2024年第75回GⅢチャレンジカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年チャレンジカップの注目馬を分析!

チャレンジカップの特徴

2024年のGⅢチャレンジカップは第7回京都開催初日に行われる3歳以上芝2000mの別定戦です。本来は阪神開催ですが、同競馬場改修工事に伴い京都で代替開催されます。

負担重量は3歳牡56kg、同牝馬54kg(同レースが11月に施行される場合は各1kg現)、5歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。1年以内の重賞勝利実績で負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

2kg増・・・1年以内のGⅠ勝利馬。

1kg増1年以内のGⅡ及牝馬限定GⅠ勝利馬。(いずれも2歳限定GⅠは除く)。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走に指定され認定馬のみ2頭まで登録できます。

過去に何度か開催時期と距離が変更し、2012年から16年は芝1800mで、2017年より現在と同じ年末に芝2000mで行われています。

↓過去10年のチャレンジカップ入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2024年チャレンジカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ディープモンスター ディープインパクト 牡6 浜中俊 矢野牧場
池江泰寿 (栗東) Bellamy Road 57kg DMMドリームクラブ
2 2 エピファニー エピファネイア 牡5 杉原誠人 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 57kg シルクレーシング
2 3 バビット ナカヤマフェスタ 牡7 団野大成 大北牧場
浜田多実 (栗東) タイキシャトル 57kg 宮田直也
3 4 マキシ エピファネイア 牡4 C.デムーロ ノーザンファーム
辻野泰之(栗東) ディープインパクト 57kg 大島昌也
3 5 アルビージャ モーリス 牡6 C.ルメール ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) キングカメハメハ 57kg サンデーレーシング
4 6 コガネノソラ ゴールドシップ 牝3 丹内祐次 ビッグレッドファーム
菊沢隆徳(美浦) ロージズインメイ 53kg ビッグレッドファーム
4 7 マイネルモーント ゴールドシップ 牡4 田口貫太 ビッグレッドファーム
高木登(美浦) ロージズインメイ 57kg TC・ラフィアン
5 8 エアファンディタ ハットトリック 牡7 武豊 Sekie Y & Tsunebumi Y
池添学 (栗東) エンパイアメーカー 57kg ラッキーフィールド
5 9 ラヴェル キタサンブラック 牝4 川田将雅 ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) ダイワメジャー 55kg キャロットファーム
6 10 ルペルカーリア モーリス 牡6 岩田望来 ノーザンファーム
友道康夫(栗東) スペシャルウィーク 57kg キャロットファーム
6 11 セイウンハーデス シルバーステート 牡5 幸英明 鮫川啓一
橋口慎介 (栗東) マンハッタンカフェ 57kg 西山茂行
7 12 ボルドグフーシュ スクリーンヒーロー 牡4 松山弘平 社台ファーム
宮本博 (栗東) Layman 57kg 社台レースホース
7 13 アウスヴァール ノヴェリスト 騙6 古川吉洋 宝寄山拓樹
昆貢(栗東) スペシャルウィーク 57kg ノルマンディーTR
8 14 ダノンエアズロック モーリス 牡3 R.ムーア ノーザンファーム
堀宜行(美浦) Fastnet Rock 55kg ダノックス
8 15 ラーグルフ モーリス 牡5 M.デムーロ スマイルファーム
宗像義忠 (美浦) ファルブラヴ 57kg 村木隆

勝ち馬予想に役立つ!チャレンジカップの注目馬分析

ダノンエアズロック

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
モシーン Fastnet Rock デインヒル
Piccadilly Circus 
Sumehra ストラヴィンスキー
Miss Priority 

ダノンエアズロックはこれまで6戦3勝。重賞は弥生賞、ダービー、毎日王冠に参戦するも、いずれも掲示板を外しています。ただしダービートライアルのプリンシパルSを1番人気で優勝しています。

ダノンエアズロックの父はモーリスファストネットロック産駒の母モシーンはオーストラリアでGⅠ4勝を含む8勝馬。ダノンエアズロックの半姉でディープインパクト産駒のプリモシーンがマイル重賞3勝、ヴィクトリアマイルでも2着に入っています。

