2022年第31回G3アーリントンカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年アーリントンカップの注目馬を分析!

アーリントンカップの特徴

G3アーリントンカップは第2回阪神開催7日目に行われる3歳限定芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。NHKマイルカップのトライアルレースで、アーリントンカップで3着までに入った馬に同レースへの優先出走権が与えられます。

アーリントンカップは国際競走る指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬はNHKマイルカップ出走候補馬のみ3頭まで出走登録が可能で、JRA2歳G1および3歳重賞勝利馬にも出走登録が可能です。

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2022年アーリントンカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 キングエルメス ロードカナロア 牡3 坂井瑠星 木村秀則
矢作芳人 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 広尾レース
1 2 トゥードジボン イスラボニータ 牡3 福永祐一 社台ファーム
四位洋文 (栗東) Yesbyjimminy 56kg 青山洋一
2 3 ジャスパークローネ Frosted 牡3 岩田康誠 Machmer Hall & Godolphin
森秀行 (栗東) Kitten’s Joy 56kg 加藤和夫
2 4 アスクコンナモンダ ダイワメジャー 牡3 藤岡佑介 社台ファーム
中内田充 (栗東) Monsun 56kg 廣崎利洋HD
3 5 ニシノスーベニア ハービンジャー 牡3 松田大作 西山牧場
上原博之 (美浦) アグネスタキオン 56kg 西山茂行
3 6 メイケイバートン ミッキーアイル 牡3 幸英明 社台ファーム
名古屋競馬 ジャングルポケット 56kg 名古屋競馬
4 7 デュガ Practical Joke 牡3 武豊 Erv Woolsey & Ralph Kinder
森秀行 (栗東) Canadian Frontier 56kg 藤田晋
4 8 ウナギノボリ ドレフォン 牡3 和田竜二 中原牧場
音無秀孝 (栗東) サンデーサイレンス 56kg 小田切有一
5 9 ディオ リオンディーズ 牡3 岩田望来 下河辺牧場
辻野泰之 (栗東) マンハッタンカフェ 56kg 石川達絵
5 10 ダノンスコーピオン ロードカナロア 牡3 川田将雅 ケイアイファーム
安田隆行 (栗東) Sligo Bay 56kg ダノックス
6 11 ドンフランキー ダイワメジャー 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) Sunriver 56kg 早野誠
6 12 ジュンブロッサム ワールドエース 牡3 吉田隼人 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) クロフネ 56kg 河合純二
7 13 ヒルノショパン ディスクリートキャット 牡3 横山典弘 辻牧場
昆貢 (栗東) マンハッタンカフェ 56kg ヒルノ
7 14 タイセイディバイン ルーラーシップ 牡3 松若風馬 下河辺牧場
高野友和 (栗東) ダンスインザダーク 56kg 田中成奉
7 15 ムーンリットナイト マジェスティックウォリアー 牡3 浜中俊 社台ファーム
加用正 (栗東) ゼンノロブロイ 56kg グリーンファーム
8 16 ストロングウィル シルバーステート 牡3 鮫島克駿 山際牧場
橋口慎介 (栗東) ゴールドヘイロー 56kg 前田晋二
8 17 セルバーグ エピファネイア 牡3 古川吉洋 前谷武志
鈴木孝志 (栗東) キンシャサノキセキ 56kg 桑畑夏美
8 18 カワキタレブリー ドレフォン 牡3 藤岡康太 川島牧場
杉山佳明 (栗東) ディープインパクト 56kg 川島和範

勝ち馬予想に役立つ!アーリントンカップの注目馬分析

ダノンスコーピオン

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
レキシールー Sligo Bay Sadler’s Wells
Angelic Song
Oneexcessivenite In Excess
Favored One

ダノンスコーピオンはこれまで4戦2勝3着1回2歳時に阪神芝1800mのリステッドクラスを勝ち、続く朝日杯フューチュリティステークスでは優勝馬から0.2秒差3着前走共同通信杯では4番人気優勝馬から0.9秒差7着に敗退しています。

ダノンスコーピオンの父はロードカナロアカナダ産の母レキシールーは海外重賞3勝を含む10勝馬。母の父スライゴーベイは米芝中距離G1馬。母系にサドラーズウェルズの血があり、ロードカナロア産駒でも早い時計のスタミナ勝負の展開では有利な血統。

