2023年第74回GⅢチャレンジカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2023年チャレンジカップの注目馬を分析!

チャレンジカップの特徴

GⅢチャレンジカップは第5回阪神開催初日に行われる3歳以上芝2000mの別定戦です。負担重量は3歳牡56kg、同牝馬54kg(同レースが11月に施行される場合は各1kg現)、5歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。1年以内の重賞勝利実績で負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

2kg増・・・1年以内のGⅠ勝利馬。

1kg増1年以内のGⅡ及牝馬限定GⅠ勝利馬。(いずれも2歳限定GⅠは除く)。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走に指定され認定馬のみ2頭まで登録できます。

過去に何度か開催時期と距離が変更になっており2012年から16年は距離1800mで、2017年より現在と同じ年末に2000mで行われています。

↓過去10年のチャレンジカップ入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2023年チャレンジカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ウインマイティー ゴールドシップ 牝6 和田竜二 コスモヴューファーム
五十嵐忠 (栗東) カコイシーズ 55kg ウイン
2 2 イズジョーノキセ エピファネイア 牝5 岩田康誠 沖田哲夫
中内田充 (栗東) キングカメハメハ 55kg 泉一郎
3 3 リカンカブール シルバーステート 牡4 藤岡康太 辻牧場
田中克典 (栗東) Zoffany 57kg ラ・メール
4 4 ボッケリーニ  キングカメハメハ 牡7 J.モレイラ ノーザンファーム
池江泰寿 (栗東) ダンスインザダーク 57kg 金子真人H
4 5 ベラジオオペラ ロードカナロア 牡3 横山和生 社台ファーム
上村洋行 (栗東) ハービンジャー 57kg 林田祥来
5 6 ガイアフォース キタサンブラック 牡4 西村淳也 追分ファーム
杉山晴紀 (栗東) クロフネ 57kg KRジャパン
5 7 アドマイヤビルゴ ディープインパクト 牡6 H.ドイル ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Elusive City 57kg 近藤旬子
6 8 エピファニー エピファネイア 牡4 C.ルメール ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 57kg シルクレーシング
6 9 フェーングロッテン ブラックタイド 牡4 B.ムルザバエフ ノーザンファーム
宮本博 (栗東) キングヘイロー 57kg サンデーレーシング
7 10 フリームファクシ ルーラーシップ 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
須貝尚介 (栗東) スペシャルウィーク 56kg 金子真人H
7 11 エヒト ルーラーシップ 牡5 松山弘平 白井牧場
森秀行 (栗東) ディープインパクト 57kg 平井裕
8 12 マテンロウレオ ハーツクライ 牡4 横山典弘 野毛牧場
昆貢 (栗東) ブライアンズタイム 57kg 寺田千代乃
8 13 テーオーシリウス ジャスタウェイ 牡5 斎藤新 ヤナガワ牧場
奥村豊(栗東) シンボリクリスエス 57kg 小笹公也

勝ち馬予想に役立つ!チャレンジカップの注目馬分析

ガイアフォース

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
ナターレ クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー 
ロージーチャーム ダンスインザダーク
クリスマスローズ

ガイアフォースは昨年のセントライト記念の優勝馬。これまで11戦3勝2着3回。セントライト記念後は重賞路線を歩み、1番人気に推された菊花賞こそ8着でしたが、それ以外の5戦は全て掲示板を確保。今年のマイラーズCで2着し、安田記念4着、前走天皇賞秋でも5着に好走。

ガイアフォースの父は菊花賞馬で中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。クロフネ産駒の母ナターレは地方のマイル路線で9勝。血統内にノーザンダンサーの5×5×4のクロスを持ちます。

母母の父はステイヤーを多く出す菊花賞馬のダンスインザダーク。母は地方時代にダート2100m重賞を優勝し、母系はスタミナがありますが、安田記念、世界レコード決着の今年の天皇賞秋で好走していることからも、血の影響は母の父のクロフネか。

一級線が揃った天皇賞秋に比べれば、今回はメンバーが手薄。血統的にも適距離の2000mで、斤量も前走に比べ1kg軽くなります天皇賞秋激走の反動が気になりますが、体調が良ければ勝ち負け。

ポッケリーニ

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector 
Miesque 
マンファス ラストタイクーン 
Pilot Bird 
ポップコーンジャズ ダンスインザダーク サンデーサイレンス
ダンシングキィ
グレイスルーマー トニービン
ディスクジョッキー

