2024年第62回GⅡアルゼンチン共和国杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年アルゼンチン共和国杯の注目馬を分析!

アルゼンチン共和国杯の特徴

GⅡアルゼンチン共和国杯は第5回東京開催2日目に行われる3歳以上芝2500mのハンデキャップ戦です。国際競争に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走できます。

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2024年アルゼンチン共和国杯出走登録馬一覧表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ミクソロジー オルフェーヴル 牡5 三浦皇成 タバタファーム
辻野泰之 (栗東) アフリート 58kg 江馬由将
1 2 メイショウブレゲ ゴールドシップ 牡5 酒井学 三嶋牧場
本田優(栗東) パイロ 56kg 松本好雄
2 3 ハヤヤッコ キングカメハメハ 牡8 吉田豊 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) クロフネ 58.5kg 金子真人H
2 4 クロミナンス ロードカナロア 牡7 戸崎圭太 白老ファーム
尾関知人(美浦) マンハッタンカフェ 58kg サンデーレーシング
3 5 フォワードアゲン ローズキングダム 騙7 内田博幸 信田牧場
中野栄治 (美浦) グラスワンダー 54kg 浅川皓司
3 6 マイネルメモリー ゴールドシップ 牡4 A.シュタルケ ビッグレッドファーム
宮徹 (栗東) スターオブコジーン 55kg TC・ラフィアン
4 7 フォワードアゲン ローズキングダム 騙7 小崎綾也 信田牧場
中野栄治 (美浦) グラスワンダー 54kg 浅川皓司
4 8 ラーグルフ モーリス 牡5 丸田恭介 スマイルファーム
宗像義忠 (美浦) ファルブラヴ 58kg 村木隆
5 9 タイセイフェリーク ミッキーロケット 牝4 大野拓弥 ノーザンファーム
田中克典(栗東) ディープインパクト 52kg 田中成奉
5 10 マイネルウィルトス スクリーンヒーロー 牡8 石川裕紀人 ビッグレッドファーム
宮徹 (栗東) ロージズインメイ 57.5kg TC・ラフィアン
6 11 アドマイヤハレー モーリス 牡6 田辺裕信 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 55kg 近藤旬子
6 12 ジャンカズマ ハービンジャー 牡6 木幡巧也 ノーザンファーム
小栗実(栗東) アドマイヤベガ 54kg 雅苑興業
7 13 サヴォーナ キズナ 牡4 池添謙一 高昭牧場
中竹和也 (栗東) スニッツェル 57.5kg 加藤誠
7 14 セレシオン ハーツクライ 牡5 荻野極 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Candy Stripes 56kg キャロットファーム
8 15 アドマイヤビルゴ ディープインパクト 牡7 北村宏司 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Elusive City 57kg 近藤旬子
8 16 ショウナンバシット シルバーステート 牡4 佐々木大輔 ノーザンファーム
須貝尚介 (栗東) Medaglia d’Oro 58kg 国本哲秀

勝ち馬予想に役立つ!アルゼンチン共和国杯の注目馬分析

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
イリュミナンス マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
スキッフル トニービン
ザスキート

クロミナンスはこれまで13戦4勝2着2回3着2回重賞勝ちはあませんが、今年はGⅡばかりを使いAJCC3着、日経賞2着、前走目黒記念で3着と全て馬券。

クロミナンスの父はロードカナロア。マンハッタンカフェ産駒のイリュミナンスは芝マイルノ4勝馬で、マーメイドSで3着の実績。母の半兄でデュランダル産駒のフラガラッハは中京記念を連覇し全8勝と活躍。母系は基本的にマイラー。

父はロードカナロアも、距離適性は母系からでマンハッタンカフェやトニービンなどスタミナ系の血が並びます。今回は目黒記念以来の出走。昨年は5ヵ月休養明けで3勝クラスを勝ち抜いたのでポン駆けは利くタイプ。

