2024年第46回GⅢ新潟大賞典予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年新潟大賞典の注目馬を分析!

新潟大賞典の特徴

GⅢ新潟大賞典は第1回新潟開催第2日目に行われる4歳以上芝2000mのハンデキャップ戦です。国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2024年新潟大賞典出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ヨーホーレイク ディープインパクト 牡6 荻野極 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) フレンチデピュティ 59kg 金子真人H
1 2 ホウオウアマゾン キングカメハメハ 牡6 佐々木大輔 ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) アグネスタキオン 58kg 小笹芳央
2 3 ヴァンケドミンゴ ルーラーシップ 牡8 角田大和 斉藤安行
藤岡健一 (栗東) アグネスタキオン 54kg 幅田昌伸
2 4 デビットバローズ ロードカナロア 牡5 横山典弘 社台ファーム
上村洋行(栗東) サンデーサイレンス 57kg 猪熊広次
3 5 ダンディズム マンハッタンカフェ 騙8 富田暁 三嶋牧場
野中賢二 (栗東) シングスピール 57kg ナカヤマH
3 6 セルバーグ エピファネイア 牡5 今村聖奈 前谷武志
鈴木孝志 (栗東) キンシャサノキセキ 57kg 桑畑夏美
4 7 ノッキングポイント モーリス 牡4 杉原誠人 ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) キングカメハメハ 57.5kg サンデーレーシング
4 8 ブレイヴロッカー ドゥラメンテ 牡4 太宰啓介 社台ファーム
本田優(栗東) Elusive City 56kg 吉田照哉
5 9 カラテ トゥザグローリー 牡8 国分優作 中地康弘
高橋祥泰 (美浦) フレンチデピュティ 59.5kg 小田切光
5 10 ファユエン ヴァンセンヌ 牝6 菊沢一樹 谷岡スタット
勢司和浩(美浦) アグネスデジタル 53kg 谷岡毅
6 11 リフレーミング キングヘイロー 牡6 丸田恭介 橋本牧場
鮫島一歩(栗東) バトルプラン 57kg 栗山学
6 12 シーズンリッチ ドゥラメンテ 牡4 大野拓弥 ノーザンファーム
久保田貴 (美浦) ハーツクライ 57kg 宇田豊
7 13 キングズパレス キングカメハメハ 牡5 松岡正海 社台ファーム
戸田博文 (美浦) Dubawi 56kg 社台レースホース
7 14 マイネルクリソーラ スクリーンヒーロー 牡5 丹内祐次 ビッグレッドファーム
中野栄治(美浦) ムタファーウエク 56kg TC・ラフィアン
8 15 レーベンスティール リアルスティール 牡4 津村明秀 広富牧場
田中博康美浦) トウカイテイオー 58kg キャロットファーム
8 16 ヤマニンサルバム イスラボニータ 牡5 斎藤新 錦岡牧場
中村直也 (栗東) ホワイトマズル 58kg 土井肇

勝ち馬予想に役立つ!新潟大賞典の注目馬分析

ヨーホーレイク

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
クロウキャニオン フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
クロカミ Caerleon
ミルド

ヨーホーレイクは2022年の日経新春杯の優勝馬。これまで8戦3勝2着1回3着2回。重賞は他にホープフルSで3着、きさらぎ賞2着、皐月賞5着。前走2年振りの出走だった金鯱賞では6番人気も3着に好走2着の菊花賞馬ドゥレッツァとは0.1秒差

ヨーホーレイクの父はディープインパクト母クロウキャニオンは1勝馬も、祖母クロカミはマイル重賞2勝の活躍馬。ヨーホーレイクの全兄にはレパードステークス勝ちのボレアス、弥生賞勝ちのカミノタサハラがいます。

休養前は7戦中6戦で上りはメンバー中最速。前走は逃げ馬が殿負けする中、2番手で追走。後方一気で優勝したプログノーシスには0.9秒差を付けられるものの、先行馬で残ったのはヨーホーレイクだけと、はやり力があります。

今回前走に比べメンバーが手薄で、同じ左周りで距離も同じ。さらに叩き2戦目。ただし前走の成績からハンデは59kgで前走より2kg増。トップハンデは昨年の新潟大賞典優勝馬で年齢的に旬が過ぎているカラテですが、最軽量ハンデの牝馬2頭とは6kg差。

前走の時計から単純計算すれば走破時計は1分58秒9なので、例年の新潟大賞典の勝ち時計に若干及びません。そのため520kg台の大型馬なので斤量負けはしないものの、軽量馬に脚元をすくわれる可能性があります。連下で。

デビットバローズ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
フレンチビキニ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
フェンジー Saumarez
Belle et Chere

デビットバローズはこれまで10戦4勝2着1回これまで重賞経験は無し。未勝利戦脱出まで4戦を要しましたが、その後は3連勝。3勝クラスで足踏みしましたが、休養明けの1月京都芝2000mで3勝クラスを脱出。前走阪神芝1800Lクラスで優勝馬とタイム差無し2着しています。

