2022年第63回G1宝塚記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年宝塚記念の注目馬を分析!

宝塚記念の特徴

GⅠ宝塚記念は第3回阪神開催6日目に行われる芝2200mの馬齢定量戦です。負担重量は3歳牡・騙馬53kg、同牝馬51kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。

秋競馬の有馬記念と同様に出走馬はファン投票で決まり、ファン投票の上位10位以内なら優先的に出走できます。それ以外は通算収得賞金+過去1年の収得賞金+過去2年のG1での収得賞金の総額が高い順に出走ができます。また国際競走に指定され、外国調教馬は最大8頭まで優先出走権が与えられます。

優勝馬には同年米国ブリダーズカップ・チャレンジ、豪州のコックスプレートへの優先出走権が授与されます。2019年にはリスグラシューがこの優先出走権を使い、豪州コックスプレートも優勝しています。

大阪杯、天皇賞春と共に春の古馬三冠レースの最終戦ですが、馬が苦手な高温多湿の雨季に行われるため、ファン投票で選出されても馬の消耗を嫌う陣営は出走を辞退するケースが多いレース。そのため有馬記念に比べ盛り上がりに欠けます。

ちなみに秋の古馬三冠(天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念)は過去にテイエムオペラオーとゼンノロブロイが達成していますが、春の古馬三冠レースはまだ1頭も達成していません。

↓過去10年の宝塚記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2022年宝塚記念出走登録馬一覧表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 オーソリティ オルフェーヴル 牡5 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) シンボリクリスエス 58kg シルクレーシング
1 2 アフリカンゴールド ステイゴールド 騙7 国分恭介 ゴドルフィン
西園正都 (栗東) Gone West 58kg ダーレー・ジャパン・F
2 3 メロディーレーン  オルフェーヴル 牝6 団野大成 岡田スタッド
森田直行 (栗東) Motivator 56kg 岡田牧雄
2 4 エフフォーリア エピファネイア 牡4 横山武史 ノーザンファーム
鹿戸雄一 (美浦) ハーツクライ 58kg キャロットファーム
3 5 アイアンバローズ オルフェーヴル 牡5 石橋脩 ノーザンファーム
上村洋行 (栗東) Royal Anthem 58kg 猪熊広次
3 6 タイトルホルダー ドゥラメンテ 牡4 横山和生 岡田スタッド
栗田徹 (美浦) Motivator 58kg 山田弘
4 7 デアリングタクト エピファネイア 牝5 松山弘平 長谷川牧場
杉山晴紀 (栗東) キングカメハメハ 56kg ノルマンディーTR
4 8 ステイフーリッシュ ステイゴールド 牡7 坂井瑠星 社台ファーム
矢作芳人 (栗東) キングカメハメハ 58kg 社台レースホース
5 9 マイネルファロン ステイゴールド 牡7 M.デムーロ ビッグレッドファーム
手塚貴久 (美浦) ロージズインメイ 58kg TC・ラフィアン
5 10 ヒシイグアス  ハーツクライ 牡6 D.レーン ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Bernstein 58kg 阿部雅英
6 11 パンサラッサ ロードカナロア 牡8 吉田豊 木村秀則
矢作芳人 (栗東) モンジュー 58kg 広尾レース
6 12 ウインマリリン スクリーンヒーロー 牝7 松岡海美 コスモヴューファーム
手塚貴久 (美浦) Fusaichi Pegasus 56kg ウイン
7 13 アリーヴォ ドゥラメンテ 牡4 武豊 ノーザンファーム
杉山晴紀 (栗東)  Harlan’s Holiday 58kg シルクレーシング
7 14 キングオブコージ ロードカナロア 牡6 横山典弘 白老ファーム
安田翔伍 (栗東) Galileo 58kg 増田和啓
7 14 ディープボンド キズナ 牡5 和田竜二 村田牧場
大久保龍 (栗東) キングヘイロー 58kg 前田晋二
8 15 グロリアムンディ キングカメハメハ 牡4 福永祐一 ノーザンファーム
大久保龍 (栗東) Blu Air Force 58kg 吉田和美
8 15 ギベオン ディープインパクト  牡7 西村淳也 社台ファーム
藤原英昭(栗東) Ghostzapper 58kg 社台レースホース
8 16 ポタジェ ディープインパクト 牡5 吉田隼人 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Awesome Again 58kg 金子真人H

