2021年第70回G2スプリングステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年スプリングステークスの注目馬を分析!

スプリングステークスの特徴

G2スプリングステークスは第2回中山開催8日目に行われる3歳限定芝1800mの馬齢定量戦です。負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。スプリングステークスは皐月賞へのトライアルレースに指定され、3着までに入った馬に同レースへの優先出走権が与えられます・

スプリングステークスは国際競走にも指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬には皐月賞へのステップレースになっており、地方所属馬は皐月賞候補馬2頭まで、JRA2歳G1及び3歳重量勝利馬にスプリングステークスへの優先出走権が与えられます。

過去10年で見ると弥生賞より皐月賞や後のG1と関連性が高く、ここ10年ではオルフェーヴル、ロゴタイプ、キタサンブラック、ウインブライト、ステルヴィオの5頭が後にG1馬に輝いているので勝ち馬は追いかけて損はないレースです。

↓過去10年のスプリングステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2021年スプリングステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ランドオブリバティ ディープインパクト 牡3 三浦皇成 社台ファーム
鹿戸雄一 (美浦) Dubawi 56kg 吉田照哉
2 2 ワールドリバイバル  エピファネイア 牡3 菱田裕二 天羽牧場
牧田和弥 (栗東) アグネスタキオン 56kg 鈴木昭和
2 3 ヴィゴーレ キズナ 牡3 丸山元気 ノースヒルズ
松永幹夫 (栗東) キングカメハメハ 56kg ノースヒルズ
3 4 ヴェイルネビュラ  ロードカナロア 牡3 戸崎圭太 ノーザンファーム
大竹正博 (美浦) ハーツクライ 56kg 吉田勝己
3 5 レインフロムヘヴン ドゥラメンテ 牡3 石橋脩 白老ファーム
堀宣行 (美浦) Loup Solitaire 56kg 社台レースホース
4 6 アサマノイタズラ ヴィクトワールピサ 牡3 嶋田純次 前野牧場
手塚貴久 (美浦) キングヘイロー 56kg 星野壽市
4 7 ニシノオイカゼ   ヒルノダムール 牡3 勝浦正樹 日進牧場
武市康男 (美浦) ファルブラヴ 56kg 西山茂行
5 8 オンザライン  スクリーンヒーロー 牡3 横山武史 社台ファーム
大和田成 (美浦) ディープインパクト 56kg 久保田定
5 9 ロードトゥフェイム  マツリダゴッホ 牡3 木幡巧也 岡田スタッド
尾形和幸 (美浦) ホワイトマズル 56kg 岡田牧雄
6 10 ボーデン   ハービンジャー 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) キングカメハメハ 56kg 吉田勝己
6 11 イルーシヴパンサー  ハーツクライ 牡3 横山典弘 追分ファーム
久保田貴 (美浦) キングカメハメハ 56kg 草間庸文
7 12 ビゾンテノブファロ プリサイスエンド 牡3 原優介 レースホース牧場
小桧山悟 (美浦) アドマイヤボス 56kg ニューマレコード
7 13 アールバロン   モーリス 牡3 北村宏司 吉田ファーム
伊藤大士 (美浦) Bluegrass Cat 56kg 前原敏行
8 14 ヴィクティファルス ハーツクライ 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
池添学 (栗東)  Galileo 56kg G1レーシング
8 15 セルジュ   トーセンラー 牡3 菅原明良 千代田牧場
中川公成 (美浦) タイキシャトル 56kg 多田賢司

ランドオブリバティ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
ドバウィハイツ Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Rosie’s Posy Suave Dancer
My Branch

ランドオブリバティはこれまで4戦2勝3着1回。中山芝2000mを2勝し、前々走のホープフルステークスでは2番人気も、大逸走で競走中止。続くきさらぎ賞では1番人気に支持さましたが、優勝馬ラゴールに0.6秒離され3着に敗退しています。

ラウンドオブリバティの父はディープインパクト。母ドバウィハイツは英国産で米国芝中距離G1を2勝。ラウンドオブリバティの半姉でキングカメハメハ産駒のリバティハイツはフィリーズレビューを優勝。母の父ドバウィは欧州で2~3歳時に芝マイルG1を3勝しています。

基本的にマイラー血統。2000m戦で2勝もまだ弱いメンバーとの対戦だったから。血統面から勝ち負けできる高い能力を秘めていますが、気性難を抱えているため抑えまで。

ボーデン

ハービンジャー Dansili デインヒル
Hasili 
Penang Pearl Bering
Guapa 
ボージェスト キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ

ボーデンは2戦1勝2着1回前走東京芝1800m未勝利戦を2着馬に1秒差を付け勝ち上がっています同日行われた同距離4歳以上1勝クラスの勝ち時計より3秒も早い勝ち時計です。2戦共メンバー中上り最速。

ボーデンの父はハービンジャー。キングカメハメハ産駒の母ボージェストはダートマイルの2勝馬。祖母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯を連覇した名牝です。現状鋭い末脚は母の父キングカメハメハ譲りか。

新馬戦で中山芝1800mを経験しており、この時は0.1秒差2着。父ハービンジャーがスプリングステークスで実績はないものの、母の父が出ていれば過去10年で5頭が馬券に絡んでいます。優先出走権獲得のためここは全力。勝ち負け。

ヴィクティファルス

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
ヴィルジニア Galileo Sadler’s Wells
アーバンシー
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia

ヴィクティファルスは2戦1勝2着1回。前走共同通信杯では7着まで上がり33秒台という極端な上り勝負の中、優勝馬エフフォーリアに0.4秒差で2着、朝日杯フューチュリティステークス2着のスエラヴェローチェに先着しています。

ヴィクティファルスの父はハーツクライ。母ヴィルジニアは芝マイルの2勝馬。母の全兄セルビアは米2400mハンデキャップG1を優勝しています。

末脚は強力も過去10年でスライド走法の馬が多いハーツクライ産駒がスプリングステークスで馬券になったことは無く、小回りの中山では脚を余す可能性が大。良くて3着まで。

ヴェイルネビュラ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
リングネブラ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ユーアンミー Marquetry
Archimillionnaire

ヴェイルネビュラはこれまで3戦2勝3戦共1番人気で、前走リステッドクラスの中山芝1600mのジュニアカップは2着に0.1秒差も、しまい34.9秒でまとめて余裕勝ち。

ヴェイルネビュラの父はロードカナロア。ハーツクライ産駒のリングベブラは芝中距離の2勝馬。近親にアンタレスステークス勝ちのウェスタールンドがいます。

新馬戦の新潟で1800mを勝ち上がっているので距離は持つものの、早い時計決着は無し。父がロードカナロアなので対応できる可能性は十分あります。ロードカナロア産駒は過去3年で1勝2着1回。展開が向けば馬券内。

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コメント

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