2022年第36回G2フラワーカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年フラワーカップの注目馬を分析!

フラワーカップの特徴

G3フラワーカップは第2回中山開催7日目に行われる3歳牝馬限定芝1800mの別定戦です。負担重量は54kg。獲得本賞金が1800万円以上の馬は1kg増。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。なお外国調教馬で重賞勝利馬は1kg増。地方交流競走に指定され、2頭まで出走登録できます。

桜花賞のトライアルレースではありませんが、勝利すれば獲得賞金で桜花賞出走が叶うため、実質的な桜花賞最終切符です。

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2022年フラワーカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 スタニングローズ キングカメハメハ 牝3 川田将雅 ノーザンファーム
高野友和 (栗東) クロフネ 54kg サンデーレーシング
2 2 パーソナルハイ ディープインパクト 牝3 藤岡康太 追分ファーム
矢作芳人 (栗東) City Zip 54kg G1レーシング
3 3 シンティレーション ロードカナロア 牝3 横山武史 ノーザンファーム
池上昌和 (美浦) アグネスタキオン 54kg シルクレーシング
4 4 コルベイユ リーチザクラウン 牝3 勝浦正樹 白老ファーム
新開幸一 (美浦) タイキシャトル 54kg 井手慶祐
5 5 ニシノラブウインク エピファネイア 牝3 三浦皇成 村上欽哉
小手川準 (美浦) アグネスタキオン 54kg 西山茂行
5 6 モカフラワー スクリーンヒーロー 牝3 石川裕紀人 前野牧場
相沢郁 (美浦) キングヘイロー 54kg 星野壽市
6 7 アポロルタ アポロキングダム 牝3 吉田豊 へいはた牧場
中舘英二 (美浦) スペシャルウィーク 54kg アポロサラブレッドクラブ
6 8 ダイム オルフェーヴル 牝3 横山和生 辻牧場
昆貢 (栗東) シングスピール 54kg 五十川雅規
7 9 アポロルタ アポロキングダム 牝3 坂井瑠星 へいはた牧場
中舘英二 (美浦) スペシャルウィーク 54kg アポロサラブレッドクラブ
7 10 キタサンシュガー キタサンブラック 牝3 菅原明良 ノーザンファーム
清水久詞 (栗東) Mamool 54kg 大野商事
8 11 アプサラー ドレフォン 牝3 津村明秀 ハクレイファーム
田島俊明 (美浦) ディープブリランテ 54kg ヒダカ・ブリーダーズ・U
8 12 ティズグロリアス ディープインパクト 牝3 C.ルメール 岡田スタッド
木村哲也 (美浦) Tiz Wonderful 54kg キャロットファーム

勝ち馬予想に役立つ!フラワーカップの注目馬分析

スタニングローズ

キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
ローザブランカ クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー 
ローズバド サンデーサイレンス
ロゼカラー

スタニングローズはこれまで6戦2勝2着1回3着1回。これまで重賞を3戦し、サウジアラビヤロイヤルカップで3着他全て掲示板を確保3か月休養明けの阪神芝1600m1勝クラスをきっかり勝ち上がっています。

スタニングローズの父はキングカメハメハ。クロフネ産駒の母ローズカサブランカは3勝馬。母の半弟に朝日杯フューチュリティステークス馬のローズキングダム祖母ローズバドは重賞2勝と活力ある母系。

6戦中5戦で上りがメンバー中3番手以内、内4回が最速と末脚勝負の馬ただし、6戦共ゴール前直線が長いコースで、今回は逆パターンで器用さとスタミナが求められる中山芝1800m。またミスタープロスペター系の父とは相性が良くありません。能力は高いものの連下まで。

シンティレーション

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ファシネートダイア アグネスタキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
トコア カーネギー
パーソナルファイル

シンティレーションはこれまで4戦2勝2着1回。2走前のアルテミスステークスでは5番人気で6着に敗れていますが、3か月休養明けの前走中山芝1800mの1勝クラスではきっちり勝ち上がっています。

シンティレーションの父はロードカナロアアグネスタキオン産駒の母ファシネートダイアはJRA・地方を含め3勝。母の全兄に青葉賞勝ちのアドマイヤコマンドがいます。

芝1800m戦は3戦2勝2着1回。重賞以外はメンバー中上り2番手以内で、先行力も兼ね備え中山向き。また前走で馬体を12kg増やして勝っていることからも、成長力が伺えます。勝ち負け。

キタサンシュガー

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
リップスポイズン Mamool In the Wings
Genovefa
Lips Plane Ashkalani
Royal House

キタサンシュガーは1月の中京芝1600m新馬戦を7番人気で優勝。後方からの競馬で上りメンバー中最速の34.4秒でまとめています。

キタサンシュガーの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。母リップスボンボンは独GⅡ1000ギニーの優勝馬。キタサンシュガーの半兄でヴィクトワールピサ産駒のアンブロークンが新潟2歳ステークスで2着しています。

新馬戦を優勝していると言っても勝ち時計は1分37秒4と遅く、また加速が付きやすくゴール前直線が短い中京に比べ、中山1800mは小回りでゴール前直線も短く直線勝負型の本馬には不利。また半兄も結局1勝止まりなので素質的には疑問。今回は見送り。

パーソナルハイ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
パーソナルダイアリー City Zip Carson City
Baby Zip
Latest Scoop Tiznow
Society Column

パーソナルハイはこれまで5戦1勝2着2回中京芝2000mの未勝利戦を勝ち上がり、1勝クラスの赤松賞では後にチューリップ賞を勝つナミュールの2着。前走阪神ジュベナイルフィリーズでは7番人気で16着惨敗。

パーソナルハイの父はディープインパクト母パソナルダイアリーは米GⅠデルマオークスの優勝馬という良血。ただしパーソナルハイの全兄は1勝しか挙げていません

阪神ジュベナイルフィリーズをはじめマイル戦は3戦2着1回と苦手な印象。未勝利戦とはいえ2000mは2戦1勝2着1回なので距離は伸びた方が良いタイプ。また中山向きの先行力があるのは魅力。前走よりメンバーも手薄になります。抑えで。

デインティハート

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
スペルバインド ゴールドアリュール サンデーサイレンス
ニキーヤ
デインスカヤ デインヒル
Boubskaia

デインティハートはこれまで3戦1勝2着1回。2戦目で中山芝2000mを勝ち上がり、前走中山芝1800mではシンティレーションと首差2着。3戦共中山で、メンバー中最速の脚を使っています。

デインティハートの父はエピファネイア。ゴールドアリュール産駒の母スペルバインドは芝マイルの4勝馬。母の半兄でサンデーサイレンス産駒のシックスセンスは京都記念を優勝し、皐月賞2着・ダービー3着の実績。血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

前走は優勝馬と同じ位置取りで首の上げ下げの差。能力的には引けを取りません。また距離は伸びた方が良いタイプであり、スピードよりスタミナが要求される中山芝1800m戦は有利です。勝ち負け。

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