勝ち馬予想に役立つ!宝塚記念の注目馬分析

エフフォーリア

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ケイティーズハート ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ケイティーズファースト Kris
Katies

エフフォーリアは昨年の牡馬皐月賞馬で、天皇賞秋・有馬記念を制した年度代表馬。これまで8戦6勝2着1回前走大阪杯では単勝1.5倍の圧倒的な1番人気に押されましたが、見せ場なく9着に惨敗しています。

エフフォーリアの父はエピファネイア。母ケイティーズハートはハーツクライ産駒でダート中距離の3勝馬。母の近親にJRA年度代表馬のアドマイヤムーン。血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロス、ヘイルトゥリーズンの5×5のクロスを持ちます。

父がエピファネイア、母の父がハーツクライなので血統的には中長距離馬。前走は関西初輸送を考慮し、追い切りが軽めで当日重め残り。さらに輸送が精神的に応えたのか、レース中に終始無反応と、調整を失敗しています。

またエピファネイア産駒は古馬になって勝ち倦んでいる馬が多く、古馬重賞勝利はアリストテレスがAJCCを優勝したのみ。同馬も以降低迷にあえいでいます。前走惨敗したことで燃え尽き症候群に陥っている可能性も捨てきれません。絶対的な信頼は置けず、抑えまで。

タイトルホルダー

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
メーヴェ Motivator モンジュー
Out West
Top Table Shirley Heights
Lora’s Guest

タイトルホルダーは昨年の菊花賞と今年の天皇賞春で長距離GⅠ2勝。これまで11戦5勝2着2回で、他に弥生賞と日経賞を優勝しています。

タイトルホルダーの父は牡馬春クラッシック2冠のドゥラメンテ。母は古馬オープンまで出世したメーヴェ。タイトルホルダーの半姉でオルフェーヴル産駒のメロディーレーンも芝2600m戦オープン勝ちがあり、スタミナ溢れる母系。

菊花賞・天皇賞春で共に2着に大差勝ちと長距離適性の高さを見せた格好。ただし菊花賞ではマークが緩く、天皇賞春では空馬のせいで他馬がタイトルホルダーに絡めないという展開の利も多分に影響しています。

今回は芝2200mの中距離戦でこの距離が得意なメンバーが揃い、マークもきつくなります。また同型馬のパンタラッサとの兼ね合いもあり、展開的には不利。人気投票1位なので1番人気が予想されるため連軸には相応しいものの、勝ち切りまでと言うとどうか。連下で。

ディープボンド

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ゼフィランサス キングヘイロー ダンシングブレーヴ
グッバイヘイロー
モガミヒメ カコイーシーズ
モガミポイント

ディープボンドはこれまで17戦5勝2着4回2着1回阪神大賞典を連覇し、天皇賞春でも連続2着3歳時は京都新聞杯、4歳時は仏GⅡフォア賞を制し有馬記念で2着するなど、現役馬の中長距離馬では実力上位。

ディープボンドの父はキズナ。母ゼフィランサスは短距離からマイルを3勝の条件馬。近親に高松宮記念とスプリングステークスを勝ったローレルゲレイロがいます。母の父が短距離馬を多く出すキングヘイローなので、ディープボンド距離適性は父のキズナから。

前走天皇賞春では1番人気も、逃げたタイトルホルダーの直後に落馬で空馬になったシルバーソニックがぴたり追走する形になったためマークが出来ず、結局タイトルホルダーに楽逃げを許した格好。直線で一度抜かれた3着馬は差し返しているので、やはり底力があります。

今回もタイトルホルダーをマークする形で、ディープボンドもスタミナが豊富。阪神は5戦して連を外したことが無く、今の時計が掛かる阪神でスタミナ勝負に持ち込めばタイトルホルダーとの逆転も可能か。勝ち負け。

デアリングタクト

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
デアリングバード キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
デアリングハート  サンデーサイレンス
デアリングダンジグ 

