2022年オークスの注目馬を分析!
オークスの特徴
GⅠオークスは第2回東京開催10日目に行われる3歳牝馬限定芝2400mの馬齢定量戦です。正式名は優駿牝馬。牝馬クラシック3冠レースの一つであり、牡馬のダービー(日本優駿)と並び最も権威あるレースで優勝馬は「樫の女王」と称えられます。負担重量は55kg。
オークスの出走条件は①花賞5着以内②フローラステークス2着以内③スイートピーステークス1着馬に優先出走権が与えられ、それ以外は獲得本賞金の高い順位に出走が可能。残りは抽選になります。
また国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は上記出走条件の①~③に該当する馬が出走可能です。
なおオークスの1~3着馬にはその年の秋にフランスで行われる牝馬限定芝2400mのG1ヴェルメイユ賞への優先出走権が与えられます。
牡馬クラッシクの皐月賞が2000m、ダービーが2400mで距離延長が400mに対し、桜花賞が1600m、オークスは2400mと距離が一気に800mも延長します。多くが桜花賞からの参戦ですが、距離適性では他の路線組も台頭しやすく馬券の検討が難しいレースです。
2022年オークス出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | ウォーターナビレラ | シルバーステート | 牝3 | 武豊 | 伏木田牧場 |
| 武幸四郎 (栗東) | キングヘイロー | 55kg | 山岡正人 | |||
| 1 | 2 | スタニングローズ | キングカメハメハ | 牝3 | D.レーン | ノーザンファーム |
| 高野友和 (栗東) | クロフネ | 55kg | サンデーレーシング | |||
| 2 | 3 | アートハウス | スクリーンヒーロー | 牝3 | 川田将雅 | 三嶋牧場 |
| 中内田充 (栗東) | ヴィクトワールピサ | 55kg | H.H.シェイク・ファハド | |||
| 2 | 4 | ルージュエヴァイユ | ジャスタウェイ | 牝3 | 池添謙一 | 社台ファーム |
| 黒岩陽一 (美浦) | Frankel | 55kg | 東京ホースレーシング | |||
| 3 | 5 | サウンドビバーチェ | ドゥラメンテ | 牝3 | 石橋脩 | 三嶋牧場 |
| 高柳大輔 (栗東) | Johan Cruyff | 55kg | 増田雄一 | |||
| 3 | 6 | サークルオブライフ | エピファネイア | 牝3 | M.デムーロ | 千代田牧場 |
| 国枝栄 (美浦) | アドマイヤジャパン | 55kg | 飯田正剛 | |||
| 4 | 7 | ホウオウバニラ | ドゥラメンテ | 牝3 | 横山典弘 | ノーザンファーム |
| 安田翔伍 (栗東) | Acatenango | 55kg | 小笹芳央 | |||
| 4 | 8 | ナミュール | ハービンジャー | 牝3 | 横山武史 | ノーザンファーム |
| 高野友和 (栗東) | ダイワメジャー | 55kg | キャロットファーム | |||
| 5 | 9 | エリカヴィータ | キングカメハメハ | 牝3 | 福永祐一 | ノーザンファーム |
| 国枝栄 (美浦) | フジキセキ | 55kg | 三木正浩 | |||
| 5 | 10 | ラブパイロー | パイロ | 牝3 | 野中悠太郎 | トラストスリーファーム |
| 大和田成 (美浦) | アドマイヤマックス | 55kg | 増田陽一 | |||
| 6 | 11 | ベルクレスタ | ドゥラメンテ | 牝3 | 吉田隼人 | ノーザンファーム |
| 須貝尚介 (栗東) | Numerous | 55kg | サンデーレーシング | |||
| 6 | 12 | ライラック | オルフェーヴル | 牝3 | 横山和生 | 杵臼牧場 |
| 相沢郁 (美浦) | キングカメハメハ | 55kg | 芹澤精一 | |||
| 7 | 13 | パーソナルハイ | ディープインパクト | 牝3 | 吉田豊 | 追分ファーム |
| 矢作芳人 (栗東) | City Zip | 55kg | G1レーシング | |||
| 7 | 14 | シーグラス | ゴールドシップ | 牝3 | 松岡正海 | ビッグレッドファーム |
| 武藤善則 (美浦) | マイネルラヴ | 55kg | TC・ラフィアン | |||
| 7 | 15 | ピンハイ | ミッキーアイル | 牝3 | 高倉稜 | ヒダカファーム |
