2022年第64回G2スワンステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年スワンステークスの注目馬を分析!

スワンステークスの特徴

2022年のGⅡスワンステークスは第4回阪神開催8日目に行われる3歳以上芝1400mの別定戦で行われます。本来なら京都芝1400mでの開催ですが、京都競馬場改修工事のため阪神競馬場で代替開催されます。
負担重量は3歳牡・騙馬55kg、同牝馬53kg(10月開催の場合は各1kg減)。4歳以上牡・騙馬56kg、牝馬54kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算され、1年内のGⅠ勝利馬2kg増、同GⅡ及び牝馬限定GⅠ勝利馬・1年以上前のGⅠ勝利馬1kg増。
国際競走に指定され、海外調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。
またマイルチャンピオンシップのステップレースに指定され、JRA所属馬は1着馬に同レースへの優先出走権が与えられます。地方所属馬は同レース出走候補馬3頭までにスワンステークスへの優先出走権が与えられ、2着以内に入れば同レースへの優先出走権が与えられます。

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2022年スワンステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ホウオウアマゾン キングカメハメハ 牡4 C.デムーロ ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) アグネスタキオン 56kg 小笹芳央
1 2 ヴァトレニ グラスワンダー 騙4 横山和生 野田政義
長谷川浩 (栗東) サンデーサイレンス 56kg フジワラファーム
2 3 ララクリスティーヌ ミッキーアイル 牝4 菅原明良 土井牧場
斉藤崇史 (栗東) タニノギムレット 54kg 斉藤崇史 (栗東)
2 4 ダイアトニック ロードカナロア 牡7 岩田康誠 酒井牧場
安田隆行(栗東) サンデーサイレンス 56kg シルクレーシング
3 5 キングオブコージ ロードカナロア 牡6 浜中俊 白老ファーム
安田翔伍 (栗東) Galileo 57kg 増田和啓
3 6 マテンロウオリオン ダイワメジャー 牡3 横山典弘 ムラカミファーム
昆貢 (栗東) キングカメハメハ 54kg 寺田千代乃
4 7 ロータスランド Point of Entry 牝5 岩田望来 Dr. A.Sones & Dr. N.Yoshida
辻野泰之 (栗東) Scat Daddy 54kg 小林英一H
4 8 トゥラヴェスーラ ドリームジャーニー 牡7 鮫島克駿 社台ファーム
高橋康之 (栗東) アドマイヤコジーン 56kg 吉田照哉
5 9 ケイデンスコール ロードカナロア  牡6 北村友一 ノーザンファーム
安田隆行(栗東) ハーツクライ 56kg サンデーレーシング
5 10 ベステンダンク タイキシャトル 牡10 松若風馬 服部牧場
安達昭夫 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 市川義美H
6 11 ルプリュフォール ロードカナロア 騙6 武豊 社台ファーム
松永幹夫 (栗東) サンデーサイレンス 56kg 名古屋友豊
6 12 サブライムアンセム ロードカナロア 牝3 福永祐一 ノーザンファーム
藤原英昭 (栗東) シンボリクリスエス 52kg サンデーレーシング
7 13 キャプテンドレイク ロードカナロア 牡5 藤岡康太 社台ファーム
今野貞一 (栗東) アグネスタキオン 56kg 谷掛龍夫
7 14 メイショウミモザ ハーツクライ 牝5 池添謙一 三嶋牧場
池添兼雄 (栗東) フレンチデピュティ 54kg 松本好雄
7 15 ミッキーブリランテ ディープブリランテ 牡5 和田竜二 ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) Dansili 56kg 野田みづき
8 16 レイモンドバローズ  ヴィクトワールピサ 牡4 吉田隼人 社台ファーム
上村洋行 (栗東) Medaglia d’Oro 56kg 猪熊広次
8 17 スカイグルーヴ エピファネイア 牝5 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) キングカメハメハ 54kg シルクレーシング
8 18 アイラブテーラー トーセンラー 牝6 幸英明 富菜牧場
河内洋 (栗東) ダンスインザダーク 54kg 中西浩一

勝ち馬予想に役立つ!スワンステークスの注目馬分析

マテンロウオリオン

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ ノーザンテースト
スカーレットインク
パルテノン キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディパステル トニービン
ピンクタートル

マテンロウオリオンは今年のHHKマイルカップの2着馬。これまで6戦2勝2着3回未勝利馬のまま1勝クラスを勝ち上がり、3戦目のシンザン記念を優勝ニュージーランドトロフィーでは2着ダービーにも出走しましたが、こちらは距離が合わず17着と惨敗。

マテンロウオリオンの父はダイワメジャー。キングカメハ産駒の母パルテノンは地方の1勝馬。祖母はオークス馬のレディパステル。5代先までクロスが無いアウトブリード。近親にこれといった活躍馬はいません。

