2023年第41回GⅡローズステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2023年ローズステークスの注目馬を分析!

ローズステークスの特徴

GⅡローズステークスは第4回阪神開催4日目に3歳牝馬限定芝1800mで行われる定量戦です。負担重量は54kg。

国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方指定交流競走に指定され、秋華賞出走候補馬は3頭まで、JRAの春のクラシック競走及びNHKマイルカップ2着馬以内の馬に出走権が与えられます。

秋華賞のトライアルレースに指定され、3着までに同レースの優先出走権が与えられます。

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2023年ローズステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 フォーチュンコード スピルバーグ 牝3 秋山真一郎 社台ファーム
小林信也(栗東) Fusaichi Pegasus 54kg 吉田千津
1 2 ソーダズリング ハーツクライ 牝3 武豊 社台ファーム
音無秀孝(栗東) シンボリクリスエス 54kg 社台レースホース
2 3 レミージュ キズナ 牝3 和田竜二 ノースヒルズ
松永幹夫 (栗東) Gone West 54kg ノースヒルズ
2 4 アリスヴェリテ キズナ 牝3 藤岡康太 ノースヒルズ
中竹和也 (栗東) Cozzene 54kg 加藤誠
3 5 ブレイディヴェーグ ロードカナロア 牝3 C.ルメール ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ディープインパクト 54kg サンデーレーシング
3 6 ラファドゥラ ドゥラメンテ 牝3 木幡巧也 ノーザンファーム
小島茂之(美浦) Singspiel 54kg 丸山担
4 7 ラヴェル キタサンブラック 牝3 坂井瑠星 ノーザンファーム
矢作芳人 (栗東) ダイワメジャー 54kg キャロットファーム
4 8 ユリーシャ グレーターロンドン 牝3 菱田裕二 スカイビーチステーブル
中村直也(栗東) ハービンジャー 54kg 竹下 佳利
5 9 アンリーロード リアルスティール 牝3 吉田隼人 ノーザンファーム
茶木太樹 (栗東) ジャングルポケット 54kg 三木正浩
5 10 マラキナイア ジャスタウェイ 牝3 川田将雅 社台ファーム
吉岡辰弥 (栗東) キングカメハメハ 54kg 社台レースホース
6 11 ココナッツブラウン キタサンブラック 牝3 横山武史 下河辺牧場
上村洋行(栗東) キングカメハメハ 54kg 下河辺隆行
6 12 マスクトディーヴァ ルーラーシップ 牝3 岩田望来 社台ファーム
辻野泰之(栗東) ディープインパクト 54kg 社台レースホース
7 13 リサリサ イスラボニータ 牝3 浜中俊 村上勝治
田村康仁(美浦) タイキシャトル 54kg 山藤賢(株)
7 14 コンクシェル キズナ 牝3 J.モレイラ ノースヒルズ
清水久詞 (栗東) Galileo 54kg 前田晋二
8 15 ブライトジュエリー エピファネイア 牝3 鮫島克駿 静内フアーム
橋口慎介(栗東) ウォーエンブレム 54kg 西村清子
8 16 トリオンファルマン キズナ 牝3 池添謙一 ノースヒルズ
笹田和秀(栗東) Distorted Humor 54kg ノースヒルズ
8 17 セーヌドゥレーヴ ダイワメジャー 牝3 松山弘平 岡田スタツド
吉岡辰弥(栗東) フレンチデピュティ 54kg ルマンディーTR

勝ち馬予想に役立つ!ローズステークスの注目馬分析

ブレイディヴェーグ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
インナーアージ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ミュージカルウェイ Gold Away
Mulika

ブレイディヴェーグはこれまで3戦2勝2着1回2歳時に8月新潟芝1800mでは1番人気で出走も、頭差2着に惜敗。翌年2月東京芝1800m未勝利戦を圧勝。続く6月東京芝2000m1勝クラスを1分57秒9の好時計勝ち。3戦共メンバー中最速の脚で上がっています。

ブレイディヴェーグの父はロードカナロア。ディープインパクト産駒の母インナーアージは芝中距離の4勝馬。母の全妹はオークス・秋華賞2冠のミッキークイーン。祖母ミュージカルウェイは海外で重賞3勝を含む8勝馬。

距離を伸ばしても33秒台で上がっており、血の影響はディープインパクトからか。体質が弱いのか、かなり間隔を空けての出走。前走ポン駆けで好時計勝ちからも久々は問題無し。右回りは初も、今回は秋華賞出走のため3着以内は必至。前走の時計からも勝ち負け。

