2023年第57回GⅢシンザン記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年シンザン記念の注目馬を分析!

シンザン記念の特徴

2022年の3歳別定戦芝1600mのGⅢシンザン記念は京都競馬場改修工事に伴い第1回中京開催3日目に行われます。負担重量は牡馬56kg、牝馬54kg。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭までに優先出走権が与えられます。また地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

日本馬は獲得本賞金1800万円以上で1kg増。外国調教の重賞勝利馬は1kg増。

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2023年シンザン記念出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サンライズピース ブラックタイド 牡3 和田竜二 藤原牧場
河内洋 (栗東) グラスワンダー 56kg 松岡隆雄
2 2 ライトクオンタム ディープインパクト 牝3 武豊 社台ファーム
武幸四郎 (栗東) Quality Road 56kg 社台レースホース
3 3 スズカダブル バゴ 牡3 鮫島克駿 辻牧場
西村真幸 (栗東) ジャイアントレッカー 56kg 永井啓弍
4 4 トーホウガレオン リアルスティール 牡3 福永祐一 ノーザンファーム
石坂公一 (栗東) Songandaprayer 56kg 東豊物産
5 5 クファシル モーリス 牡3 D.イーガン ノーザンファーム
池添学 (栗東) ディープインパクト 56kg サンデーレーシング
6 6 シンゼンイズモ エピファネイア 牡3 浜中俊 社台ファーム
荒川義之 (栗東) Kingmambo 56kg 原司郎
7 7 ペースセッティング Showcasing 牡3 B.ムルザバエフ Northern Farm
安田隆行 (栗東) Fast Company 56kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!シンザン記念の注目馬分析

ライトクオンタム

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
イルミナント Quality Road Elusive Quality
Kobla
Sparkling Number Polish Numbers
Sunny Sparkler

ライトクオンタムは11月の東京芝1600m新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計1分34秒1は新馬戦としては優秀で、自分のペースで逃げて上りはメンバー中2番目の34秒、追い込んできた2着馬に0.4秒差を付けています。

ライトクオンタムの父はディープインパクト。母イルミナントは米芝1800mGⅠ他6勝を上がた活躍馬。ライトクオンタムは初仔です。

馬体が420kg台と小柄でディープインパクトの血を色濃く継いだ可能性が大。前走も余裕勝ち。数少ないディープインパクト産駒なのでメンバー的にも能力上位。連下で。

トーホウガレオン

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
デビルズコーナー Songandaprayer Unbridled’s Song
Alizea
Devil’s Banner Devil’s Bag
Peaceful Banner

トーホウガレオンはこれまで4戦1勝2着3回夏の小倉芝1800mから3戦連続2着前走11月の阪神芝1800m未勝利戦でようやく勝ち上がっています。

トーホウガレオンの父はディープインパクト産駒のリアルスティール。米国産の母デビルズコーナーは芝短距離の3勝馬。半兄に地方7勝のゴルゴネイオン、同9勝のノルトシェライフェ。血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

母系は短距離系なのでトーホウガレオンは父リアルスティールの血の影響が強いか。未勝利戦を勝ち切れなかったのはヘイローの気性難を受け継いで切る可能性が大きく、上のクラスで活躍できるかはかなり疑問。見送り。

ドンデンガエシ

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
トゥザハピネス シンボリクリスエス Kris S.
Tee Kay
トゥザヴィクトリー サンデーサイレンス
フェアリードール

ドンデンガエシはこれまで4戦2勝。2戦目で未勝利戦を勝ち上がり、9月中山芝1600m1勝クラスを逃げ切り勝ち。前走朝日フューチュリティSでは11番人気で12着、優勝馬から1.1秒差の大差負けを喫しています。

ドンデンガエシの父は昨年の皐月賞馬を出したドレフォン。シンボリクリスエス産駒の母トゥザハピネスは未出走馬。祖母はエリザベス女王杯馬のトゥザヴィクトリーで、近親に重賞勝ち馬多数。ただし、母からは活躍馬は出ていません

前走はゲート内で暴れて出遅れ。気性的にまだ幼い印象。前々走力の要る中山芝1600mで、遅い時計で2着に0.4秒差を付け勝っているため、父、母の父譲りのパワーがあります。今回はワンターンでスピードが出やすい中京コース。新馬戦の東京芝1400mでは早い上がりが使えず0.3秒差で負け。見送り。

ペースセッティング

ペースセッティングはこれまで4戦1勝2着2回。2戦目の小倉芝1200m未勝利戦で勝ち上がり次走京王杯2歳Sでは優勝馬から0.2秒差4着。前走阪神芝1400m1勝クラスでは1番人気で優勝馬とは首差2着と惜敗。

ペースセッティングの父はノーザンダンサー系で英芝短距離GⅠ2勝のショーケーシング。母ジェットセッティングは愛国GⅠ1000ギニーを含む重賞3勝馬血統内にザフォニックの3×4の濃いクロスを持ちます。

新馬戦から体重を増やしており、体も成長途上。血統的にはスピードに勝った短めのマイラーで、現状では父の影響が強いか。更なる距離延長はあまり好ましくありません。見送り。

クファシル

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
グルヴェイグ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール

クファシルは前走11月の阪神芝1600m新馬戦を2番人気で優勝勝ち時計1分35秒3は平凡も、逃げて自らペースを作り上りはメンバー中2番手の34.3秒、2着馬の猛追を0.1秒差凌いでいます。

クシファルの父はモーリスディープインパクト産駒の母はマーメイドS優勝の5勝馬祖母はオークス・天皇賞秋を制したエアグルーヴで、母の半姉はエリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴ、半兄に現種牡馬のルーラーシップがいる良血。

またクファシルの半姉でキングカメハメハ産駒のアンドヴァラナウトがローズSを優勝。クファシルは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

モーリス×ディープインパクトは、今年のエリザベス女王杯馬のジェラルディーナ、ファルコンS馬のルークズネストを輩出し、成功例が多い配合。ルークズネストはシンザン記念でも2着しています。

母系を考えれば将来的には中距離路線が有力も、血統的な潜在能力ならここでも通用。手薄なメンバーの今回なら勝ち負け。

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