2021年第71回G1安田記念予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年安田記念の注目馬を分析!

安田記念の特徴

G1安田記念は第3回東京開催2日目に行われる芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は3歳牡馬54kg、同牝馬52kg、4歳以上牡馬58kg、同牝馬56kg。国際競走に指定され外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は出走資格のある馬のみ登録できます。

JRA所属馬は当年のマイラーズカップ及び京王杯スプリングステークス優勝馬、および馬は登録された馬の内レーティング上位5位までに優先出走権が与えられます。

それ以外の馬は通算獲得本賞金+過去1年間の獲得賞金+過去2年間のG1・Jpn1の獲得賞金の総和の高い順に出走が可能です。

なお、安田記念の優勝馬には同年の米国ブリダーズカップ・マイルの終戦出走権、1~3着馬には仏国ジャックルマロワ賞への優先出走権が付与されます。

秋のマイルチャンピオンシップと共に春のマイル王を決めるレースとして定着しています。マイルは短距離馬も中距離馬も出走が可能なので非常に層が厚く、豪華なメンバーが揃う一戦です。

↓過去10年の安田記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2021年安田記念出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サリオス ハーツクライ 牡4 松山弘平 ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Lomitas 58kg シルクレーシング
2 2 ギベオン ディープインパクト  牡6 西村淳也 社台ファーム
藤原英昭(栗東) Ghostzapper 58kg 社台レースホース
3 3 ダイワキャグニー キングカメハメハ 牡7 石橋脩 社台ファーム
菊沢隆徳 (美浦) サンデーサイレンス 58kg 大城敬三
3 4 カラテ トゥザグローリー 牡5 菅原明良 中地康弘
高橋祥泰 (美浦) フレンチデピュティ 58kg 小田切光
4 5 グランアレグリア ディープインパクト 牝5 C.ルメール ノーザンファーム
藤沢和雄 (美浦) Tapit 56kg サンデーレーシング
4 6 ダノンプレミアム ディープインパクト 牡6 池添謙一 ケイアイファーム
中内田充 (栗東) Intikhab 58kg ダノックス
5 7 ラウダシオン リアルインパクト  牡4 M.デムーロ 白老ファーム
斉藤崇史(栗東) Songandaprayer 58kg シルクレーシング
5 8 インディチャンプ ステイゴールド 牡6 福永祐一 ノーザンファーム
音無秀孝(栗東) キングカメハメハ 58kg シルクレーシング
6 9 トーラスジェミニ  キングズベスト 牡5 戸崎圭太 川上牧場
長谷川浩 (栗東) マンハッタンカフェ 58kg 小桧山悟 (美浦)
6 10 カデナ ディープインパクト 牡7 武豊 グランド牧場
中竹和也 (栗東) フレンチデピュティ 58kg 前田幸治
7 11 ダノンキングリー ディープインパクト 牡5 川田将雅 ダノックス
萩原清(美浦) Storm Cat 58kg 三嶋牧場
7 12 ケイデンスコール ロードカナロア  牡5 岩田康誠 ノーザンファーム
安田隆行(栗東) ハーツクライ 58kg サンデーレーシング
8 13 シュネルマイスター Kingman 牡3 横山武史 Northern Farm
手塚貴久 (美浦) Soldier Hollow 54kg サンデーレーシング
8 14 カテドラル ハーツクライ 牡5 田辺裕信 ノーザンファーム
池添学 (栗東) ロックオブジブラルタル 58kg キャロットファーム

勝ち馬予想に役立つ!安田記念の注目馬分析

グランアレグリア

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
タピッツフライ Tapit Pulpit 
Tap Your Heels 
Flying Marlin Marlin 
Morning Dove 

グランアレグリアは昨年の安田記念の優勝馬。これまで12戦8勝2着1回3着着1回でG1を5勝前走ヴィクトリアマイルを圧勝し、古馬マイルG1完全制覇を達成。前走の勝ち時計1分31秒はコースレコードに0.5秒差と優秀です。