重賞勝ちは無いものの3戦連続GⅡで馬券内なので、ハンデは前走に比べ+0.5kgの58kg。前走で0.3秒差を付けているマイネルウィルトスが斤量変わらずなので、計算上は逆転されません。特段マイナス要素も無く、勝ち負け。

サヴォーナ

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
テイケイラピッド スニッツェル Redoute’s Choice 
Snippets’ Lass
ラプーマ Lord at War
Raise a Holme

セレシオン

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
クルソラ Candy Stripes Blushing Groom
バブルカンパニー
Calorica Ahmad
Canchera

サヴォーナはこれまで16戦3勝2着4回3着1回重賞は昨年の神戸新聞杯と今年に日経新春杯で2着前走オールカマーでは3番人気で、優勝馬レーベンスティールから0.2秒差4着と、重賞では常に上位争いをしています。

サヴォーナの父はキズナ。スニッツェル産駒の母テイケイラビッドはダート短距離の1勝馬。一族にこれといった活躍馬はいません。

3000mの長距離も走りますが、馬券内は2400m前後の中長距離前走のオールカマーでも若干距離が足りない印象。今回は適距離の2500m戦。長くいい脚が持ち味なのでゴール前直線が長い東京は合っています。

ただし、今回のハンデは前走より+0.5kgの57.5kg。530kg近い巨漢馬なので斤量負けするとは思えないものの、馬券内は56kgまで。前走57kgで先行した人気薄の2頭を抜かせなかったあたり、若干斤量に敏感なタイプか。抑えまで。

ミクソロジー

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート 
スターエンジェル アフリート Mr. Prospector
Polite Lady
コマーズ Danzig
ミドルマーチ

ミクソロジーは2023年のダイヤモンドSの優勝馬これまで11戦5勝2着1回3着1回4連勝で掴んだダイヤモンドS後は1年半も休養。久々の前走オールカマーでは5番人気も11着に敗れています。

ミクソロジーの父はオルフェーヴル。アフリート産駒の母スターエンジェルは地方短距離の3勝馬。母の半兄はJCBスプリントはじめダート重賞6勝、全14勝を挙げたスターリングローズ、全姉はGⅡ2勝のゴールデンジャック。

また近親に武蔵野S勝ちのナムラタイタン、芝重賞3勝全8勝を挙げたサイドワインダー、川崎記念勝ちで全8勝を挙げたミツバと、一族は走ります。母系はダート短距離志向なので、ミクロロジーは父オルフェーヴルの血が濃いか。

前走は久々のレースで叩き台の意味合いが強く、大差負け織り込み済みのはず。前走でメンバー中上り2番目の脚を使っているので能力の片鱗は見せています。本番はダイヤモンドSと同じゴール前直線の長い東京開催で、叩き2戦目となる本レース。

ただし重賞勝ちがあるためハンデは58kgで、前走より1kg増。馬体重は440g程度しかなく、勝ち鞍も56kgまでなので伸び負けする可能性があります。連下で。

マイネルウィルトス

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk 
Ameriflora 
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
マイネボヌール ロージズインメイ Devil His Due
Tell a Secret
コスモフォーチュン マイネルラヴ
グレースマリヤ

マイネルウィルトスは2021、2023年のアルゼンチン共和国杯の2着馬。これまで42戦5勝2着11回3着8回。前走目黒記念では4番人気で5着。優勝馬シュトルーヴェとは0.3秒差。

マイネルウィルトスの父はスクリーンヒーロー。ロージズイン名産駒の母マイネルボヌールは旧1000万下の4勝馬。祖母コスモフォーチュンは北九州記念を優勝し、全5勝を挙げています。

2500m戦が得意で同距離GⅡは5戦2着3回3着1回。ただし、前走では本レースに登録のクロミナンスと同斤量で0.3秒差を付けられています。今回のハンデは前走と同じ57.5kg。クロミナンスは58kgで+0.5kg。計算上では0.2秒差なので逆転はできません。連下で。

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