ブライトジュエリー

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
エアパスカル ウォーエンブレム Our Emblem
Sweetest Lady
ラフィカ サンデーサイレンス
オーピーキャット

ブライトジュエリーはこれまで3戦2勝3着1回2走前にフローラSに出走するも3着でオークス出走の権利を取れず。前走古馬と初対戦の中京芝2200m1勝クラスを1番人気で優勝。2着とは0.1秒差、上りはメンバー中3番目で2着馬の追撃を凌いでいます。

ブライトジュエリーの父はエピファネイアウォーエンブレム産駒のエアパスカルはチューリップ賞勝ちの2勝馬。祖母の全兄にセントライト記念勝ちのブラックタキシードがいますが、それ以外の近親に活躍馬はいません。血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

3戦共芝2000m以上の左回りを使い、牝馬としては距離が持つタイプ。今回は200mの距離短縮の上、初の右回り。切れるというより長くいい脚を使えるタイプなので、基本的にマイル戦に近く切れ味勝負になるローズSで勝ち切れるかは疑問。抑えまで。

ソーダズリング

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス 
ソーマジック シンボリクエスエス Kris S. 
Tee Kay 
スーア  Fairy King 
Bold Starlet 

ソーダズリングはこれまで4戦1勝2着1回。初出走の未勝利戦から3戦目のフローラSまで連続1番人気で、同レースで2着に入りオークス出走権を獲得。オークスでは5番人気に推されましたが、優勝馬リバティアイランドから1.9秒も離され8着に惨敗。

ソーダズリングの父はハーツクライシンボリクリスエス産駒の母ソーマジックは桜花賞3着のある4勝馬。ソーダズリングの半姉に愛知杯勝ちで秋華賞他重賞2着5回のマジックキャッスル、オルフェーヴル産駒でチャレンジカップ連覇のソーヴァリアントがいます。

阪神芝1800mは未勝利戦2戦で1勝2着1回。2戦共メンバー中上り最速。父はハーツクライなので外回りでワンターンの阪神芝1800mは走りやすいと考えられます。また兄妹を考えれば、重賞でも好走可能で、秋華賞出走には3着以内が条件。勝ち負け。

ココナッツブラウン

キタサンブラック ブラックタイド サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート サクラバクシンオー
オトメゴコロ
ルアーズストリート キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
フィラストリート Cozzene
Phydilla

ココナッツブラウンはこれまで4戦2勝2着2回重賞経験はなく今年の夏の北海道で芝1800m戦を3戦2勝2着1回前走札幌芝1800m1勝クラスを1番人気で優勝。上がりはメンバー中最速で、2着に0.5秒差を付けています。

ココナッツブラウンの父は中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック。キングカメハメハ産駒の母ルアーズストリートは芝短距離の3勝馬。母の半姉でアグネスタキオン産駒のブロードストリートがローズS勝ち、秋華賞でも2着。血統内にリファールの5×5×4の濃いクロスを持ちます。

夏の上り馬ですが2か月で3戦し、今回は中1ヵ月も疲労がやや気がかり。また3戦共時計が掛かる洋芝なので、開幕2戦目で時計が早く、しかもワンターンでスピードが出やすい阪神芝1800mに対応できるかは疑問。さらに前走2着馬も弱く、相手関係が一気に強化されるローズSでは見劣りか。見送り。

コンクシェル

コンクシェルはこれまで11戦3勝2歳7月小倉芝1800m新馬戦勝ち。その後アネモネSで2着に入り桜花賞出走も15着敗退。その後は条件戦で勝ち負けを繰り返し、夏の中京・小倉を2連勝。前走小倉芝1800m2勝クラスを2着に0.9秒差を付け逃げ切っています。

コンクシェルの父はキズナ。ガリレオ産駒でアイルランド産の母ザナは未勝利馬。コンシェルの1つ上での全姉シンシアウイッシュがフローラSで3着しています。

逃げに脚質変更してから2戦2勝。1、2勝クラスとはいえ2戦共3着に0.9秒差を付け、上りもメンバー中最速。1600m戦ではコンスタントに1分33秒台で走っています。

今回は前走より1kg増。3歳馬ですが既に11戦を消化し、本格化してとはいえ上がり目はやや疑問。ただし、ローズSでは逃げ馬が2、3着に残りやすく、余力があれば秋華賞の権利を取れる可能性はあります。2,3着候補。

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