2022年第44回G3新潟大賞典予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年新潟大賞典の注目馬を分析!

新潟大賞典の特徴

G3新潟大賞典は第1回新潟開催第2日目に行われる4歳以上芝2000mのハンデキャップ戦です。国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2022年新潟大賞典出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 マウントゴールド ステイゴールド 牡9 荻野極 社台ファーム
池江泰寿 (栗東)  Mt. Livermore 57kg 青芝商事
2 2 アイコンテーラー ドゥラメンテ 牝4 亀田温心 畠山牧場
河内洋 (栗東) ケイムホーム 52kg 中西浩一
2 3 スマイル ダイワメジャー 牡6 石橋脩 ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Mr. Greeley 54kg 石川達絵
3 4 アルサトワ ルーラーシップ 牡5 丹内祐次 ダーレー・ジャパン・F
斉藤崇史 (栗東) ダイワメジャー 56kg ゴドルフィン
3 5 ダノンマジェスティ ディープインパクト 牡7 武藤雅 ノーザンファーム
音無秀孝 (栗東) Essence of Dubai 55kg ダノックス
4 6 ラストドラフト ノヴェリスト 牡6 三浦皇成 社台ファーム
戸田博文 (美浦) ディープインパクト 56kg 社台レースホース
4 7 プレシャスブルー ディープインパクト 牡8 勝浦正樹 石郷岡雅樹
相沢郁 (美浦) アンバーシャダイ 55kg 石瀬浩三
5 8 カイザーバローズ ディープインパクト 牡4 津村明秀 下河辺牧場
中内田充 (栗東) Storm Cat 55kg 猪熊広次
5 9 ステラリア キズナ 牝4 川須栄彦 白老ファーム
相沢郁 (美浦) Motivator 54kg 社台レースホース
6 10 ラインベック ディープインパクト 牡5 西村淳也 金子真人H
友道康夫 (栗東) キングカメハメハ 54kg ノーザンファーム
6 11 トーセングラン ディープインパクト 牡6 丸山元気 エスティファーム
田村康仁 (美浦) Galileo 54kg 島川隆哉
7 12 シュヴァリエローズ ディープインパクト 牡4 松山弘平 ノーザンファーム
清水久詞 (栗東) evres Rose 55kg キャロットファーム
7 13 ヤシャマル  キズナ 牡4 松田大作 船越伸也
尾形和幸 (美浦) アグネスデジタル 54kg 高橋文男
8 14 レッドガラン ロードカナロア  牡7 岩田康誠 社台ファーム
安田隆行 (栗東) シンボリクリスエス 57.5kg 東京ホースレーシング
8 15 モズナガレボシ グランプリボス 牡5 菱田裕二 谷川牧場
荒川義之 (栗東) クロフネ 55kg キャピタル・システム

勝ち馬予想に役立つ!新潟大賞典の注目馬分析

アドマイヤハダル

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
スウェアトウショウ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
タバサトウショウ ダンシングブレーヴ
サマンサトウショウ

アドマイヤダハルはこれまで9戦3勝2着1回3着1回3歳時に皐月賞トライアルの若葉ステークスを勝ち、本番の皐月賞で4着春のクラッシック後は休養し、昨年末から3戦を消化。前走中山記念で3番人気押され3着に入っています。

アドマイヤダハルの父はロードカナロア。ディープインパクト産駒のスウェアトウショウは未勝利馬。母の半姉は中距離GⅠ3勝のスウィープトウショウ。

2走前に東京芝2000mリステッドクラスで大阪杯でも人気になったジャクドール相手に2着。走破時計も1分57秒の好時計。コース形態が似て時計が早い新潟2000mに十分対応できる能力があります。

今回は前走より1kg重い56kgでの出走3歳時に青葉賞で同斤量を背負い勝っているので斤量自体は問題ありません。額面通りに走れば勝ち負け。

ステラリア

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ポリネイター Motivator モンジュー
Out West
Ceanothus Bluebird
Golden Bloom

