2025年第41回GⅢフェアリーステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年フェアリーステークスの注目馬を分析!

フェアリーステークスの特徴

GⅢフェアリーステークスは第1回中山開催4日目に行われる3歳牝馬限定芝1600mの馬齢重量戦です。負担重量は55kg。未出走馬・未勝利馬は出走登録できません。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。なお、重賞を勝利した外国調教馬は負担重量が1kg加算されます。

地方交流競走にも指定され、地方馬は認定馬のみ3頭まで出走登録が可能です。

↓過去10年のフェアリーステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年フェアリーステークス出走登録馬一覧表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 マイスターヴェルク ドレフォン 牝3 T.マーカンド 白老ファーム
勢司和浩(美浦) ダイワメジャー 55kg キャロットファーム
1 2 キタノクニカラ ダノンバラード 牝3 丸田恭介 ミルファーム
小島茂之(美浦) アイルハヴアナザー 55kg ミルファーム
2 3 ジャルディニエ アドマイヤマーズ 牝3 斎藤新 ノーザンファーム
奥村豊(栗東) Wildcat Heir 55kg NYレーシング
2 4 ネーブルオレンジ サトノダイヤモンド 牝3 丹内祐次 社台ファーム
杉山佳明(栗東) Reliable Man 55kg 吉田千津
3 5 ハードワーカー ノーブルミッション 牝3 佐々木大輔 岡田牧場
竹内正洋(美浦) マンハッタンカフェ 55kg 池田草龍
3 6 ミーントゥビー リアルインパクト 牝3 松岡正海 社台ファーム
堀内岳志(美浦) フジキセキ 55kg 塚本幹雄
4 7 ホウオウガイア シルバーステート 牝3 田辺裕信 ノーザンファーム
大竹正博(美浦) フレンチデピュティ 55kg 小笹芳央
4 8 レイユール キズナ 牝3 嶋田純次 下河辺牧場
手塚貴久(美浦) キングカメハメハ 55kg 榊原源一郎
5 9 モルティフレーバー キタサンブラック 牝3 北村宏司 ノーザンファーム
清水久嗣(栗東) Congrats 55kg キャロットファーム
5 10 ルージュミレネール スワーヴリチャード 牝3 横山和生 白老ファーム
斎藤誠(美浦) ディープブリランテ 55kg 東京ホースレーシング
6 11 エストゥペンダ サートゥルナーリア 牝3 三浦皇成 オリオンファーム
高柳瑞樹(美浦) Offlee Wild 55kg ViridianKeiba.C
6 12 エリカエクスプレス エピファネイア 牝3 戸崎圭太 三嶋牧場
杉山晴紀(栗東) Galileo 55kg 三木正浩
7 13 ティラトーレ リアルスティール 牝3 木幡巧也 社台ファーム
牧光二(美浦) ルーラーシップ 55kg STレーシング
7 14 ニシノラヴァンダ サトノアラジン 牝3 菅原明良 ヤナガワ牧場
奥平雅士 Sidney’s Candy 55kg 西山茂行
8 15 ミラーダカリエンテ スクリーンヒーロー 牝3 石川裕紀人 ビッグレッドファーム
相沢郁(美浦) アドマイヤコジーン 55kg TCラフィアン
8 16 レモンバーム ジョーカプチーノ 牝3 団野大成 ビッグレッドファーム
嘉藤貴行(美浦) ダンスインザダーク 55kg ビッグレッドファーム

勝ち馬予想に役立つ!フェアリーステークスの注目馬分析

シホリーン

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
パンデリング キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
フサイチパンドラ サンデーサイレンス
ロッタレーヌ

シホリーンはこれまで3戦2勝2着1回。9月中山芝1600m新馬戦で1番人気の2着。同月同コース未勝利戦では単勝1.2倍の1番人気で優勝。前走アルテミスSでは5番人気も、優勝馬ブラウンチケットから0.2秒差4着と健闘しています。

シホリーンの父はモーリス。キングカメハメハ産駒の母バンデリングは未出走馬。祖母はエリザベス女王杯馬でオークス2着のフサイチパンドラ。母の半妹でロードカナロア産駒のアーモンドアイは牝馬三冠、GⅠ計9勝の女傑アーモンドアイ。