ポッケリーニは2020年の中日新聞杯、昨年の目黒記念、今年の鳴尾記念と重賞3勝。これまで27戦7勝2着9回3着2回。重賞は15戦して3勝2着5回3着1回で、2000~2500m戦で安定した成績を残し、前走の京都大賞典でもタイム差無しの2着

ポッケリーニの父はキングカメハメハ。母ポップコーンジャズはダンスインザダーク産駒の1勝馬。ポッケリーニの全兄は宝塚記念と天皇賞秋を勝ち、JRA最優秀4歳以上牡馬に輝いたラブリーディ。

年鳴尾記念で優勝した鳴尾記念を同じ舞台で、今回は叩き2戦目。重賞3勝の実績があるにも関わらず、重賞の格の勝利実績による別別定戦で他馬と同じ57kgで出走できるのは有利です。

ただし、近走で馬券になっているのは2400~2500m。年齢を重ねてやや切れ味が鈍っていると考えられ、上り勝負になった時には切れ味のある馬に交わされる可能性があります。抑えまで。

ベラジオオペラ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
エアルーティーン ハービンジャー Dansili
Penang Pearl 
エアマグダラ サンデーサイレンス
エアデジャヴー

ペラジオオペラは新馬戦からスプリングSまで3連勝皐月賞では10着でしたが、ダービーでは2強のタラスティエーラ、ソールオリエンスとタイム差無し4着。ただし、夏バテで菊花賞路線は回避チャレンジカップが秋初戦です。

ベラジオオペラの父はロードカナロア。ハービンジャー産駒の母エアルーティンは芝中距離の1勝馬。母の半兄でシンボリクリスエス産駒のエアアンセムが函館記念勝ち。一族は中距離馬が多数。父は短距離志向のロードカナロアも、母系は中距離志向で距離適性は母系から。

ダービーではメンバー中上り最速。もともと中距離までの血統構成なので菊花賞へ向かわなかったのはある意味正解か。今回は6か月の休み明け。また年内にGⅡ勝ちがあるため、3歳馬でも56kgを背負います。能力的に同世代上位も、他馬に比べれば不利な条件が多く抑えまで。

フリームファクシ

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
ライツェント スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ソニンク Machiavellian
Sonic Lady

フリームファクシは今年のきさらぎ賞の優勝馬。これまで6戦3勝2着1回皐月賞では4番人気も、優勝馬から1.4離され9着惨敗。続くダービーでも0.5秒差10着に敗れています。

フリームファクシの父はルーラーシップ。スペシャルウィーク産駒の母ライツェントは未勝利馬。フリームファクシの半姉でハービンジャー産駒のディアドラが秋華賞他重賞5勝計7勝。祖母の系統からダービー馬ロジユニヴァース、安田記念馬ソングラインなど活躍馬多数。

3勝は全て芝2000mで、阪神芝2000mは未勝利戦で経験済み。また菊花賞路線は歩まず、今回が秋初戦。休養が長いため、恐らく馬体が大きく成長していると考えられます。

ただしルーラーシップ産駒らしく気性面が敏感で、皐月賞、ダービーと途中でレースを諦めてしまっているため、血統的に中長距離タイプも気持ちが集中できず距離が持たない印象。夏を越して気性面で成長しているかがカギ。能力はありますが、抑えまで。

フェーングロッテン

ブラックタイド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
ピクシーホロウ キングヘイロー ダンシングブレーヴ
グッバイヘイロー
ラインレジーナ サクラバクシンオー
シンコウエンジェル

フェーングロッテンは昨年のラジオNIKKEI賞の優勝馬。これまで15戦3勝2着3回3着4回ラジオNIKKEI賞以降勝ち星はありませんが、芝2000mGⅡ、GⅢを5戦0勝2着2回3着2回。ただし前2走の七夕賞、毎日王冠では優勝馬から1秒以上離され惨敗しています。

フェーングロッテンの父はディープインパクトの全兄ブラックタイド。キングヘイロー産駒の母ピクシーホロウは芝マイルの3勝馬。フェーングロッテンの半兄でモーリス産駒のピクシーナイトはスプリンターズSを優勝。フェーングロッテンはヘイローの3×4、リファールの4×4の濃いクロスを持ちます。

今年の鳴尾記念で0.1秒差3着なので、距離・コース適性とも適鞍。ただし、逃げで良績を納めてきましたが七夕賞、毎日王冠共に行き脚が付かず本来の競馬が出来ていません。2歳の新馬戦から休みなく使われ、今年は金杯から重賞5戦を消化していたため馬がやる気を失くしていたか。

当日馬が気合を見せていれば能力的に勝ち負け。

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