デアリングタクトは2020年の牝馬3冠馬。これまで9戦5勝2着1回3着2回昨年春の香港GⅠクイーンエリザベス2世カップで3着したあとに繋靭帯炎を発症して戦線離脱1年振りの前走ヴィクトリアマイルカップで5番人気6着と、力がまだあることを見せています。

デアリングタクトの父はエピファネイアキングカメハメハ産駒の母デアリングバートは未勝利も、祖母デアリングハートは芝1600~1800mが主戦場で牝馬GⅢを3勝、NHKマイルカップでも2着している活躍馬。

デアリングタクトは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスと、ヘイルトゥリーズンとノーザンダンサーの5×5のクロスを持ち、爆発力と成長力も秘めています。

前走ヴィクトリアマイルは22kg増と明らかに重め残し早い時計決着でも上りは33.6秒を繰り出しているので、末脚はまだ健在か。ただしヴィクトリアマイルからの参戦は過去10年で3着3回が最高叩いてダイエットが出来たとしても、抑えまで。

ポタジェ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
ジンジャーパンチ Awesome Again Deputy Minister
Primal Force
Nappelon Bold Revenue
Sally Go Gray

ポタジェは今年の大阪杯の優勝馬で、これが重賞初勝利。これまで15戦6勝2着4回3着2回重賞7戦して掲示板を外したのは昨年の天皇賞秋のみという堅実派です。

ポタジェの父はディープインパクト母ジンジャーパンチはBCデイスタフをはじめ米ダートG1を6勝、エクリプス賞最優秀古馬に輝いた名牝。ポタジェの半姉に重賞4勝、オークス2着のルージュバックがいる良血。

前走大阪杯ではジャックドールが作る早い流れを5番手で追走。流れ込みを図るレイパパレをゴール前で差し切り、勝ち時計1分58秒4は過去10年で2番目に早い時計なので能力の高さが伺えます。

過去10年で大阪杯からの直行組は2勝2着1回3着1回と若干不利な状況も、本馬の場合は過去10年で10頭も馬券に絡んでいるディープインパクト系。堅実な走りからも、勝ち負け。

パンタラッサ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ミスペンバリー モンジュー Sadler’s Wells 
Floripedes 
Stitching ハイエステイト
Itching 

パンタラッサは前走の芝1800mドバイターフでGⅠ初制覇。これまで20戦6勝2着4回。重賞は他に昨年の福島記念、今年の中山記念と計3勝しています。

パンサラッサの父はロードカナロア。モンジュー産駒の母ミスペンバリーは未勝利馬。パンタラッサの上にディープインパクト駒のエタンダールが青葉賞2着、デメシオンが阪神牝馬馬特別3着と、重賞でもそこそこの成績。

良績は芝1800~2000mに集中。2000m超えの芝2200m神戸新聞杯、有馬記念では共に2桁着順に沈んでいます。また逃げ馬なので同型馬のタイトルホルダーとの兼ね合いがカギ相手はスタミナ豊富なので、競り合った場合はスタミナ切れを起こす可能性があります。今回は見送り。

オーソリティ

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート 
ロザリンド シンボリクエスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク 
Kirov Premiere

オーソリティはこれまで13戦6勝2着2回3着2回。3歳時に青葉賞、アルゼンチン共和国杯勝ちがあり、翌年のアルゼンチン共和国杯で同レース連覇。続くジャパンカップではコントレイルに2着。今年は海外のGⅢを勝ち、GⅠドバイシーマクラシックでシャフリシャールに3着しています。

オーソリティの父はオルフェーヴル。母ロザリンドは未勝利も、母の全兄は菊花賞とジャパンカップを勝ったエピファネイア祖母は日米オークスを制したシーザリオ、母の父は有馬記念連覇のシンボリクリスエスという良血。

オーソリティは血統内にサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ち、また父も母の血も菊花賞とゆかりが深く、血統内にサドラーズウェルズがあることからも長距離向きの配合です。

血統的に阪神芝2200mは適鞍。ステイゴールド系なので時計の掛かる芝は得意です。前2走で世界の強豪相手に勝ち負けしているので、相手関係も楽。特別捨てる要素はありません。勝ち負け。

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