2020年第87回G1ダービー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

4戦無敗で皐月賞を制したコントレイル、朝日杯フューチュリティステークス馬でコントレイルに1/2馬身だったサリオスの両ライバルが再び激突する日本ダービー。3強の一角だったサトノフラッグの巻き返しはあるのか、日本ダービーに登録している馬の中から注目度の高い馬を選び馬券になるか検討します。

2020年ダービーの注目馬を分析!

ダービーの特徴

G1日本ダービーは第2回東京開催第12日目に行われる3歳限定芝2400mの馬齢定量戦です。イギリスのダービーに倣って明治時代に制定された歴史あるレースで、正式名は「東京優駿」。牡馬3歳クラシック路線の2冠目であり、JRAの全レースの中でも最も権威のレースの一つです。

フルゲートは18頭。出走は

①皐月賞5着以内、

②トライアルレースの青葉賞2着以内、プリンシパルステークス1着、

③上記以外は獲得本賞金順

で決められ、それ以外は抽選になります。

負担重量は牡馬57kg、牝馬55kg。かつては外国馬の出走は認められていませんでした。しかし国際競争に指定されたため現在は出走可能。尚、将来繁殖に寄与しない騙馬の出走は認められません。

ダービーは3歳春のチャンピオンを決めるレースで、世界各国でダービーの名を冠するレースがあります。古馬G1なら複数回チャンスがありますが、ダービーは生涯1度。しかも出走条件を満たす必要があり、馬主の間では「ダービー馬のオーナーになるのは国に宰相になるより難しい」と例えられます。

生産者もこのダービーに合わせて競走馬を生産しています。日本の競馬界では「皐月賞は最も早い馬、ダービーは最も運がいい馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われます。事実過去には下馬評が高くても伏兵に負ける馬や、ダービー優勝後勝てない馬も数多くいます。

ダービーと馬券の傾向

人気と馬券

1番人気3勝2着1回3着3回、連対率4割、複勝率7割。

2番人気1勝2着1回3着0回、連対率2割 複勝率2割。

3番人気3勝2着3回3着1回、連対率6割、複勝率7割。

1番人気の勝率や複勝率はまずまずも軸にはしにくい傾向。逆に3番人気は1番人気と勝鞍は同じで複勝率は6割と、こちらの方が連軸として妙味。なお、2番人気は馬券に

なり難い傾向。

2桁人気は1勝2着1回3着2回。極端な馬連で極端に荒れることはあまりありません。

馬連は大抵5番人気以内の馬で決着し、意外と堅いレースです。

血統と馬券

ディープインパクト産駒が強いレースです。過去10年で5勝2着3回3着3回。馬券に絡んだ馬の1/3をディープインパクト産駒が占めます。

それ以外ではキングカメハメハが2勝2着1回3着2回、全体の16.7%。基本的に現役時代ら中距離から中長距離に実績があり、長くいい脚を使っていた種牡馬が大部分を占めます。

前走と馬券

ダービーは優先出走権を持つ出走馬が大多数を占めるため、過去10年で馬券に絡んだ馬の前走は①皐月賞、②青葉賞、③プリンシパルステークス、④京都新聞杯の4レースに限られます。

最も馬券に絡んでいるのは優先出走権の多い皐月賞組で、6勝2着7回3着5回。勝馬のほとんどが前走で優先出走権を得た馬。それ皐月賞着外からの巻き返しは皐月賞で1~3番人気だった馬です。

その次に勝鞍が多いのはトライアルではない京都新聞杯組で、2勝2着1回3着1回。京都新聞杯組は人気に関わらず同レース優勝が条件。複勝率4割と高いので、馬券に入れておいた方が良いでしょう。

なお過去10年でダービーのステップレースである青葉賞、プリンシパルステークス組の優勝はありません。青葉賞組に至っては同レース開設以来ダービー馬を輩出していません。

