2020年第71回G3チャレンジカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

重賞2勝のジェネラーレウーノ、新馬から4連勝の素質馬レイパパレ、ヴィクトリアマイル馬ヴィルシーナを母に持つ良血ブラヴァスが出走登録している2020年のチャレンジカップ。チャレンジカップに出走登録している馬の中から注目馬をピックアップし馬券になるか分析します。

2020年チャレンジカップの注目馬を分析!

チャレンジカップの特徴

G3チャレンジカップは第6回阪神開催初日に行われる3歳以上芝2000mの別定戦です。負担重量は3歳牡・牝馬55kg、同牝馬53kg(同レースが11月に施行される場合は各1kg現)、5歳以上牡・騙馬56kg、同牝馬54kg。

過去のG1及びG2の勝利実績により負担重量が加算され、1年内G1勝利馬2kg増、1年1内のG2及び牝馬限定G1、2年以内のG1勝利馬1kg増(いずれも2歳G1は除く)。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走に指定され認定馬のみ2頭まで登録できます。

過去に何度か開催時期と距離が変更になっており、2011年以前は秋初戦に、2012年から16年は年末に距離1800mで、2017年より現在と同じ年末に2000mで行われています。

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2020年チャレンジカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ヒンドゥタイムズ ハービンジャー 牡4 武豊 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) ディープインパクト 56 シクルクレーシング
2 2 エヒト ルーラーシップ 牡3 団野大成 白井牧場
森秀行 (栗東) ディープインパクト 55kg 平井裕
3 3 セントウル ハーツクライ 牡4 松山弘平 タイヘイ牧場
森秀行 (栗東) Kingmambo 56kg 中西宏彰
4 4 キングニミッツ スパイキュール 牡7 和田竜二 新生ファーム
小崎憲 (栗東) Kingmambo 56kg 吉田勝利
5 5 ロードクエスト マツリダゴッホ 牡7 幸英明 様似堀牧場
小島茂之 (美浦) チーフベアハート 56kg ロードホースクラブ
6 6 ジェネラーレウーノ スクリーンヒーロー 牡5 三浦皇成 新生ファーム
矢野英一 (美浦) ロックオブジブラルタル 56kg Gリビエール・レーシング
6 7 レイパパレ ディープインパクト 牝3 川田将雅 ノーザンファーム
高野友和 (栗東) クロフネ 53kg キャロットファーム
7 8 ナイママ ダノンバラード 牡4 国分優作 道見牧場
武藤善則 (美浦) ジャングルポケット 56kg 岡田繁幸
7 9 サトノクロニクル ハーツクライ 牡6 藤井勘一郎 ノーザンファーム
池江泰寿 (栗東) Intikhab 56kg サトミホースカンパニー
8 10 トーアライジン デュランダル 牡7 森裕太朗 トーア牧場
村山明 (栗東) ミシル 56kg 高山ランド
8 11 ブラヴァス キングカメハメハ 牡4 福永祐一 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) ディープインパクト 56kg 佐々木主浩

勝ち馬予想に役立つ!チャレンジカップの注目馬分析

ブラヴァス

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
ヴィルシーナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ハルーワスウィート Machiavellian
ハルーワソング

ブラヴァスはこれまで12戦5勝2着3回3着1回。前走の新潟記念で念願の初重賞制覇を遂げています。

ブラヴァスの父は大種牡馬キングカメハメハ母はディープインパクト産駒で牝馬クラッシック3冠全2着、ヴィクトリアマイルを連勝したヴィルシーナという超良血。一族にジャパンカップ馬シュヴァルグラン、秋華賞・ドバイターフを勝ったヴィブロスがいます。

ブラヴァスは血統内にミスタープロスペクターの3×4、ヌレイエフの4×4という濃いクロスを持ち、さらにノーザンダンサーの5×5×4、ヘイローの4×5のクロスも持っています。

平坦コースのG3を3戦して4着、2着、1着と重賞競走のペースに慣れてきています。またキングカメハメハ産駒らしく阪神2000mは3勝クラスで勝っており、坂のあるコースも問題ありません。

血統、距離適性、実績とも申し分なく、前走と同じG3クラス、同斤量、同距離なら勝ち負けは必至。連軸。

レイパパレ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
シェルズレイ クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
オイスターチケット ウイニングチケット
ナムラビアリス

レイパパレは4戦4勝古馬混合の2勝クラスを3連勝で勝ち進んだ際は秋華賞に登録していましたが抽選漏れで出走叶わず。3勝クラスも余裕で勝ち上がっているので秋華賞に出走していれば相当人気になったと思われる素質馬。4戦とも上がりはメンバー中3位以内。

レイパパレの父はディープインパクト母シェルズレイは3勝馬もチューリップ賞とローズステークスで2着している馬。母の全弟にはNHKマイル2着、ダービー3着のブラックシェルがいます。またレイパパレの全兄はG2ホープフルステークス、G3CBC賞勝ちのシャイニングレイ

母系を見る限りマイラーであり、4連勝も距離は1600~1800m。今回初の2000m。母の父がクロフネなので一応こなせる範囲であり、決して得意な距離とは言えません。ただし今回はメンバーが少ない上、手薄。ポテンシャルの高さからも勝ち負けできる1頭です。

ジェネラーレウーノ

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk 
Ameriflora 
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
シャンハイロック ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
ニシノローズ Storm Cat
Barmistress

ジェネラーレウーノはこれまで10戦4勝3着2回3歳時に阪神と同じくゴール前に急坂があるG3京成杯、G2セントライト記念を勝ち、皐月賞でも3着しています。

ジェネラーレウーノの父は毎年コンスタントに活躍馬を出すスクリーンヒーロー。母シャンハイロックはロックオブジブラルタル産駒で地方の1勝馬。母系は地方競馬で勝ち上がるタイプが多いのが特徴。

ジェネラーレウーノは血統内にノーザンダンサーの5×5×5×5×5と、ダンジグの4×4の濃いクロスを持っているため底力が押し上げられた格好です。

前走8カ月の休み明けだったオールカマーでは優勝馬に1.2秒も離され7着。ここは仕切り直しの1戦。持続するスピードが持ち味の逃げ馬で、開幕週で芝の状態が良く直線が短い阪神内回りはジェネラーレウーノに有利。叩き2戦目で調子が良さそうなら買い。

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