2023年第28回GⅢマーメイドステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2023年マーメイドステークスの注目馬を分析!

マーメイドステークスの特徴

GⅢマーメイドステークスは第3回阪神開催2日目に行われる芝2000mの3歳以上牝馬限定ハンデキャップ戦です。国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走でき、地方競馬所属馬は2頭まで出走可能です。

牝馬限定戦ではGⅠのオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を除き数少ない中距離重賞です。秋のエリザベス女王杯出走へ向け有力馬が夏を休養に当てメンバーが手薄な内に賞金を加算したい牝馬が多く出走します。

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2023年マーメイドステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 シンシアウィッシュ キズナ 牝4 角田大河 ノースヒルズ
吉村圭司(栗東) Galileo 51kg 前田幸大
2 2 シャーレイポピー ミッキーアイル 牝5 藤岡康太 ノーザンファーム
石坂公一(栗東) キングカメハメハ 53kg キャロットファーム
3 3 ヒヅルジョウ ハービンジャー 牝4 松若風馬 中地康弘
田稲男 (栗東) グラスワンダー 50kg 河内孝夫
4 4 ビッグリボン ルーラーシップ 牝5 西村淳也 下河辺牧場
中内田充正(栗東) ディープインパクト 55kg 石川 達絵
4 5 ホウオウエミーズ ロードカナロア 牝6 団野大成 社台ファーム
池上昌和 (美浦) アグネスタキオン 54kg 小笹芳央
5 6 タガノフィナーレ エピファネイア 牝4 田中健 新冠タガノファーム
中村直也 (栗東) ハーツクライ 50kg 八木良司
5 7 ランスオブアース エピファネイア 牝5 泉谷楓真 フジワラフアーム
本田優(栗東) Giant’s Causeway 51kg 五影隆則
6 8 ウインマイティー ゴールドシップ 牝6 和田竜二 コスモヴューファーム
五十嵐忠 (栗東) カコイシーズ 56kg ウイン
6 9 ストーリア リオンディーズ 牝4 坂井瑠星 宮内牧場
杉山晴紀 (栗東) ジャングルポケット 54kg ロードホースクラブ
7 10 ハギノメーテル サトノアラジン 牝4 今村聖奈 ノースヒルズ
寺島良(栗東) ダイワメジャー 50kg 日隈良江
7 11 ビジン キズナ 牝4 酒井学 飛野牧場
武英智 (栗東) Giant’s Causeway 53kg 菅藤孝雄
8 12 サンカルパ ドゥラメンテ 牝4 菱田裕二 ノーザンファーム
田中博康(美浦) Grand Slam 51kg シルクレーシング
8 13 ゴールドエクリプス ドゥラメンテ 牝4 西塚洸二 北勝ファーム
大久保龍志(栗東) ハービンジャー 51kg 居城寿与

勝ち馬予想に役立つ!マーメイドステークスの注目馬分析

ビッグリボン

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
ブリッツフィナーレ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ロンドンブリッジ ドクターデヴィアス
オールフォーロンドン 

ビッグリボンはこれまで9戦4勝2着1回3着1回。前走初重賞だった福島牝馬Sで2番人気に推され、優勝馬とタイム差無し2着で惜敗

ビッグリボンの父はルーラーシップ。ディープインパクト産駒の母ビリッツフィナーレは未出走馬。ビッグリボンの全兄は菊花賞馬のキセキ。また母の半姉はオークス馬のダイワエルシエーロ、半弟に中京記念勝ちのグレーターロンドンがいます。

前走福島牝馬Sでは後方待機も第3コーナーから早め進出で、前にいた優勝馬と同じメンバー中上がり2番目の脚を使っているため結果は位置取りの差。兄と同じようにばてず長い脚を使えるのがビックリボンの持ち味。

今回は1ハロン延長も、芝2000mは8戦4勝3着2回と得意。また阪神2000mも2戦1勝3着1回と、この舞台を経験しているのは大きなアドバンテージ。

ただし重賞未勝利馬にも関わらず、ハンデは55kg前走と同じですが、GⅢ・Lクラス勝ちがあるウインマイティーが56kgなのでやや見込まれた印象。また過去10年で前走重賞だった馬の優勝もありません。連下で。