青葉賞0勝2着2回3.着2回。

プリンシパルステークス0勝2着0回3着1回。

青葉賞組は必ずしも優勝していている必要はなく、母系にビッグネームの大種牡馬が入っている馬が馬券に絡んでいます。プリンシパルステークス組に至っては3着1回だけ。今まで強い相手と戦っていないのが原因で、よほど強力な武器を持っていない限り馬券にならないと考えた方が賢明です。

ダービーのレース及びコースの攻略法

前週のオークスと同じ東京芝2400mを使用。スタートはステンド正面、ゴール版手前のホームストレッチの登り坂を上り切ったあたりから。スタートから第1コーナーまで直後の直線は313m。比較的スムースに行われます。

最後の直線は525mもあり、差し・追い込み馬が有利。オークスの場合は追い出しが遅く瞬発力勝負になります。しかしダービーの場合はここから早め追い出しの地力勝負。そのため長くいい脚を使える種牡馬の産駒が台頭し、第4コーナーを回った時にほぼ5番手以降の差し・追い込み馬同士で決着します。

早めに追い出しが開始されるので先行馬は最後の直線で息切れしやすいレース。先行馬で馬券に絡んでいるのは自らレースを作れる、スタミナに秀でた血統の馬です。

2020年 ダービー出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サトノインプレッサ ディープインパクト 牡3 坂井瑠星 社台ファーム
矢作芳人 (栗東) Sahm 57kg サトミホースカンパニー
1 2 アルジャンナ ディープインパクト 牡3 浜中俊 吉田勝己
池江泰寿 (栗東) Tiz Wonderful 56kg ノーザンファーム
2 3 ワーケア ハーツクライ 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
手塚貴久 (美浦) Oratorio 56kg 手塚貴久 (美浦)
2 4 レクセランス ディープインパクト 牡3 石橋脩 ノーザンファーム
池添学 (栗東) Champs Elysees 57kg シルクレーシング
3 5 コントレイル ディープインパクト 牡3 福永祐一 ノースヒルズ
矢作芳人 (栗東) Unbridled’s Song 57kg 前田晋二
3 6 ヴェルトライゼンデ ドリームジャーニー 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
池江泰寿 (栗東) Acatenango 57kg サンデーサイレンス
4 7 ブラックホール ゴールドシップ 牡3 石川裕紀人 杵臼牧場
相沢郁 (美浦) キングカメハメハ 57kg 芹澤精一
4 8 ビターエンダー オルフェーヴル 牡3 津村明秀 桜井牧場
相沢郁 (美浦) Afleet Alex 57kg ヒダカ・ブリーダーズ・U
5 9 ダーリントンホール New Approach 牡3 M.デムーロ Canning Bloodstock Ltd
木村哲也 (美浦) Pivotal 57kg ゴドルフィン
5 10 コルテジア シンボリクリスエス 牡3 松山弘平 ノースヒルズ
鈴木孝志 (栗東) ジャングルポケット 57kg 前田幸治
6 11 ガロアクリーク キンシャサノキセキ 牡3 川田将雅 笠松牧場
上原博之 (美浦) Kingmambo 57kg 水上行雄
6 12 サリオス ハーツクライ 牡3 D.レーン ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Lomitas 57kg シルクレーシング
7 13 ディープボンド キズナ 牡3 和田竜二 村田牧場
大久保龍 (栗東) キングヘイロー 57kg 前田晋二
7 14 マイラプソディ ハーツクライ 牡3 横山典弘 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Salt Lake 57kg キーファーズ
7 15 サトノフラッグ ディープインパクト 牡3 武豊 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) Not For Sale 57kg サトミホースカンパニー
8 16 マンオブスピリット ルーラーシップ 牡3 北村友一 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) サンデーサイレンス 56kg ホシノレーシング
8 17 ヴァルコス ノヴェリスト 牡3 三浦皇成 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) ダンスインザダーク 56kg 佐々木主浩
8 18 ウインカーネリアン スクリーンヒーロー 牡3 田辺裕信 コスモヴューファーム
鹿戸雄一 (美浦) マイネルラヴ 57kg ウイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝ち馬予想に役立つ!ダービー賞の注目馬分析