グランアレグリアの父はディープインパクト母タピットフライは米芝マイルG1・2勝を含む7勝馬。母の父は米国リーディングサイヤーのタピットという良血そのためマイル戦で驚異的なパフォーマンスは母系の底力と父のパフォーマンスの賜物。

出走有力メンバーは昨年全て負かしており、今年は5歳となり馬体はさらに充実。前走も持ったままで直線先頭に立ち、鞭一発で後続を突き放すなど強い一言。叩き3戦目でさらなる上昇も見込めます。負ける要素はほとんどなく、アクシデントが無い限り本命。

インディチャンプ

ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ  ディクタス
ダイナサッシュ
ウィルパワー キングカメハメハ Kingmanbo
マンファス
トキオリアリティー Meadowlake 
What a Reality 

インディチャンプは一昨年の安田記念の優勝馬で、昨年の安田記念も3着1番人気で2着だったアーモンドアイとは1/2馬身差昨年のマイラーズカップ優勝以来勝ち星から遠ざかっていますが、使う重賞は全て掲示板に載っています。前走初距離の高松宮記念でも0.1秒差3着と力の衰えは有りません。

インディチャンプの父はステイゴールド母ウィルパワーは短距離の4勝馬も、祖母に短距離からマイル戦でG1や重賞勝ち馬を多く送り出しているトキオリアリティーの血を持ち、インディチャンプの距離適性も母系から。また父は晩成血統なので6歳でも力の衰えはまだありません。

マイルG1で先着を許しているのはアーモンドアイとグランアレグリアだけ今年はアーモンドアイいないので相手はグランアレグリアただ1頭。ただし安田記念、マイルチャンピオンシップでグランアレグリアに楽に交わされているので格付けは終わっています。

切れ味勝負となった良馬場ならまず勝てませんが、ステイゴールド産駒が得意な重馬場ならディープインパクト産駒のグランアレグリアは苦手なので逆転も。対抗。

サリオス

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
サロミナ Lomitas Niniski 
La Colorada 
Saldentigerin  タイガーヒル 
Salde 

サリオスは2019年の朝日フューチュリティステークスの優勝馬で、昨年の皐月賞、ダービーでも2着昨年秋は三冠馬となったコントレイル、同クラブ所属のアーモンドアイとの直接対決を避けマイル路線に。毎日王冠を優勝し、マイルチャンピオンシップで5着に健闘。

サリオスの父はハーツクライ。母サロミナはドイツオークス馬で、祖母サルデは違う父からもドイツオークス馬のセリエンホルデを送り出している底力のある母系です。父、母共にクラッシックディスタンスの馬なので、サリオスも本来は2000~2400mが適鞍

マイルチャンピオンシップではメンバー中上り最速をマークしていますが、グランアレグリアとは0.4秒差、インディチャンプには0.2秒差を付けられています。また今回は斤量の恩恵が受けられません

ハーツクライ産駒なので直線の長い東京コースはプラスも、グランアレグリアとは2戦2敗前走得意な距離だった大阪杯でもグランアレグリアとは0.2秒差を付けられているので、現時点で逆転は難しいと考えられます。2,3着候補。

ラウダシオン

リアルインパクト ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
トキオリアリティー Meadowlake 
What a Reality 
アンティフォナ Songandaprayer Unbridled’s Song 
Alizea 
スナッチド Cat Thief 
Christmas Star 

ラウダシオンは昨年のNHKマイルカップの優勝馬。これまで12戦5勝2着2回3着2回で、前走京王杯スプリングカップを1番人気で優勝し、再び波に乗っています。

ラウダシオンの父はディープインパクト産駒で安田記念勝ちのあるリアルインパクト。母アンティフォナはダート短距離の1勝馬。5代先までクロスの無いアウトブリードです。母系にディープインパクト系と相性が良いストームキャットの血が入っているのが本馬の強み。