| 田中克典 (栗東) | ジャングルポケット | 55kg | 北畑忍 | |||
| 8 | 16 | プレサージュリフト | ハービンジャー | 牝3 | 戸崎圭太 | ノーザンファーム |
| 木村哲也 (美浦) | ディープインパクト | 55kg | サンデーレーシング | |||
| 8 | 17 | ニシノラブウインク | エピファネイア | 牝3 | 三浦皇成 | 村上欽哉 |
| 小手川準 (美浦) | アグネスタキオン | 55kg | 西山茂行 | |||
| 8 | 18 | スターズオンアース | ドゥラメンテ | 牝3 | C.ルメール | 社台ファーム |
| 高柳瑞樹 (美浦) | Smart Strike | 55kg | 社台レースホース |
勝ち馬予想に役立つ!オークスの注目馬分析
スターズオンアース
| ドゥラメンテ | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| アドマイヤグルーヴ | サンデーサイレンス | |
| エアグルーヴ | ||
| サザンスターズ | Smart Strike | Mr. Prospector |
| Classy’n Smart | ||
| スタセリタ | Monsun | |
| Soignee |
サークルオブライフ
スターズオンアースは桜花賞の優勝馬。フェアリーステークス、クリーンカップでも2着し、これまで5戦2勝2着3回3着1回と掲示板を外したことはありません。
スターズオンアースの父は牡馬クラシック2冠のドゥラメンテ。英国産の母サザンスターズは海外1勝馬。祖母は米国エクリプス最優秀牝馬でGⅠ6勝のスタセリア、母の半妹でフランケル産駒のソウルスターリングが阪神ジュベナイルフィリーズ・オークスを制しています。
父ドゥラメンテはキングカメハメハ策も菊花賞・天皇賞春を制したタイトルホルダーを輩出しており、血統的にも距離は伸びた方が良いタイプ。桜花賞で7番人気も重賞で接戦の2着2回なので評価が低すぎたか。東京は3戦しコースは他馬よりアドバンテージあり。勝ち負け。
| エピファネイア | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオ | スペシャルウィーク | |
| キロフプリミエール | ||
| シーブリーズライフ | アドマイヤジャパン | サンデーサイレンス |
| ビワハイジ | ||
| プレシャスライフ | タイキシャトル | |
| スターマイライフ |
サークルオブライフは阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬。アルテミスステークス勝ちもあり、これまで6戦3勝3着2回。桜花賞では2番人気で、メンバー中上がり最速33秒3の脚を繰り出すも、追い込み届かず0.1秒差4着に敗れています。
サークルオブライフの父はエピファネイア。アドマイヤジャパン産駒の母シーズブリーズライフは芝短距離の3勝馬。近親に活躍馬はいませんが、祖母の系統からビリーブやサウンドバリアー、ジャンダルムなどマイルまでで活躍した馬が出ています。
血統内にサンデーサイレンスの4×3、ヘイローの5×4×5、ヘイルトゥリーズンの5×5を持ち、父系、母系共にヘイルトゥリーズン系の血が濃い血統。
父は菊花賞・ジャパンカップ勝ちがあるエピファネイアも、母系はマイラー。能力が高いので距離をこなす可能性はありますが、距離延長は必ずしもプラスではありません。抑えまで。
ウォーターナビエラ
| シルバーステート | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| シルヴァースカヤ | Silver Hawk | |
| Boubskaia | ||
| シャイニングサヤカ | キングヘイロー | ダンシングブレーヴ |
| グッバイヘイロー | ||
| シンセイアカリ | マヤノトップガン | |
| ピンクノワンピース |
ウォーターナビエラは昨年のファンタジーステークスの優勝馬。阪神ジュベナイルフィリーズで3着馬、桜花賞ではタイム差無しで2着の実績。これまで6戦3勝2着1回3着1回で掲示板を外したことはありません。
ウォーターナビレラの父はディープインパクト産駒で基礎能力の高さから種牡馬入りしたシルバーステート。キングヘイロー産駒の母シャイニングサヤカは地方の3勝馬。母の半弟に地方G3勝ちノメイショウムネノリがおり、母系も地方で勝利を重ねています。