毎日王冠では6着も、優勝馬シックスペンスとは0.3秒差、上りはメンバー中3番目の脚を使っています。ただし、6戦中5戦が東京。右回りの弥生賞で2番人気でも優勝馬から0.9秒も離されているので基本的にサウスポーの可能性が見送り。

マキシ

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ラキシス ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マジックストーム Storm Cat 
Foppy Dancer

マキシはこれまで10戦4勝2着1回3着2回。3歳時に京都新聞杯に挑戦して優勝馬とタイム差無し4着。その後は2000~2400mの条件戦で勝ち星を重ね、前走9月中京芝の2000mOPを1番人気で2着。1分58秒5の好時計をマークしています。

マキシの父はエピファネイアディープインパクト産駒の母ラキシスはエリザベス女王馬で全5勝母の全弟は安田記念勝ちのサトノアラジン、祖母も米でGⅡ勝ちを収めています。またマキシは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

5戦連続で馬券前走より斤量が1kg増えますが、条件戦で58kgを背負い2連勝血統的にも2000mは適鞍で、前走で早い時計をマークしていることからも、平坦でスピードが出やすい京都なら好走可能。連下で。

ラヴェル

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
サンブルエミューズ ダイワメジャー サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
ヴィートマルシェ フレンチデピュティ
キョウエイマーチ

ラヴェルは前走エリザベス女王杯で12番に人気ながら2着に好走。2歳時にアルテミスS勝ちがあり、これまで12戦2勝2着1回馬券になったのは実に10戦振り。

ラヴェルの父は中長距離GⅠ7勝馬のキタサンブラック。ダイワメジャー産駒のサンブルエミューズは短距離の3勝馬。祖祖母は桜花賞馬キョウエイマーチ。母の半妹にBCディスタフ優勝のマルシェロレーヌ、半弟にマーキュリーC勝ちのバーデンヴァイラー。

ラヴェル半姉でハービンジャー産駒のナミュールがマイルチャンピオンシップ勝ちと一族は走ります。また血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスを持ちます。

前走2着とはいえ、優勝馬スタニングローズとは0.4秒差。GⅠとしては出走メンバーが弱かった印象。今回は牡馬との対戦で、ここ数戦は優勝馬から0.4秒以上離されています見送り。

アルビージャ

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
アロマティコ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ナスカ サンデーサイレンス
アンデスレディー

アルビージャはこれまで11戦4勝2着2回。3走前に3勝クラスを卒業後、1年以上も休養。前走オールカマーでは9番人気の低評価も、優勝馬から0.4秒差の5着と掲示板を確保しています。

アルビージャの父はモーリスキングカメハメハ産駒の母アロマティコはGⅠ3着3回のある6勝馬。アルビージャの半弟は皐月賞馬のジオグリフ。アルビージャは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

6歳馬ですが11戦しかしておらず、3歳時に条件戦で3連勝を飾り、休養前は9戦中6戦でメンバー中最速の脚を使っていたように素質はあります。

前走1~4着は先行馬の中、唯一長い脚を使い後方から追い込んできています。今回は叩き3戦目。京都は初ですが、コース形態が似ている中山でも好成績を挙げているので対応可能。勝ち負け。

ボルドグフーシュ

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk 
Ameriflora 
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
ボルドグザグ Layman サンデーサイレンス
ライール
Belga Wood Woodman
Madame Belga

ボルドグフーシュはこれまで12戦3勝2着3回3着3回重賞勝ちはありませんが、京都新聞杯、神戸新聞杯で3着し、菊花賞、有馬記念、阪神大賞典で連続2着23年天皇賞春で3番人気も、優勝馬ジャスティンパレスから1.2秒離され6着。その後は右脚に故障を発症し長期離脱

ボルドグフーシュの父はスクリーンヒーロー母ボルドグザグは仏国芝GⅢを優勝した3勝馬。血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスを持ちます。

基本的に長くいい脚を使う馬。12戦中8戦でメンバー中上り最速。菊花賞と有馬記念でも最速の上りを繰り出しています。ただし、今回は脚部不安からの長期休養明け距離も2200m以上で好成績を挙げており、ここは次走の長距離重賞のために試走の可能性が大。良くて抑えまで。

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