共同通信杯では行きたがるそぶりを見せ最後は脚が上がっており、レース後「1800mは長い」という騎手のコメントからも距離短縮はプラスまた阪神芝1600mは新馬戦優勝、朝日杯フューチュリティステークス3着と得意。今回は末脚が生きる展開か。

獲得賞金でNHKマイルカップへの出走は微妙なのでここは全力。勝ち負け。

キングエルメス

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ステラリード スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ウェルシュステラ Zafonic 
カタリスト 

キングエルメスは京王杯2歳ステークスの優勝馬で、これまで3戦2勝京王杯2歳ステークスの勝ち時計1分21秒3は過去10年で3番目に早い時計です。

キングエルメスの父はロードカナロアスペシャルウィーク産駒の母ステラリードは函館2歳ステークスの優勝馬で全2勝。キングエルメスの半姉でルーラーシップ産駒のパラスアテナが紫苑ステークスで2着しています。

母が函館2歳ステークス優勝後勝てなかったように、兄弟は基本的に早熟気味で3歳夏まで。走破距離は父に依存する母系と思われ、ロードカナロア産駒のキングエルメスは今回の1600m適鞍。

京王杯2歳ステークスでは8番人気でしたが、その前走札幌芝1500mオープンでは1番人気に推されていた馬。前走の勝利はは不思議ではありません。ただし、目標はNHKマイルカップで、獲得賞金で同レースへの出走条件は満たしており、今回は余裕残しの可能性連下で。

アスクコンナモンダ

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ ノーザンテースト
スカーレットインク
アンナモンダ Monsun Konigsstuhl
Mosella
Anna of Kiev Salse
Anna Matrushka

アスクコンナモンダはこれまで3戦1勝2着1回1番人気だった阪神ダート1400mを12着惨敗。次走で芝に転向し中京芝1600m未勝利戦を2着に0.5秒差を付け優勝。続く中山芝1600mでは1番人気も、優勝馬を捕らえ切れず首差負け。ただし3着馬には0.3秒差。

アスクコンナモンダはダイワメジャー。ドイツ馬の母アンナモンダはイタリアのマイルGⅠの優勝馬。祖母の姉妹の系統から毎日王冠優勝のアヌスミラビリスが出ています。

前走は最速で、負けたのは位置取りの差。他馬に比べ数を使っておらず、上積みが期待できます。また過去10年でダイワメジャー産駒は3頭馬券になっており相性が良いレース。ただし前走条件戦からは2着が最高連下で。

ディオ


リオンディーズ
キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール
エターナルブーケ マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
キャットアリ Storm Cat
Careless Kitten

ディオはこれまで5戦1勝2着1回3着1回。未勝利戦3戦目で1番人気になり優勝。前走スプリングステークスでは7番人気も、優勝馬から0.3秒差着に健闘上りはメンバー中3番目と力を付けています。

ディオの父は朝日杯フューチュリティステークス馬リオンディーズ。マンハッタンカフェ産駒の母エターナルブーケは未勝利馬。母の半兄でディープインパクト産駒のヒラボクディープが青葉賞他4勝。血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持っています。

未勝利戦ですが阪神マイル戦では掲示板を外しておらず得意。ただし阪神マイルの持ち時計は1分34秒8で、34秒台前半が勝ち時計になるアーリントンカップでは対応できない可能性が。見送り。

ジュンブロッサム

ワールドエース ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マンデラ ロックオブジブラルタル
Mandellicht
エンプレスティアラ クロフネ Acatenango
ブルーアヴェニュー
ゴールドティアラ Seeking the Gold
Bright Tiara

ジュンブロッサムはこれまで4戦1勝2着2回2走前の共同通信杯では+18kgの出走で6番人気も4着に健闘。前走阪神芝1800m1勝クラスでは1番人気も優勝馬ピースオブエイトに切れ負けして0.1秒差2着。ただし同馬は次走の毎日杯で3連勝を飾っているので相手が悪かったと言えます。

ジュンブロッサムの父はディープインパクト産駒で重賞2勝のワールドエース。クロフネ産駒の母エンブレスティアラは未勝利馬。祖母は盛岡マイルチャンピオンシップ他ダート重賞5勝のゴールドティア。母の全妹の仔でディープインパクト産駒のステファノスが富士ステークス優勝、GⅠ2着2回の成績。

マイル戦は初も、父、母の父から考えれば距離短縮は歓迎の口。前2走で強い相手と戦った経験は大きなアドバンテージです。だたし、アーリントンカップは過去10年で前走条件戦からの優勝は無く2着が5回。連下で。

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