ラウダシオンの父は古馬になってから阪神カップを連覇している短めのマイラー。そのため前走は適距離。NHKマイルカップ勝ちがあるものの、馬体が完成しつつある現在だと1600m戦はやや長い可能性が。また先行脚質で、他馬の目標になる可能性があります。相手が強化される今回は見送り。

シュネルマイスター

Kingman Invincible Spirit Green Desert
Rafha
Zenda Zamindar
Hope
セリエンホルデ Soldier Hollow In the Wings
Island Race
Saldenehre Highest Honor
Salde

シュネルマイスターは今年のNHKマイルの優勝馬。これまで4戦3勝2着1回で、2着は2000mの弥生賞。マイル戦は3戦3勝のパーフェクト前走の勝ち時計は過去10年のNHKマイルカップの中で最も早く、昨年の安田記念の勝ち時計と同タイム

シュネルマイスターの父は欧州芝マイルG1を4連勝したキングマン。母セリエンホルデはドイツオークスの優勝馬という良血。血統内にクリスの4×5、ノーザンダンサーの5×5のクロスを持っています。

母系にスタミナを強化するサドラーズウェルズの血が入り、前走時計勝負の持久力比べになり浮上。早い時計に対応できたのはプラス。また3歳馬なので前走より3kg軽い54kgで出走でき、額面通りなら1分31秒で走破できる計算。これはグランアレグリアのヴィクトリアマイルでの勝ち時計と同じ

他馬より実績は劣るものの、外国産馬なので早熟傾向に現時点の完成度では古馬とそん色ない可能性。グランアレグリアとインディチャンプとの比較ではどうかも、サリオスには逆転できる可能性が。3着候補。

ダノンプレミアム

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
インディアナギャル Intikhab Red Ransom 
Crafty Example 
Genial Jenny デインヒル 
Joma Kaanem 

ダノンプレミアムは2017年の朝日フューチュリティステークスの優勝馬。これまで14戦6勝2着2回3着1回で、マイル~2000mを中心に重賞5勝2019年の天皇賞秋、マイルチャンピオンシップで2着昨年の天皇賞秋と香港カップで4着しています。

ダノンプレミアムの父はディープインパクト。母インディアナギャルは海外で6勝。母の父インティカブは重賞を2勝しただけですが、父としてエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーを輩出。また母系には時計勝負に強いデインヒルの血が入っています。

ただし天皇賞秋では好走するものの、安田記念は2年連続参戦で共に2桁着順と縁がありません。母系に時計勝負に強いデインヒルが入っていますが、マイル戦では1分32秒5の壁を破っていないので本当の時計勝負になった時は不利。良くて3着まで。

ダノンキングリー

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
マイグッドネス Storm Cat Storm Bird
Terlingua 
Caressing Honour and Glory
Lovin Touch 

ダノンキングリーは共同通信杯、毎日王冠、中山記念と1800m重賞を3勝。これまで15戦5勝2着1回3着2回で、皐月賞で3着、ダービーでも2着。昨年の大阪杯では1番に気にも優勝馬ラッキーライラックに0.1秒差3着に敗れるなど、G1に今一歩届かない馬

ダノンキングリーの父はディープインパクト。母マイグッドネスは米国産の1勝馬。ダノンキングリーの半兄にマッチョウノ産駒でJpn1JCBスプリントをはじめダート重賞9勝を挙げたダノンレジェンドがいるように母系は活力があります。

母の父にディープインパクトとニックスのストームキャットの血があり、本馬のポテンシャルを押し上げる格好。ただし、マイルG1はマイルチャンピオンシップで5着、昨年の安田記念で7着と現在ではマイル戦は距離不足の印象。また昨年の天皇賞秋から使っておらず、レース勘の戻りも疑問符。

今回は見送り。

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