ステラリアはこれまで11戦2勝2着2回3着2回阪神芝2000mリステッドクラス勝ちがあり、昨年のエリザベス女王杯で2着に入っています。

アテラリアの父はキズナ母ピリネイターは愛国産で英2歳G2芝1800mを優勝している2勝馬。母の父モティヴェーターは英ダービー他GⅠ2勝で、母の父として菊花賞・天皇賞春を制したタイトルホルダーがいます。

アテラリアの母系にディープインパクト系と相性が良いストームバードが入っており、ストームバードの4×4の濃いクロスを持ちます。また母系にスタミナを強化するサドラーズウェルズの血を持っており、牝馬の割に距離は持つタイプ。

基本的に直線勝負の馬で、11戦中9戦でメンバー中上り3番手以内前走のGⅠ大阪杯では8着に敗れましたが、メンバー中2番目に早い上がりを繰り出しています。

今回はゴール前直線がく末脚が活かせる長い新潟コースですが、開幕週で芝が早いため前が止まらず届かない可能性があります。また過去10年で牝馬は馬券になったことが無いのもステラリアには不利なデータ。今回は見送り。

レッドガラン

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ダンスオンザルーフ シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
ダンシングサンデー サンデーサイレンス
ダンシングキィ

レッドガランはこれまで23戦6勝2着1回3着5回2020年の新潟大賞典でも1番人気に推されていますが、当時は6着敗退今年の中山金杯で重賞初制覇前走阪神芝1800mリステッドクラスのハンデキャップ戦でトップハンデを背負い4着しています。

レッドガランの父はロードカナロア。シンボリクリスエス産駒の母ダンスオンザルーフは中距離の未勝利馬。ただし祖祖母のダンシングキィからダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードの3頭のGⅠ馬を輩出し、祖母はその全妹です。

マイルを中心に使われ1800m戦で4勝金杯勝ちがありますが、父から考えると2000mはギリギリの距離さらに今回もトップハンデの57.5kg次点の馬より1.5kgも重いハンデを背負います。不利な要素が多く、良くて抑えまで。

カイザーバローズ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
ジェニサ Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Tizdubai Cee’s Tizzy
Cee’s Song

カイザーバローズはこれまで7戦4勝3着1回前走阪神芝2000m3勝クラスを2分00秒0で優勝上りはメンバー中最速の33.6秒を繰り出しています。

カイザーバローズの父はディープインパクト父とニックスにあるストームキャットを父に持つ米国産の母ジェニサは未出走馬。母の全兄はブリダーズカップ・クラシックを連覇したティズナウという良血です。

左回りは4戦し経験豊富。またハンデは前走より1kg軽い55kg新潟大賞典と相性が良いディープインパクト産駒で、新潟コースに必要な上り33秒台の切れ味を持っているのは魅力です。

ただし早い時計決着を経験しておらず3走前の東京芝2000m3勝クラスでジャックドールに1.3秒差と完敗し、例年早い時計決着の新潟大賞典で善戦できるかは疑問。連下で。

ヴァイスメテオール

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
シャトーブランシュ キングヘイロー ダンシングブレーヴ
グッバイヘイロー
ブランシュエリー トニービン
メゾンブラッシュ

ヴァイスメテオールは昨年のラジオNIKKEI賞の優勝馬。これまで7戦3勝菊花賞に参戦していますが、距離が合わず16着惨敗前走小倉大賞典で2番人気に推され、優勝馬に0.4秒差4着に敗れています。

ヴァイスメテオールの父はキングカメハメハングヘイロー産駒の母シャトーブランシュはマーメイドステークスの優勝馬。ヴァイスメテオールの半弟のイクノイックスは東京スポーツ2歳ステークスを優勝し、今年の皐月賞でも2着に入っています。

稍重や不良馬場で好走していることからも、父に似たパワータイプか。そのため前走よりハンデが1kg重くなっても対応できますが。しかし、早い時計決着を経験しておらず、さらにサンデーサイレンス系の血を持っていないため軽い芝では対応できない可能性が。抑えまで。

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