2024年第73回GⅡスプリングステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年スプリングステークスの注目馬を分析!

スプリングステークスの特徴

GⅡスプリングステークスは第2回中山開催8日目に行われる3歳限定芝1800mの馬齢定量戦です。負担重量は牡・騙馬57kg、牝馬55kg。スプリングステークスは皐月賞へのトライアルレースに指定され、3着までに入った馬に同レースへの優先出走権が与えられます。

スプリングステークスは国際競走にも指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬には皐月賞へのステップレースになっており、地方所属馬は皐月賞候補馬2頭まで、JRA2歳G1及び3歳重量勝利馬にスプリングステークスへの優先出走権が与えられます。

過去10年で見ると弥生賞より皐月賞や後のGⅠと関連性が高く、ここ10年でキタサンブラック、ウインブライト、ステルヴィオの3頭が後にGⅠを優勝しているので勝ち馬は追いかけて損はないレースです。

↓過去10年のスプリングステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2024年スプリングステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ジュンゴールド エピファネイア 牡3 坂井瑠星 ノーザンファーム
友道康夫(栗東) ゼンノロブロイ 57kg 河合純二
2 2 ルカランフィースト イスラボニータ 牡3 横山武史 社台ファーム
鹿戸雄一(美浦) マンハッタンカフェ 57kg 社台レースホース
3 3 ウォーターリヒト ドレフォン 牡3 幸英明 伏木田牧場
河内洋(栗東) ヴィクトワールピサ 57kg 山岡正人
4 4 シックスペンス キズナ 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
国枝栄(美浦) Twirling Candy 57kg キャロットファーム
5 5 チャンネルトンネル グレーターロンドン 牡3 松岡正海 大栄牧場
堀内岳志(美浦) Henrythenavigator 57kg 窪田芳郎
6 6 ペッレグリーニ レイデオロ 牡3 岩田康誠 ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) ネオユニヴァース 57kg 吉田勝己
7 7 アレグロブリランテ ディープブリランテ 牡3 横山和生 ノーザンファーム
上原佑紀(美浦) フレンチデピュティ 57kg サンデーレーシング
7 8 ログラール モーリス 牡3 北村友一 ノーザンファーム
松永幹夫(栗東) キングカメハメハ 57kg キャロットファーム
8 9 コスモブッドレア ゴールドシップ 牡3 石川裕紀人 ビッグレッドファーム
小野次郎(美浦) ソングオブウインド 57kg ビッグレッドファーム
8 10 スティンガーグラス キズナ 牡3 戸崎圭太 ノーザンファーム
木村哲也(美浦) Not For Sale 57kg エムズレーシング

勝ち馬予想に役立つ!スプリングステークスの注目馬分析

シックスペンス

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
フィンレイズラッキーチャーム Twirling Candy Candy Ride
House of Danzing
Day of Victory Victory Gallop
Gather the Day

シックスペンスは2戦2勝。新馬戦、1勝クラスとも中山芝1600m戦。前走は2番人気で勝ち時計は1分35秒5、2番手で先行し、上りはメンバー中2番目の34秒9、2着に0.2秒差を付けています。

シックスペンスの父はキズナ米国産の母フィンレイズラッキーチャーム米ダート短距離GⅠ馬で重賞5勝、全11勝を挙げた活躍馬。また近親に米国GⅠ馬が2頭もいる良血。

キズナはマイラーから長距離馬まで様々なタイプを出しますが、母系はマイルのパワータイプなのでベストはマイル戦。200m距離延長は許容範囲も早い展開では息切れする可能性も。抑えまで。

ウォーターリヒト

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
ウォーターピオニー ヴィクトワールピサ ネオユニヴァース
ホワイトウォーターアフェア
マチカネハヤテ サクラバクシンオー
ベルセゾン

ウォーターリヒトはこれまで6戦1勝2着2回3着3回2走前のシンザン記念で17番人気も3着に入り、前走きさらぎ賞でも10番人気で2着を確保。優勝馬ビザンチンドリームとはハナ差で、5戦連続メンバー中3番目以内の上りを使っています。

ウォーターリヒトの父は米ダート短距離GⅠ2勝のドレフォン。ヴィクトワールピサ産駒の母ウォーターオピオニーはダート短距離の3勝馬。母の全妹のレッドアネモスがクイーンSを優勝し全4勝を挙げています。

父、母共に短距離馬も、母の父は中長距離馬のヴィクトワールピサなので、距離が持っているのはこちらの隔世遺伝か。ただし、阪神芝2000m未勝利戦以外は全て平坦の京都コース。走破距離に比べスタミナとパワーが必要な中山芝1800では距離が持たない可能背が大。見送り。

メイショウタバル

ゴールドシップ ステイゴールド サンデーサイレンス 
ゴールデンサッシュ 
ポイントフラッグ メジロマックイーン 
パストラリズム 
メイショウツバクロ フレンチデピュティ  Deputy Minister 
Mitterand 
ダンシングハピネス ダンスインザダーク
メイショウサチカゼ

メイショウタバルはこれまで4戦2勝。3戦目の阪神芝2000m未勝利戦で勝ち上がり、前走京都芝1800m1勝クラスを連勝しての参戦です。

メイショウタバルの父はゴールドシップ。フレンチデピュティ産駒の母メイショウバクロは中央1勝・地方1勝。母の半兄でグラスワンダー産駒のメイショウカンパクが京都大賞典勝ち他6勝を挙げています。

前走で掛かるそぶりを見せながら押し切ったのは力ある証拠。ただしステイゴールド系特有の気性難が出始めている可能性があるため、全面的な信頼が置けないのがネック。抑えまで。

スティンガーグラス

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ライフフォーセール Not For Sale  Parade Marshal 
Love for Sale 
Doubt Fire  Ski Champ 
My Little Life 

スティンガーグラスは1月中山芝2000m新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計は2分2秒1と遅いものの、上りはメンバー中最速の35秒3でまとめ、2着に0.1秒差を付けています。

スティンガーグラスの父はキズナアルゼンチン産の母ライフフォーセールは同国GⅠ2勝他重賞6勝、全8勝を挙げた活躍馬。スティンガーグラスの半姉でディープインパクト産駒のダノンファンタジーが阪神ジュベナイルフィリーズ他重賞6勝、全7勝を挙げています。

父がキズナなので、姉に比べればパワータイプで血統的には重賞級前走は逃げ馬が4着に粘るスローペースを折り合っています。ただし、過去10年で1勝クラスを経験していない馬は3着1頭が最高とデータ的に厳しいか。抑えまで。

ジュンゴールド

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ジュントップヒトミ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
リアルナンバー Rainbow Corner
Numeraria

ジュンゴールドはこれまで3戦2勝。2連勝で臨んだ前走京成杯では1番人気も、結果は優勝馬から1.4秒も離され12着敗退。

ジュンゴールドの父はエピファネイア。ゼンノロブロイ産駒の母ジュントップヒトミは地方で1勝。祖母リアルナンバーはアルゼンチンのGⅠ馬で、母系から短距離重賞2勝のウリウリ、ダービー馬のマカヒキが出ています。

ジュンゴールドは血統内にサンデーサイレンスの4×3、ヘイローの5×4×5の濃いクロスを持ちます。母系は2000mより短い距離で活躍。そのため父がエピファネイアでも、距離短縮はプラス。

前走は勝ち馬をマークするポジション取りも、道中力んで走ってしまいしまいはバタバタ。今回は気性面で成長がうかがえるかがカギ。当日落ち着いているようなら勝ち負け。

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