コントレイル

コントレイルはクラッシック1冠目の皐月賞優勝馬。昨年のサートゥルナーリアと同じくホープフルステークスから直行で皐月賞を制しています。4戦4勝で全てのレースで上がり最速です。

前走は稍重で内ラチが荒れて不利な1枠からでしたが、後方に位置し早めに外に持ち出し馬場の良い外目を追走。第4コーナーで早め仕掛けで、最後の直線は馬場の良い大外を活かし、併走に持ち込んだサリオスをゴール前で競り落とし1/2馬身差でゴールという強い競馬。

他馬より走破距離が長いにも関わらず、3着以下は0.7秒も引き離した走りは父ディープインパクトの皐月賞を彷彿とさせます。皐月賞組ではサリオス以外はここでは一枚上手。

母ロードクロサイトは未勝利馬ですが、祖母フォルクローレは2歳牝馬限定米国G1BCジュヴェナイルフィリーズの優勝馬。そのため仕上がりの早さが予想され、現時点の完成度ではおそらく出走メンバー中随一。

母の父アンブライドルズソングはケンタキーダービーとブリダーズカップを優勝した名馬でブルードメサイヤーとして底力を伝えます。父、母の父からダービーの距離は問題ないでしょう。

半馬身差だったサリオス以外は前走の内容から皐月賞組とは格付けが終わっており、青葉賞優勝のオーソリティは戦線離脱。基本的に順調なら無傷でダービー戴冠はかなり高いと判断できます。

サリオス

サリオスは皐月賞の2着馬。勝馬のコントレイルとの差は1/2馬身。それ以外の馬は3馬身近く引き離しています。朝日杯フューチュリティステークスまで3連勝で、コントレイルと同じ皐月賞直行。前3戦がマイル戦だったので3番人気でしたが、あらためて素質の高さを示した格好です。

サリオスの父は現役時代ダービーでキングカメハメハのレコード決着で2着だったハーツクライ基本的に距離が伸びた方がいい種牡馬で、さらに産駒は大飛びの馬が多く長い直線のコースが得意。実際コントレイルと併せた時もサリオスの飛びは大きく、ピッチの早いコントレイルの切れ味に負けた格好です。

サリオスの母サロミナはドイツオークス馬、祖母サルデは違う父からもドイツオークス馬のセリエンホルデを送り出している底力のある母系です。皐月賞では距離延長が嫌われましたが、ダービーディスタンスこそ本領を発揮できる血統です。

皐月賞の馬体重が536kgと3歳馬としては大きく、おそらく切れ味の瞬発力勝負は分が悪い印象。父ハーツクライから長くいい脚を使えるので、直線早めに仕掛け地力勝負に持ち込めばコントレイルに逆転できる可能性はあります。

ガロアクリーク

ガロアクリークは皐月賞の3着馬。皐月賞トライアルのスプリングステークス優勝馬ですが、父が短距離馬のキンシャサノキセキだったため、距離延長が嫌われ8番人気。しかし新馬戦から2000mを中心に使われていることからも、陣営が短距離馬と見ていない証拠です。

スプリングステークスの頃からも指摘しているように、ガロアクリークの場合は父キンシャサノキセキより母の父キングマンボの血が強く出ている印象。キングマンボはキングカメハメハの父としてしられ、本来は中~中長距離に強い種牡馬です。

実際にキンシャサノキセキとキングマンボは相性が良く、2016年の阪神カップ優勝のシュウジ、今年のニィージーランドトロフィーを勝ち、NHKマイルカップで3着だったルフトシュトロームはキングマンボを父に持つキングカメハメハが母の父です。

ここまで5戦し、内4戦が上がり3番手以内。皐月賞の上がりも3番目です。新馬戦は東京芝2000mで、ここでも上がり最速で33.5秒という早い上がり時計をマークしています。今回も末脚勝負に徹するはずで、さらなる距離延長で人気が落ちるようなら連下に入れておくと美味し馬です。

ウインカーネリアン

ウインカーネリアンは皐月賞4着馬。皐月賞抽選組で、ブービーの17番人気でしたが逃げるキメラヴェリテを2番手追走。最後は上位3頭に突き放される形でしたが、2番人気で5着だったサトノフラッグは0.2秒引き離しています。

