2022年第70回G2京都新聞杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年京都新聞杯の注目馬を分析!

京都新聞杯の特徴

2022年のG2京都新聞杯は第3回中京開催初日に行われる3歳限定芝2200mの馬齢定量戦です。本来であれば京都競馬場で開催されますが、改修工事に伴い中京競馬場で代替開催されます。負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。

国際競争に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬はダービーへのステップレースに指定され、ダービー出走候補馬2頭までおよびJRA2歳G1、JRA3歳重賞勝利馬に優先出走権が与えられえます。

ダービーのトライアルレースではありませんが、賞金加算でダービーを目指す有力馬が多数出走します。実際にここで優勝を飾りダービーを制した馬にキズナがおり、他にもここステップに12着だったロジャーバローズがダービー馬になっています。

↓過去10年の京都新聞杯入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2022年京都新聞杯出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 メイショウラナキラ ドゥラメンテ 牡3 秋山真一郎 村下明博
南井克巳 (栗東) パントレセレブル 56kg 松本好雄
2 2 リカンカブール シルバーステート 牡3 藤岡康太 辻牧場
田中克典 (栗東) Zoffany 56kg ラ・メール
3 3 アスクワイルドモア キズナ 牡3 岩田望来 社台ファーム
藤原英昭 (栗東) ゼンノロブロイ 56kg 廣崎利洋HD
4 4 ストップザタイム ダイワメジャー 牡3 古川吉洋 ダーレー・ジャパン・F
昆貢 (栗東) Raven’s Pass 56kg ゴドルフィン
5 5 ミスターホワイト ハーツクライ 牡3 吉田隼人 下河辺牧場
矢作芳人 (栗東) クロフネ 56kg 吉澤ホールディングス
5 6 アップデート エピファネイア 牡3 浜中俊 白井牧場
杉山晴紀 (栗東) ステイゴールド 56kg 石川達絵
6 7 リアド ディープインパクト 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Tiznow 56kg 大塚亮一
6 8 ショウナンアデイブ ディープインパクト 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
高野友和 (栗東) Mineshaft 56kg 国本哲秀
7 9 ボルドグフーシュ スクリーンヒーロー 牡3 松田大作 社台ファーム
宮本博 (栗東) Layman 56kg 社台レースホース
7 10 ブラックブロッサム キタサンブラック 牡3 D.レーン 白老ファーム
斉藤崇史 (栗東) Orpen 56kg シルクレーシング
8 11 ヴェローナシチー エピファネイア 牡3 酒井学 カミイスタット
佐々木晶 (栗東) ゼンノロブロイ 56kg 友駿ホースクラブ
8 12 ポッドボレット ジャスタウェイ 牡3 福永祐一 社台ファーム
辻野泰之 (栗東) Medaglia d’Oro 56kg 小川眞査雄

勝ち馬予想に役立つ!京都新聞杯の注目馬分析

ブラックブロッサム

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
ポーレン  Orpen Lure
Bonita Francita
On Air Chief Singer
Green Light

ブラックブロッサムはこれまで中京コースを2戦2勝。前走で今年の京都新聞杯が行われる中京芝2200mを重馬場の中、2着に1.3秒差を付けてぶっちぎりで勝ち上がっています。

ブラックブロッサムの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。アイルランド産のポーレンは海外マイルGⅢ勝ちがある3勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

雄大な馬格からも影響力は父から。メンバー中負けが無いのは本馬だけで、底を見せていないのは魅力。京都新聞杯は1勝クラスからの挑戦が6勝を挙げているのでブラックブロッサムには嬉しいデータ。父も本レースと相性が良いサンデーサイレンス系です。勝ち負け。

ポッドボレット  

ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
シビル Wild Again
シャロン
シーエスシルク Medaglia d’Oro El Prado
Cappucino Bay
Remember the Day Settlement Day
Royal Recall

ポッドボレットはこれまで5戦2勝2着2回3着1回掲示板を外したことは無く、2歳時にラジオNIKKEI杯京都2歳ステークで4着しています。前走阪神芝2200mリステッドクラスを5番人気で優勝しています。

ポッドボレットの父はジャスタウェイ米国産の母シーエスシルクは米芝マイルGⅠ勝ちがある7勝馬母系からはステークスウィナーが多数出ています。5代先までクロスが無いアウトブリード。

前走3着で本レースにも参戦しているヴェローナシチーは次走の皐月賞トライアル若葉ステークスでも2着しており、メンバーもそれなりに強い相手での勝利。逃げ馬を見ながらゴール前で交わしているので強い競馬をしています。また5戦中4戦でメンバー中上がり2番目としまいも安定しています。

ただし、既に5戦を消化していることからも、上がり目に関しては疑問符連下で。

アスクワイルドモア

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ラセレシオン ゼンノロブロイ サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
アルゼンチンスター Candy Stripes
ディフェレンテ

アスクワイルドモアはこれまで6戦1勝2着3回札幌2歳ステークスで2着し、前走のきさらぎ賞でも4着に入っています。6戦中5戦で上りはメンバー中3番手以内と末脚は安定しています。

アスクアンドモアの父はキズナゼンノロブロイ産駒の母ラセレシオンは青葉賞勝ち・天皇賞秋2着のペルーサの全妹で、自身は3勝。血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスを持ちます。

きさらぎ賞では4着も、優勝馬のマテンロウレオは次走の弥生賞、皐月賞で共に2桁着順。2着だったダンテスヴューも皐月賞で2桁着順と、レベルが低いメンバーでのもの。叩き3戦目とはいえ、上がり目は疑問符。今回も見送り。

リアド

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
タイタンクイーン Tiznow  Cee’s Tizzy 
Cee’s Song 
Ensnare  Seeking the Gold 
トラップパス 

ライドはこれまで3戦1勝2着1回中京芝2000mのリステッドクラスで2着に入り、前走毎日杯では2番人気も、優勝馬から0.5秒離され5着に敗れています。

リアドの父はディープインパクト。ティズナウ産駒の母タイタンクイーンは米国産の未勝利馬。リアドの半兄に鳴尾記念勝ちのストロングタイタン、半姉にアーリントンカップと京都牝馬ステークスで2着のギルデッドミラーおり、兄弟は走ります。

セレクトセールで5億円超えの高額馬前走は稍重でのめって走っており、滑る馬場が苦手なディープインパクト産駒の欠点が出た印象。今回はディープインパクト産駒の末脚が活かしやすい中京コース。また京都新聞杯では過去10年で14頭が馬券に絡んでいます。良馬場なら勝ち負け。

ヴェローナシチー

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
アモーレエテルノ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス 
ローミンレイチェル
ヒカルアモーレ クロフネ
グレイトフィーヴァー

ヴェローナシチーはこれまで5戦1勝2着1回3着3回京成杯で3着し、リステッドクラスでも2着1回3着1回と、このメンバーでは実績上位。5戦中4戦で上りがメンバー中最速をマークしています。

ヴェローナシチーの父はエピファネイア。ゼンノロブロイ産駒のアモーレエテルノは地方の2勝馬。母系はそこそこ走る馬は出るものの、重賞では勝ち切れません。サンデデーサイレンスの4×3の濃いクロス、ヘイルトゥリーズンの5×5のクロスを持っており、底力はあるものの気性難の可能性が。

またオープンクラス以上で2、3着していても、3戦共優勝馬から0.4秒以上の差接戦をしているわけではありません。また2走前にポッドボレットに負けています末脚は魅力も抑えまで。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました