2023年第69回GⅡ日経新春杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2023年日経新春杯の注目馬を分析!

日経新春杯の特徴

2023年のGⅡ日経新春杯は第1回中京開催6日に4歳以上芝2200mのハンデキャップ戦として開催されます。本来であれば京都競馬場芝2400mで開催されますが、昨年に続き同競馬場改修工事のため中京競馬場で代替開催されます。

日経新春杯は国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走にも指定され、認定馬のみ2頭まで登録できます。

日経新春杯の優勝馬は豪州GⅠコーフィールドカップ(芝2400mハンデキャップ戦)の優先出走権が与えられます。

↓過去10年の日経新春杯予入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2023年日経新春杯予出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ヤマニンゼスト シンボリクリスエス 牡4 武豊 錦岡牧場
千田輝彦 (栗東) ディープインパクト 55kg 土井肇
2 4 ヴェルトライゼンデ ドリームジャーニー 牡6 D.イーガン ノーザンファーム
池江泰寿 (栗東) Acatenango 59kg サンデーサイレンス
3 5 ロバートソンキー ルーラーシップ 牡6 池添謙一 長浜牧場
林徹 (美浦) サンデーサイレンス 57kg 保坂和孝
3 6 ハヤヤッコ キングカメハメハ 牡7 伊藤工真 ノーザンファーム
国枝栄 (美浦) クロフネ 58.5kg 金子真人H
4 7 モズナガレボシ グランプリボス 牡6 吉田隼人 谷川牧場
荒川義之 (栗東) クロフネ 55kg キャピタル・システム
4 8 ダンディズム マンハッタンカフェ 騙7 角田大河 三嶋牧場
野中賢二 (栗東) シングスピール 58kg ナカヤマH
5 9 プライドランド ディープインパクト 牡7 富田暁 ノーザンファーム
高野友和 (栗東) Tapit 54kg サンデーサイレンス
5 10 ヴェローナシチー エピファネイア 牡4 福永祐一 カミイスタット
佐々木晶 (栗東) ゼンノロブロイ 54kg 友駿ホースクラブ
6 11 プリマヴィスタ ハーツクライ 牡5 川田将雅 白老ファーム
矢作芳人 (栗東) クロフネ 54kg 加藤裕司
6 12 キングオブドラゴン ハーツクライ 牡6 M.デムーロ 社台ファーム
矢作芳人 (栗東) コロナドズクエスト 55kg 窪田芳郎
7 13 イクスプロージョン オルフェーヴル 牡5 坂井瑠星 ノーザンファーム
杉山晴紀 (栗東) シンボリクリスエス 57kg 近藤英子
7 14 プラダリア ディープインパクト 牡4 松山弘平 オリエント牧場
池添学 (栗東) クロフネ 56kg 名古屋友豊
8 15 アフリカンゴールド ステイゴールド 騙8 国分恭介 ゴドルフィン
西園正都 (栗東) Gone West 58kg ダーレー・ジャパン・F
8 16 サンレイポケット ジャンブルポケット 牡8 鮫島克駿 様似共栄牧場
高橋義忠 (栗東) ワイルドラッシュ 58kg 永井啓弍

勝ち馬予想に役立つ!日経新春杯の注目馬分析

ヴェルトライゼンデ

ドリームジャーニー ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート 
マンデラ Acatenango  Surumu 
Aggravate 
Mandellicht  Be My Guest 
Mandelauge 

ヴェルトライゼンデは昨年の鳴尾記念の優勝馬。これまで12戦3勝2着4回3着2回も、GⅠで馬券になること3回。GⅡで2着3回もあり、前走ジャパンカップでは直線抜け出したところを優勝馬ヴェアラズール、2着馬シャフリヤールの強襲に遭い0.1秒差3着と実力上位。

ヴェルトライゼンデの父はオルフェーヴルの全兄でGⅠ3勝のドリームジャーニー。ドイツ産の母マンデラは海外3勝。母の半弟はジャックルマロワ賞他GⅠ3勝、全10勝を挙げているマンデュロ。

またヴェルトライゼンデの半兄でディープインパクト産駒のワールドエースがマイル重賞2勝、同ワールドプレミアが菊花賞と天皇賞春を制している良血。一度屈腱炎を患っているため、1戦1戦が勝負

今回はメンバー中トップハンデの59kgという酷量。GⅠ・GⅡで合計6回馬券になっていても、勝鞍はGⅢのみ。59kgはGⅠ馬がGⅡ戦で背負う斤量。明らかに評価され過ぎ。

去10年で59kgを背負い日経新春杯で馬券になった馬はおらず、過去20年で見ても58.5kgが最高。斤量負けしないステイゴールド系とはいえ、さすがに前走より2kg増、58kgさえ背負ったことが無いヴェルトライゼンデには明らかに不利。

しかも爆弾を抱えているため、勝負が見えてしまった展開では無理に追わない可能性も。良くて抑えまで。

ロバートソンキー

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
トウカイメガミ サンンデーサイレンス Halo
Wishing Well 
トウカイテネシー シンボリルドルフ
トウカイナチュラル

ロバートソンキーはこれまで11戦4勝2着2回3着2回重賞勝ちはありませんが、3歳時に神戸新聞杯で3着、前走オールカマーで2着しています。また菊花賞、天皇賞春にも出走し、6着7着の実績6歳馬ですが余り数を使っていません。

ロバートソンキーの父はルーラーシップ。母トウカイメガミはサンデーサイレンス産駒で未勝利も、祖母トウカイテネシーはダービー馬トウカイテイオーの全妹。ロバートソンキーは父ルーラーシップより母系の影響を強く受けており、2000~2400mで今回は適鞍。

前走オールカマーはスタートで躓きダッシュが付かず後方から最後はメンバー中最速、優勝馬と同じ35.1秒の脚を使っているので結果は位置取りの差。惨敗はいずれも長距離GⅠ2戦で、それ以外はメンバー中3番手以内、2000~2400m戦7戦中4戦で最速の脚を使っているように末脚は堅実

また中京は3戦2勝3着1回と得意です。陣営も出走メンバーより適性を考慮しての参戦です。今回はハンデ56kg、オールカマーで同斤量を背負い負かしているヴェルトライゼンデは59kgなので3kg差は圧倒的に有利。無理使いしないローテーションでポン駆けも利きます。勝ち負け。

ヴェローナシチー

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
アモーレエテルノ ゼンノロブロイ サンデーサイレンス 
ローミンレイチェル
ヒカルアモーレ クロフネ
グレイトフィーヴァー

ヴェローナシチーはこれまで10戦1勝2着4回3着3回3歳春に京成杯3着、京都新聞杯で2着の実績。秋は菊花賞にチャレンジしていますが、距離が合わず12着惨敗前走中山芝2500mハンデ戦ではトップハンデで1番人気も、0.1秒差2着に惜敗しています。

ヴェローナシチーの父はエピファネイア。ゼンノロブロイ産駒のアモーレエテルノは地方の2勝馬。母系はそこそこ走る馬は出るものの、重賞では勝ち切れません。サンデデーサイレンスの4×3の濃いクロス、ヘイルトゥリーズンの5×5のクロスを持っており、底力はあるものの気性難の可能性が。

父がエピファネイア産駒は早熟が多く、今後の成長力は疑問符重賞やLクラスで2、3着を5回もしていながら、3勝クラスを卒業できずハンデ54kgはかなり有利10戦中9戦でメンバー中上り3番手以内と末脚は堅実も、前走も格下相手でも勝ち切れないのは気性的な問題か条件的は有利も、抑えまで。

プラダリア

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
シャッセロール クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
ポポラス フォーティナイナー
リトルオードリー

プラダリアは昨年の青葉賞の優勝馬。これまで7戦2勝2着2回ダービーでは5番人気で5着秋は神戸新聞杯で2番人気8着惨敗菊花賞では5番人気推されましたが、優勝馬から1.2秒差7着に惨敗しています。

プラダリアの父はディープインパクト。クロフネ産駒のシャッセロールは短距離の3勝馬。祖祖母は3歳牝馬限定GⅡ勝ち、オークス3着のリトルオードリー。5代先までクロスが無いアウトブリードですが、近親に活躍馬はいません。

新馬戦から青葉賞までの4戦で2000~2400mを使い勝ち負けしていますが、適距離が定まらない3歳春の段階で能力だけで競馬をしていた印象。母系は短距離~マイルまでの血で固められており、父ディープインパクトからも血統的にはマイラー。

秋2戦は距離が長いために惨敗していると考えられ、古馬になってから2400mの中長距離はやはり長すぎか。見送り。

ヤマニンゼスト

シンボリクリスエス Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay  Gold Meridian 
Tri Argo 
ヤマニンバステト ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
マダニナ Sadler’s Wells
Minya

ヤマニンゼストはこれまで9戦2勝2着1回3着1回重賞勝利は無く昨年の神戸新聞杯で2着に入り、菊花賞に出走。前走菊花賞では10番人気で、優勝馬から1.2秒差6着に敗れています。

ヤマニンゼストの父は天皇賞秋・有馬記念を連覇したシンボリクリスエス。ディープインパクト産駒の母ヤマニンバステトは芝マイルの2勝馬。一族は地方で走る馬が多く、中央では数頭重賞で2、3着しているももの勝馬は出ていません。

父が長距離馬を多く出すシンボリクリスエス、母系にサドラーズウェルズなど重い血が入っていますが、母の成績を考えれば距離は短い方が良く、菊花賞は長すぎ。

神戸新聞杯で菊花賞・有馬記念で2着したボルドグフージュに先着しているため人気になると思われますが、神戸新聞杯での着差は0.1秒差。ヤマニンゼストの上りが34.5秒に対し、ボルドグフージュは34.3秒で上回り、単純に位置取りの差。あと50m長ければ負けています。

また同期で重賞やLクラスで2、3着を繰り返すヴェローナシチーが54kgに対し、GⅡ2着1回のヤマニンゼストが55kgは評価され過ぎ。母系の勝負弱さからも今後の活躍は疑問符が付きます。見送り。

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