2024年第65回GⅠ宝塚記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年宝塚記念の注目馬を分析!

宝塚記念の特徴

今年のGⅠ宝塚記念は第4回京都開催8日目に芝2200mの馬齢定量戦で開催されます。本来なら阪神開催ですが、同競馬場改修工事の伴い京都競馬場で代替開催されます。負担重量は3歳牡・騙馬53kg、同牝馬51kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。

秋競馬の有馬記念と同様に出走馬はファン投票で決まり、ファン投票の上位10位以内なら優先的に出走できます。それ以外は通算収得賞金+過去1年の収得賞金+過去2年のGⅠでの収得賞金の総額が高い順に出走ができます。また国際競走に指定され、外国調教馬は最大8頭まで優先出走権が与えられます。

優勝馬には同年米国ブリダーズカップ・チャレンジ、豪州のコックスプレートへの優先出走権が授与されます。2019年にはリスグラシューがこの優先出走権を使い、コックスプレートも優勝しています。

大阪杯、天皇賞春と共に春の古馬三冠レースの最終戦ですが、馬が苦手な高温多湿の雨季開催のため、ファン投票で選出されても馬の体力消耗を嫌う陣営は出走を辞退するケースが多いレース。そのため有馬記念に比べ盛り上がりに欠けます。

ちなみに秋の古馬三冠(天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念)は過去にテイエムオペラオーとゼンノロブロイが達成していますが、春の古馬三冠レースはまだ1頭も達成していません。

↓過去10年の宝塚記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2024年宝塚記念出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 シュトルーヴェ キングカメハメハ 騙5 D.レーン 追分ファーム
堀宣行(美浦) ディープインパクト 57kg 木村克子
2 2 ジャスティンパレス ディープインパクト 牡5 C.ルメール ノーザンファーム
杉山晴紀(栗東) Royal Anthem 58kg 三木正浩
3 3 ベラジオオペラ ロードカナロア 牡4 横山和生 社台ファーム
上村洋行 (栗東) ハービンジャー 58kg 林田祥来
4 4 ドウデュース ハーツクライ 牡5 武豊 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Vindication 58kg キーファーズ
4 5 ディープボンド キズナ 牡7 幸英明 村田牧場
大久保龍(栗東) キングヘイロー 58kg 前田晋二
5 6 ヒートオンビート キングカメハメハ 牡7 坂井瑠星 社台ファーム
友道康夫 (栗東) ディープインパクト 58kg 社台レースホース
5 7 プラダリア ディープインパクト 牡5 池添謙一 オリエント牧場
池添学(栗東) クロフネ 58kg 名古屋友豊
6 8 カラテ トゥザグローリー 牡7 岩田望来 中地康弘
高橋祥泰 (美浦) フレンチデピュティ 57kg 小田切光
6 9 ソールオリエンス キタサンブラック 牡4 横山武史 社台ファーム
手塚貴久 (美浦) Motivator 58kg 社台レースホース
7 10 ローシャムパーク ハービンジャー 牡5 戸崎圭太 ノーザンファーム
田中博康 (美浦) キングカメハメハ 58kg サンデーレーシング
7 11 ヤマニンサンパ ディープインパクト 牡6 団野大成 錦岡牧場
斉藤崇史 (栗東) スウェプトオーヴァーボード 57kg 土井肇
8 12 ブローザホーン エピファネイア 牡5 菅原明良 岡田スタツド
中野栄治(栗東) デュランダル 58kg 岡田牧雄
8 13 ルージュエヴァイユ ジャスタウェイ 牝5 川田将雅 社台ファーム
黒岩陽一 (美浦) Frankel 56kg 東京ホースレーシング

勝ち馬予想に役立つ!宝塚記念の注目馬分析

ドウデュース

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
ダストアンドダイヤモンズ Vindication Seattle Slew
Strawberry Reason
Majestically Gone West
Darling Dame

ドウデュースは2022年ダービー馬で、2021年の朝日杯フューチュリティS、昨年の有馬記念とGⅠ3勝。これまで13戦6勝2着1回3着1回で、重賞は他に昨年の京都記念勝ち前走ドバイターフで1番人気5着敗退。

ドウデュースの父はハーツクライ母ダストアンドダイヤモンズは海外重賞2勝を含む6勝馬。血統内に大種牡馬リファールの4×4の濃いクロスを持ちます。

一昨年故障取り消しで雪辱戦だった前走ドバイターフは出遅れの上、道中包まれ最後の直線も前が開かず不完全燃焼の競馬。ダービーや有馬記念を勝ちからも、芝1800mは忙しかったか。

今回はゆったり走れる京都2200m外回り。自慢の末脚も活かせます。またGⅠ馬はドウデュース他にGⅠ馬が3頭出走していますが、複数勝利はドウデュースだけ。頭一つ能力は抜けています。当日調子が良ければ勝ち負け。

ジャスティンパレス

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
パレスルーマー Royal Anthem Theatrical
In Neon
Whisperifyoudare Red Ransom
Stellar Affair

ジャスティンパレスは昨年の天皇賞春の優勝馬。これまで14戦5勝2着2回3着2回。重賞は他に2022年神戸新聞杯、昨年の阪神大賞典勝ちがあり、ホープフルS2着、菊花賞3着。昨年の宝塚記念でも3着し、天皇賞秋ではイクノイックスから0.4秒差2着しています。