前走はゴール前直線で行き場が無くなり脚を余す形に。あがりは33秒4を繰り出しているので力負けではありません。シンザン記念と両睨みでの登録ですが、中山マイルは2戦して馬券を外しておらず、共に上りはメンバー中最速出走して来れば経験値からも勝ち負け。

アイサンサン

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ウアジェト シンボリクリスエス Kris S.
Tee Kay
リーチトゥピース Mud Route
Waki Betty

アイサンサンはこれまで2戦1勝2着1回10月京都芝1600m新馬戦は4番人気で2着続く同月京都芝1600m未勝利戦では1番人気で優勝。勝ち時計1分34秒3、先行してあがりはメンバー中最速の34秒7、2着に0.2秒差を付けています。

アイサンサンの父はキズナ。シンボリクリスエス産駒の母ウアジェットは芝マイルの2勝馬。アイサンサンの全姉はエリザベス女王杯を制し5勝を挙げたアカイイト。

姉も末脚が強力で2戦目の未勝利戦で脱出も、その後は4歳秋まで条件戦を低迷。基本的に晩成型で、前走の勝ち時計からも3歳重賞では厳しい印象。見送り。

ニシノラヴァンダ

サトノアラジン ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マジックストーム Storm Cat
Foppy Dancer
プルージャ Sidney’s Candy Candy Ride
Fair Exchange
Pumpkin Pivotal
Gallivant

ニシノラヴァンダはこれまで2戦1勝2着1回。共に函館芝1200mでの成績で、6月新馬戦は1番人気で2着に0.7秒差を付ける逃げ切り勝ち前走函館2歳Sでも逃げをかまし、優勝馬サトノカルナバルとは0.2秒差で逃げ粘っています。

ニシノラヴェンダの父はディープインパクト産駒で安田記念勝ちのサトノアラジン。アルゼンチン産の母ブルージャは同国GⅡ勝ちのある2勝馬。ニシノラヴェンダは血統内にストームキャットの3×4の濃いクロスを持ちます。

函館2歳Sの前走の勝ち時計は1分9秒4で、新馬戦とほぼ同じ。馬体は420kg程度も時計の掛かる洋芝で逃げ粘れるのはスピードとパワーを備えたストームキャットの血の影響。

函館2歳S後は京王杯2歳Sを予定も、足元に軽い腫れが出て回避し一旦放牧。2歳時の次走がマイル戦ではなく短距離戦だったことを考えると、現時点ではマイル戦は長いか。トリッキーで実走距離よりスタミナが必要な中山外回りだと息切れの可能性が大。見送り。

エリカエクスプレス

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
エンタイスド Galileo Sadler’s Well
Urban Sea
Dialafara Anabaa
Diamilina

エリカエクスプレスは前走10月京都芝1600m新馬戦を1番人気で逃げ切り勝ち。稍重で勝ち時計1分34秒7も、2着に0.4秒差を付けています。

エリカエクスプレスの父はエピファネイア。愛国産の母エスタイドは未勝利馬。母の全兄は英セントレンジャー、愛国ダービーを制したカプリ、また全兄弟も海外で重賞勝ちを収める良血。エリカエクスプレスは血統内にサドラーズウェルズの4×3、ノーザンダンサーの5×4×5のクロスを持ちます。

血統的にやや重めで、距離は伸びた方が良いタイプ。ただし父が早熟傾向のエピファネイアなので、現状であればこの距離でも対応可能か。血統から考えれば中山の急坂も対応可能。連下で。

レイユール

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
レイカーラ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
カーラパワー Caerleon
Jabali

レイユールはこれまで2戦1勝2着1回9月中山芝1600m新馬戦を2着に0.6秒差を付け圧勝。前走東京芝1600m1勝クラスでは2番人気で、メンバー中最速の脚を使うものの先行馬に0.1秒届かず2着。

レイユールの父はキズナキングカメハメハ産駒の母レイカーラは芝マイルの5勝馬。母の半兄でディープインパクト産駒のダノンシャークがマイルチャンピオンシップ他重賞3勝、計7勝。またレイユールの半姉のシンショリカは昨年の新潟記念を制し、阪神ジュベナイルフィリーズでも2着

母系はマイラーで、成長力に飛んでいます。既に中山マイルは経験済み。あがりは2戦ともメンバー中最速と中山の急坂もクリアしています。馬体重は410kg台と軽量なので、今後どれだけ成長するかがカギも、現状このメンバーなら対応可能か。抑えで。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました