル重賞を2勝。これまで12戦5勝2着2回3着1回で、優勝は全てマイル戦桜花賞で3着、京成杯オータムハンデでも2着しているマイラーです。

スマイルカナの父はディープインパクト母エーシンクールディは中央では1600万下クラスを3勝、地方の笠松に移籍しマイルを中心に12勝の活躍馬母系にディープインパクトと相性の良いストームキャットの血が入りスピード能力が強化されています。

中山マイル戦は4戦3勝2着1回前走のフェアリーステークスではプラス10kgと馬体を増やし、逃げではなく先行でもレースができるなど成長が伺えます。重馬場の桜花賞、時計が早い秋初戦の中山マイルでも勝ち負けしているように馬場は問いません。

先行脚質は中山向き。前走よりも相手が強化されますが、前走よりハンデが1kg重い55kgは桜花賞でも経験済み。今回も勝ち負け。

カラテ

トゥザグローリー キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
トゥザヴィクトリー サンデーサイレンス
フェアリードール
レディーノパンチ フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
レイサッシュ パラダイスクリーク
ゴールデンサッシュ

カラテは前走の東京新聞杯で重賞初制覇。これまで23戦5勝新馬戦以来中距離を中心に使われてきましたが、昨年夏からマイル戦に主戦を移すと成績が向上前走は三連勝での勝利です。

カラテの父はキングカメハメハ産駒で中長距離重賞を5勝したトゥザグローリー。母レディーノパンチは未出走馬で近親に活躍馬はいませんが、祖祖母のゴールデンサッシュからステイゴールドが出ています。母の父がフレンチデピュティなので距離適性は母系から。

中山マイル戦は2戦2勝。重賞の常連が揃った東京新聞杯でも勝利しており、メンバーが違えども実力的には似たメンツが揃っています。前走よりもハンデが1kg重くなりますが、57kgでもマイル戦で2勝を挙げています。連下で。

ウィンカーネリアン

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk 
Ameriflora 
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
コスモクリスタル マイネルラヴ Seeking the Gold
Heart of Joy
クリスチャンネーム Cadeaux Genereux
Colorvista

ウィンカーネリアンはこれまで14戦4勝2着3回重賞勝ちはありませんが、昨年皐月賞とダービーに出走し、皐月賞で4着に入っています。

ウィンカーネリアンの父はスクリーンヒーロー。母コスモクリスタルは短距離の4勝馬。近親に目立った活躍馬はおらず、母の父がマイネルラヴなので距離適性はこの馬からか。

前々走でマイル戦に変え2戦1勝2着1回、前走3勝クラスの中山マイル戦の勝ち時計1分31秒8と早く、2番手でメンバー中最速の34.5秒でまとめ完勝しています。

今回は有力馬に先行馬が多いものの、前走の勝ち時計を考えれば今回も勝って不思議はありません。勝ち負け。

ルフトシュトローム

キンシャサノキセキ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
ケルトシャーン Pleasant Colony 
Featherhill 
ハワイアンウインド キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
ライクザサウンド デインヒル 
ウインドインハーヘア 

ルフトシュトロームは昨年のニュージーランドトロフィーの優勝馬。これまで5戦3勝で、NHKマイルカップでは4番人気で5着しています。中山マイル戦は4戦3勝と得意も、前走京成杯オーテムハンデでは16着と大敗しています。

ルフトシュトロームの父は高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキ。母ハワイアンウインドはキングカメハメハ産駒で中距離を3勝。近親にクイーンカップ勝ちのアドマイヤミヤビがおり、母系をたどるとディープインパクトの母ウインドインハーヘアにたどり着きます。

父の産駒はほとんどが短距離馬ですが、母系にキングマンボが入ると多少距離が延びるため、本馬もそのタイプ。5戦中4戦でメンバー中上り3番手以内と末脚は母の父キングカメハメハ譲りか

前走は例年の京成杯オータムハンデに比べ勝ち時計が遅く、後ろから行く本馬には不利な展開。今回は先行馬が揃い、末脚を活かせる展開か。ただし持ち時計が1分33秒台と他の馬に比べると見劣り。

また前走4ヵ月の休養明けで大敗し、今回も6か月の休養明け。ポン掛けする保証はありません。さらに前走よりハンデが2kgも重くなります。今回は見送りが正解か。

カテドラル

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
アビラ ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
Animatrice Alleged
Alexandrie

カテドラルはこれまで15戦3勝2着2回3着1回重賞勝ちはありませんが、2019年のアーリントンカップで2着、同年NHKマイルカップで3着、マイルチャンピオンシップでも6着しています。前走東京新聞杯では12番人気も、優勝馬と同タイムで2着しています。

カテドラルの父はハーツクライ。母アビラは英国産の未勝利馬。カテドラルの半兄にアグネスタキオン産駒のジェベルムーサがエルムステークスを優勝しています。母の父が欧州マイルG1を7連勝したロックオブジブラルタルなので距離適性は母系から。

過去好走しているのはゴール前直線が長いコース。父がスライド走法の産駒が多いハーツクライでは最後の直線で脚を余す可能性があります。復調気配も今回は見送り。

ボンセルヴィーソ

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
スカーレットブーケ ノーザンテースト 
スカーレットインク 
バイモユリ サクラローレル Rainbow Quest
ローラローラ
リュバンドール トニービン
ゲートドクール

 

ボンセルヴィーソはこれまで35戦3勝2着5回3着8回重賞勝ちはありませんが、重賞11戦して2着3回3着4回と高確率で馬券になっています。また朝日杯フューチュリティステークス、NHKマイルカップでも3着と基礎能力が高いことが分かります。

ボンセルヴィーソの父はダイワメジャー。母バイモユリはダートの1勝馬。母系は中長距離馬を掛け合わせているものの、距離適性はダイワメジャーから。

ダイワメジャー産駒としては息の長い活躍をし、前走リステッドクラスで2着。昨年のダービー卿チャレンジトロフィーで2着、京成杯オータムハンデで3着と衰えを見せません。

また中山マイル重賞は5戦して馬券を外したのは1回のみと安定今回ハンデが55kgと前走より2kgも軽くなります。戦績から2、3着付けで。

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コメント

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