ストーリア

リオンディーズ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール
フェリス ジャングルポケット トニービン
ダンスチャーマー 
レディミューズ ティンバーカントリー
シンコウラブリイ

ストーリアはこれまで11戦3勝2着4回3着1回。2走前の中山牝馬Sで2着に入り、前走福島牝馬Sで1番人気に推されるものの、優勝馬から0.3秒差の5着に敗れています。

ストーリアの父は朝日杯フューチュリティS馬のリオンディーズ。ジャングルポケット産駒の母フェリスは未勝利馬。ストーリアの半兄でジャスタウェイ産駒のロードマイウェイがチャレンジカップ他6勝。母の半姉でフジキセキ産駒のダイメイフジが新潟2歳Sを制しています。

中山牝馬S2着は斤量52gの軽ハンデを活かしたもの。別定戦で他馬と同じ斤量だった前走福島牝馬Sで優勝馬から0.3秒差を付けられており、上位馬とは力差がある印象。今回は前走より1kg減の54kgでの出走も、先着を許したビッグリボンが55kg。それでも0.1秒追い付かない計算です。見送り。

ウインマイティー

ゴールドシップ ステイゴールド サンデーサイレンス 
ゴールデンサッシュ 
ポイントフラッグ メジロマックイーン 
パストラリズム 
アオバコリン カコイーシーズ Alydar 
Careless Notion 
コリンヌドゥブルイェール Lomond 
Gold and Purple 

ウインマイティーは昨年のマーメイドSの優勝馬。これまで19戦4勝2着1回3着2回3歳時にオークスで3着の実績があり、昨年の京都大賞典でも3着しています。

ウインマイティーの父はゴールドシップ。カコイーシーズ産駒の母アオバコリンアは地方の7勝馬。5代先までクロスが無いアウトブリードで、近親にこれといった活躍馬はいません。

ゴールドシップ産駒らしく距離が持ち、出走は2000m以上牝馬限定戦で同条件が少なく、ここ4戦はGⅠ〜GⅡに出走。それでも格上相手の昨年有馬記念6着、前走ダービー馬が出走したハイレベルな京都記念でも1.1秒離されたとはいえ6着を確保するなど気を吐いています。

今回はトップハンデの56kg。最軽ハンデ馬とは7kg差もあり、計算では1.4秒の力差が必要。またゴールドシップ産駒にありがちな気性難か接戦が少なく、入着しても0.5秒以上離されていることがほとんど。マーメイドステークスでは過去10年で前走重賞組の馬の優勝歴はありません。抑えまで。

ゴールドエクリプス

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
ゴールドグローリー ハービンジャー Dansili
Penang Pearl 
ハチマンダイボサツ マーベラスサンデー
アジヤタイリン

ゴールドエクリプスはこれまで7戦3勝2着1回前走京都芝1800m2勝クラスを1番人気で優勝し、本レースに駒を進めています。・

ゴールドエクリプスの父は牡馬春クラシック2冠のドゥラメンテ。ハービンジャー産駒の母ゴールドグローリーはダートの1勝馬。血統内にサンデーサイレンスの3×4のクロスがあります。ただし近親にこれといった活躍馬はいません。

これまで7戦中6回が芝1800m3走前に阪神芝2000mを経験済みも、稍重とはいえ優勝馬から1.0秒差6着敗退。父も母の父もスタミナ豊富ですが、母系の活力が乏しく、今回ハンデ51kgも、重賞を突破する底力は疑問。見送り。

シンシアウィッシュ

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ザナ Galileo Sadler’s Wells
Urban Sea
Maskaya Machiavellian
Majinskaya

シンシアウィッシュはこれまで13戦3勝2着3回3着1回2歳時にアルテミスSで4着、フローラSで3着。その後は条件クラスを7戦し、前走京都芝1800m2勝クラスを1番人気で優勝本レースに登録しているゴールドエクスプレスを頭差抑えています。

シンシアウィッシュの父はキズナ。ガリレオ産駒の母ザナは未勝利馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

芝2000mは条件戦ですが4戦1勝2着2回3着1回と馬券を外していませんまた今回のハンデは51kgで、前走より5kgも減前走で負かしたゴールドエクスプリスも同斤量で、重賞で2回入賞している能力を考えればかなり有利。勝ち負け。

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