一方で逃げたキメラヴェリテは17着、他の先行馬10着以下に沈んでいるので、如何に粘り強いかが分かります。

ウインカーネリアンの父はジャパンカップ馬スクリーンヒーロー。種牡馬としてモーリス、ゴールドアクターの2頭のG1馬を送り出し、今年フローラステークスを勝ったウインマリリンもスクリーンヒーロー産駒です。母系次第で距離はマイルから中長距離までこなします。

ウインカーネリアンの母コスモクリスタルは短距離条件戦の4勝馬。産駒や近親にこれといった活躍馬はおらず、母系の影響力はあまりありません。そのためスクリーンヒーローの血が強く出ている印象。

スクリーンヒーローはグラスワンダーの直仔で、母系は名牝ダイナアクトレスにたどり着く良血。血統内に底力を伝えるヘイルトゥリーズンの4×4、成長力を伝えるノーザンダンサーの4×4という濃いクロスを持ちっています。

スクウリーンヒーローは現役時代、稍重までの荒れた馬場は苦にせず走っていました。そのためウインカーネリアンの皐月賞の成績は多分にスクリーンヒーローの血のサポートがあった印象。皐月賞以前も先行しているので、差し、追い込み有利のダービーの舞台は厳しいと判断。

雨で馬場が渋れば出番があるかもしれない程度で考えた方が良い馬です。

サトノフラッグ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
バラダセール Not For Sale Parade Marshal 
Love for Sale 
La Balada Confidential Talk 
La Baraca 

サトノフラッグは皐月賞の5着馬。皐月賞と同じコース設定のトライアル・弥生賞を優勝したため皐月賞では2番人気。コントレイル、サリオスと並び3強の一角と目されましたが、両馬とは1秒以上引き離されています。

皐月賞は終始馬場の良い外目を走っており、直線で外から来たコントレイルに馬体を併せようとするところを、外目先行して伸びあぐんでいたウインカーネリアンに前をカットされ、行き脚が付かず置いて行かれる形に。そのまま雪崩れ込んで終戦。力負けとは言えません。

サトノフラッグの父はコントレイルと同じディープインパクトサトノフラッグの母パラダセールはアルゼンチンオークスの優勝馬。その母ラバラカや従姉のラベルカもアルゼンチンのG1を制している底力ある母系。良血という面ではコントレイルと差はありません。

時計こそ早くありませんが、未勝利から弥生賞までの3戦で上がり最速をマーク。直線が長く広い東京コースなら前をカットされるリスクが少なく、ディープインパクト産駒特有の末脚を十分発揮できます。鞍上が同馬を弥生賞優勝に導いたダービー5勝の武豊に戻るので、巻き返しは十分期待できます。

ディープボンド

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ゼフィランサス キングヘイロー ダンシングブレーヴ
グッバイヘイロー
モガミヒメ カコイーシーズ
モガミポイント

ディープボンドは過去10年でダービー馬を2頭送り出している京都新聞杯の優勝馬。先行して長くいい脚を使うタイプで、4番人気でしたがキズナ産駒が得意な早く軽い京都の馬場が合っており、圧倒的な1番人気のアドマイヤビルゴを尻目に2番目の上がり時計で勝っています。

ディープボンドの父はダービー馬のキズナ。今年がファーストクロップで、本馬をはじめ既に5頭の重賞勝ち馬を送り出しています。母ゼフィランサスは3勝の条件馬。近親に短距離G1を2勝したローレルゲレイロがおり、一族は堅実に勝ち上がる傾向。

母の父キングヘイローはダンシングブレーヴを父に、米G1を7勝したグッバイヘイローを母に持つ良血でしたが勝ったのは短距離の高松宮記念のみ。産駒は基本的に平坦の短距離馬が多いのが特徴。ディープボンドは基本的にキズナの血が濃いと見ていいでしょう。