デビットバローズの父はロードカナロア。サンデーサイレンス産駒の母フレンチビキニはダートマイルの4勝馬。デビッドバローズの半姉に阪神牝馬S2着のベルルミエール、新潟2S勝ちのヴィゼットジョリー。ファンタジーS2着のベルスールがおり、母系はマイラー。

母の父サンデーサイレンスの影響が強いのか、ロードカナロア産駒の割に2200mまで距離をこなしています。新潟は初ですが、左回りは中京を3回走り2勝。また今回のハンデは56kgで前走より1kg増ですが、2走前に3勝クラスで58kgを背負い優勝。520kg台の大型馬なので、かなり恩恵を受けます。

ただし、2000mの持ち時計が2分0秒3しかなのが若干気がかり。また淀みない流れで自分のペースを守って逃げたレースで好成績を挙げているため、一気に相手関係が強化される新潟大賞典では早めに競りこまれた場合は大負けする可能があります。良くて抑えまで。

レーベンスティール

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
トウカイライフ トウカイテイオー シンボリルドルフ
トウカイナチュラル
ファヴォリ リアルシャダイ
ベイリーフスイータ

レーベンスティールは昨年のセントライト記念の優勝馬。これまで7戦3勝2着2回3着1回。重賞は他にラジオNIKKEI賞2着。距離適性から菊花賞には向かわず、前走GⅠ香港ヴァーズで1番人気も8着に敗れています。

レーベンスティールはディープインパクト産駒でドバイターフ勝ちのリアルスティール。トウカイテイオー産駒の母トウカイライフはダート中距離の4勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

香港ヴァーズ以外のレースのあがりはメンバー中最速と、末脚は強力セントライト記念では2着の皐月賞馬のソールオリエンスを寄せ付けずに快勝と能力の高さは母の父トウカイテイオー譲り。ただし、香港ヴァーズでは走りのバランスを欠き、本来の走りができず、その後休養。

今回は約5ヵ月の休み明けなので、疲労が抜け立て直しが出来ているかがカギ。さらにハンデは58kgで、前走より3kg増。56kgまでしか経験しておらず、馬体重も470kg台の中型馬。そのため自慢の末脚が鈍る可能性が捨てきれません。抑えまで。

キングズパレス

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
ドバウィハイツ Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Rosie’s Posy Suave Dancer
My Branch

キングズパレスはこれまで17戦4勝2着8回3着2回3歳時にセントライト記念に出走するも8着惨敗。2勝クラス勝ち抜ける荷に3戦、前走3勝クラスを勝ち抜けるのに6戦を要しましたが、掲示板は外さず負けた時に優勝馬の着差は0.2秒以内と堅実なレース振り。

キングズパレスの父はキングカメハメハ英国産の母ドバウィハイツは米国芝GⅠ2勝を含む5勝馬。キングズパレスの全姉リバティハイツはフィリーズレビューを優勝。また母の半妹のメイクビリーヴは仏2000ギニー他GⅠ2勝という良血。

キングズパレスはミスタープロスペクターの3×5の濃いクロスを持ちます。

古馬になってから9戦全てであがりはメンバー中3番手以内と末脚は堅実。さらに今回のハンデは56kg5戦連続58kgを背負って着差は0.2秒差以内で、3勝クラスですが58kgを背負い東京芝2000mで1分58秒も持ち時計、走も中山芝2000mで1分58秒7と時計勝負も得意。

条件戦からの出走馬は若干分が悪いものの、1番人気で優勝しているため、新潟太大賞典の好走条件は揃っています。勝ち負け。

ヤマニンサルバム

イスラボニータ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
イスラコジーン Cozzene
Isla Mujeres
ヤマニンエマイユ ホワイトマズル ダンシングブレーヴ
Fair of the Furze
ヤマニンザナドゥ トニービン
ワンオブアクライン

ヤマニンサルバムは昨年の中日新聞杯の優勝馬。これまで21戦6勝2着4回3着4回。昨年の新潟大賞典にも出走し、6番人気で7着惨敗。前走約4ヵ月の休養明けで臨んだ金鯱賞では3番人気も、優勝馬プログノーシスから2.4防差も離され10着に敗れています。

マニンサルバムの父は皐月賞馬のイスラボニータ。ホワイトマズル産駒の母ヤマニン絵マイユは短距離OP2勝がある6勝馬。血統内にノーザンダンサーの4×4の濃いクロスがあります。ただし近親にこれといった活躍馬はいません。

左回りは11戦6勝3着1回と得意。また左周り芝2000mでは1分58秒台を3回出しており、時計勝負も得意。回のハンデは58kgで前走に比べ1kg増。3走前に東京芝2000mLクラスで重馬場の中1分58秒で走っているので、1kg増でも1分58秒2で走破できる計算。

前走金鯱賞は4ヵ月の休み明けで馬体重が10kg増の太め残り。馬体重は500kgあるのでハンデ1kg増くらいなら克服可能。叩き2戦目で体が絞れれば勝ち負け。

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