桜花賞で終始2番手で粘り込みを図るも、スターズオンアースの末脚に屈してハナ差2着。3着のナムラクレアには半馬身差を付けているので負けて強しの内容。レースは上手です。
ただし、前走-14kgと新馬戦以来の馬体で出走という究極の仕上げ。前々走が阪神ジュベナイルフィリーズから+8kgと余裕残しがあったとはいえ、反動が気になります。
また母系はマイラー。父シルバーステートも血統的には中距離馬で、血統的には2000mまでの馬。2400mは決してプラスとは言えません。レース巧者振りから抑えで。
ナミュール
| ハービンジャー | Dansili | デインヒル |
| Hasili | ||
| Penang Pearl | Bering | |
| Guapa | ||
| サンブルエミューズ | ダイワメジャー | サンデーサイレンス |
| スカーレットブーケ | ||
| ヴィートマルシェ | フレンチデピュティ | |
| キョウエイマーチ |
ナミュールはチューリップ賞の勝馬。これまで5戦3勝。阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞で共に1番人気に推されていますが、4着、10着と馬券外に沈んでいます。
ナミュールの父はハービンジャー。ダイワメジャー産駒のサンブルエミューズは短距離の3勝馬。祖母は桜花賞馬のキョウエイマーチで、母の半妹でオルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌが米国ブリダーズカップディクタス他地方重賞を4勝しています。
父は中長距離馬のハービンジャーとはいえ、5戦連続マイル戦、末脚は5戦連続33秒台と距離適性や脚質はダイワメジャー、ダンシングブレーヴの血を持つ母系から。あくまでマイル戦での末脚なので、2400mのオークスでは息切れする可能性が大。今回は見送り。
エリカヴィータ
| キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
| Miesque | ||
| マンファス | ラストタイクーン | |
| Pilot Bird | ||
| マルシアーノ | フジキセキ | サンデーサイレンス |
| ミルレーサー | ||
| ケルトシャーン | Pleasant Colony | |
| Featherhill |
エリカヴィータはフローラステークスの優勝馬で、これまで3戦2勝。2走前のフェアリーステークスで2番人気に推されましたが、不利があり10着敗退。それが影響してフローラステークスでは5番人気でしたが、素質通りに巻き返した格好です。
エリカヴィータの父はキングカメハメハ。フジキセキ産駒のマルシアーノはダートマイル戦を3勝。母の全兄は高松宮記念2勝他、短距離全12勝のキンシャサノキセキ。また一族には海外GⅠ馬が多数並ぶ良血です。
キンシャサノキセキの血とキングカメハメハが持つキングマンボの血の愛称は良く、過去に2頭の重賞勝ち馬を輩出。前走で距離延長を克服したことから血の影響力はキングカメハメハから。更なる距離延長はプラスとは言えないものの、こなす能力はあります。抑えで
アートハウス
| スクリーンヒーロー | グラスワンダー | Silver Hawk |
| Ameriflora | ||
| ランニングヒロイン | サンデーサイレンス | |
| ダイナアクトレス | ||
| パールコード | ヴィクトワールピサ | ネオユニヴァース |
| ホワイトウォーターアフェア | ||
| マジックコード | Lost Code | |
| Beautiful Pet |
アートハウスはオークスと関連が深いリステッドクラスの忘れな草賞の優勝馬。これまで3戦2勝。3戦共阪神芝2000m戦で、レースを使うごとに時計を詰めています。
アートハウスの父はスクリーンヒーロー。ヴィクトワールピサ産駒の母パールコードは秋華賞とフローラステークスで2着のある2勝馬。母の半姉のシークレットコードは阪神ジュベナイルフィリーズ2着と、GⅠ一歩届かない母系。血統内にサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。
スクリーンヒーロー産駒は一昨年にウインマリリンがデアリングタクトの2着。また忘れな草賞を1番人気で優勝した馬は過去10年で2勝を挙げています。母の父もヴィクトワールピサなので距離延長はプラス。東京は初も、捨てる要素は無く、勝ち負け。





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