ディープボンドは皐月賞抽選組で、最低人気で10着。しかし優勝馬とは1.4秒も引き離されています。京都新聞杯組で馬券になるのは皐月賞を使わず当初からダービーを目指している馬。やはり短い間隔で強いメンバーと戦うと消耗が激しく、疲労が残る可能性が大。

先行馬はダービーで苦戦しているので、ダービーと関連が強い京都新聞杯勝ち馬とは言え今回は厳しいでしょう。

ワーケア

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
チェリーコレクト Oratorio デインヒル 
Mahrah 
Holy Moon エルナンド 
Centinela 

ワーケアは4戦2勝。2歳時にG1ホープフルステークスに参戦し2番人気で3着。弥生賞では1番人気に押され2着と皐月賞の出走権を得ましたが、早々とダービー直行を宣言しています。

ワーケアの父ハーツクライ。産駒は長くいい脚を使うタイプが多く、直線の長いコースが得意。そのため直線が短い中山コースは本来苦手。陣営も条件が厳しい皐月賞を使って消耗するより、フレッシュな状態でダービーに直行した方が勝つ確率が高いと判断したと考えられます。

母チェリーコレクトはアイルランド産駒で、海外で重賞2勝を含む8勝。イタリアの芝2000mG1リディアテシオ賞で2着していますその母ホーリームーンは産駒の全てがステークスウィナーで、2000~2400mのG1馬を3頭も出している名牝です。

ワーケアは血統から考えてもダービーが最適な舞台。直線が短い中山で後塵を拝したコントレイル、サトノフラッグに雪辱を果たす可能性は十分あります。あとは雨が降りハーツクライが苦手な滑る馬場にならなければ勝ち負けできます。

ビターエンダー

ビターエンダーはダービートライアルのプリンシパルステークスの優勝馬。3番手で先行し、上がり33.5秒と後続を封じ込めています。未勝利勝ちも東京、共同通信杯でもタイム差無しで2着しており、先行馬でも直線の長い東京は得意と判断できます。

ビターエンダーの父は三冠馬オルフェーブル。産駒は仕上がりが早く、距離は長いほど勝率、複勝率が上がります。母ビタースウィートは中央では1000万下条件の3勝馬。地方に移籍し重賞格のレースを1勝しています。ただ一族に目立った活躍馬はいません。

ビターエンダーは皐月賞にも出走し11番人気で14着。京都新聞杯のディープボンドと共に短期間で3戦目のダービーでは疲労が蓄積している可能性が大。皐月賞上位組とは格付けが終わっているので、ここは見送りが妥当でしょう。

ヴァルコス

ノヴェリスト Monsun Königsstuhl
Mosella 
Night Lagoon Lagunas 
Nenuphar 
ランズエッジ ダンスインザダーク サンデーサイレンス
ダンシングキイ
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 

ヴァルコスはダービートライアルの2着馬。順調ならダービーでも人気になった優勝馬オーソリティとは首差でしかありません。ここまで6戦して4連対。掲示板は外していません。6戦すべて上がり3番手以内なので、少なくても現時点で3歳オープンクラスの実力はあります。

ヴァルコスの父ノヴェリストは欧州芝2400mのG1を4勝したドイツの名馬。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは日本で種牡馬として活躍馬を出しているハービンジャーのレコードを更新しています。日本ではなじみの少ないバラーム系の種牡馬で、ほとんどに牝馬に種付け可能。

ヴァルコスの母ランズエッジは未勝利馬ですが、その母ウインドインハーヘアはディープインパクトの母。孫の世代にレイデオロ、ゴルドブリッツなどの活躍馬が出ているので大変影響力の強い牝系です。

ヴァルコスの母の父は菊花賞馬でダービー2着のダンスインザダーク。基本的に長い末脚を武器に長距離を走る馬を多く出す種牡馬です。ヴァルコス自身も距離が伸びて成績が向上しているので、父や母の父の血の影響が出ていると判断して良いでしょう。血統的に距離はもっと伸びた方が良いタイプです。

青葉賞組の優勝は無いので、この馬も連下で狙うのが妥当。ペースが速くなり他の馬がばてる展開になれば出番はあります。

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