NHKマイルカップでは勝馬のダノンスコーピオンとは首差で、上りはメンバー中最速の33.5秒を繰り出しています。先週の富士Sで同レース4着のセリフォスが優勝し、ダノンスコーピオンは3着なので、この2頭を基準にすれば古馬相手でも好走可能。前走より斤量が3kgも軽くなるのはプラス。勝ち負け。

ホウオウアマゾン

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
ヒカルアマランサス アグネステキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
スターミー A.P. Indy
Caerlina

ホウオウアマゾンは昨年のスワンSの3着馬。これまで13戦3勝2着3回3着1回3歳時にアーリントンカップ勝ちがあり、マイルチャンピオンシップでも5着に入っています。

ホウオウアマゾンの父はキングカメハメハアグネスタキオン産駒の母ヒカルアラマンサスは京都牝馬ステークス勝ちでヴィクトリアマイルでも2着の実績。母の半弟に金鯱賞勝ちで宝塚記念、天皇賞春で2着しているカレンミロティック距離適性馬は母から。

2歳時にデイリー杯2Sで2着し、それ以降重賞ばかりを使い1戦おきに馬券になっています。前走安田記念は12着なので、今回は馬券の順番。阪神1400~1600m戦は8戦2勝2着5回3着1回と馬券を外していません。昨年も休養明け3着なのでポン駆けも利きます。馬券内。

スカイグルーヴ

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
アドマイヤセプター キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ

スカイグルーヴはこれまで11戦2勝2着4回3歳時に京成杯で3着も、昨年春に距離短縮で結果を出し始め、今年は京都牝馬Sと京王杯スプリングカップで連続2着。関屋記念では優勝馬ウインカーネリアンから0.3秒差の4着に健闘しています。

スカイグルーヴの父はエピファネイアキングカメハメハ産駒の母アドマイヤセプターは芝短距離の5勝馬。母の半全はドゥラメンテ、祖母・祖祖母はオークス馬という良血。血統内にサンデーサイレンスの4×3、ヘイルトゥリーズンの5×5のクロスがあります。

基本的に芝1400m戦で結果を出しており、前走は距離が幾分長かったか。1400m戦に戻るのはプラスです。ただしエピファネイア産駒は早熟傾向。古馬の重賞勝ち馬は2頭しか出ていません。

さらに京都牝馬Sでスカイグルーヴより2kg重い斤量を背負って負けたてロータスタッドが今回は同斤量で出走。計算上ではさらに引き離されます。今回は見送り。

ロータスタッド

Point of Entry Dynaformer Roberto
Andover Way
Matlacha Pass Seeking the Gold
Our Country Place
Little Miss Muffet Scat Daddy ヨハネスブルグ
Love Style
Jenna S. Kris S.
Shapiro’s Mistress

ロータスタッドは昨年のサマーマイルシリーズのチャンピオンで、関屋記念と京都牝馬S勝ちがある重賞2勝馬。これまで15戦6勝2着4回今年の高松宮記念では5番に気で2着。安田記念では11番に気10着ですが、着差は0.4秒しかありません。

ロータスタッドの父ポイントオブエントリーは米国中距離G1を5勝。母リトルミスマフェットは米国産の2勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。血統内にロベルトの3×4、ミスタープロスペクターの4×4の濃いクロスを持ちパワーを感じさせる構成。

高松宮記念で先着を許し、フロックの優勝と思われていたナランフレグはスプリンターズSでも3着したように強い相手との2着。京都牝馬Sでは本レースに登録しているスカイグルーヴより2kg重い斤量で優勝。今回は同斤量なので計算上はスカイグルーヴより上の着順は必至。連下で。

ダイアトニック

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
トゥハーモニー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアレジェーロ アレミロード
アルパインスウィフト 

ダイアトニックは2019年のスワンSの優勝馬。これまで24戦8勝2着3回3着3回重賞は他に函館スプリントS、阪急杯勝ちがあり、2020年の高松宮記念で2着、今年のスプリンターズSでは優勝馬から0.2秒差4着に好走しています。

ダイアトニックの父はロードカナロア。母トゥハーモニーは未勝利馬。ダイアトニックの半兄に京王杯スプリングステークスで2着のレオプライム、地方で8勝を挙げたビジュアルサポート。血統内にストームバードの4×4の濃いクロスを持ちます。

芝1400m戦は8戦6勝2着1回3着1回と馬券を外していません。またパワー型のスプリンーなので、坂や時計が掛かる馬場が得意です。今年のスワンSは優勝した阪急杯と同じ阪神コース。前走スプリンターズSでもまだ力がることを証明しています。

さらに前走より斤量がマイナス1kgはプラスメンバーも手薄になることから勝ち負け。

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