ジャスティンパレスの父はディープインパクト。母パレスルーマーは米国産で海外5勝。母の父ロイヤルアンセムは芝中長距離GⅠ3勝。ジャスティンパレスの半兄でオルフェーヴル産駒のアイアンバローズはステイヤーズS、阪神大賞典で2着。血統的にステイヤー。

昨年ワールドレコードの天皇賞秋で2着が光りますが、出遅れて腹をくくって後方一気に掛けたのが功を奏した格好。自分から動けるタイプではなく、本来ゆったりしたペースで長くいい脚を使うレースが得意。外回りの京都2200mは脚質的にも合っています。

実績もメンバー上位ですが同期のドウデュースとは5戦1勝4敗と負け越し2走前の有馬記念でも0.3秒差を付けられ、上りもドウデュースが0.1秒上回ります。連下で。

ベラジオオペラ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
エアルーティーン ハービンジャー Dansili
Penang Pearl 
エアマグダラ サンデーサイレンス
エアデジャヴー

ペラジオオペラは今年の大阪杯の優勝馬。これまで8戦5勝2着1回。重賞は他にスプリングSとチャレンジカップ勝ちがあり、ダービーではタスティエーラとタイム差無し4着。2走前に今年の宝塚記念と同じコースの京都記念で2着しています。

ベラジオオペラの父はロードカナロア。ハービンジャー産駒の母エアルーティンは芝中距離の1勝馬。母の半兄でシンボリクリスエス産駒のエアアンセムが函館記念勝ち。一族は中距離馬が多数。父は短距離志向のロードカナロアも、母系は中距離志向で距離適性は母系から。

前走は逃げ馬を2番手でガッチリマークし、直線はローシャムパークとの長い叩き合いで抜かせること無くゴールと勝負根性があります。ただし、この時期の有力中距離場はドバイや香港に遠征し、今年の大阪杯はメンバーがかなり手薄。

また昨年の3冠レースの優勝馬が古馬との勝負では大不振なので今年の4歳馬のレベルはかなり疑問です。今回は海外の強豪とレース歴があるドウデュース、ジャスティンパレスが参戦。スタミナ勝負になった時には2頭より劣ります。抑えまで。

ソールオリエンス

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
スキア Motivator モンジュー
Out West
Light Quest クエストフォーフェイム
Gleam of Light

ソールオリエンスは昨年の皐月賞馬で、京成杯も優勝、これまで9戦3勝2着2回3着1回。3冠レースはダービーで2着、菊花賞3着ですが、古馬との対戦では有馬記念8着、中山記念4着、前走大阪杯で7着と、全レースで0.5秒差以上を付けられGⅠ馬らしくない成績。

ソールオリエンスの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。仏国産の母スキアはGⅢ勝ちがある3勝馬。ソールオリエンスの半兄にディープインパクト産駒で富士S優勝、ドバイターフ2着のヴァンギャルドがいます。

ゲートは得意ではなく、前走でブランカーを試したように古馬になってから気性面で問題が発生か兄がマイラーだったことを考えれば、現状距離延長はプラスではありません。近その不振からも見送り。

ローシャムパーク

ハービンジャー Dansili デインヒル
Hasili 
Penang Pearl Bering
Guapa 
レネットグルーヴ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
イントゥザグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ

ローシャムパークは2023年の函館記念、オールカマーを連勝。これまで12戦6勝2着3回3着1回前走大阪杯では3番人気で2着優勝馬ベラジオオペラとタイム差無しの首差と接戦

ローシャムパークの父はハービンジャー。キングカメハメハ産駒のネレットグルーヴは芝マイルの3勝馬。祖祖母はオークス馬のエアグルーヴで、一族にGⅠ馬多数も、血が薄くなると活力が低下する傾向。そのため近親に活躍馬はいません。

前走大阪杯の走破時計は過去10年の勝ち時計では2番目タイで、ジャパンカップも制したスワーヴリチャードと同タイム。2200m戦もセントライト記念3着、オールカマー優勝と問題ありません。

ただし京都は初。どちらというと時計が掛かり、前が止まるようなコースで好走が目立つので、平坦の京都だと前を捉えられない可能性があります。抑えまで。

シュトルーヴェ

キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
アンチュラス ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
アンチョ Wild Zone
Ruth Ann d’Or

シュトルーヴェは今年の日経賞と目黒記念を連勝。これまで12戦6勝2着3回前走目黒記念は1番人気で、メンバー中最速の32秒9の末脚で先行して粘る2~4着馬をごぼう抜きしています。

シュトルーヴェの父はキングカメハメハ。ディープインパクト産駒の母アンチュラスはファンタジーSで2着がある2勝馬。母の半姉のアワンダーレディアンエルが米中距離ダートGⅠ勝ち。

京都は初ですが芝2200mは3戦1勝2着2回前走に比べ斤量が0.5kg軽くなるのは有利。ただし、日経賞勝ちがあるものの12戦中11戦が左回りなのは、陣営がサウスポーと見ている証拠。さらに今回はメンバーが一気に強化されます。

12戦中9戦でメンバー中上り2番手以内、ここ3戦は最速と末脚は安定。右回りを日経賞と同様にこなせれば一発も。抑えで。

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